7 / 78
超美麗解説ブックレット
しおりを挟む
やたらと華美な装丁のブックレットをパラリと開く。
『乙女はある日突然、この世界を救う聖女として異世界から召喚されます。そこに待っていたのは、王子様をはじめ、素敵な殿方達。彼らは乙女を支え、守り、戦ってくれるでしょう。 学園で彼らと学びながら、絆を深めていきましょう。恋のライバルを蹴散らしながら、彼らとのめくるめく素敵な恋を楽しんで♡』
冒頭にはこのゲームの設定が書かれていた。
流石、タイトルにハーレム学園とうたっているだけあり、複数の男との恋愛が推奨されている。
おれとしては、たったひとりの大切な人と、想い想われ… ってのに憧れるけど… って、乙女ゲームより乙女っぽいことを考えてしまったが…。
…まぁ、おれの好みは置いておくとして。恋愛ゲームってそういうものな気もするし。そこは100歩譲っていいとしよう。けど…
このゲーム、なんだかおかしい。
この説明だけ読めば、これは恋愛がメインのゲームであって、あくまでも恋愛のスパイスとして、世界を救う聖女だとかの設定があると受け取れる。
けど、チュートリアルでの妖精の口ぶりでは、この世界を救うのが本来の目的で、イケメン達はあくまでも異世界の乙女を呼び寄せる為のエサであると言い切っていた。
それに…
妖精は一度も、これがゲームだとは言わなかったのだ。
状況を整理しきれない。もやもやした気持ちのまま、ページをめくる。次のページからは、攻略対象達のプロフィールが書かれている。
見開きで、オープ二ングで見た、金髪の美形が微笑んでいて、その隣にキャラクター設定が添えられている。
どうやら、見た目通り、王子様だったようで、ゲームの舞台となる、ラズデルト王国の第2王子と書かれている。
他にも、名前、身長、体重、星座、血液型、好きな食べ物や場所、など様々な個人情報が掲載されている。
…牡羊座のAB型って… 異世界なのに地球と同じ星座にABO式血液型なんだ?
無意味な謎は増えるばかりだが、そんな個人情報はどうでもいい。
生き延びる為の情報が欲しい。
数ページにわたる、イケメン達のプロフィールを飛ばしまくり、その後ろのページをめくる。
『素敵な彼らのスチル集♡特別にちょっぴりご紹介!』
…………。
いらね……。
更にページを飛ばしていく。
『迷える乙女の為のヒント集♡』
あった!これだ!
『彼を落とすには、やっぱり魅力がなくっちゃね♡ 魅力不足の乙女にちょっぴりアドバイス! 王都には素敵なドレスやアクセサリーが売ってるよ。ぜひ買い集めて彼らを魅了してね♡ 特殊な服やアクセサリーには、魅力以外のステータスをアップできるものもあるよ。装飾品以外にも魅力がアップする特別イベントもあるので、ぜひクリアしてみてね♡』
魅力を上げる必要性は感じないが、他のステータスがアップするのは助かるな。そういう物が無いか探してみなくては。
まぁ、こんな森の中じゃ、装飾品も何もあったもんじゃ無いだろうけど…
『「乙女の本気」は最重要ステータスです。習得すれば、♡マークがひとつずつ増えていきます。このマークが五つ以上揃わないとクリア不能です。素敵な殿方達とハッピーエンドを迎える為にも必ず習得しましょう』
ステータス欄で、魔法やスキルが未習得だった時はただの空欄だったのに、これは最初からわざわざ『未習得』と記載されていたし、タイトルにも ~ 乙女の本気モード ~ とついているだけに、薄々重要なステータスだろうとは思っていたが、最重要項目だったのか。
なんとしても習得したいが、肝心の習得方法が分からない。イベントのクリア報酬か何かだろうか…?
『恋に夢中になりすぎて、うっかりレベルを上げられなかった乙女はよーく聞いて。クエスト達成期限までに達成可能レベルに到達できなかったら、たーいへん☆』
!!!
