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第12ピース
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「よし、じゃあ、まずは弓の持ち方からかなぁ?」
「それは分かります!! ……こうですよね?」
ふふん、わかっちゃうんだなぁ、これが。
スキル【武術】のおかげで!
早速、お試し!
「うん、合ってるよぉ。じゃあ矢をあの的に射ろうねぇ」
「はい!」
毎度、元気よく返事!
そして、精神統一して、集中する。
ビュッ!!
私が放った矢は、的の真ん中を射抜いた。
よっしゃあ! 自分でもちょっと驚き!
実は、この【武術】のスキル、知識だけじゃなく、行動の補正もしてくれるのです!
「すごいねぇ! 初めてでこんなにきれいに射抜ける人はそういないよぉ! 天っ才だねぇ! ねぇ、何かやってるのぉ? 自分だけの秘密の特訓、みたいなぁ! 僕にだけ、教えてよぉ!」
「な、何もやってないですよ!」
「ふぅん……。残念だなぁ」
全く残念そうではない顔で私を見てくるマルシュアさん。
マルシュアさんの闇が垣間見えてる気がするのは、私だけ?
その後、色々とアドバイスをもらい、実際やってみて、どんどん飲み込むのを繰り返した。
「こんなに出来るなら模擬戦しても大丈夫だよねぇ! ライアス、合図、よろしくねぇ!」
マルシュアさんがライアスさんに始めの合図をお願いする。
よし! 集中!
「ん、わかった! …………始め!」
ライアスさんの合図で私もマルシュアさんも同時に弓を引く。
精神を統一させ、身体強化と風魔法を使う。
なぜ、風魔法を使うかって?
もちろん、矢を風魔法で操ってマルシュアさんとの筋力差による矢のスピードを補い、かつ、矢を自由自在に動かすためだよ!
そして、マルシュアさんを狙って真っ直ぐに矢を射る。
ヒュッと音を発して飛んでいく矢。
マルシュアさんはいとも簡単に矢を避ける。
風魔法で次の矢を操ろうとした時、ゴオッと音を発しながら何かが飛んできた。
「……へ?」
矢……だよね?
ちょい待て! 矢が出す音ではないのですが!?
時速300km位でてないですか!?
普通の矢だよね? いや、模擬戦用だから殺傷性はそこまでない矢だけど?
マルシュアさんは火魔法使えないらしいし、炎がゴオッてなってるわけではないし?
なんとか避けたけど? これ、当たったら死ぬのでは?
「やるねぇ、フェリア」
薄く笑うマルシュアさん。
そして次々と矢を放ってくる。
こっっっわ!!! 何この人!?
「今、何か失礼な事考えた?」
「い~え~!? 何も考えておりませんわぁ~!?」
「わっかりやすいねぇ」
ゔ、バレた。
反撃しようにもこれだけのスピードでこれだけの数の矢がきたら避けるのに精一杯で風魔法で矢を操る事も出来ないじゃん!
マルシュアさんめっちゃ話しかけてくるし!
……ん? あ、そうか! 風魔法! 風起こす位なら逃げながらでもできる!
【風魔法 中級 エアシールド】
辺りからブワッと風が起こり、髪と服をなびかせた。
だが、防壁で風の流れを変えても、時速300kmで飛んでくる矢を止めることなどできず、少しスピードが落ちただけだった。
「ゔ、駄目かぁ……」
その時、急に矢が飛んでこなくなった。
「あれ? マルシュアさん?」
「はぁぁ、疲れたぁ……。ここまで避けてくるとは思わなかったよぉ。正直、フェリアのことなめてたよぉ?」
「え? ありがとうございます?」
どうやらマルシュアさんは疲れたらしい。
ペタンと地面に座って少し荒い息を整えていた。
「大丈夫ですか?」
そう言ってマルシュアさんのほうに近づくと、マルシュアさんはゆっくり口を動かし始めた。
「あのねぇフェリア」
「はい? なんですか?」
「戦闘で一番危ないのは油断だよぉ?」
「油断……?」
後ろでヒュッと音がなる。
その音の正体を確かめようとした時、背中に衝撃が走った。
「い゙っ!?」
「はい、僕の勝ちねぇ」
立ち上がり、また薄く笑うマルシュアさん。
「え、? これ、矢!? もしかして、疲れたって嘘ですか!? それで近づいたのが、油断……」
いやいや、油断してたとしても、私【気配察知】とか【敵視】とか常時発動してたはずなんですけど!? ……とは、言えないよね。
「そうそう! わかってるねぇ! ……ちなみに、弓術士なら接近戦に持ち込めば倒せるとかは考えなかったのぉ?」
「あっ……」
盲点だった!! それがあるのか!!
「まぁ、対策はしてあるけどねぇ」
「してあるんですか……」
それもう実質倒す術なくない!?
