7 / 63
6 神様達と異世界
しおりを挟む
見た目の感じがよく爽やかな好青年と透き通るような肌と柔らかい笑みの絶世の美女の2人は神様なのだろう。
まあ、そのうち分かるだろうし、まずは話を聞いた方がいいと思い、顔を上げ口を開いた。
「神様と女神様ですか?
お二方のお願いを受けることにします!」
「おぉ、ありがとう!
俺達に出来るVIPスキル待遇で、新しい人生を過ごせることを約束しよう」
「ありがとう。
私は女神のリノンです。
私からは、読み書き言葉の自動変換、草集めと賢者を授けます」
「俺は神のロア。
俺からは、特殊想像生成と無限の魔力を授けてやろう。
魔力は多いに越したことはないからな。
月が必死に稼いでいたお金は、この世界のお金に換金しておいたぞ。だがその金はある出来事の後に入れておく。
あと、これはある御方からの加護だ!
その御方は……会えば分かるはずだぞ」
ある御方?
加護?
オデコに何かしたよね。
読み書き、言葉の自動変換はすごくありがたい。
草集めと賢者も嬉しいな。
でも、特殊想像生成って何を生成するのかしら?
「神様、特殊想像生成とは何かを生成することが出来るのですか?」
「月が言葉にした物全てだ。
あとは、思い浮かべた物を生成することも出来る」
おぉぉ、それって凄くない?
50億ある貯金に、なんでもありの苦労無しの人生じゃん!
「建物も食べ物も……ですか?」
「あぁ、何でも生成出来るぞ。
俺達のお願いを聞いてくれる報酬なんだ。
VIP待遇は当たり前だ」
ドキドキする鼓動とワクワクする胸がワルツしているかのように踊っている。
私にとって人生で一番嬉しい出来事だわ。
神様と女神様の方を向き、口角を上げた私はニコリと微笑んだ。
「神様、私は異世界へ行けることにワクワクしていますし、便利なスキルを授かったことにも感謝しています」
「はははっ、そうか。
今から行く世界は【クローリア】だ。
直ぐではないが、ある御方がいるはずだ」
「転生し、時間が経ってからのお楽しみですよ。
あなたはローバル国の侯爵家の娘として生まれ変わります。
現在で3歳になりました」
「3歳! あのぅ、私がいきなり転生したとして、その子に何か影響などはないのですか?」
「ルルナ・エメルロ侯爵家の長女には生まれつき心臓が弱く魔力も無い、小さな命が消えてしまう前にルルナさんの身体に入ってもらいたいのです。体に入ると2つの魂が融合します。
月さんとルルナさんは一体化しますが、悪い影響などは無いので安心して下さい。
そして、神獣の主に選ばれた月さんに、この世界で生きてほしいのです!
初めは物凄く辛いと思いますが、ルルナの体が光った時に、ルルナの中に入ることを忘れないで下さい」
神様と女神様に深々と頭を下げられ、まぁ、断わる理由なんて全くないし……。
「分かりました。
ルルナと私に影響がないのなら良かったです」
神様は頭に手を置き、申し訳なさそうに話した。
「それと……だな。
クローリアで不穏な動きがある。
それを、あの御方と見極めて、どの国に結界が必要なのかを決めて張り、世界を守って欲しい!」
神様と女神様は「そろそろ時間だな」「そろそろですよ」と微笑みながら魔法陣を出した。
これってかなり重要な役割じゃない!
はぁぁぁ、仕方ない。乗り掛かった舟だ、頑張って新たな人生を楽しみながら、見極めれば良いんだよね。
「やってみます。
でも、あの国が滅んでしまった!
ってなっても文句を言わないでくださいよ?」
「大丈夫だ。それを決めてくれる御方がいるから。
同じことを言うが、初めはかなり辛いだろうが耐えてくれ。自由になる日が必ず来る、だからその時まで……頼む!」
耐えることには慣れてるのもあるが、きっと大丈夫。
だって私の新しい人生は、異世界・魔法・ファンタジーなんだよ!!
