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アル 対 無音

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「やっとか。」


響くのは「無音」の声。

今はグラス村を離れ、王都に向けて手綱を握り馬車に乗って移動していた。

ガタガタ揺れる馬車の荷は一人の少女。

彼女の意識はない。


そして今や王都は目前。

「無音」の目的は収穫を得た状態で一度王都に帰還することだった。


「それにしても、獣人の弱みが把握できたのは幸運だった。」


なんの成果もなしに帰還すれば確実に築きあげた信用や地位がなくなってしまう所だ。


「我ながら上出来だ。」


この娘の身柄を確保できたのは奇跡と言っても良い。

まずは獣人の弱点となり得る存在がいた事だ。

あの獣人は二週間密着していたが、その間ほとんど移動せず誰とも接点を持っていなかった。

二週間近く監視に費やした甲斐が報われた形だ。


次に「大腕」という障害。

弱点を把握したかと思えば、裏切ったワーカーがその対象の家族とよしなになっていた。

発覚した時は障害物が一つ増えた程度にしか考えていなかった。

それよりも「大碗」がターゲットと繋がっていた事の裏が取れた。

この有力な情報を確保できたのが一番だった。

これを報告する事で、あいつの裏社会での死は確定したのだから。


そこから一週間準備にかかった。

宿の間取りの把握。

行動パターンの把握。

餓鬼の家族と人との繋がりを確認。

馬車の調達。

攫った後から、太陽が上がり村の門が開くまでの一時的な隠れ場所。

そして睡眠香の用意だ。

彼女が今寝ているのは、睡眠香の効果だ。


全てを頭に叩き込み何度も脳内シミュレーションをした。

どう考えても、あの忌々しい《魔力感知》のない今しかなかった。


まずは「大碗」の排除。

全員が寝静まってから、「大碗」を殺すつもりだった。

だが、その夜に限って武器を近くに用意し、寝る気配はなかった。

少し迷いがあったが、考え直す前に行動に移す。


闇魔法を使用した《消音》を使用し音を限りなく消しつつ移動。

宿の侵入に成功する。


しかし再び誤算が発生した。

「大碗」が個室を出て移動し始めた。

戦闘に特化した筋肉達磨だと思っていたが、

予想外にも俺の気配に敏感だった。


焦りを感じながらもそのまま目的通りに寝室へと向かう。

「大碗」が俺の気配を感じとっていたのか。

同じようにゆっくりと移動している事を感じ、意を決した。


寝室の扉を開け、睡眠香が塗り込まれた布を取り出し餓鬼の寝顔に当て、そのまま窓から担ぎ出す。

少々乱暴な動きとなったが、十分に気配は消せていた。


追手はない状況。

予定通りではないが、結果だけ見れば成功だ。

そのまま村の中で一時的に身を隠し、魔法を使って夜の暗闇に同化。

朝を迎えるまで静かに待ち、同じく村を出る商人や旅人に混ざり堂々と村を出たのだった。


夜待っている間は特に気が気ではなかった。

あの獣人の不安要素は侮れない。

獣人の中には想像を絶する聴力を保持する者もいると聞いている。

実際の内容の難易度は高くないが、精神的なストレスは死線を潜った時と謙遜なかった。


だがそれも数時間前の話。

日は頭上。最も高い場所に登りつつある。

見晴らしの良い草原。

王都へ続く道なので距離はあるが他の冒険者や馬車も通行していた。

この場所であれば、攻撃を受けても問題ない。

こんな誰もが見える場所で攻撃すれば、俺は簡単に被害者の立場を利用できる。


商会にも昼には帰還することを報告しており、手筈が回っていれば門はスムーズに通れる。

聖樹の確保は無理であったが、この状況において最前を尽くせたのではないか。


「おい、貴様。」

「っ!!」



ヒヒ~ン。


馬車が大きく揺れ動き、馬の嘶く声が。

突然のことに「無音」は操縦席から前のめりに倒れこむ。


(痛ってぇ。なんだぁ?馬車が止まった?)