たーいへん☆ じゃ、ねーわ! 死ぬんだろ! と内心ツッコミながらも、これは重要な情報だ。食いつくように続きを読む。
『加護持ちの乙女限定で、「修行モード 」に切り替えが可能となります。』
女神(代理補佐)の加護でも有効なんだろうか? 少々不安だ。
『「修行モード」とは、このモードに切り替えて戦闘すると、入手出来る経験値が2倍になるという救済措置です。修行モードでダンジョンに籠もれば、レベル不足の乙女もなんとかなりますよね♡』
え、すごい、チートじゃねーか! やった!
『「チート、キタコレ!」とか思っている乙女は砂糖10杯入れたココアよりも甘いです☆「無料の昼飯なんてものはない」のです。修行モード時は、レベル、スキルの威力も含め、全てのステータスが半減します。もちろん回復速度も半分です。工夫次第で、ある程度時間の短縮は可能となりますが、決して楽はできません☆』
………。
理不尽ゲームに諭された……
とにかく、これは使える情報であることは間違いない。しっかりと心のメモに刻んで、次の項目に目を移す、
『困った時の「悪役令嬢」頼み。もし、乙女が行き詰まった時は、「悪役令嬢」を探してみましょう。必ず助けになるはずです。色々な意味で』
???
助けてくれる人なのに「悪役」って意味わかんねーな。「色々な意味で」、とか意味深なこと書いてあるから直接助けてくれる訳じゃねーってことか?
その後もいくつか情報が載ってはいたが、そのほとんどが恋愛に関することばかりで役にはたちそうにない。
最後のページをめくると、そこに今、1番知りたかった情報があった。
見開きで掲載されていたのは、ゲームの舞台となる、学園を中心とした大まかな周辺地図であった。
この地図の上側を北と仮定して方角を考えるなら、おれの居るレニンの森は、学園のある王都の南に位置している。
おれが念じて現れる画面マップでも上に向かって進んでいるので、大雑把に言うと、王都方面に向かっていると言えるだろう。スタート地点が何処なのかが分からないので、やや不安ではあるが。
画面に表示されるマップも、ブックレットのマップも、同じ製作者が… いや、製作者自体は違ったとしても少なくとも、同じ製作会社? グループ? サイド? まぁ、とにかく同じルールで作成されているだろうから、方角の表示方向が逆になることはないと見積もる。
それにしても、レニンの森、広いな…
食料も手に入れられていない今、無事に抜けられるか不安になる。
このマークは…?
よく見ると、レニンの森の中に何か入り口のようなマークが記載されていた。マップ横の凡例と照らし合わせると、そのマークがダンジョンを示しているとわかる。
レニンの森にはダンジョンがあるのか…
取り敢えず、この森を抜けて人里に出るつもりではあるが、後にダンジョンに入る為にまた森に来る機会もあるかもしれない。
レベルを上げつつこの森を抜けて、王都を目指し、悪役令嬢に会う。
差し当たっての目標は出来た。
広げていたブックレットが膝からトサリと地面に落ちる。
目標ができたことで、張り詰めていた緊張の糸が切れた。肉体的疲労も相まって、迂闊にも気を失うようにして、おれは眠りに落ちてしまった…
『乙女はある日突然、この世界を救う聖女として異世界から召喚されます。そこに待っていたのは、王子様をはじめ、素敵な殿方達。彼らは乙女を支え、守り、戦ってくれるでしょう。 学園で彼らと学びながら、絆を深めていきましょう。恋のライバルを蹴散らしながら、彼らとのめくるめく素敵な恋を楽しんで♡』
冒頭にはこのゲームの設定が書かれていた。
流石、タイトルにハーレム学園とうたっているだけあり、複数の男との恋愛が推奨されている。
おれとしては、たったひとりの大切な人と、想い想われ… ってのに憧れるけど… って、乙女ゲームより乙女っぽいことを考えてしまったが…。
…まぁ、おれの好みは置いておくとして。恋愛ゲームってそういうものな気もするし。そこは100歩譲っていいとしよう。けど…
このゲーム、なんだかおかしい。
この説明だけ読めば、これは恋愛がメインのゲームであって、あくまでも恋愛のスパイスとして、世界を救う聖女だとかの設定があると受け取れる。
けど、チュートリアルでの妖精の口ぶりでは、この世界を救うのが本来の目的で、イケメン達はあくまでも異世界の乙女を呼び寄せる為のエサであると言い切っていた。
それに…
妖精は一度も、これがゲームだとは言わなかったのだ。
状況を整理しきれない。もやもやした気持ちのまま、ページをめくる。次のページからは、攻略対象達のプロフィールが書かれている。
見開きで、オープ二ングで見た、金髪の美形が微笑んでいて、その隣にキャラクター設定が添えられている。
どうやら、見た目通り、王子様だったようで、ゲームの舞台となる、ラズデルト王国の第2王子と書かれている。
他にも、名前、身長、体重、星座、血液型、好きな食べ物や場所、など様々な個人情報が掲載されている。
…牡羊座のAB型って… 異世界なのに地球と同じ星座にABO式血液型なんだ?
