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解放
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「えっ、ユキちゃん!?
なんでいるの?」
ワタシが店に出ていたとき、常連さんだった牧村社長が声を裏返して驚いてみせた。
「おひさしぶりでーす
今日一日限定で復帰させていただきましたあ」
ワタシはそう言うと、社長の隣に座った。
「おいおい、復帰するなら前もって言っといてよー
心臓が飛び出るくらいビックリしたよ。」
「社長の手触るのホント、いつ以来だろ?
この短い指、可愛いのよね」
ワタシは社長の手を触りながら笑って言った。
「それを言うなって。
ユキちゃんだけだぞ。
俺の指をいじってくるのは。」
社長はワタシの手を握り返しながら笑って言った。
「ちょっとぉ、社長さあ
ワタシもいるんだけど、完全に無視してない?」
社長を挟んで向こう側に座っているユウさんが、不機嫌そうに肘で社長の二の腕部分を突いた。
「無視なんてしてないよー。
久々のユキユウコンビと一緒させていただいたんだもん。
これが舞い上がらずにいられるかよ」
「ふーん
だったら、社長はどっちが好きなの?
ワタシとユウちゃんでは」
またイジワルなことを言うよ、ユウさん。
「もう、なんて質問すんだよ。
この店はお客をイジメんの?」
社長は膨れっ面でユウさんを睨んだ。
「ウソよ。
マジになんないでよ」
ユウさんは笑って社長の頬にキスをした。
ワタシもユウさんも以前はこんなんじゃなかったんだけど、風俗で働くようになってから、お店でのスキンシップが少し過激になっていた。
ユウさん曰く
「ヘルスでキモい男のちんちんを咥えることに比べたら、ショーパブで常連さんとキスするなんて、ホントどうってことない」
って。
まあ、ワタシも風俗を経験してから、色々と考え方とか、その他諸々が変わった。
もう、それも昔のこと
でも、ホントに楽しい!
ショーパブ最高!!
なんでいるの?」
ワタシが店に出ていたとき、常連さんだった牧村社長が声を裏返して驚いてみせた。
「おひさしぶりでーす
今日一日限定で復帰させていただきましたあ」
ワタシはそう言うと、社長の隣に座った。
「おいおい、復帰するなら前もって言っといてよー
心臓が飛び出るくらいビックリしたよ。」
「社長の手触るのホント、いつ以来だろ?
この短い指、可愛いのよね」
ワタシは社長の手を触りながら笑って言った。
「それを言うなって。
ユキちゃんだけだぞ。
俺の指をいじってくるのは。」
社長はワタシの手を握り返しながら笑って言った。
「ちょっとぉ、社長さあ
ワタシもいるんだけど、完全に無視してない?」
社長を挟んで向こう側に座っているユウさんが、不機嫌そうに肘で社長の二の腕部分を突いた。
「無視なんてしてないよー。
久々のユキユウコンビと一緒させていただいたんだもん。
これが舞い上がらずにいられるかよ」
「ふーん
だったら、社長はどっちが好きなの?
ワタシとユウちゃんでは」
またイジワルなことを言うよ、ユウさん。
「もう、なんて質問すんだよ。
この店はお客をイジメんの?」
社長は膨れっ面でユウさんを睨んだ。
「ウソよ。
マジになんないでよ」
ユウさんは笑って社長の頬にキスをした。
ワタシもユウさんも以前はこんなんじゃなかったんだけど、風俗で働くようになってから、お店でのスキンシップが少し過激になっていた。
ユウさん曰く
「ヘルスでキモい男のちんちんを咥えることに比べたら、ショーパブで常連さんとキスするなんて、ホントどうってことない」
って。
まあ、ワタシも風俗を経験してから、色々と考え方とか、その他諸々が変わった。
もう、それも昔のこと
でも、ホントに楽しい!
ショーパブ最高!!
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yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
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