悠久の機甲歩兵

竹氏

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定住生活の始まり

第178話 白いダリアを君に

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 人通りがなく薄暗い路地の片隅で、僕とシューニャは見つめ合った。
 いつもと変わらず表情は鉄仮面のはずなのに、声色からか雰囲気からか、やけに彼女が緊張しているのが伝わってくる。
 それは戦場で感じるヒリついた危機感とも、人前に押し出された時に感じる口が渇く感覚とも違っていて、けれどどこか懐かしい。
 自分は少なくとも年齢の上では大人であり、シューニャとは10以上歳が離れている。
 なればこそ冷静な振舞いを、と呼吸を整えて彼女へ向き合った。

「言ってごらん。なんでも聞くよ」

「……ん、ありがと」

 ゴミが転がる薄汚い路地で、シューニャは胸に手を当てて深呼吸し、エメラルドのような瞳を改めて僕に向ける。
 そこに映るのは不安と緊張、そして僅かばかりの期待か。意を決したように彼女はぽつりぽつりと喋りはじめた。

「私は昔から、人付き合いが苦手。誰かと深く関わる事ができていない」

「そうかい? むしろ誰とでも分け隔てなく話せているように思うが」

「必死で強がっているだけ。どんなに学ぼうとしても、人の思考は不合理で、理論や形式を感情で捻じ曲げてくるから、私はとても嫌いだった」

 吐き捨てるようにシューニャは言う。
 しかしそのおかげで、家族に守られて生きていたであろう彼女が、何故こうも感情表現を苦手とするようになったかが分かった。

「だからシューニャは表情を作らないように?」

 こくんと小さく頭が揺れる。

「幼い頃、顔に出さなければ、いつか感情を消し去れると考えて実践した。けれど、結果は私自身に不自由を付け加えただけで、感情を消すことなんてできなかったけれど」

 感情を上書きするという苦痛を僕は知っている。
 同情や優しさを恨みで塗りつぶし、見ず知らずの相手にトリガを引く技術が兵士には要求された。
 そのために僕は感情のスイッチを持ち、戦う時とそうでない時は別人として振舞うことを選んだ。敵になれば肉親でさえ躊躇いなく殺せる冷酷さを纏うために。
 だが同時に、それがどれほど悲しいことなのかも理解しているつもりだ。

「消えなかったのなら、その方が良かっただろう」

「どうして? これがなければ、人間は何かに苦しむ必要がなくなるし、理論で全てが説明できるようになると思うのに」

 質問したのはシューニャだというのに、その声には微塵も疑問が混ざっていない。
 そこにあるのは過去の自分の選択を覆したいという、懇願に似た願いだったように思う。
 だから僕は僅かな笑みを含ませながら、ぼやけすぎる感情論を口にする。

「幸せになる権利を放棄するのは、あんまりにも勿体ないだろう?」

「……そう」

 また彼女の唇が僅かに綻んだように見えた。
 そしてこの言葉は自分に対しても突き刺さる。幸福になる権利が誰にでも存在するのならば、逃避のためにそれを蔑ろにしてきたのは誰だったのか。
 自ら袋小路に入り込んだ僕に、シューニャは1歩だけ歩み寄る。

「キョウイチも、幸せになっていいと思う?」

「あぁ……いつか自分を許せる日がくれば、逃げないようにしたいとは思うよ」

 今はまだ、無責任に自分を許した、などと口にはできない。その言葉を想像するだけでも、頭の中であの日の焼けた臭いが充満したようで、口の中に昼食の魚が泳ぎ出そうとしてくるのだから。
 それでも少しずつ前に進めているのは、間違いなく玉匣の皆のおかげである。共和国を焼き滅ぼそうと躍起になって疲れ果てたあの時を思えば、胃の内容物を吐き散らすくらいですめば可愛い物だ。
 そんな進展を聞いてシューニャは、小さく僕の袖をつまむ。
 いつだったか、ファティマの真似をして膝に頭を擦りつけてきた時を思えば、今更な羞恥の気もするが、それでも彼女は必死らしく白く細い指が微かに震えていた。

「少し屈んで」

「うん? これでいい――」

 彼女の言葉通りに膝を折った瞬間だった。
 頬から感じた柔らかい感触。ふわりと宙を舞ったキャスケット帽と、背伸びから戻って距離をとっていく小さな少女の姿。
 目の前でポンチョの裾を僅かに浮かせて、いままで以上に顔を真っ赤に染めながら自分の唇に手を添えるシューニャを見るまで、僕は何が起こったのか理解できなかった。

「これが……今の私が出せる精一杯の感情」

「こ、れは――」

 何を言おうとしたのかは自分でもわからない。しかし、シューニャはそれに言葉を重ねて制し、くるりと背中を向けて地に落ちた帽子を拾って被りなおした。

「今は答えなくていい。ただ、まだ私が貴方を想っていることを、知っておいて欲しかっただけ」

 想う、という言葉がこれ以上ないくらいに雄弁に物語る。
 自惚れるな、ではなく、鈍感で居るな、なのだ。
 シューニャからぶつけられた好意に、僕はまたも大きく動揺しながら、けれど暖かい物が心に満ちるのを感じて後ろ頭を掻いた。

「参ったなぁ……待っていてくれとしか言えないのが、ここまで恰好悪いとは思わなかった」

「ふふっ」

 情けない大人の姿を見てか、彼女は口に軽く手を添えて小さく笑う。
 またも披露された見たことの無い新鮮な表情に、僕は僅かに顔が熱くなるのを感じたが、これで御相子おあいこかと肩を竦めた。

「少しでも貴方を揺さぶれたのなら、私は嬉しい」

「大人をからかうものじゃないよ。けど、ありがとう」

「わぷ――っ!?」

 いつもより力任せで雑に、しかしいつも以上に親しみを込めて、キャスケット帽の上から頭を撫でる。
 ただこの瞬間、自分の中では天文学的な確率だと思っていた仮定が、急激に現実味を帯びて渦巻き始めていた。


 ■


「帰ってくんのが早ぇよ。何しに行ってたんだ」

 日が傾き始める前、ポロムルから逃げるように帰宅した僕らに、ダマルはリビングのから呆れたような声を出す。

「あー……その、状況が読めないんだが、なんで頭蓋骨だけ? それになんだいこの空気」

「べっつに何でも無いッスよ」

「ええ。普段通りでしょ?」

「そ、そうかい?」

 とても言葉を額面通りに受け取れるような状況ではない。
 ローテーブルを囲む2人はどこか剣呑な空気を醸し出しており、何故かファティマは床にうつ伏せで転がされ、ポラリスがその横で幸せそうに昼寝しているという状態だ。
 平常運転どころか事件現場である。
 とはいえ、その詳細をこの場で語ることはホラーオブジェと化したダマルでも不可能らしい。
 であれば藪蛇を躱す意味も含め、僕は知らぬ存ぜぬを決め込んで小包を机の上で解いた。

「紙? そんなの買いに行ってたの?」

 興味深そうにマオリィネがそれを覗き込み、けれど何故と首を傾げる。

「いや、これは成り行きなんだが――ダマル、何か切れる物ってあるかい?」

「あぁ? 工具箱にならハサミもカッターも入ってるが、お前何するつもりだ?」

「ちょっとばかし、工作をね」

 ガレージに置かれた工具箱から僕はハサミを持ち出し、ついでにアポロニアからにかわも準備してもらい、机に向き合った。
 視線が集まる中、5枚ほどの紙を丸く切り抜き、それらを膠で貼り合わせて強度を上げる。そしてその中心にナイフで小さな穴をあけ、端材となった紙を筒状に丸めてこれまた膠で固め、そこへ突き刺した。
 形が出来上がった事で、唯一それを知るダマルがほぉと声を上げる。

「何作ってんのかと思ったらコマかよ。意外な趣味だな」

「紙細工は手慰みで覚えただけで、趣味ってほどの物じゃないけどね」

「これが、コマ……」

 シューニャが興味深げにそれを凝視する一方、マオリィネとアポロニアは高価な紙が謎の使い方をされていることに頭を痛めていた。

「ほんと、キョウイチのわからないところよね」

「昔の自分なら発狂ものッスよ……これだけで給料がぶっ飛ぶッス」

「これが目的で買ってきたんだからいいだろう? さて、実演だ」

 紐も何も使わない、ただ軸を持って回すだけの簡単なコマ。
 それを子供の頃と同じ感覚で勢いよく捻れば、にわか作りであっても大きなブレもないまま回転を始める。
 ジャイロ効果の説明としては十分と言えるだろう。静止したコマはバランスを維持できないが、回転していれば細い軸だけで立ち上がれるのだから。
 けれど、そんな理屈の話より、彼女らは目の前のコマに釘付けとなっていた。

「面白い」

 ポツリと言葉を漏らすシューニャに合わせ、今まで呆れたような表情をしていた2人もうんうんと頷く。

「紙で玩具を作るって、ご主人の発想は凄いッスね……」

「ええ、売れるかもしれないわよコレ」

「そんな大げさ――でもないのか」

 昼間の紙飛行機事件を思えば、娯楽に飢えた現代人には受けるかもしれない。
 それこそドングリのような木の実でもあれば、紙で作るよりはよほど安価であろうし、木工職人に作らせればより安定して回る立派な物も作れるだろう。
 本来は貴族として領地運営に携わるマオリィネにとって、これが商機と映ったのか、小包の中から紙を1枚抜き出すと浮いたであろうプランを素早くそこに書きなぐっていた。

「いてぇ」

 やがて回転力を失ったコマは、大きく軸をブレさせてダマルにぶつかって止まる。
 アポロニアはそれに面白かったと小さく拍手をし、マオリィネもこれならと小さく拳を握った。

「まぁ、これがバイクが立って走れる理由、かな」

「納得した。けれど、それ以上にキョウイチの技に驚いている」

「こんなことしかできないけどねぇ」

 相変わらずの無表情で、けれど目だけはハッキリ輝かせながら、シューニャは僕へ寄り添う。
 いつもより少しだけ縮まった距離に、僕はあることを思いついた。
 相変わらず転がったままのファティマにしてもそうだが、好意を向けられて何も返せないままというのは余りにも情けない。ならば、自分なりのプレゼントくらい返したっていいだろうと、安易な思考である。
 記憶は曖昧だったが手が覚えている内容で、紙を折り返していく。

「よし、こんなものかな」

 今までの物より時間はかかったが、手の中で出来上がったそれを見て、女性陣からは歓声が上がる。

「は、花ッスか? ただの紙が、こんな綺麗に……」

「意外な才能って、本当ダマルの言う通りね」

 僕が作ったのは真っ白なダリアの花である。記憶は朧気でも、暇つぶしで何度も作った折り紙は、どうやら手がしっかりと覚えていてくれたらしい。
 本物のダリアがどんな花だったのか、白い花弁があったのかはよくわからないが、けれどその純白の花を僕は躊躇わずシューニャに手渡した。

「これが、僕が渡せる精一杯、かな」

「――ッ!!」

 たちまち色白な顔が薔薇のように赤くなる。
 我ながら気障きざが過ぎるとは思うものの、シューニャの反応を見ていると満更でもない。
 彼女はぐいとキャスケット帽で顔を隠しつつ、けれど受け取った折り紙ダリアを優しく手で包み、聞こえない叫びを上げながらその場で小さくなっていく。

「おいおいおいおい、恭一お前、いきなり高等テクニック使ってんじゃねぇよ。このベッコウ飴みてぇに甘ぇ空気をどーしてくれんだ」

「いいじゃないか、たまには」

「なぁっ!? こ、この野郎、開き直りやがった!」

 照れもあって笑い飛ばす僕に、骸骨は唯一動かせる下顎骨をカチカチ言わせて苦情を叫ぶ。
 そして同じように、隣で眺めていたアポロニアとマオリィネも声を上げた。

「ダマルの言う通りよキョウイチ。そういう贔屓はよくないでしょ?」

「そ、そッスよ! シューニャだけズルいッス!」

「お前ら俺の話聞いてた!?」

 ダマルの苦情もなんのその。宝石を見ているかのような羨望の眼差しで2人は僕に詰め寄る。
 流石にこのままでは、大した価値もないはずの折り紙1つで戦争が起こりかねないと、僕は諦めて新たに紙を手に取った。

「皆にも作るから揉めない揉めない。ダマルは――」

「おう。そんならクジャクでも作ってくれや」

「敢えてツルじゃなくてクジャクって……あぁ、多分折れるけども」

 その後は休む暇もなく紙細工師となり、ついでに起き出してきたポラリスに折り方を乞われながらの作業である。
 忙しなく手を動かす僕の姿を、シューニャは白いダリアの花を手にしたままで呆然と眺めていたが、何を思い立ったのか急に頭を僕の肩に乗せた。

「なんだい?」

「ん……なんでも、ない。けど、少しこのままで、いい?」

「――あぁ」

 まどろむ、というのとも少し違う様子で、けれど彼女は静かに目を閉じる。
 父性で見ていたはずの少女から、またも揺り動かされた好意の感情に、僕は1人どうするべきかと悩みを大きくする。
 自身に向けられる好意と家族関係、そして自分自身の中にある過去とのけじめ。片付けられないどころか大きく散らかっていく状況に思いを巡らせようとして、けれどそれは高い声に遮られる。

「キョーイチ、次は?」

「あ、あぁ、ごめん。次は――」

 ポラリスに乞われるまま、次の折り方を説明していく。そうすることで僕はまた一時的に悩みから逃避する。
 家族それぞれに向けて折られた作品群が良い出来だというのに、自分の心は一切定まらないままなのはどこか皮肉のようだった。
 しかし、僕がそんなことを考えながら手を動かし続ける最中、今までずっとテーブルの上で制作風景を眺め続けていたダマル・スカルが突如、あっ、と声を出した。

「コマショックで言うの忘れてた。客が来てんだわ」

「客?」

 招待状を出した覚えはなく、友人と呼べる知り合いも指折り数えるほどしかいないなか、一体誰がこの辺鄙へんぴな家を訪れるのだろうかと、僕は首を傾げる。

「ここには居ないようだが……」

「いやなに、ちょっと色々あって疲れたみたいでな。客間で休んでもらってたんだが」

「――厄介事かい?」

 僕は疲れたという部分と、わざわざ客間で休ませているという部分をピックアップして、何か事件でもあったのかと目を細める。
 それに対してダマルはいつも通りの軽い雰囲気のまま、顎の動作だけで器用に頭蓋骨を左右に振った。

「そう大した話でもねぇよ。ただまぁ、ちょいといきさつだけは話とくぜ。俺がこんな姿で放っとかれてることの理由でもあるからな」

「ファティが伸びてるのも?」

「いや、そっちの猫はお前との蜜月に対する質問攻めで疲れただけだ」

 どうやら家族になんらかの被害が出ているということはないらしく、僕はホッと胸を撫でおろす。
 そして再び折り紙を作りながら、ダマルの語る事情に耳を傾けた。
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