無意味な謎は増えるばかりだが、そんな個人情報はどうでもいい。
生き延びる為の情報が欲しい。
数ページにわたる、イケメン達のプロフィールを飛ばしまくり、その後ろのページをめくる。
『素敵な彼らのスチル集♡特別にちょっぴりご紹介!』
…………。
いらね……。
更にページを飛ばしていく。
『迷える乙女の為のヒント集♡』
あった!これだ!
『彼を落とすには、やっぱり魅力がなくっちゃね♡ 魅力不足の乙女にちょっぴりアドバイス! 王都には素敵なドレスやアクセサリーが売ってるよ。ぜひ買い集めて彼らを魅了してね♡ 特殊な服やアクセサリーには、魅力以外のステータスをアップできるものもあるよ。装飾品以外にも魅力がアップする特別イベントもあるので、ぜひクリアしてみてね♡』
魅力を上げる必要性は感じないが、他のステータスがアップするのは助かるな。そういう物が無いか探してみなくては。
まぁ、こんな森の中じゃ、装飾品も何もあったもんじゃ無いだろうけど…
『「乙女の本気」は最重要ステータスです。習得すれば、♡マークがひとつずつ増えていきます。このマークが五つ以上揃わないとクリア不能です。素敵な殿方達とハッピーエンドを迎える為にも必ず習得しましょう』
ステータス欄で、魔法やスキルが未習得だった時はただの空欄だったのに、これは最初からわざわざ『未習得』と記載されていたし、タイトルにも ~ 乙女の本気モード ~ とついているだけに、薄々重要なステータスだろうとは思っていたが、最重要項目だったのか。
なんとしても習得したいが、肝心の習得方法が分からない。イベントのクリア報酬か何かだろうか…?
『恋に夢中になりすぎて、うっかりレベルを上げられなかった乙女はよーく聞いて。クエスト達成期限までに達成可能レベルに到達できなかったら、たーいへん☆』
!!!
たーいへん☆ じゃ、ねーわ! 死ぬんだろ! と内心ツッコミながらも、これは重要な情報だ。食いつくように続きを読む。
『加護持ちの乙女限定で、「修行モード 」に切り替えが可能となります。』
女神(代理補佐)の加護でも有効なんだろうか? 少々不安だ。
『「修行モード」とは、このモードに切り替えて戦闘すると、入手出来る経験値が2倍になるという救済措置です。修行モードでダンジョンに籠もれば、レベル不足の乙女もなんとかなりますよね♡』
え、すごい、チートじゃねーか! やった!
『「チート、キタコレ!」とか思っている乙女は砂糖10杯入れたココアよりも甘いです☆「無料の昼飯なんてものはない」のです。修行モード時は、レベル、スキルの威力も含め、全てのステータスが半減します。もちろん回復速度も半分です。工夫次第で、ある程度時間の短縮は可能となりますが、決して楽はできません☆』
………。
理不尽ゲームに諭された……
とにかく、これは使える情報であることは間違いない。しっかりと心のメモに刻んで、次の項目に目を移す、
『困った時の「悪役令嬢」頼み。もし、乙女が行き詰まった時は、「悪役令嬢」を探してみましょう。必ず助けになるはずです。色々な意味で』
???
助けてくれる人なのに「悪役」って意味わかんねーな。「色々な意味で」、とか意味深なこと書いてあるから直接助けてくれる訳じゃねーってことか?
