看守物語

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風の噂である国の商会が各国からのクレームと賠償請求を求められ潰れたらしいが各国それを認めたくに責任窯があるとそのまま賠償金を国に求めた
一国からならまだしも隣接する術までの国からの要求には呑まざるえずに多大な債務を背負うこと担ったこの関係していた貴族家が十数家お取り潰しになったそうなその私財全てでも債務金には程遠く有用な鉱山や領地を失ったみたいらしそして私の所には各国から迷惑金名目で多大な金銭が入ってきたのですぐに生産輸出を再開したやはり女性を怒らすことが一番恐ろしい事だ。この泡銭で領地の孤児院や医療機関に力を入れたよ。

大監獄の受刑者は基本重罪の者が多いが一口に重罪者とはいえ対応はその者によってまちまちだ完全に自由の無いものから週一から月一の面会を許される者と知人家族からの差入れを受けられるたものと差入のチェックも看守の仕事だ多少のものは袖の下ですんなりと通る薬物や武器のタグ位でもなければなまあそんなもの持ってくるものも殆ど居ないが大概が甘い菓子よようなものか煙草に酒だ金というパターンもあるが監獄の中では金はあまり価値が無い物費嗜好品のほうが価値があるからだだからこそ金は
外にと出入りできる看守にものを頼む時用だ何かしらの指定の物が欲しいとか女への伝言とかだ。流石に犯罪に関わるものは看守の首が飛ぶので看守も受け付けないしなただ驚いたのはアルシカゴか闇の世界で恐れられている漢の差し入れにいま帝都で話題の甘い菓子が来るとはおまわなかったがどうやら酒より甘党だったようだ。ついこういたずらしたくなるな！半年間じっくりと每日酒んふきかけて寝かしたブランデーケーキを8本程持ってきた私自家製になるこれも貴族としては内緒の趣味だ中味に蜜漬けにしたナッツとドライフルーツを刻んた物を入れて焼いてある卵とバターもふんだんに使っており贅沢な逸品だバターと卵白に沢山の空気を魔法で含ませてから焼くことでふんわりとしっとりと焼けるのだ魔法を料理に使うような魔法使いないので私オリジナルだろうなロンダルキア家秘伝の菓子として監獄長福監獄長二人の部下に一本ずつ渡して二本は適当にカットして看守たち渡すアル・シカゴとシシリー・アルバに差し入れてやる片方だけだと角が立つからなシシリーの方が好きかは知らないが困るものでもないだろう誰かにやればすむものだ、
ただ私はこのとき知らなかったのだ、監獄にはいるとどんな辛党も甘党になるということを。ほんの些細ないたずらだったのだ私の菓子の腕かどこまでかと言う軽い気持ちだったのだあたあと騒がれるとは思わなかった
看守達には好評だったこんな美味い菓子初めてだと
次の日、監獄長と福監獄長にから販売はしてるのか尋ねられたが
「いやすみません販売はしていなくて家の料理長野お手製なんですよ何でしたらまた作るように伝えておきますよ」
「たのむよ妻と娘がどちらが多く食べたのだとくだらないことで言い合い初めて収集がつかなくなっているのだ」
「監獄長のところもですか?でもそれならまだ良いですよ！私などうっかりと私が食べてしまい口も聞いてくれない状態ですよ」
「うむ！父親の立場は弱いからな！」
「では明日には同じ物ではないかもしれませんが同じ品質の物をお持ちしますよ前回よりも沢山お持ちしますのでご安心を！」
「「クロノ君助かるよ！！」」

思っていたよりも大きくなりそうだな今日中に母上には伝えておかないと後が怖いからな！
「あ！看守長良いところに大変なんですよアル・シカゴとシシリー・アルバ
が罵り合いを初めて皆が大騒ぎになっています？原因なんですが昨日の菓子お前の方が大きかったとか子供の喧嘩通って理由なんですけどねあの二人が揉めると周りが勝手に騒ぎ出して大変なんですよ！」
「わかった二人に伝えてくれ明日に違う味の物を持ってくるつもりだから静かにしろと騒ぐと持ってこれなくなるとな！」
「OKです看守長あまったら自分たちにもお願いします？家の母と姉もつかみ合い寸前まで行きまして私の首に手がかかるまで時間かが無くて！」
「オイバス図々しいぞ」
「お前のところは妹さんだけ出し平和だろうが姦しい女ふたり居ると戦争何だぞ！」
「大丈夫だ監獄長達にも頼まれたしな明日はたかさん持ち込むつもりだからな安心しろ」
「ありがとうございますジヤノンの分は自分が食べますので安心してください」
「誰もいらないのと言っていないだろバス！」
「ハア、ハイ！ツンデレめさっさと伝えてきます！」

明日は珈琲豆を蜜煮にしたものを混ぜて焼いてそれを砂糖コーティングしたものにしように苦味に甘味の取り合わせがクセになる逸品だあとり林檎のシナモン煮に紅茶の葉の生地と合わせたものの2つを造るか
なんせ昨日夜はこってりとと母上に絞られたからな家の秘伝なのになぜ私があとに食べ？のかとあの目は本気だったからな新しいものを2つぐらい先渡さないとやばいな恐ろしい見合い話を兄たちよりも先持ってこられる！まだまだ結婚は遠慮したい
次の日、監獄長たちにはそれそれ各3本づつ渡しバスとジヤノンには各一本ずつ渡し、アル・シカゴとシシリー・アルバには私が直接会いに行った。ふたりとも壮年ぐらいよりは若いぐらいでシシリーは本当に闇組織のボスかと思うぐらいの優男て俳優と言われたほうがじっくりとくる逆にアル・シカゴはガッチリ体型の大漢だ甘い物を食うイメージがわかないぐらいの！
「やあ！始めまして新しく看守長として着任したクロノ・ロンダルキアだ少々挨拶が遅れてしまったのでね手土産を持ってきたが気に入ってもらいありがたい今日は2種類あるので適当に日を分けて食べてくれ」

「無理無理！看守長さんその超甘党馬鹿に我慢なんて無理てますよすぐにうつつくしますよ！」
「だまれシシリー！それならお前の分もよこせ！」
「は！ふざけんな！こんなに美味い菓子をやるか！俺も甘い物は嫌いじゃないんでねやなこった！」
「そんなに気に入ったのなら時々持ってこよう！」
「看守長さん何がねらいだい？大貴族様のご子息がわ態々こんな汚いところまで？」
「今はなにも！私はね必要悪もあると思うんだよ！あぶれる者が居るのをなくすことはできないからねその受け皿は必要だだかね自分達の身体すら食い潰す奴等は嫌いでねそのへんの統治をお願いしたいのさ君たちも帝都自体がなくなれば困るだろう？」
「たしかに誰もいない都市に意味はないからな！」
「なるほど俺達は悪党だがな外道まで落ちちゃいねえ」
「つまり外国産の害虫の駆除の事だろ任せてくれアイツラは俺らのしまも荒らす害虫だからなしっかりと駆使させるぜそんなわけだから菓子は俺にそっちの脳筋よりも多く頼むよ！」
「ふざけんな害虫駆除に関してはうちの方が得意だろ！」
「まぁまぁ昨日よりも沢山おもちしましたからね」
各二本ずつのひとり４本渡した多いかなと思ったがすんなりと食べそうだ
あまりは看守達に好きな方を一本渡した２０本近く持ってきたが足り無いぐらいだったよ
母上には各１０本ずつ渡してあるお茶会用にだ
これだと足りなくなるかもしれないので増産しよう