ワクワクが止まらない。
暖かい風がフワリと通り過ぎると。
(おぉっ!)
周りが光りだした。
「良い人生を!
クローリアをお願いします」
「頑張れよ!!」
今の私はフヨフヨした玉だが、神様と女神様に分かるように玉がお辞儀をして感謝した。
「はい。たくさんのスキルをありがとうございます。
行ってきます!」
─そして、現在に至る―
「痛っ!」
打った頭を撫でながら、起き上がり。少し考えてから歩き出した。
神様と女神様からのスキル……ハズレなのかな?
でも、あのローブの鑑定士は「聞いたことないスキル」って言っていたから、強さとか分からないんだよ。
それにしても、3歳の時に起きたあの大事故でルルナの体に入って、完全に魂が融合したんだ、異世界って凄いな。
それに、今の状況が自由になったってことで良いんだよね。
「あっ!」そんなことより、この世界を見極めないといけない。私に何が出来るのかは分からないけど頑張ってみよう。
子供の体だからなのか、歩き疲れたな。今日はここで寝よう。
なぜ、転生した時の記憶が無くなっていたのかな。
崖から馬車が落ちたときに、何らかの衝撃で一時的に無くしていた可能性もあるよね。
そういえば、ある御方からの加護って何だったんだろう?
明日は早朝から移動しないとだから、早く寝よ。
私は、走り疲れていたのか、神様から授かったスキルのことをすっかり忘れていた。
「スキルのこと忘れてた!
ベット出てこい!!」
ドォォン!
「マジで出た。うわぁ、ふかふかお布団だ、天国みたい」
私は、大きな欠伸をしたあと、眠りへと落ちた。
朝日に起こされ、小川で出発の準備を整え魔法で身体を浮かせ「浮遊!」先を急いだ。
「楽ちんだぁ……」
休んでる暇なんてないけど、なれない魔法を使って疲れちゃった。
私は絶対に国境を越えてやる!
山頂で見ると国境が見える。と、思ったが見えなかった。
あんなに頑張って浮いて来たのに。
浮いても国境までは凄く遠いってことなんだ。
グッと、唇を噛み締め。
再び浮いて進み続けた。
まだ私は頑張れる。
こんなところでなんて死なないんだから!
国境ではなく、街に到着?
ここは国境……じゃ……ない。
地に降り立ち。さまようように、街をフラフラと歩き。
ルルナは虚弱体質だから、すぐに体が疲れちゃう。体力をもどるように頑張ろう。
それにしても、身体も筋肉痛と疲労で今にも倒れそうかも。
「お嬢ちゃん?
お母さんとはぐれたのかい?
顔色が悪いけど大丈夫?」
まあ、そのうち分かるだろうし、まずは話を聞いた方がいいと思い、顔を上げ口を開いた。
「神様と女神様ですか?
お二方のお願いを受けることにします!」
「おぉ、ありがとう!
俺達に出来るVIPスキル待遇で、新しい人生を過ごせることを約束しよう」
「ありがとう。
私は女神のリノンです。
私からは、読み書き言葉の自動変換、草集めと賢者を授けます」
「俺は神のロア。
俺からは、特殊想像生成と無限の魔力を授けてやろう。
魔力は多いに越したことはないからな。
月が必死に稼いでいたお金は、この世界のお金に換金しておいたぞ。だがその金はある出来事の後に入れておく。
あと、これはある御方からの加護だ!
その御方は……会えば分かるはずだぞ」
ある御方?
加護?
オデコに何かしたよね。
読み書き、言葉の自動変換はすごくありがたい。
草集めと賢者も嬉しいな。
でも、特殊想像生成って何を生成するのかしら?
「神様、特殊想像生成とは何かを生成することが出来るのですか?」
「月が言葉にした物全てだ。
あとは、思い浮かべた物を生成することも出来る」
おぉぉ、それって凄くない?
50億ある貯金に、なんでもありの苦労無しの人生じゃん!