その後もいくつか情報が載ってはいたが、そのほとんどが恋愛に関することばかりで役にはたちそうにない。
最後のページをめくると、そこに今、1番知りたかった情報があった。
見開きで掲載されていたのは、ゲームの舞台となる、学園を中心とした大まかな周辺地図であった。
この地図の上側を北と仮定して方角を考えるなら、おれの居るレニンの森は、学園のある王都の南に位置している。
おれが念じて現れる画面マップでも上に向かって進んでいるので、大雑把に言うと、王都方面に向かっていると言えるだろう。スタート地点が何処なのかが分からないので、やや不安ではあるが。
画面に表示されるマップも、ブックレットのマップも、同じ製作者が… いや、製作者自体は違ったとしても少なくとも、同じ製作会社? グループ? サイド? まぁ、とにかく同じルールで作成されているだろうから、方角の表示方向が逆になることはないと見積もる。
それにしても、レニンの森、広いな…
食料も手に入れられていない今、無事に抜けられるか不安になる。
このマークは…?
よく見ると、レニンの森の中に何か入り口のようなマークが記載されていた。マップ横の凡例と照らし合わせると、そのマークがダンジョンを示しているとわかる。
レニンの森にはダンジョンがあるのか…
取り敢えず、この森を抜けて人里に出るつもりではあるが、後にダンジョンに入る為にまた森に来る機会もあるかもしれない。
レベルを上げつつこの森を抜けて、王都を目指し、悪役令嬢に会う。
差し当たっての目標は出来た。
広げていたブックレットが膝からトサリと地面に落ちる。
目標ができたことで、張り詰めていた緊張の糸が切れた。肉体的疲労も相まって、迂闊にも気を失うようにして、おれは眠りに落ちてしまった…
7
お気に入りに追加
534
あなたにおすすめの小説
買われた悪役令息は攻略対象に異常なくらい愛でられてます
瑳来
BL
元は純日本人の俺は不慮な事故にあい死んでしまった。そんな俺の第2の人生は死ぬ前に姉がやっていた乙女ゲームの悪役令息だった。悪役令息の役割を全うしていた俺はついに天罰がくらい捕らえられて人身売買のオークションに出品されていた。
そこで俺を落札したのは俺を破滅へと追い込んだ王家の第1王子でありゲームの攻略対象だった。
そんな落ちぶれた俺と俺を買った何考えてるかわかんない王子との生活がはじまった。
断罪フラグを回避したらヒロインの攻略対象者である自分の兄に監禁されました。
慎
BL
あるきっかけで前世の記憶を思い出し、ここが『王宮ラビンス ~冷酷王の熱い眼差しに晒されて』という乙女ゲームの中だと気付く。そのうえ自分がまさかのゲームの中の悪役で、しかも悪役は悪役でもゲームの序盤で死亡予定の超脇役。近いうちに腹違いの兄王に処刑されるという断罪フラグを回避するため兄王の目に入らないよう接触を避け、目立たないようにしてきたのに、断罪フラグを回避できたと思ったら兄王にまさかの監禁されました。
『オーディ… こうして兄を翻弄させるとは、一体どこでそんな技を覚えてきた?』
「ま、待って!待ってください兄上…ッ この鎖は何ですか!?」
ジャラリと音が鳴る足元。どうしてですかね… なんで起きたら足首に鎖が繋いでるんでしょうかッ!?
『ああ、よく似合ってる… 愛しいオーディ…。もう二度と離さない』
すみません。もの凄く別の意味で身の危険を感じるんですが!蕩けるような熱を持った眼差しを向けてくる兄上。…ちょっと待ってください!今の僕、7歳!あなた10歳以上も離れてる兄ですよね…ッ!?しかも同性ですよね!?ショタ?ショタなんですかこの国の王様は!?僕の兄上は!??そもそも、あなたのお相手のヒロインは違うでしょう!?Σちょ、どこ触ってるんですか!?