……いや、諦めるな! きっとある! うん!
「仕方ないなぁ。一つくらい教えてあげようかぁ」
マルシュアさんはそう言ってしゃがみ、視線をあわせてくる。
「僕のスキルは【百発百中】っていうんだよねぇ。このスキルは矢に僕の魔力を通した時に発動してねぇ、使えば必ず的にあたるんだよぉ。もちろん、粉々に壊されても、ねぇ?」
「でも、魔力が通された矢なんて見ませんでしたよ?」
魔力通された矢なら察知しやすいはずなんだけど……?
「…………その仕組みは秘密だよぉ?」
一瞬真顔になった後、唇に人差し指をあて、ニッコリ笑うマルシュアさん。
怖っ! もうこれ以上の詮索はやめよう。うん。
……今度、【神の瞳】使おっと!
「あ~、もう! 光の王様の皆さんはどうやったら倒せるんですか!?」
「それはこれからフェリアが自分で見つけたらどうかなぁ?」
「うぐぅ……頑張ります!」
「頑張ってねぇ」
マルシュアさんはそう言って微笑んだ。
その後、真剣な目で見つめてくる。
「あのねぇ、フェリア。油断だとは言ったけど、困ってる人に近づくなって意味ではないからねぇ? 君はそういう人間だって僕も理解したから。僕だって嘘はつくしね、隠したいこと……隠してること、君よりずっと多いんだから。ねぇ、君は僕のこと、裏切らないでね」
「え……はい」
なんだろう、この空気。
ん~と、これは、もう私を疑ってないってこと、だよね?
裏切るっていうのは、どういう意味なんだろう……?
それに、模擬戦中に人を測るとか……すごいな、マルシュアさん。
「あの、マルシュアさん、裏切る、って……」
「わかってくれてありがとぉ! じゃ、休憩ねぇ!」
私が言い終わる前にライアスさんの方へと走っていくマルシュアさん。
あらら……。ま、聞くのは今度でいいか!
マルシュアさんの後を追い、私も急いでライアスさんのところへ走った。
「ライアスっ! 終わったよぉ!」
「え!? あぁ、うん!? 終わったんだね!? ……ていうか、マルシュア、ちょっと助けてぇ!?」
「えぇ? ……うわぉ」
ライアスさんの目線の先には、なぜかスキップしながらクルクルと回っているラルグさんと、槍をブンブン振りながらサティアさんを追いかけるテーナさん、テーナさんから必死に逃げるサティアさんがいた。
……いや、ほんとにどういう状況?
「ライアスさ……」
「……ない……あ……だし、? ……」
ライアスさんに聞こうと思ったが、完全に目を回し、何かをブツブツ呟いていた。
「あ゙ー、フェリア、僕がなんとかするねぇ」
「? あっ、はい」
マルシュアさんは弓矢を取り出し、キリキリと弓を引いた。
すると、私と戦った時より大きな音を発しながら矢が飛んでいった。
そしてもう一本矢を飛ばし、一本はテーナさん、もう一本はラルグさんの目の前を横切っていった。
「「っ!?」」
驚き、硬直した二人は、飛んできたのがマルシュアさんの矢だと気づき、ロボットのように顔をマルシュアさんのほうに動かした。
「ねぇ、二人共ぉ? ライアスを困らせちゃ駄目だってずぅ~っと言ってるよねぇ?」
「「はい……」」
マルシュアさんは満面の笑みでそう言う。
……怖すぎるよ、マルシュアさん。
「サティアも、魔法使えばいいからねぇ?」
「は、いぃ!」
その笑顔のまま、サティアさんにも注意する。
ビクビクしながら戻って来る三人。
何も話さず時間が過ぎていく。
……気まずい……そうだ!
「皆さん! お菓子作りを一緒にしませんか?」
「……良いんじゃないかなぁ? 楽しそうだよぉ?」
「そっ、そうだな! やろう! お菓子作り!」
「……それが……いい」
「そ、うだね…………お菓子、作ろうか……!」
四人が賛成。多分、マルシュアさん効果だけど!
これ、マルシュアさんが賛成しなかったら全員賛成しなかっただろうね!
あと一人は、未だに目を回してるライアスさん!
「ライアスさん! マルシュアさんが解決してくれましたよ!」
「んぇ? あ、ほんとだ! ありがとう~! マルシュア~!」
半泣き状態でマルシュアさんに抱きつくライアスさん。
「……あのぉ、これからお菓子作りしようって話なんだけど、ライアスはどうするのぉ?」
抱きつかれて話しづらそうにしながらも、ちゃんと意見を聞くマルシュアさん。
「あ、そうなの? もちろん作りたいよ!」
「では、早速調理室へ行きましょう!」
気まずくなった空気をリセットするため、みんなでお菓子を作ることになったのだった。
「それは分かります!! ……こうですよね?」
ふふん、わかっちゃうんだなぁ、これが。
スキル【武術】のおかげで!
