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第一章 爺さん旅立ち編
チャプター12 爺さんのユニークスキル
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「わたしが転生してから細々と研究してきた結果、ユニークスキルはこの世界の物質に何かしらの反応を示す事が解ったのさ」
「ふむ」
本当は意味が良く解っていなかったが、最もらしく答えよる。
「わたしの場合は砂に反応した、じゃあ水ではどうだろう。植物では? 魚では? パンでは? そんな試行錯誤の日々でユニークスキルの特性を見つけ出す事に半ば成功した」
ちょっと待ってろ、と神渡が踵を返しカウンターの奥に設置されていた棚の中をまさぐる。
「おお、あったあった。これがその研究結果だ」
「ほぅ……」
なんというリアクションをしてよいのか解らないが、この世界のあらゆる物質を詰め込んでいるコップだったのじゃ。ただその中身はカオスじゃったが……。
「このコップにはこの世界のあらゆる物質を詰め込んである。つまりは、あらゆる物質の展覧会だ」
「ほぅ……」
――して中身は、という言葉を飲み込んでしまう小心者のワシじゃった。
じゃて、まず水が黒い。そして何やら浮いておる、とても気味の悪い虫のようなものが。
毒を確実に持っていそうなポイズンカラー全開の草や、黒い水の中を泳ぐやけに目つきの鋭い小魚(喰らい付く系)等コップの中には確実に魔境が出来上がっておった。
「さぁ爺さん、この中に指を突っ込みな」
威勢のいい魚屋のごとく言い放つ神渡に、ワシは涙目になりながら、赤子のように首を振り抵抗する。
「それだけは本当に嫌じゃ。残り少ない命じゃが大切にしたいんじゃ!」
「何言ってんだよ、こんな事じゃ死なねぇよ! ちょっと冷たいぐらいで、こんなのへっちゃらだよ」
「ちょっと冷たいが、本当に全身冷たくなる予兆の可能性もあるから嫌なんじゃあー!」
我ながらちょっと上手いツッコミだったとほくそ笑む暇もなく、グローブのような大きな手がワシの手を鷲掴みにしたのじゃった。
涙目でミカエルに助けを求めてみたが、その目には爆笑しているミカエルの表情が焼き付いただけじゃった。
――転生してからワシ、おもちゃのような扱いしか受けないのぉ……。
悲しむ暇もわずかしか与えられず、神渡が鼻息荒く「いくぜ、爺さん!」と馬鹿力でワシの指をコップの中に一気に沈ませる。
その光景は間違いなく老人虐待じゃった。
あーあ、ワシの大切な指が噛みちぎられた……と思った瞬間不可解な現象が起こったのじゃった。
ボコボコボコッという音と共に、水が沸騰するかのごとく物凄い泡がコップの底から沸き上がってきおった。
コップから零れおちた泡は音もなく消えてを繰り返し、それはまさに魔女の鍋でぐつぐつなにやら煮えている様を呈しておった。
「な、なんじゃというんじゃ!?」
「うるせぇ、黙って見てな!」
――くっ、なんという粗暴な女じゃ。嫁の美代子以上の粗暴な女は初めて見よったぞ。
ワシは馬鹿力に抗う事が出来ず、次から次に泡が湧き出してしてくるコップを操り人形のように生気のない様子で見守る。
「ほら、変化が起こってきたぜ」
神渡が嬉しそうに言いよる。
その刹那、確かに変化は起こった。
黒かったコップの水が徐々に黒さを失い透明になり、中に潜んでいた阿鼻叫喚の原因物質が次々と消失していく。
呆気にとられている間にコップの中の物質は全て消失し、最後にはクリアな水が残ったのじゃった。
しかし、それだけでも驚きじゃったが更に驚くべき事が起こったのじゃった。
今度はコップの中の水の水位が徐々に下がっていきやがて水が消失し、その刹那コップの底からパンがニョキニョキと植物のように生えてきたのじゃった。
「妙だな……。爺さんのユニークスキルは解ったが同時に何かに反応して妙な現象が起きている」
神渡が口元に手を当て考えこむ。
「なんじゃというんじゃ」
ワシは不機嫌そうに答えよる。
――だって怖かったんじゃもん。そりゃ不機嫌にもなるわい。
「ユニークスキルを複数所有している奴はいるんだ。けれど、本来起きるはずじゃない事が起きてるんだ。パンが生えてきたって事は爺さんのユニークスキルは間違いなく錬金。だけど同時にコップの中身が消失してるだろ。最初は黒い水がクリアになっていったから浄化だと思ったんだが、違うみたいだ。その後、消失した」
つまりは、と不信な様子の神渡が続けよる。
「消失系のスキルかと思ったんだが、それだとおかしいんだよ。あらゆる物質を利用して想像し生み出すスキルである錬金と、消失系のスキルは同時に存在する事は出来ないはずなんだ。闇と光が共存しているようなもん、そんなんありえない」
だとすると、神渡が更に神妙な様子で続ける。
「爺さんには全てを消滅させて更に生み出すような、万物を覆すような恐ろしい力が備わっている可能性がある」
神渡がブルッと身震いし首を振る。
しかし、神渡のようなずっしりとした体格の娘にも怖いものはあるんじゃのぅ。
意外じゃ。
「爺さんあんたのスキルは錬金。コップの中の物質を利用してパンを作り出した。あんた前世では何か製造するような仕事に就いていなかったか?」
「そうじゃよ。餅屋じゃけど」
「そうか。やっぱりな」
神渡が独り言のように納得しよる。
「まぁ、錬金は良くあるユニークスキルだ。所有者も多いから相手の裏をかかないといけないし、ある意味で高度なテクニックを要するスキルになるな。まぁ主に対人において使用する場合だけどな
。個人で使用する分には楽しいのがユニークスキルだ。家も作れるし、武器も作れる。その代わりにそれなりの素材が必用になるがな」
「ほぅ」
何やら夢のあるスキルじゃなー。マイホームにマイ杖。夢が膨らみまくりじゃ。
ワシはさっきの不機嫌から一転、すっかりご機嫌になる。
様々な妄想を繰り広げ、笑いが口から零れ落ちそうになっていた時「チッコ」と可愛い声が聞こえてきよった。
ワシの懐でずっと眠っていたのであろうククルが、とっとこと這い上がってきてワシの肩に乗るともう一度
「あー良く寝たぁー。あれ、ここどこ? ククル、チッコタイムなんだけど」
モフモフの可愛い口で大きな欠伸をして、ククルはキョロキョロと周りを見渡し「チッコ」と繰り返す。
「なんだ、爺さん神獣持ちか。大層なご身分だね」
神渡が皮肉を込めた言い回しで言いよる。
その言葉を聞き逃さずとばかりにミカエルが満面の笑みで
「やだなぁー神渡さん。実はモフモフ好きなんですね」
と、からかう口調で言いよる。
「ちっ、ちっげえよ! わたしは別に……」
神渡が動揺した様子で続けよる。
「わたしは別に羨ましいとかそんなんじゃなくて……」
そういいながらもククルを見る神渡の目は輝いている。
「天界に転生して間もない頃、神獣ガチャショップの前通ったのにあたしにはやらせてくれなかっただろ。なんで爺さんだけ……」
――ほほぅ。餅は餅でも、やきもちという奴じゃな。
「別に羨ましいわけじゃないけどよ、全然……」
そういう神渡の様子は拗ねた子供のようでもあったのじゃった。
――なかなか可愛い所もあるんじゃなぁ。やはりまだ娘じゃ。
「まぁ、ガチャをしなかった理由はあれですね。単刀直入に捕食しそうだからじゃないですかねぇ、あはははは」
「てんめぇー、ミカエル!」
首をコキコキと鳴らし、腕をブンブンと振り回して今にも殴りかかりそうな神渡にウインクしたミカエルは、サルエルを盾にするとその場から走って逃げたのじゃった。
「待ちやがれー!」
そんな追いかけっこの様子を微笑ましく見守っていたワシじゃったが、ククルのトイレを探してあげないといかんのぉ。神獣とはいえそこら辺でさせていいものか解らんのぉ。
「あ、トイレはあっちか」
とククルが「→トイレこちらです」という看板を見つけ、肩から飛び降りて物凄いスピードで暗がりの中へと消えていく。
「元気な子じゃ。しかし一人で大丈夫かのぅ」
心配するワシをよそに。
「神獣はミカエル様含めた、我々天使達が暇つぶしに作り上げた生き物になります。神獣にもスキルが備わっているので、そこまで心配はないかと」
普段は無口なサルエルが簡潔に答えよる。
「良く解らんが、サルエルが言うんなら安心じゃ」
ミカエルよりは真面目じゃしな、という言葉が喉から出かかったがそれはワシだけの秘密じゃて。
「ふむ」
本当は意味が良く解っていなかったが、最もらしく答えよる。
「わたしの場合は砂に反応した、じゃあ水ではどうだろう。植物では? 魚では? パンでは? そんな試行錯誤の日々でユニークスキルの特性を見つけ出す事に半ば成功した」
ちょっと待ってろ、と神渡が踵を返しカウンターの奥に設置されていた棚の中をまさぐる。
「おお、あったあった。これがその研究結果だ」
「ほぅ……」
なんというリアクションをしてよいのか解らないが、この世界のあらゆる物質を詰め込んでいるコップだったのじゃ。ただその中身はカオスじゃったが……。
「このコップにはこの世界のあらゆる物質を詰め込んである。つまりは、あらゆる物質の展覧会だ」
「ほぅ……」
――して中身は、という言葉を飲み込んでしまう小心者のワシじゃった。
じゃて、まず水が黒い。そして何やら浮いておる、とても気味の悪い虫のようなものが。
毒を確実に持っていそうなポイズンカラー全開の草や、黒い水の中を泳ぐやけに目つきの鋭い小魚(喰らい付く系)等コップの中には確実に魔境が出来上がっておった。
「さぁ爺さん、この中に指を突っ込みな」
威勢のいい魚屋のごとく言い放つ神渡に、ワシは涙目になりながら、赤子のように首を振り抵抗する。
「それだけは本当に嫌じゃ。残り少ない命じゃが大切にしたいんじゃ!」
「何言ってんだよ、こんな事じゃ死なねぇよ! ちょっと冷たいぐらいで、こんなのへっちゃらだよ」
「ちょっと冷たいが、本当に全身冷たくなる予兆の可能性もあるから嫌なんじゃあー!」
我ながらちょっと上手いツッコミだったとほくそ笑む暇もなく、グローブのような大きな手がワシの手を鷲掴みにしたのじゃった。
涙目でミカエルに助けを求めてみたが、その目には爆笑しているミカエルの表情が焼き付いただけじゃった。
――転生してからワシ、おもちゃのような扱いしか受けないのぉ……。
悲しむ暇もわずかしか与えられず、神渡が鼻息荒く「いくぜ、爺さん!」と馬鹿力でワシの指をコップの中に一気に沈ませる。
その光景は間違いなく老人虐待じゃった。
あーあ、ワシの大切な指が噛みちぎられた……と思った瞬間不可解な現象が起こったのじゃった。
ボコボコボコッという音と共に、水が沸騰するかのごとく物凄い泡がコップの底から沸き上がってきおった。
コップから零れおちた泡は音もなく消えてを繰り返し、それはまさに魔女の鍋でぐつぐつなにやら煮えている様を呈しておった。
「な、なんじゃというんじゃ!?」
「うるせぇ、黙って見てな!」
――くっ、なんという粗暴な女じゃ。嫁の美代子以上の粗暴な女は初めて見よったぞ。
ワシは馬鹿力に抗う事が出来ず、次から次に泡が湧き出してしてくるコップを操り人形のように生気のない様子で見守る。
「ほら、変化が起こってきたぜ」
神渡が嬉しそうに言いよる。
その刹那、確かに変化は起こった。
黒かったコップの水が徐々に黒さを失い透明になり、中に潜んでいた阿鼻叫喚の原因物質が次々と消失していく。
呆気にとられている間にコップの中の物質は全て消失し、最後にはクリアな水が残ったのじゃった。
しかし、それだけでも驚きじゃったが更に驚くべき事が起こったのじゃった。
今度はコップの中の水の水位が徐々に下がっていきやがて水が消失し、その刹那コップの底からパンがニョキニョキと植物のように生えてきたのじゃった。
「妙だな……。爺さんのユニークスキルは解ったが同時に何かに反応して妙な現象が起きている」
神渡が口元に手を当て考えこむ。
「なんじゃというんじゃ」
ワシは不機嫌そうに答えよる。
――だって怖かったんじゃもん。そりゃ不機嫌にもなるわい。
「ユニークスキルを複数所有している奴はいるんだ。けれど、本来起きるはずじゃない事が起きてるんだ。パンが生えてきたって事は爺さんのユニークスキルは間違いなく錬金。だけど同時にコップの中身が消失してるだろ。最初は黒い水がクリアになっていったから浄化だと思ったんだが、違うみたいだ。その後、消失した」
つまりは、と不信な様子の神渡が続けよる。
「消失系のスキルかと思ったんだが、それだとおかしいんだよ。あらゆる物質を利用して想像し生み出すスキルである錬金と、消失系のスキルは同時に存在する事は出来ないはずなんだ。闇と光が共存しているようなもん、そんなんありえない」
だとすると、神渡が更に神妙な様子で続ける。
「爺さんには全てを消滅させて更に生み出すような、万物を覆すような恐ろしい力が備わっている可能性がある」
神渡がブルッと身震いし首を振る。
しかし、神渡のようなずっしりとした体格の娘にも怖いものはあるんじゃのぅ。
意外じゃ。
「爺さんあんたのスキルは錬金。コップの中の物質を利用してパンを作り出した。あんた前世では何か製造するような仕事に就いていなかったか?」
「そうじゃよ。餅屋じゃけど」
「そうか。やっぱりな」
神渡が独り言のように納得しよる。
「まぁ、錬金は良くあるユニークスキルだ。所有者も多いから相手の裏をかかないといけないし、ある意味で高度なテクニックを要するスキルになるな。まぁ主に対人において使用する場合だけどな
。個人で使用する分には楽しいのがユニークスキルだ。家も作れるし、武器も作れる。その代わりにそれなりの素材が必用になるがな」
「ほぅ」
何やら夢のあるスキルじゃなー。マイホームにマイ杖。夢が膨らみまくりじゃ。
ワシはさっきの不機嫌から一転、すっかりご機嫌になる。
様々な妄想を繰り広げ、笑いが口から零れ落ちそうになっていた時「チッコ」と可愛い声が聞こえてきよった。
ワシの懐でずっと眠っていたのであろうククルが、とっとこと這い上がってきてワシの肩に乗るともう一度
「あー良く寝たぁー。あれ、ここどこ? ククル、チッコタイムなんだけど」
モフモフの可愛い口で大きな欠伸をして、ククルはキョロキョロと周りを見渡し「チッコ」と繰り返す。
「なんだ、爺さん神獣持ちか。大層なご身分だね」
神渡が皮肉を込めた言い回しで言いよる。
その言葉を聞き逃さずとばかりにミカエルが満面の笑みで
「やだなぁー神渡さん。実はモフモフ好きなんですね」
と、からかう口調で言いよる。
「ちっ、ちっげえよ! わたしは別に……」
神渡が動揺した様子で続けよる。
「わたしは別に羨ましいとかそんなんじゃなくて……」
そういいながらもククルを見る神渡の目は輝いている。
「天界に転生して間もない頃、神獣ガチャショップの前通ったのにあたしにはやらせてくれなかっただろ。なんで爺さんだけ……」
――ほほぅ。餅は餅でも、やきもちという奴じゃな。
「別に羨ましいわけじゃないけどよ、全然……」
そういう神渡の様子は拗ねた子供のようでもあったのじゃった。
――なかなか可愛い所もあるんじゃなぁ。やはりまだ娘じゃ。
「まぁ、ガチャをしなかった理由はあれですね。単刀直入に捕食しそうだからじゃないですかねぇ、あはははは」
「てんめぇー、ミカエル!」
首をコキコキと鳴らし、腕をブンブンと振り回して今にも殴りかかりそうな神渡にウインクしたミカエルは、サルエルを盾にするとその場から走って逃げたのじゃった。
「待ちやがれー!」
そんな追いかけっこの様子を微笑ましく見守っていたワシじゃったが、ククルのトイレを探してあげないといかんのぉ。神獣とはいえそこら辺でさせていいものか解らんのぉ。
「あ、トイレはあっちか」
とククルが「→トイレこちらです」という看板を見つけ、肩から飛び降りて物凄いスピードで暗がりの中へと消えていく。
「元気な子じゃ。しかし一人で大丈夫かのぅ」
心配するワシをよそに。
「神獣はミカエル様含めた、我々天使達が暇つぶしに作り上げた生き物になります。神獣にもスキルが備わっているので、そこまで心配はないかと」
普段は無口なサルエルが簡潔に答えよる。
「良く解らんが、サルエルが言うんなら安心じゃ」
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