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あまい
しおりを挟む甘い。
喉気持ちいい…何で…
はるだから…?
「んー」ゴク
もっと…もっと欲しい…
「ちゅっ…ちゅ…」
「へ…!?」
「んぐっ…んんっ」
「ちょ、ちょっと…!」グイッ
「あ…」
やだ、もっと、何で、、、
「先輩っ…!どうしたんですか!」ギュー
「ん…なにが…」
「何がって…普段先輩はこんなこと
やらないじゃないですか…」
「…」
「俺だってやる時はやるし…」プイ
思わずそっぽむいちゃった……
こんなの全然素直じゃない…
嫌われた……?
「…」チラ
「…」
はるの顔…暗くて見えない…
何考えてるのか分からない…
俺…失敗しちゃった……
無理矢理手に入れようとしなかったら、、、
嫌われる事はなかった…?
でも、その分自分が苦しいし傷つく。
そう考えるとこれで
良かったのかもしれない。
だけど、、、、
「…っ」ポロポロ
我慢していたのに…涙止まんないっ…
「ふぇぇん…」ポロポロ
はる…もう辛いよぉ……
「ごめんなさぁい…」ポロポロ
「先輩!?!?」
「いきなりどうしたんですか!?」
「だって…だってぇぇ…!」ポロポロ
「俺まだはると一緒にいたいよぉ…」ポロポロ
「んんん?????」
「別れるのやだぁ…!」グスグス
「何でそうなるんですか!別れませんよ!?」
「先輩が別れたくなっても逃しませんから!」
え…、い、いま…
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