泥々の川

フロイライン

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挿入

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「よっしゃ、これだけほぐしたらもう入るやろ。」

大野は百恵の尻から指を抜き、今度は自分のペニスにローションを塗った。
そして、再度百恵の尻にもローションを塗りたくると

「心配せんでもええ。
ワシは上手いから、痛くはせえへん。
アンタはウチの大事な商品やさかい、壊すような事はせえへん。

ワシの宝物やで、百恵は。」


と、優しげな口調で言った。


父親から延々と虐待を受けて育った百恵にとって、優しい言葉をかけられるということは、何にも代え難いものであり、大野にそう言われると、胸がキュンキュンした。


「よろしくお願いします。
ウチ、頑張ります」

百恵は振り返りながら言うと、大野は笑みを浮かべて頷いた。

そして、膝をついて中腰の姿勢になると、百恵の腰を持ち、ほぐしたばかりの穴にゆっくりと挿入をしていった。


たしかに、大野は上手だった。
百恵が痛そうにすると、絶妙なタイミングで腰を引き、また前進といった運動を小刻みにした。
まさにミリ単位のプロの技であった。

結局、二分ほどかけて、大野のペニスは百恵の奥に到達した。


「どうや?

奥まで入ったで。」


「んんっ…

なんか、お腹の奥が気持ち良くなってきました。

あっ…」


「最初から感じるなんて、やっぱりお前は男娼になるべくして生まれてきたようなもんやな。」

「あっ…

気持ちいいっ!」

ついに痛みを快感が凌駕し、百恵は喘ぎ声を出した。

気を良くした大野は、挿入しながら百恵の竿だけのペニスをしごき始めた。

だが、百恵のペニスは去勢と女性ホルモン剤による影響を受け、もはや一番感じる部分ではなく、その役目を終えていた。

それよりもお尻が気持ち良く、大野の老獪なテクニックのおかげもあり、初体験でありながら、絶頂に達したのだった。

ペニスは萎れたままであったが、生まれて初めての快感をその身で受け止めたのだった。


「ああっ気持ちいいっ!」

百恵は、結局、大野が一度挿入している間に、二回もイッてしまった。

大野も彼女が二度目の絶頂に達したのを見届けると、心置きなく百恵の中に白濁した熱い液をぶちまけた。

強烈な快感と疲労感に包まれ、その場でグッタリする百恵を見つめながら、大野は


「やっぱりお前はワシの宝物や。

ダイヤモンドよりも価値がある」

と、呟くように言った。


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