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Life planner
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智とユウは、定期的に通う病院に女性ホルモンの注射を打ちにいき、その帰りに二人はお茶をしていた
「今さらながらに言うのも何だけど、ホント、コレを一生続けなきゃならないと思うと、憂鬱な気分になるわね。」
ユウは智に言った。
「まあ、仕方ないわね。
それがワタシらみたいなニューハーフが生きるため必要な事なんだから。
コレをしないと一気に更年期が来るし、骨も脆くなるわ。」
「でも、トモちゃんはよく耐えられると思うよ。
だって、女の子になりたいって元々思ってなかったんだし、男の人が好きでもなかったんでしょ?
それに、超エリート商社マンを捨ててニューハーフになったのもすごいなあって。」
「何も凄くないわよ。
何だかんだ言って、ワタシも男で生きてきた時間より、ニューハーフとして生きてきた時間の方がもうすぐ長くなるわ。
思えばイヤなこともあったけど、楽しい事もいっぱいあったしね。
今のところ、プラマイで考えれば、ちょっとプラスかな。」
「そう…
いくら去勢したり女ホルやっても、恋愛対象が女性から男性に変わるなんて、ワタシの場合は考えられないけど。」
「そうね。
でも、こんな容姿になると、抱きたいより抱かれたいってなってくるし、うーん
まあ、慣れかな。
それと、ちんちんは最初の方から全然抵抗なく受け入れられたよ。
すぐに大好きになったもん。」
「へえ、そうなんだ。
ワタシはそういう行為自体が苦手だったし、何かいつも避けてたなあ。
でも、トモちゃんのは別よ。大好き」
「嬉しいわ。ワタシもユウちゃんのおちんちんは大好きよ。挿れられるのも舐めるのも」
「ヤバイよ、トモちゃん
したくなっちゃうじゃん…」
「今日は頑張っちゃおうか。」
「うん。両方したい」
「じゃあ、ワタシが先に挿れるわ」
「ヤバっ、楽しみすぎる」
「もう、頻繁にヤッてるのに大げさね、ユウちゃんは。」
「何回しても飽きないもん。」
「それはそうと、ユウちゃん
明日、お店のこと頼んじゃってゴメンね」
「いいのよ。
美智香さん、いよいよだね」
「うん、明日朝入院なのよ。
真弥クンが付いてるんだけど、少し心配だから。
こんなオカマでも何かの役には立つでしょう。」
「お母様が亡くなられてるし、美智香さんにとってトモちゃんの存在はとても大きいと思うよ。」
「そうだね。
無事出産出来る事を祈りながら支えてくるよ。」
智は笑みを浮かべながらそう言ったが、少し不安の色が見えた。
「今さらながらに言うのも何だけど、ホント、コレを一生続けなきゃならないと思うと、憂鬱な気分になるわね。」
ユウは智に言った。
「まあ、仕方ないわね。
それがワタシらみたいなニューハーフが生きるため必要な事なんだから。
コレをしないと一気に更年期が来るし、骨も脆くなるわ。」
「でも、トモちゃんはよく耐えられると思うよ。
だって、女の子になりたいって元々思ってなかったんだし、男の人が好きでもなかったんでしょ?
それに、超エリート商社マンを捨ててニューハーフになったのもすごいなあって。」
「何も凄くないわよ。
何だかんだ言って、ワタシも男で生きてきた時間より、ニューハーフとして生きてきた時間の方がもうすぐ長くなるわ。
思えばイヤなこともあったけど、楽しい事もいっぱいあったしね。
今のところ、プラマイで考えれば、ちょっとプラスかな。」
「そう…
いくら去勢したり女ホルやっても、恋愛対象が女性から男性に変わるなんて、ワタシの場合は考えられないけど。」
「そうね。
でも、こんな容姿になると、抱きたいより抱かれたいってなってくるし、うーん
まあ、慣れかな。
それと、ちんちんは最初の方から全然抵抗なく受け入れられたよ。
すぐに大好きになったもん。」
「へえ、そうなんだ。
ワタシはそういう行為自体が苦手だったし、何かいつも避けてたなあ。
でも、トモちゃんのは別よ。大好き」
「嬉しいわ。ワタシもユウちゃんのおちんちんは大好きよ。挿れられるのも舐めるのも」
「ヤバイよ、トモちゃん
したくなっちゃうじゃん…」
「今日は頑張っちゃおうか。」
「うん。両方したい」
「じゃあ、ワタシが先に挿れるわ」
「ヤバっ、楽しみすぎる」
「もう、頻繁にヤッてるのに大げさね、ユウちゃんは。」
「何回しても飽きないもん。」
「それはそうと、ユウちゃん
明日、お店のこと頼んじゃってゴメンね」
「いいのよ。
美智香さん、いよいよだね」
「うん、明日朝入院なのよ。
真弥クンが付いてるんだけど、少し心配だから。
こんなオカマでも何かの役には立つでしょう。」
「お母様が亡くなられてるし、美智香さんにとってトモちゃんの存在はとても大きいと思うよ。」
「そうだね。
無事出産出来る事を祈りながら支えてくるよ。」
智は笑みを浮かべながらそう言ったが、少し不安の色が見えた。
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