「建物も食べ物も……ですか?」
「あぁ、何でも生成出来るぞ。
俺達のお願いを聞いてくれる報酬なんだ。
VIP待遇は当たり前だ」
ドキドキする鼓動とワクワクする胸がワルツしているかのように踊っている。
私にとって人生で一番嬉しい出来事だわ。
神様と女神様の方を向き、口角を上げた私はニコリと微笑んだ。
「神様、私は異世界へ行けることにワクワクしていますし、便利なスキルを授かったことにも感謝しています」
「はははっ、そうか。
今から行く世界は【クローリア】だ。
直ぐではないが、ある御方がいるはずだ」
「転生し、時間が経ってからのお楽しみですよ。
あなたはローバル国の侯爵家の娘として生まれ変わります。
現在で3歳になりました」
「3歳! あのぅ、私がいきなり転生したとして、その子に何か影響などはないのですか?」
「ルルナ・エメルロ侯爵家の長女には生まれつき心臓が弱く魔力も無い、小さな命が消えてしまう前にルルナさんの身体に入ってもらいたいのです。体に入ると2つの魂が融合します。
月さんとルルナさんは一体化しますが、悪い影響などは無いので安心して下さい。
そして、神獣の主に選ばれた月さんに、この世界で生きてほしいのです!
初めは物凄く辛いと思いますが、ルルナの体が光った時に、ルルナの中に入ることを忘れないで下さい」
神様と女神様に深々と頭を下げられ、まぁ、断わる理由なんて全くないし……。
「分かりました。
ルルナと私に影響がないのなら良かったです」
神様は頭に手を置き、申し訳なさそうに話した。
「それと……だな。
クローリアで不穏な動きがある。
それを、あの御方と見極めて、どの国に結界が必要なのかを決めて張り、世界を守って欲しい!」
神様と女神様は「そろそろ時間だな」「そろそろですよ」と微笑みながら魔法陣を出した。
これってかなり重要な役割じゃない!
はぁぁぁ、仕方ない。乗り掛かった舟だ、頑張って新たな人生を楽しみながら、見極めれば良いんだよね。
「やってみます。
でも、あの国が滅んでしまった!
ってなっても文句を言わないでくださいよ?」
「大丈夫だ。それを決めてくれる御方がいるから。
同じことを言うが、初めはかなり辛いだろうが耐えてくれ。自由になる日が必ず来る、だからその時まで……頼む!」
耐えることには慣れてるのもあるが、きっと大丈夫。
だって私の新しい人生は、異世界・魔法・ファンタジーなんだよ!!
ワクワクが止まらない。
暖かい風がフワリと通り過ぎると。
(おぉっ!)
周りが光りだした。
「良い人生を!
クローリアをお願いします」
「頑張れよ!!」
今の私はフヨフヨした玉だが、神様と女神様に分かるように玉がお辞儀をして感謝した。
「はい。たくさんのスキルをありがとうございます。
行ってきます!」
─そして、現在に至る―
「痛っ!」
打った頭を撫でながら、起き上がり。少し考えてから歩き出した。
神様と女神様からのスキル……ハズレなのかな?
でも、あのローブの鑑定士は「聞いたことないスキル」って言っていたから、強さとか分からないんだよ。
それにしても、3歳の時に起きたあの大事故でルルナの体に入って、完全に魂が融合したんだ、異世界って凄いな。
それに、今の状況が自由になったってことで良いんだよね。
「あっ!」そんなことより、この世界を見極めないといけない。私に何が出来るのかは分からないけど頑張ってみよう。
子供の体だからなのか、歩き疲れたな。今日はここで寝よう。
なぜ、転生した時の記憶が無くなっていたのかな。
崖から馬車が落ちたときに、何らかの衝撃で一時的に無くしていた可能性もあるよね。
そういえば、ある御方からの加護って何だったんだろう?
明日は早朝から移動しないとだから、早く寝よ。
私は、走り疲れていたのか、神様から授かったスキルのことをすっかり忘れていた。
「スキルのこと忘れてた!
ベット出てこい!!」
ドォォン!