ゲームの展開と誤差が出始め、やがて国に犯罪の合法化の案を検討し始めた兄王に…。さらにはゲームの裏設定!?なんですか、それ!?国の未来と自分の身の貞操を守るために隙を見て逃げ出した――。
残虐悪徳一族に転生した
白鳩 唯斗
BL
前世で読んでいた小説の世界。
男主人公とヒロインを阻む、悪徳一族に転生してしまった。
第三皇子として新たな生を受けた主人公は、残虐な兄弟や、悪政を敷く皇帝から生き残る為に、残虐な人物を演じる。
そんな中、主人公は皇城に訪れた男主人公に遭遇する。
ガッツリBLでは無く、愛情よりも友情に近いかもしれません。
*残虐な描写があります。
悪役令息に憑依したけど、別に処刑されても構いません
ちあ
BL
元受験生の俺は、「愛と光の魔法」というBLゲームの悪役令息シアン・シュドレーに憑依(?)してしまう。彼は、主人公殺人未遂で処刑される運命。
俺はそんな運命に立ち向かうでもなく、なるようになる精神で死を待つことを決める。
舞台は、魔法学園。
悪役としての務めを放棄し静かに余生を過ごしたい俺だが、謎の隣国の特待生イブリン・ヴァレントに気に入られる。
なんだかんだでゲームのシナリオに巻き込まれる俺は何度もイブリンに救われ…?
※旧タイトル『愛と死ね』
俺の悪役チートは獣人殿下には通じない
空飛ぶひよこ
BL
【女神の愛の呪い】
この世界の根源となる物語の悪役を割り当てられたエドワードに、女神が与えた独自スキル。
鍛錬を怠らなければ人類最強になれる剣術・魔法の才、運命を改変するにあたって優位になりそうな前世の記憶を思い出すことができる能力が、生まれながらに備わっている。(ただし前世の記憶をどこまで思い出せるかは、女神の判断による)
しかし、どれほど強くなっても、どれだけ前世の記憶を駆使しても、アストルディア・セネバを倒すことはできない。
性別・種族を問わず孕ませられるが故に、獣人が人間から忌み嫌われている世界。
獣人国セネーバとの国境に位置する辺境伯領嫡男エドワードは、八歳のある日、自分が生きる世界が近親相姦好き暗黒腐女子の前世妹が書いたBL小説の世界だと思い出す。
このままでは自分は戦争に敗れて[回避したい未来その①]性奴隷化後に闇堕ち[回避したい未来その②]、実子の主人公(受け)に性的虐待を加えて暗殺者として育てた末[回避したい未来その③]、かつての友でもある獣人王アストルディア(攻)に殺される[回避したい未来その④]虐待悪役親父と化してしまう……!
悲惨な未来を回避しようと、なぜか備わっている【女神の愛の呪い】スキルを駆使して戦争回避のために奔走した結果、受けが生まれる前に原作攻め様の番になる話。
※悪役転生 男性妊娠 獣人 幼少期からの領政チートが書きたくて始めた話
※近親相姦は原作のみで本編には回避要素としてしか出てきません(ブラコンはいる)
異世界人は愛が重い!?
ハンダココア
BL
なぜか人から嫌われる体質で、家族からも見放され、現世に嫌気がさしたので自殺したら異世界転生できました。
心機一転異世界生活開始したけど異世界人(♂)がなぜか僕に愛の言葉を囁いてきます!!!!!
無自覚天然主人公は異世界でどう生きるのか。
主人公は異世界転生してチート能力持っていますが、TUEEEE系ではありません。
総愛され主人公ですが、固定の人(複数)としか付き合いません。
転生したら乙女ゲームの世界で攻略キャラを虜にしちゃいました?!
まかろに(仮)
BL
事故で死んで転生した事を思い出したらここは乙女ゲームの世界で、しかも自分は攻略キャラの暗い過去の原因のモブの男!?
まぁ原因を作らなきゃ大丈夫やろと思って普通に暮らそうとするが…?
※r18は"今のところ"ありません
転生したらいつの間にかフェンリルになってた〜しかも美醜逆転だったみたいだけど俺には全く関係ない〜
春色悠
BL
俺、人間だった筈だけなんだけどなぁ………。ルイスは自分の腹に顔を埋めて眠る主を見ながら考える。ルイスの種族は今、フェンリルであった。
人間として転生したはずが、いつの間にかフェンリルになってしまったルイス。
その後なんやかんやで、ラインハルトと呼ばれる人間に拾われ、暮らしていくうちにフェンリルも悪くないなと思い始めた。
そんな時、この世界の価値観と自分の価値観がズレている事に気づく。
最終的に人間に戻ります。同性婚や男性妊娠も出来る世界ですが、基本的にR展開は無い予定です。
美醜逆転+髪の毛と瞳の色で美醜が決まる世界です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる