悠久の機甲歩兵

竹氏

文字の大きさ
上 下
138 / 330
テクニカとの邂逅

第138話 伝書梟を追いかけて

しおりを挟む
 そこに立っていたのは旅装を纏った3人組。
 スープ鍋に手を出していたのは子どもか、あるいはアステリオン並みに小柄な種族らしく、ともかくちんまりとした背格好が特徴的な奴。
 その後ろで軽薄そうに笑う男は何処にでもいそうな無精髭の無頼漢。義手と義足から、相当な修羅場を潜ってきたか、あるいは単なる間抜けか。
 こいつらだけなら、自分は容赦なく身体にキカンジュウを叩き込んだだろう。自分の料理に現行犯で手を出した以上、情状酌量の余地はない。
 だが、最後の1人。旅装には珍しく使い古された兜を被った男の顔に、自分は全身の毛が自然と立ち上がっていた。

「アポロニアぁ! こんの裏切り者がぁ!」

「セ、セクストン副長ぉ!? こんなところでコソ泥とか、生真面目が足生やして歩いてるような人が、どうやったらそんなことになるッスか!?」

「むしろ私が聞きたいくらいだ! いや、そんなことはどうでもいい……貴様こそ虜囚の身となって敵に寝返るとは、帝国への恩をどこに捨てた!」

 何か思うところがあるのか、自分の元上司は一瞬とてつもなく苦々しい顔をしたが、直ぐに兜を大きく振ると、こちらを指さしながら激しい糾弾の声を上げる。
 これが帝国軍に属していた頃なら、靴をなめてでも許しを乞うような剣幕だが、正直今の自分にはセクストンに頭を下げる理由が見当たらない。
 おかげで自分の言葉は飾り気のない本心になってしまった。

「いやそんなこと言われても……元々大して恩なんて感じて無いッスよ。食うために働いてただけッスし」

「き、貴様ぁ……いけしゃあしゃあとよくもそんなことを」

 帝国軍の特徴であるグラディウスの柄に手を掛けるセクストン。
 その威圧感さえ今の自分には脅威と思えない。たとえ相手が元上司であれど、斬りかかってくるならばそれは敵であり、人間1人を打ち払う程度の力ならば、古代の兵器が与えてくれている。
 だが、キカンジュウをセクストンの頭部に向けた矢先、派手な音を扉が蹴り開けられたことで、その場の全員が硬直することとなった。


 ■


 後部ハッチから不機嫌な尻尾をユラユラ揺すりながら歩み出たのはファティマである。
 彼女はアポロニアと誰かの騒がしい声が聞こえはじめて間もなく、寝台から勢いよく跳び起きたかと思うと、無言のまま鎧を着こんで自分の得物を手に玉匣の後部ハッチを蹴っとばしたのである。
 その不機嫌さは殺意すら滲ませており、仲間であるのに僕はうすら寒い何かを感じてしまった。

「さぁっきからうるさいですよぉ……どこのアンポンタンですかぁ? ボク、結構いい夢見てたのに……」

 金色の目を輝かせる猫は斧剣の先端を地面に落とし、ぐるりと身体を回してあちこちの関節をパキパキと鳴らした。
 このまま放っておけば、相手になんの意図があったかなどお構いなしに挽き肉ができあがってしまう。
 それはさすがに不味いと僕は慌てて止めに入ろうとしたのだが、対する義手義足の男は恐ろしいほどの殺気を向けられているにも関わらず、フッと表情を緩めて笑ってみせた。

「うちのバカタレが夜遊びしてきたときゃどうしようかと思ったが……そのホウヅクを追えたのは正解だったらしいな。元気にしてたか、うちのリベレイタ」

 顎をしゃくってみせる無頼漢。その先にはチェーンガンの砲身が伸びており、フクロウのような鳥が1羽、つくつくと自らの翼を繕っていた。
 しかし、ファティマはそれを気にした様子もなく、僅かに怒気を驚きで抑えただけだった。

「おぉ、ヘンメさんじゃないですか。生きてるとか聞いてましたけど、本当だったんですね」

 ヘンメという名前と、朧気ながら見覚えのある顔が頭の中で連結される。
 どうやらポインティ・エイトに襲われたコレクタの中で、致命傷を負いながら自分に仲間の救助を頼んだ男で間違いないらしい。その時の後遺症からか片手片足を失っているようで、未だ慣れないのか身体の動きはぎこちなく、しかし煙草を咥えたまま髭面の顎を撫でて笑う姿は、どこか様になっているように感じた。

「人を見捨てといてよく言うぜまったく」

 彼が皮肉を口にしながら肩を竦めれば、右腕の棒切れのような義手がガチャンと音を立てる。
 元々の雇い主なのだから、生きていてよかった、とか、失われたその腕脚は大丈夫なのか、とか言うべき場面だろう。
 だが、ファティマはその一切に言及せず、それどころかふぅと息を吐いてその場で軽く身体を弾ませると、キュロットスカートをふわりと膨らませながら拳を構えなおした。

「とりあえずぶん殴っていいですか? ボク眠いんで」

 後ろで状況を見守っていた僕は額を押さえるしかなく、対するヘンメも流石においおいと肩を竦める。
 斧剣を地面に突き刺したまま放置したのが、最大限の優しさと言えたかもしれない。

「眠気と感動の再会を天秤にかけてんじゃねーよ。しかも眠気が上とか、奴隷だったお前をリベレイタとして雇ったのは俺だろうが」

「でも、今はおにーさんが雇い主ですし」

「……あぁ、知ってたよ。お前がびっくりするぐらい無味乾燥な娘だってくらいな」

「わかっていただけたようなので、とりあえずぶっとばしますね?」

 肩を竦めるヘンメは不自由な身体とはいえ、元コレクタリーダーというだけあって随分鍛えられているようには見える。だが、それは人間の域を出るものではなく、キメラリア・ケットの本気パンチを受ければただではすまないだろう。しかもファティマは腰だめに拳を握りこんで口を三日月形にして笑っており、とても加減してくれそうにはない。
 だが、彼女が1歩踏み出そうとした途端、不思議なことに頭が後ろに取り残された。

「やらなくていい」

「あニャッ!?」

 興奮する猫娘の後ろに忍び寄っていたシューニャは、安全装置として三編みを掴んでいたらしい。
 思い切りよく踏み出してしまったファティマは相当痛かったのか、後頭部を両手で押さえて蹲《うずくま》った。

「アイタタタ……し、尻尾は駄目って言いましたけど、三つ編みならいいってわけじゃないですよぉ」

 ファティマが恨みがましく金目を向けながら小さく苦情を零しても、シューニャは一切取り合わず、好戦的な彼女に変わってヘンメに歩み寄る。
 その表情はいつも通りの鉄仮面ながら、僅かな喜色が浮かんでいるように見えた。

「ヘンメ、生きていたとは思わなかった」

「俺も生きてられるとは思ってなかったさ。お前さんたちが生きてるってことは、青いリビングメイルは約束を違えなかったらしいな。そうだろう? アマミ・キョウイチ」

 ヘンメの言葉によって、全員の視線がこちらへ集中する。装備を整えるのに手間取ったのか、遅れて出てきたマオリィネもこれには静かに足を止めていた。
 しかし、にやりと表情を歪ませるヘンメの確信めいた口ぶりに、僕ははてと首を傾げる。

「妙なことを仰いますね。僕のどこがリビングメイルだと?」

 少なくともあの時、自分は翡翠を着装していたし、中身を見られていない以上操縦者が誰だったかなどわかるないはず。そして何より、現代の常識におけるリビングメイルは金属生命体的なものであるため、中に人間が居るなどあり得ない話なのだ。
 だが、無頼漢は全てを見透かしているかのように小さく肩を竦めて見せる。

「今更しらばっくれる必要はないぜ。俺がこんな体で王国くんだりまで出張ってきたのは、命の恩人であるテイマーのお前さんに礼を言いたかっただけだ。おまけに、元部下たちも上手くやれてるようで、何よりってとこさ」

 テイマーというのは正確ではないだろうが、現代の常識の枠内で考えて行きつける限界だろう。
 とはいえ、その洞察力と行動力は本物であり、しかも礼のためだけにわざわざ謎のリビングメイルを追って来たというのが本当だとすれば、その義理堅さには脱帽である。
 何より、元部下を、と言いながら彼女らに向けられた視線は優し気であり、僕は少なくとも悪人ではないのだろうという評価を下していた。
 ただ、シューニャは彼の言葉に対し、訝し気に首を捻ったが。

「お礼だけのためにヘンメがキョウイチを追ってくるとは思えない。何か裏がある?」

「相変わらず疑り深いなシューニャ・フォン・ロール。嘘は言ってねぇよ。つっても、手っ取り早くリビングメイルを追える条件に乗っかったのは認めるがな……」

 やけに遠回しな言い方は敢えてなのか、あるいはそうとしか表現できないのか。結局理解が追いつかず、会話に加わっていた3人が揃ってクエスチョンマークを浮かべたところで、ヘンメは申し訳なさそうに首を掻きながら視線を隣へ流した。
 そこに居たのは唯一顔の見えない小柄な者である。
 まるで子どもような背格好の人物は、全員の注目が集まった事を確認してからゆっくりとフードを取った。

「ほほぉん? やぁやぁ君がアマミだね! 髪と目の色以外は、思ったよりフツーだな!」

 その見た目は今まで見てきた中でも一等奇抜と言っていい。
 黒いリボンで結われた深紅のツインテールを舞わせ、好奇心が光る目もまたルビーのような深い赤色。そして見た目はヤスミンと変わらないような少女である。
 そんな彼女は堂々と腰に手を当てて平坦な胸を張りながら、健康的に焼けた肌から白い歯をのぞかせて笑っていた。
 問題は、活発そうな少女の姿を見せられたところで、一切疑問が解消しないことだろう。

「えーっと……どちら様で?」

「むぁ? あたしを見ても誰かわかんない? おっかしいなぁ、フードしてなかったら大体バレるんだけど」

 見た目が派手であることに自覚はあるらしく、彼女は長いツインテールを弄びながら少し悩み、両手を広げてその場でプロペラのようにくるりと回って見せてから、どう? などと聞いてくる。

 ――可愛らしい女の子が遊んでいるようにしか見えないんだよなぁ。

 思い当たる節が一切見つからない僕には、腕組みをして唸るくらいしかできない。
 しかし、それは自分だけだったらしく、背後から聞こえたマオリィネの声は不思議と驚愕に震えていた。

「あ、赤い髪に赤い目って――まさか、帝国のレディ・ヘルファイア!?」

「そのとーり! あたしこそ、帝国軍序列第1位将軍、エリネラ・タラカ・ハレディである!」

 名前を呼んでもらえたのが余程嬉しいのか、エリネラはビシリとマオリィネを指さしながら高笑いをかます。
 僕の目には微笑ましい光景としか映らないのだが、現代では余程の有名人なのか、シューニャも大きく目を見開き、アポロニアはポカンと口を開けて呆然としていた。唯一ファティマだけはキョトンとしていたが。

ヘルファイア地獄の業火、ねぇ? 随分と物騒な二つ名を持つ子ども将軍様だが、そんな有名人が身分隠しながら敵地に入り込んでまで追ってきた目的ってのはなんなんだ?」

 骸骨ボディを隠すために兜やらグローブやらを装着して出遅れたのが原因か、今までやや遠巻きに話を聞いていたダマルは、呆れたような口調で理由を問いただす。
 将軍と名乗った彼女に対し、まさか未成年を軍の重要ポストにつけるほど帝国は人材不足なのか、と思ったのが自分だけではなかったことに僕が少しだけ安心する。だが、エリネラは相当煽り耐性が低いのか、あるいは子どもという言葉が禁句なのか、ウガァー! と叫び声を上げた。

「子ども違うわッ! これでもあたしは18歳だぞ! というか、アマミもそっちの騎士君も、もうちょっとビックリするとかあるだろー!」

 両手を挙げて威嚇する姿に凄みは感じられない。それどころか、年齢を含めた信憑性が世紀の大暴落を起こしている。残念なことに本人がそれに気付く様子はなく、アポロニアの元上司という生真面目そうな男は彼女の保護者的立場なのか、皺の寄った眉間をしきりに揉んでいた。どうにも彼は相当苦労しているらしい。
 とはいえ、このまま必要な情報が手に入らないのは困るため、僕は無理矢理に話題の修正を図ることにした。

「うーん、これでも色々驚いてはいるんだが……とりあえず、そろそろ君が何をしに僕を追っていたのか聞かせておくれよ」

「ねぇヘンメ、あたし子供扱いされてない?将軍だよ?偉いんだよ?」

 こちらのリアクションに一切の変化がないことを悟ったのか、彼女は目に涙を浮かべながらヘンメに縋りはじめる。しかし、無頼漢は彼女に救いの手を差し伸べるつもりがないのか、ただただ愉快そうに肩を揺するばかり。
 そんな光景に、アポロニアの元上司はこのままでは埒が明かないと思ったのだろう。はぁ、と深い深いため息を零しながら彼女の前に膝をついた。

「あの者たちは将軍の武威に当てられて正常な判断ができぬだけでしょう。そろそろ口上を、できるだけ速やかに、お願いします」

「お、おぉ、そうか! なるほど、セクストン頭いいな!」

 ちょろい。そんな言葉が頭をよぎる。
 なんならセクストンと呼ばれた彼へ同情の視線を投げれば、ゲンナリした表情で首を横に振られてしまった。いつの世も宮仕えはままならぬものらしい。
 しかし、たった一言で丸め込まれ機嫌を回復したハレディは、またも堂々と腰に手を当てて仁王立ちすると、小さな体からは想像できない大音声で自らが帯びた任務を叫んだ。

「あたしに課せられた皇帝陛下からの勅命は2ぁつ! 1つはミクスチャを殺したというリビングメイルのテイマーの素性を探る事! も1つは帝国に対して従属するか敵対するかを選ばせることだぁ!」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり

柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日―― 東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。 中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。 彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。 無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。 政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。 「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」 ただ、一人を除いて―― これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、 たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

異世界あるある 転生物語  たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?

よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する! 土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。 自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。 『あ、やべ!』 そして・・・・ 【あれ?ここは何処だ?】 気が付けば真っ白な世界。 気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ? ・・・・ ・・・ ・・ ・ 【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】 こうして剛史は新た生を異世界で受けた。 そして何も思い出す事なく10歳に。 そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。 スキルによって一生が決まるからだ。 最低1、最高でも10。平均すると概ね5。 そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。 しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。 そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。 追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。 だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。 『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』 不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。 そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。 その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。 前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。 但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。 転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。 これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな? 何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが? 俺は農家の4男だぞ?

異世界で穴掘ってます!

KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

俺だけ展開できる聖域《ワークショップ》~ガチャで手に入れたスキルで美少女達を救う配信がバズってしまい、追放した奴らへざまあして人生大逆転~

椿紅颯
ファンタジー
鍛誠 一心(たんせい いっしん)は、生ける伝説に憧憬の念を抱く駆け出しの鍛冶師である。 探索者となり、同時期に新米探索者になったメンバーとパーティを組んで2カ月が経過したそんなある日、追放宣言を言い放たれてしまった。 このことからショックを受けてしまうも、生活するために受付嬢の幼馴染に相談すると「自らの価値を高めるためにはスキルガチャを回してみるのはどうか」、という提案を受け、更にはそのスキルが希少性のあるものであれば"配信者"として活動するのもいいのではと助言をされた。 自身の戦闘力が低いことからパーティを追放されてしまったことから、一か八かで全て実行に移す。 ガチャを回した結果、【聖域】という性能はそこそこであったが見た目は派手な方のスキルを手に入れる。 しかし、スキルの使い方は自分で模索するしかなかった。 その後、試行錯誤している時にダンジョンで少女達を助けることになるのだが……その少女達は、まさかの配信者であり芸能人であることを後々から知ることに。 まだまだ驚愕的な事実があり、なんとその少女達は自身の配信チャンネルで配信をしていた! そして、その美少女達とパーティを組むことにも! パーティを追放され、戦闘力もほとんどない鍛冶師がひょんなことから有名になり、間接的に元パーティメンバーをざまあしつつ躍進を繰り広げていく! 泥臭く努力もしつつ、実はチート級なスキルを是非ご覧ください!

辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる! トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。 領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。 アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。 だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう 完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。 果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!? これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。

きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕! 突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。 そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?) 異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。

ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。 剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。 しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。 休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう… そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。 ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。 その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。 それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく…… ※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。 ホットランキング最高位2位でした。 カクヨムにも別シナリオで掲載。

処理中です...