「マジで出た。うわぁ、ふかふかお布団だ、天国みたい」
私は、大きな欠伸をしたあと、眠りへと落ちた。
朝日に起こされ、小川で出発の準備を整え魔法で身体を浮かせ「浮遊!」先を急いだ。
「楽ちんだぁ……」
休んでる暇なんてないけど、なれない魔法を使って疲れちゃった。
私は絶対に国境を越えてやる!
山頂で見ると国境が見える。と、思ったが見えなかった。
あんなに頑張って浮いて来たのに。
浮いても国境までは凄く遠いってことなんだ。
グッと、唇を噛み締め。
再び浮いて進み続けた。
まだ私は頑張れる。
こんなところでなんて死なないんだから!
国境ではなく、街に到着?
ここは国境……じゃ……ない。
地に降り立ち。さまようように、街をフラフラと歩き。
ルルナは虚弱体質だから、すぐに体が疲れちゃう。体力をもどるように頑張ろう。
それにしても、身体も筋肉痛と疲労で今にも倒れそうかも。
「お嬢ちゃん?
お母さんとはぐれたのかい?
顔色が悪いけど大丈夫?」
52
お気に入りに追加
778
あなたにおすすめの小説
政略結婚のハズが門前払いをされまして
紫月 由良
恋愛
伯爵令嬢のキャスリンは政略結婚のために隣国であるガスティエン王国に赴いた。しかしお相手の家に到着すると使用人から門前払いを食らわされた。母国であるレイエ王国は小国で、大人と子供くらい国力の差があるとはいえ、ガスティエン王国から請われて着たのにあんまりではないかと思う。
同行した外交官であるダルトリー侯爵は「この国で1年間だけ我慢してくれ」と言われるが……。
※小説家になろうでも公開しています。
【完結】烏公爵の後妻〜旦那様は亡き前妻を想い、一生喪に服すらしい〜
七瀬菜々
恋愛
------ウィンターソン公爵の元に嫁ぎなさい。
ある日突然、兄がそう言った。
魔力がなく魔術師にもなれなければ、女というだけで父と同じ医者にもなれないシャロンは『自分にできることは家のためになる結婚をすること』と、日々婚活を頑張っていた。
しかし、表情を作ることが苦手な彼女の婚活はそううまくいくはずも無く…。
そろそろ諦めて修道院にで入ろうかと思っていた矢先、突然にウィンターソン公爵との縁談が持ち上がる。
ウィンターソン公爵といえば、亡き妻エミリアのことが忘れられず、5年間ずっと喪に服したままで有名な男だ。
前妻を今でも愛している公爵は、シャロンに対して予め『自分に愛されないことを受け入れろ』という誓約書を書かせるほどに徹底していた。
これはそんなウィンターソン公爵の後妻シャロンの愛されないはずの結婚の物語である。
※基本的にちょっと残念な夫婦のお話です
聖女候補の転生令嬢(18)は子持ちの未亡人になりました
富士山のぼり
恋愛
聖女候補で第二王子の婚約者であるリーチェは学園卒業間近のある日何者かに階段から突き落とされた。
奇跡的に怪我は無かったものの目覚めた時は事故がきっかけで神聖魔力を失っていた。
その結果もう一人の聖女候補に乗り換えた王子から卒業パーティで婚約破棄を宣告される。
更には父に金で釣った愛人付きのろくでなし貧乏男爵と婚姻させられてしまった。
「なんて悲惨だ事」「聖女と王子妃候補から落ちぶれた男爵夫人に見事に転落なされたわね」
妬んでいた者達から陰で嘲られたリーチェではあるが実は誰にも言えなかった事があった。
神聖魔力と引き換えに「前世の記憶」が蘇っていたのである。
著しくメンタル強化を遂げたリーチェは嫁ぎ先の義理の娘を溺愛しつつ貴族社会を生きていく。
注)主人公のお相手が出て来るまで少々時間が掛かります。ファンタジー要素強めです。終盤に一部暴力的表現が出て来るのでR-15表記を追加します。
※小説家になろうの方にも掲載しています。あちらが修正版です。
辺境伯へ嫁ぎます。
アズやっこ
恋愛
私の父、国王陛下から、辺境伯へ嫁げと言われました。
隣国の王子の次は辺境伯ですか… 分かりました。
私は第二王女。所詮国の為の駒でしかないのです。 例え父であっても国王陛下には逆らえません。
辺境伯様… 若くして家督を継がれ、辺境の地を護っています。
本来ならば第一王女のお姉様が嫁ぐはずでした。
辺境伯様も10歳も年下の私を妻として娶らなければいけないなんて可哀想です。
辺境伯様、大丈夫です。私はご迷惑はおかけしません。
それでも、もし、私でも良いのなら…こんな小娘でも良いのなら…貴方を愛しても良いですか?貴方も私を愛してくれますか?