道は石で綺麗に整備されている。

馬車の車輪が乗り越えれないような段差はない。

声がしたと思い、後ろを確認すれば「無音」の顔から血の気が引く。


「この娘を連れて何をするつもりか?」


怒髪天を衝く形相で馬車の荷台を掴んだアルがそこにいた。







「この娘を連れて何をするつもりか?」


アイーシャを乗せた荷車を止め、男を問いただす。

しかし、アルには理由を聞く目的はない。

ただこの男の顔を焼き付けるための時間が欲しいだけだ。


額に大きな傷のついた男。

どこかで見覚えのある気配を持った男だった。


(この気配、確か二週間前にもいた。そうか、この男か。)

(しかとその顔、目に焼き付けたぞ)


傷のついた男は、アルを確認すると即座に馬車から飛び降りた。

距離をとった男の顔は優れない。


アルは荷台の中で寝息を立てているアイーシャを確認した。

そして男に告げる。


「人の所有物に唾をつける不届き者は貴様か。ここでは不便だ、場所を移すぞ。」


一方的に話を突きつけ、アルは指の腹で音を鳴らした。

その場を突然として眩い光が包みこむ。




あまりの眩しさに目を瞑っていた「無音」。

目を開けて驚愕する。


「《転移》だと!?」


先ほどまで草原だった光景が、草木が生い茂った森へと変化している。

場所はアルの降り立った森だった。

「無音」は改めて今回のターゲットの規格を理解する。


(そうだ。あの技量だ。超高難度の《転移》までできてもおかしくねぇ。)

「貴様にはこれから地獄を見てもらおう。覚悟せよ。」


男が状況の把握に努めているところ、アルは次の動きを見せる。

獣人の目には彼岸花が浮かび上がり、再び指の腹で音を鳴らした。

再び光の放流が現れる。


「ギギィ!?」

「...ゴブリンか?」


転移の特徴である白い光が「無音」の前で収まると、複数のゴブリンが現れた。

そのうちの一匹はアルが最下位の祝福を施した、元人間のゴブリンだ。


(なんじゃ此奴らは?)


どうやら現れた他の4匹は一緒にいた仲間のようだ。

五匹とも困惑している。


『《念思》此奴を殺せ。』


ゴブリン達の頭には、感情の荒れ狂った有無を言わさない思いが響いた。

その圧力は大自然、神仏のそれ。

森に生きるゴブリンの野生が屈せよと判断したのだろう。

元人間以外のゴブリンは、その命令に即座に従って攻撃した。


「舐めるな!」

「ギヤァァァ。」


闇魔法で森の影に溶け込もうと考えていた「無音」。

しかし《神眼》の効果で魔法発動を阻害され、逃れることができない。


(魔眼か!?厄介なものを!)


自棄糞やけくそになる「無音」。

アルと闘うよりはマシだと、剣を引き抜き次々と召喚されたゴブリンを切り捨てた。

腐っても男はランクB。ゴブリンなど足下にも及ばない。

足や首、胴を切断され、醜き者はいとも簡単に地面に伏した。


「《蘇生》《蘇生》《蘇生》」

「なぁ!?」(英雄級の魔法を、なんの準備もなく連続だと!?)


しかしそれでは終わらない。終わらせない。


アルは必要なゴブリンに蘇生を行い、特攻させ続けた。

死ねば生き返り、生き返れば死ぬ。

ゴブリンにとっても、「無音」にとっても地獄のようだった。


『《念思》其方も早く行け。』


命令される転生ゴブリン。

阿鼻叫喚とした光景をだんまりと見ていたが、参加せざるを得なくなった。

五匹のゴブリンに絶え間なく押襲(おしよ)せられる「無音」。

鋭い斬撃を次々に生み出す傷の男は、少しづつその体力を奪われて行った。


「《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》《蘇生》」


一体何匹のゴブリンを殺したのか?