早速、お試し!
「うん、合ってるよぉ。じゃあ矢をあの的に射ろうねぇ」
「はい!」
毎度、元気よく返事!
そして、精神統一して、集中する。
ビュッ!!
私が放った矢は、的の真ん中を射抜いた。
よっしゃあ! 自分でもちょっと驚き!
実は、この【武術】のスキル、知識だけじゃなく、行動の補正もしてくれるのです!
「すごいねぇ! 初めてでこんなにきれいに射抜ける人はそういないよぉ! 天っ才だねぇ! ねぇ、何かやってるのぉ? 自分だけの秘密の特訓、みたいなぁ! 僕にだけ、教えてよぉ!」
「な、何もやってないですよ!」
「ふぅん……。残念だなぁ」
全く残念そうではない顔で私を見てくるマルシュアさん。
マルシュアさんの闇が垣間見えてる気がするのは、私だけ?
その後、色々とアドバイスをもらい、実際やってみて、どんどん飲み込むのを繰り返した。
「こんなに出来るなら模擬戦しても大丈夫だよねぇ! ライアス、合図、よろしくねぇ!」
マルシュアさんがライアスさんに始めの合図をお願いする。
よし! 集中!
「ん、わかった! …………始め!」
ライアスさんの合図で私もマルシュアさんも同時に弓を引く。
精神を統一させ、身体強化と風魔法を使う。
なぜ、風魔法を使うかって?
もちろん、矢を風魔法で操ってマルシュアさんとの筋力差による矢のスピードを補い、かつ、矢を自由自在に動かすためだよ!
そして、マルシュアさんを狙って真っ直ぐに矢を射る。
ヒュッと音を発して飛んでいく矢。
マルシュアさんはいとも簡単に矢を避ける。
風魔法で次の矢を操ろうとした時、ゴオッと音を発しながら何かが飛んできた。
「……へ?」
矢……だよね?
ちょい待て! 矢が出す音ではないのですが!?
時速300km位でてないですか!?
普通の矢だよね? いや、模擬戦用だから殺傷性はそこまでない矢だけど?
マルシュアさんは火魔法使えないらしいし、炎がゴオッてなってるわけではないし?
なんとか避けたけど? これ、当たったら死ぬのでは?
「やるねぇ、フェリア」
薄く笑うマルシュアさん。
そして次々と矢を放ってくる。
こっっっわ!!! 何この人!?
「今、何か失礼な事考えた?」
「い~え~!? 何も考えておりませんわぁ~!?」
「わっかりやすいねぇ」
ゔ、バレた。
反撃しようにもこれだけのスピードでこれだけの数の矢がきたら避けるのに精一杯で風魔法で矢を操る事も出来ないじゃん!
マルシュアさんめっちゃ話しかけてくるし!
……ん? あ、そうか! 風魔法! 風起こす位なら逃げながらでもできる!
【風魔法 中級 エアシールド】
辺りからブワッと風が起こり、髪と服をなびかせた。
だが、防壁で風の流れを変えても、時速300kmで飛んでくる矢を止めることなどできず、少しスピードが落ちただけだった。
「ゔ、駄目かぁ……」
その時、急に矢が飛んでこなくなった。
「あれ? マルシュアさん?」
「はぁぁ、疲れたぁ……。ここまで避けてくるとは思わなかったよぉ。正直、フェリアのことなめてたよぉ?」
「え? ありがとうございます?」
どうやらマルシュアさんは疲れたらしい。
ペタンと地面に座って少し荒い息を整えていた。
「大丈夫ですか?」
そう言ってマルシュアさんのほうに近づくと、マルシュアさんはゆっくり口を動かし始めた。
「あのねぇフェリア」
「はい? なんですか?」
「戦闘で一番危ないのは油断だよぉ?」
「油断……?」
後ろでヒュッと音がなる。
その音の正体を確かめようとした時、背中に衝撃が走った。
「い゙っ!?」
「はい、僕の勝ちねぇ」
立ち上がり、また薄く笑うマルシュアさん。
「え、? これ、矢!? もしかして、疲れたって嘘ですか!? それで近づいたのが、油断……」
いやいや、油断してたとしても、私【気配察知】とか【敵視】とか常時発動してたはずなんですけど!? ……とは、言えないよね。
「そうそう! わかってるねぇ! ……ちなみに、弓術士なら接近戦に持ち込めば倒せるとかは考えなかったのぉ?」
「あっ……」
盲点だった!! それがあるのか!!
「まぁ、対策はしてあるけどねぇ」
「してあるんですか……」
それもう実質倒す術なくない!?
