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結衣は有名になってきた。人気が出てきた。雑誌の撮影がある人気ぶり
売れ出して、いい男にも抱かれた。その頃の彼女は満ち足りていた。
彼女の夜は賢治のマンションに通っていた。賢治の家に足を運んでは、セックスやクスリをしていた。
「好き」
「もっとやりたい?」
「全部あげる。なんでもする。もっと愛して」
結衣は賢治とのセックスを終えて、煙草にライターで火をつける。
「そろそろ帰る」結衣は言った。
そんなマンションの帰りでよしはるが会う。
「おい」
「付けてたの?気持ち悪い」
「携帯が繋がらないから、元気してるかどうか来ただけだよ」それからすこし間をおいて、
「クスリやってるのか?」
「親みたいね」
「立ち直れなくなったらどうするんだよ。なんとか結衣のために言っているんだ」
「ウザイよ最近」
華やいだ生活から戻れない、かっこいい男には不自由してない。もう昔に戻れない。
ある日クラブから出た賢治と結衣をよしはるが結衣の事をつけているに気づき、
最初は優しく賢治は、
「一緒に飲まない?」
その後、よしまるを近くの駐車場に連れ出して、
「結衣のストーカーってこいつ?」と結衣に賢治。
結衣はううん・・・と居ずらくごまかす。
「こいつムカつくな」
それから賢治はよしはるをボコりだした。
周りからは仲間の笑い声の感じで、少し出血して、ずっと頭を抱えていたよしはるは、仲間の男が結衣に手を出そうとした途端、
よしはるの目が変わった。
よしはるはその男を殴りつけボコボコにして、通行人も少しそれを見ていた。
よしはるは血へどを吐く、それでもよしはるは殴りをやめない。
「結衣ちゃんに手を出したら殺す」
それを見ていた周りの仲間もよしはるとの喧嘩が、
エスカレートしそうな所を、その時、結衣はよしはるに抱きつき止めようとする。
「とにかくやめてください!」と言って皆を止めだした。
たまたま賢治の腕が当たって結衣が倒れた、
最初はおびえていていた結衣の一言と倒れたので周りは一瞬シ~んとした。
「ふん」
賢治は鼻でそう言うと、仲間と別の所へ行きだした。
よしはるは鼻血の中、何も言わなかったが、起き上がれないよしはるに結衣は言う。
「ごめん、もう私の事は関わらないで。子供の心配もいいから・・・」と言った。
よしはるは何も言わず、その場を立ち去った。結衣は家に帰ると、よしはると僕の写真を焼いた。
「ごめんね・・・私もう元には戻れない。今の彼、愛しているの。」
写真を焼きながら、結衣は何度もそう口にしていた。
売れ出して、いい男にも抱かれた。その頃の彼女は満ち足りていた。
彼女の夜は賢治のマンションに通っていた。賢治の家に足を運んでは、セックスやクスリをしていた。
「好き」
「もっとやりたい?」
「全部あげる。なんでもする。もっと愛して」
結衣は賢治とのセックスを終えて、煙草にライターで火をつける。
「そろそろ帰る」結衣は言った。
そんなマンションの帰りでよしはるが会う。
「おい」
「付けてたの?気持ち悪い」
「携帯が繋がらないから、元気してるかどうか来ただけだよ」それからすこし間をおいて、
「クスリやってるのか?」
「親みたいね」
「立ち直れなくなったらどうするんだよ。なんとか結衣のために言っているんだ」
「ウザイよ最近」
華やいだ生活から戻れない、かっこいい男には不自由してない。もう昔に戻れない。
ある日クラブから出た賢治と結衣をよしはるが結衣の事をつけているに気づき、
最初は優しく賢治は、
「一緒に飲まない?」
その後、よしまるを近くの駐車場に連れ出して、
「結衣のストーカーってこいつ?」と結衣に賢治。
結衣はううん・・・と居ずらくごまかす。
「こいつムカつくな」
それから賢治はよしはるをボコりだした。
周りからは仲間の笑い声の感じで、少し出血して、ずっと頭を抱えていたよしはるは、仲間の男が結衣に手を出そうとした途端、
よしはるの目が変わった。
よしはるはその男を殴りつけボコボコにして、通行人も少しそれを見ていた。
よしはるは血へどを吐く、それでもよしはるは殴りをやめない。
「結衣ちゃんに手を出したら殺す」
それを見ていた周りの仲間もよしはるとの喧嘩が、
エスカレートしそうな所を、その時、結衣はよしはるに抱きつき止めようとする。
「とにかくやめてください!」と言って皆を止めだした。
たまたま賢治の腕が当たって結衣が倒れた、
最初はおびえていていた結衣の一言と倒れたので周りは一瞬シ~んとした。
「ふん」
賢治は鼻でそう言うと、仲間と別の所へ行きだした。
よしはるは鼻血の中、何も言わなかったが、起き上がれないよしはるに結衣は言う。
「ごめん、もう私の事は関わらないで。子供の心配もいいから・・・」と言った。
よしはるは何も言わず、その場を立ち去った。結衣は家に帰ると、よしはると僕の写真を焼いた。
「ごめんね・・・私もう元には戻れない。今の彼、愛しているの。」
写真を焼きながら、結衣は何度もそう口にしていた。
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