どれほどの時間が経過したのか。

戦闘の最中の者にはわからない。

泥沼の戦い。


周囲にはゴブリンの切り落とされた腕が、脚が。

その場にいるゴブリンの数とは不相応。

周囲の地面に血が混ざり、文字通り泥沼化していた。


そんな中、戦闘は形勢が傾こうとしている。

死に慣れ始めたゴブリンは死を恐れない行動を。

反対に不死の群生に攻め続けられる人間は恐れを持つ。


ゴブリンの攻撃は稚拙も稚拙だが、蘇る群生を相手にする人間の精神力は永遠には持たない。

Bランクの持っている上質な鎧に阻まれていた攻撃は、

疲れから動きの悪くなった男に少しづつ届くように。

周囲への認識力も集中力も体力も減ってきた「無音」に痛手が入り始める。


「が、あぁ。くそっ。」


長く鋭い爪で皮膚を抉られ、耳を噛みちぎられる。

男の姿はボロボロで、息は上がり、激痛も疲労で麻痺しつつあった。

そこへ最後と一撃だと元人間ゴブリンが長く鋭い爪で男の目を抉った。

視界の半分を失い、窮地に立たされる男。


「は、ははっ。...」


生きることを諦めたのか、体を放り出しそのまま仰向けに倒れた。


「ギャ、ギャギャッ。」


遂に人間を追い詰めた。

遥か格上を倒したことにゴブリン達は踊った。

そんな状況で転生ゴブリンが一人前へ。

懐から石を鋭利に研いだものを懐から取り出した。


「うぅ、糞。こんな事の為に...」


体を動かすこともままならない人間の首元に当て、

転生ゴブリンは容赦なく喉元を掻き切る。

人間の目から光が失われた。







死んだことに歓喜の声を上け、我先に所持品を漁ろうと動きたいゴブリン。

しかし、すぐ近くに本能が拒絶する絶対者が立っている事を思い出す。

四匹のゴブリンはその存在に視線を向け、言葉を待った。


『《念思》上出来だ。お前達の褒美はそこの男が付けていたものとする。』


それに気づいたアル。

改めて《念思》を使えば、ゴブリン達は喜んで男から装備をはぎ取りにかかった。


やはり普通のゴブリンは知性が低いからか。

精神が病んだ様子もなく動いている。

ゴブリンとして生まれた一種の幸福と言えるだろう。


しかし元人間の方はかなり精神的な負担があった様子。

酷く疲れている。

何かを言いたいのか、近くによってきた。


「神様。ありがとうございます。」

『...』


無茶な事をさせるな!、と。

文句の一つや二つ出てくるかと思われた。


しかし、むしろ感謝された。

アルには感謝される理由が見当たらない。

何が次に続くのかを待つ。


「この加護を頂いてから、かなりのレベルアップをすることができました。この加護のおかげで群れのリーダーにもなれました。ですが、僕たちが生きるにはこの森はまだまだ厳しい。」


転生ゴブリンは、この森を全力で生き抜いていた。

魔物の活性化が進む森。森の中に住む魔物にとっては混沌とした時代だ。


昼夜関係なしに魔物との戦いを経験しているのだろう。

襲われ、殺し、多くを経験したのだろう。

数週間前とはどこか違った面構えだ。


「この森にも人間の冒険者は沢山います。しかし、今の僕では簡単に殺されてしまいます。狼と競っている程度ではダメだと。経験を積ませるためにも、こんな機会を設けてくださったんですよね。」

『...。』


アルの反応は薄い。

このゴブリンの解釈に理解し得ないものを覚えていた。

恐れを抱かれることはあれど、感謝されるとは思ってもいなかった。

考えられるのは、より強い祝福を授かるために媚びていること。

しかし、アルにはこれ以上このゴブリンに何かを施すつもりはない。


「死という普通であれば絶対に体験できないようなことも、経験しておくことで慣れさせる。そして、より戦闘に置いて的確な一手を手繰り寄せる判断を身に着ける。神様の崇高なる力なしではなし得れないことです。この機会を設けていただき、感謝します。」


《念話》を通し、あまりに真剣に語るゴブリン。

なんの冗談か?とアルは《神眼》で転生ゴブリンの魂を覗き込む。

だが、どうやらこのゴブリンは真実を語っている。

心から感謝しているようだ。

余程、祝福を与えたのがこの醜き者を救ったらしい。


(ックックック。)


アルは心の中で笑った。


(機会を与える?此奴は吾が成長を促す為の試練を与えたとでも思うてか?伸び伸びと戦えるように《蘇生》を施しながら戦わせたと。)


勿論そんな事はない。

ただ近くに丁度良い手駒がいたから、利用したに過ぎない。


(ゴブリンは知性が低いが、此奴は人間程度の知性がありながらコレか。狂っておるな。)


何もせずとも感謝し、利用されたとて感謝をしてくる下界の生命体。

可笑しな話だった。


『其方は何か盛大な思い違いをしておるが...この後であれば果たしてそうとも言え無ぬかも知れぬな。』


ゴブリンが人間の物の奪い合いをして体を引っ張り合う。

そんな光景をアルが《神眼》で見つめていると、傷男の死体から魂魄が分離され空中に浮き出てきた。

魂魄は肥え太っている。これまでにかなりの者を葬ったのだろう。

その肥え太った魂は行く場を見つけ、五匹の醜き者達に吸い込まれた。


「ぎゃ、ギャギャ!!」


突如体に起きる変化に、冷静に体を見る一匹と奇声を上げる四匹のゴブリン。

五匹の体は急激に発達し始めた。


それは生物としての《進化》。

貧弱な細胞が強化され、今までは届き得る事のなかった頂きへと近づく。

進化が終わると、ゴブリンは一回り大きくなっていた。

貧弱で小さな体つきをしていたゴブリンから、背丈が高くより肉質の強いホブゴブリンへと進化したのだ。


五匹のゴブリンはこれまで味わったことのない圧倒的な力を感じる。

全能感に支配される五匹。

その魂の変遷をアルは《神眼》で覗く。


(大幅に強化されておる。これは...かなりの上玉か。ついには此奴らにも知性が垣間見えるな。)


進化すれば知能も向上する。

これまでは乱暴に取り外し、取り合いをしていたゴブリン。

それが金具など防具の取り外し箇所を理解し、協力して男から所持品を取り外していた。

進化とは生物にとってそれほどまでにすごい事だ。


剥ぎ取りを終えたホブゴブリン達。

進化してより一層群れの中で存在感が強い長、転生ホブゴブリンの元に集まり横一列に並んだ。


「ギャッ」「ギャギャッ」「ギャッ!」


彼らはゴブリン特有の言語で会話をはじめる。

そして何やら話し合いが終わったのか。

転生者が前に出た状態で、5匹のホブゴブリンは両足を地につけた。

形は違えど、アルはこの感覚を知っている。


「彼らに僕の、神様の事を話しました。この者達も僕となり、その加護を受けたいと言っています。」

「ギャギャッ」「ギャッ!」


転生ゴブリンは、仲間から仕留めた冒険者の持っていた剣を渡された。

それをアルに両手で献上するかのように掲げた。

貢物。服従の意を示しているのだ。


それは冒険者の中でも上質な剣。

ただのゴブリンが持っている剣にしては、最上級のものだろう。

それを手放し、アルの魔物になりたいと言っているのだ。


(...面白い。いずれ使えるやもしれんな。)


アルは少し考えを改めていた。

普通のゴブリンであれば、こんな行動は取らない。

《神眼》で彼らの深淵を見つめながら思う。


(この転生ゴブリンの率いた群れは何かが違うらしい。面白い。)


『要らぬ。その刃物は取っておけ。そして、其方には祝福を与えよう。』


そう言ってアルは残りの四匹にも最低位の祝福を施した。


「もらった」「強さ」「すごい」


生物として進化し、加護が与えられたホブゴブリン。

彼らが内包する力は、そこらのゴブリンとは一線を画した物となる。

体格も大きくなった今であれば、身の丈にあってなかった剣もまともに使えそうだった。


『《念思》精進せよ。《転移》』


余程嬉しかったのか、ホブゴブリン達が騒ぎ出した。

それを煩く感じたアルは、再び《転移》にてゴブリン達を森のどこかへと飛ばした。

しかし、思わぬ収穫にアルは満足気であった。


「さて...。」


視線を傷男に戻す。

アイーシャをさらった男は生物として絶望を覚えさせ殺した。

目的は達成だ。


では、次の動きに移る。

アルは再び彼岸花の模様を目に浮かべ、残虐に引き裂かれた死体の上を漂う魂魄を見る。

傷男の魂は、先ほどとは比べ非常に小さい基盤となる部分だけが残っている。

それは星によって作られた魂の核となるもので、男の魂の根元だ。


核は、時間が経てばゆっくりと星の大きな力の流れに戻る。

その大いなる流れにて有るべき形を通し、再び生物として体を与えられるまでを待つのだ。

そしてその核もゆっくりと体を離れ、大いなる流れへと移動しようとしていた。


「どこへ行くか。」


容赦無くアルは核を掴み取る。

握り締めた魂に手が食い込み、ヒビと傷がつく。


「《不死者創造》」


周囲の空間にヒビが入り、そこから無数の黒い手が現れる。

黒き手が男の肌に触れた場所は、先ほどまでの傷が嘘だったかのようになくなった。

完全に元に戻った体に掴んだ魂魄を邪険に入れる。

すると男は目を覚ました。


「ア゛ああああアアああアアアアアア」


絶命から覚めた男。

彼を襲ったのは想像を絶する、感じた事のない激痛だった。

逃げようにも体が動かない。

アルの《神眼》が男の深淵を覗く。


「何を驚いておるか。道理ぞ。たかだか生物としての死が、このイルクル・アルダザイム・ジエルクファ・アルティヤー、死の神から引き裂くと思うてか?」


握り潰され、抉られ、焼かれ、折られ、千切られているような激痛を感じながら恐怖する。

目の前の、ターゲットだった獣人に。

そして彼が行使した《召喚》の陣から現れた見たこともない醜く恐ろしい魔物に。


「貴様にはその魂が自ら存在を否定するほどの苦痛を与えてくれる。冥土の土産に持って行け。多少は貴様の正気を疑い、行動を改めるようになろう。誰の逆鱗に触れたかを覚えておけ。」
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