……いや、諦めるな! きっとある! うん!
「仕方ないなぁ。一つくらい教えてあげようかぁ」
マルシュアさんはそう言ってしゃがみ、視線をあわせてくる。
「僕のスキルは【百発百中】っていうんだよねぇ。このスキルは矢に僕の魔力を通した時に発動してねぇ、使えば必ず的にあたるんだよぉ。もちろん、粉々に壊されても、ねぇ?」
「でも、魔力が通された矢なんて見ませんでしたよ?」
魔力通された矢なら察知しやすいはずなんだけど……?
「…………その仕組みは秘密だよぉ?」
一瞬真顔になった後、唇に人差し指をあて、ニッコリ笑うマルシュアさん。
怖っ! もうこれ以上の詮索はやめよう。うん。
……今度、【神の瞳】使おっと!
「あ~、もう! 光の王様の皆さんはどうやったら倒せるんですか!?」
「それはこれからフェリアが自分で見つけたらどうかなぁ?」
「うぐぅ……頑張ります!」
「頑張ってねぇ」
マルシュアさんはそう言って微笑んだ。
その後、真剣な目で見つめてくる。
「あのねぇ、フェリア。油断だとは言ったけど、困ってる人に近づくなって意味ではないからねぇ? 君はそういう人間だって僕も理解したから。僕だって嘘はつくしね、隠したいこと……隠してること、君よりずっと多いんだから。ねぇ、君は僕のこと、裏切らないでね」
「え……はい」
なんだろう、この空気。
ん~と、これは、もう私を疑ってないってこと、だよね?
裏切るっていうのは、どういう意味なんだろう……?
それに、模擬戦中に人を測るとか……すごいな、マルシュアさん。
「あの、マルシュアさん、裏切る、って……」
「わかってくれてありがとぉ! じゃ、休憩ねぇ!」
私が言い終わる前にライアスさんの方へと走っていくマルシュアさん。
あらら……。ま、聞くのは今度でいいか!
マルシュアさんの後を追い、私も急いでライアスさんのところへ走った。
「ライアスっ! 終わったよぉ!」
「え!? あぁ、うん!? 終わったんだね!? ……ていうか、マルシュア、ちょっと助けてぇ!?」
「えぇ? ……うわぉ」
ライアスさんの目線の先には、なぜかスキップしながらクルクルと回っているラルグさんと、槍をブンブン振りながらサティアさんを追いかけるテーナさん、テーナさんから必死に逃げるサティアさんがいた。
……いや、ほんとにどういう状況?
「ライアスさ……」
「……ない……あ……だし、? ……」
ライアスさんに聞こうと思ったが、完全に目を回し、何かをブツブツ呟いていた。
「あ゙ー、フェリア、僕がなんとかするねぇ」
「? あっ、はい」
マルシュアさんは弓矢を取り出し、キリキリと弓を引いた。
すると、私と戦った時より大きな音を発しながら矢が飛んでいった。
そしてもう一本矢を飛ばし、一本はテーナさん、もう一本はラルグさんの目の前を横切っていった。
「「っ!?」」
驚き、硬直した二人は、飛んできたのがマルシュアさんの矢だと気づき、ロボットのように顔をマルシュアさんのほうに動かした。
「ねぇ、二人共ぉ? ライアスを困らせちゃ駄目だってずぅ~っと言ってるよねぇ?」
「「はい……」」
マルシュアさんは満面の笑みでそう言う。
……怖すぎるよ、マルシュアさん。
「サティアも、魔法使えばいいからねぇ?」
「は、いぃ!」
その笑顔のまま、サティアさんにも注意する。
ビクビクしながら戻って来る三人。
何も話さず時間が過ぎていく。
……気まずい……そうだ!
「皆さん! お菓子作りを一緒にしませんか?」
「……良いんじゃないかなぁ? 楽しそうだよぉ?」
「そっ、そうだな! やろう! お菓子作り!」
「……それが……いい」
「そ、うだね…………お菓子、作ろうか……!」
四人が賛成。多分、マルシュアさん効果だけど!
これ、マルシュアさんが賛成しなかったら全員賛成しなかっただろうね!
あと一人は、未だに目を回してるライアスさん!
「ライアスさん! マルシュアさんが解決してくれましたよ!」
「んぇ? あ、ほんとだ! ありがとう~! マルシュア~!」
半泣き状態でマルシュアさんに抱きつくライアスさん。
「……あのぉ、これからお菓子作りしようって話なんだけど、ライアスはどうするのぉ?」
抱きつかれて話しづらそうにしながらも、ちゃんと意見を聞くマルシュアさん。
「あ、そうなの? もちろん作りたいよ!」
「では、早速調理室へ行きましょう!」
気まずくなった空気をリセットするため、みんなでお菓子を作ることになったのだった。
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