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味好み

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智とユウは、奥の和室に上がらせてもらい、吉川を挟むようにして向かい側に座った。


「いやあ、こうしてまたトモに会えると思てなかったから、嬉しゅうてしゃあないわい。

それも、ユウちゃんにまで会えるなんて夢のようじゃ。
こりゃ、いつ死んでもええなあ。」


「良ちゃん、また大げさな事を言っちゃって。

それでどうなの?元気にしてたの?」


「そら、お前
ワシも元気や言うても寄る年波には勝てんて。

多少血圧も上がってきたしな。」


「違うわよ。
元気かって聞いてるのは、こっちの方よ。」

智は吉川の股間を見て言った。


「バカ…
ユウちゃんの前でなにを言うとるんじゃ」

吉川は顔を真っ赤にして大声で言った。


「いえ、ワタシもニューハーフなんで下ネタは平気ですよ」


ユウも笑って話に入ってきた。


「そうか。

じゃあ言うけど、まだ現役じゃ。

体は年々衰えてきとるが下の方は何故か全然元気でのう。」


「へえ、すごいね、良ちゃん
久しぶりにする?」


「コラ、ユウちゃんの前で何ちゅーことを。
ワシもその辺は弁えておるわ。」


「フフッ
真面目になったわねえ、良ちゃん

ワタシもユウちゃんもAV女優よ。

知らない男の人がいっぱい見てる中で、セックスしてるんだから、ちょっとやそっとじゃ動じないわ。」


「ホントか?ユウちゃん」


「そうですよぉ

何なら3Pしちゃいます?」


ユウは笑いながら吉川に言った。


「ええんか?
それを聞いたら、勃ってきてしもたわい。」


吉川は照れながらもやる気満々になった。


「いいかな?
ユウちゃん」

智が確認を取ると

「OKよ」

ユウも頷いた。



「ローション持ってきとるか?」


「当たり前よ。
ワタシらにとって、これがないと出来ないからね。」

智はそう言って、持っていたバッグの中から小さめの容器に入ったローションを取り出した。


「こんなとこ誰も来んと思うが、カギかけてくる。」

吉川は立ち上がり、入り口のドアを施錠した。


「ほれ、脱げ脱げ」


吉川が言うと、智とユウは顔を見合わせて笑った。


「ユウちゃん、良ちゃんていつもこうなのよ。

ごめんね」


「ううん、面白い人だね。

服脱げばいいの?」


「おう。
ワシはもう脱いだで。」


吉川は既に全裸で、大きなイチモツをいきり立たせていた。


「わあ…

スゴっ」

あまりの立派さにユウは息をのんだ。


「見慣れたはずのワタシですら、久しぶりだから圧倒されちゃうわ」

智も頬を紅潮させ、唾を飲み込んだ。
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