そんな望みを抱いてしまいます。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 設定はゆるいです。
(言葉使いなど、優しい目で読んで頂けると幸いです)
❈ 誤字脱字等教えて頂けると幸いです。
(出来れば望ましいと思う字、文章を教えて頂けると嬉しいです)
私はあなたの何番目ですか?
ましろ
恋愛
医療魔法士ルシアの恋人セシリオは王女の専属護衛騎士。王女はひと月後には隣国の王子のもとへ嫁ぐ。無事輿入れが終わったら結婚しようと約束していた。
しかし、隣国の情勢不安が騒がれだした。不安に怯える王女は、セシリオに1年だけ一緒に来てほしいと懇願した。
基本ご都合主義。R15は保険です。
うたた寝している間に運命が変わりました。
gacchi
恋愛
優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。
【完結】「冤罪で処刑された公爵令嬢はタイムリープする〜二度目の人生は殺(や)られる前に殺(や)ってやりますわ!」
まほりろ
恋愛
【完結しました】
アリシア・フォスターは第一王子の婚約者だった。
だが卒業パーティで第一王子とその仲間たちに冤罪をかけられ、弁解することも許されず、その場で斬り殺されてしまう。
気がつけば、アリシアは十歳の誕生日までタイムリープしていた。
「二度目の人生は|殺《や》られる前に|殺《や》ってやりますわ!」
アリシアはやり直す前の人生で、自分を殺した者たちへの復讐を誓う。
敵は第一王子のスタン、男爵令嬢のゲレ、義弟(いとこ)のルーウィー、騎士団長の息子のジェイ、宰相の息子のカスパーの五人。
アリシアは父親と信頼のおけるメイドを仲間につけ、一人づつ確実に報復していく。
前回の人生では出会うことのなかった隣国の第三皇子に好意を持たれ……。
☆
※ざまぁ有り(死ネタ有り)
※虫を潰すように、さくさく敵を抹殺していきます。
※ヒロインのパパは味方です。
※他サイトにも投稿しています。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
※本編1〜14話。タイムリープしたヒロインが、タイムリープする前の人生で自分を殺した相手を、ぷちぷちと潰していく話です。
※番外編15〜26話。タイムリープする前の時間軸で、娘を殺された公爵が、娘を殺した相手を捻り潰していく話です。
2022年3月8日HOTランキング7位! ありがとうございます!
影の王宮
朱里 麗華(reika2854)
恋愛
王立学園の卒業式で公爵令嬢のシェリルは、王太子であり婚約者であるギデオンに婚約破棄を言い渡される。
ギデオンには学園で知り合った恋人の男爵令嬢ミーシャがいるのだ。
幼い頃からギデオンを想っていたシェリルだったが、ギデオンの覚悟を知って身を引こうと考える。
両親の愛情を受けられずに育ったギデオンは、人一倍愛情を求めているのだ。
だけどミーシャはシェリルが思っていたような人物ではないようで……。
タグにも入れましたが、主人公カップル(本当に主人公かも怪しい)は元サヤです。
すっごく暗い話になりそうなので、プロローグに救いを入れました。
一章からの話でなぜそうなったのか過程を書いていきます。
メインになるのは親世代かと。
※子どもに関するセンシティブな内容が含まれます。
苦手な方はご自衛ください。
※タイトルが途中で変わる可能性があります<(_ _)>
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる