上 下
501 / 592

しおりを挟む
智とユウの店は順調で、連日大賑わいとなっていたが

その頃、美智香も安定期に入り、まだまだ予断を許さない状態ではあったが、ひとまず安心といったところまで来ていた。

セックス大好きな二人は、一応医師からOKを貰っていたが、やはり高齢出産のしかも初産という特殊事情もあって、性行為は自重していた。

代わりに、美智香の妊娠した裸体を写真や動画に収めるのが真弥の楽しみとなり、今日も、美智香の妊婦ヌードを撮影しまくっていた。


「みっちゃん、ほんとに美しいよ。」

カメラを構えながら、感情を込めて言う真弥に、美智香は恥ずかしそうに言った。

「もう、恥ずかしいからやめてよ」


「爆乳のみっちゃんて新鮮だわ
元々巨乳なのに、妊娠したらこんなに大きくなるなんて…」


「そんなの、妊娠したら誰でも胸張るし大きくなるわよ。
でも、乳首が黒ずんじゃうし、乳輪も大きくなっちゃって…
ちゃんと元に戻るのかしら」


「いや、このまま戻らなくても僕は全然かまわないよ。
めっちゃそそられるカラダしてるし。」

真弥は勃起させながら言った。

「もう、大きくなってるじゃん、真弥君

手でしてあげようか」


「えっ、いいの?

お願いします。」


美智香は裸のまま真弥のペニスを握りしめ、手を激しく動かした。

その度に美智香のあまりにも大きくなってしまった胸がぷるんぷるんと揺れ、真弥を異常に興奮させた。

あっという間に、大量の精液を出した真弥は、恍惚の表情を浮かべて、その快感を噛み締めた。

「あー、気持ちいいっ…」


「真弥君」


「ん、どうしたの?」


「赤ちゃん出来ても、また私を抱いてくれる?」


「そんなの当たり前じゃんか。

一生抱きまくるに決まってるし。」


「ありがとう

こんな素敵な旦那さんと巡り逢えて、子宝にも恵まれそうなところまで来られて、すごく幸せだし、これ以上の事を望んだらバチが当たると思うんだけど

私、真弥君にはまだまだ女として見てほしいなあって…

ごめんね、図々しくて。」


「みっちゃん、君のことを心から愛しているよ。

愛しすぎてて、一生全ての時間を使っても愛しきれないくらいにね。

本当に僕みたいな人間と一緒になってくれてありがとう。

みっちゃんと出会えた事で、僕の人生は言葉で言い表せないくらいに幸せになれたんだ。

ずっと仲良く、ラブラブで生きていこう。」


「真弥君

お願いだからこれ以上あなたのことを好きにさせないで。

私、あなたのためだったら何でも出来るわ」

感極まった表情で、美智香は真弥に抱きついた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界転生したら女に生まれ変わってて王太子に激愛されてる件

高見桂羅
恋愛
番外編を75話と76話の間に移動致しました。 話の時間軸は74話の後ですが、内容的な問題でソコに致しました。 学校帰りに建設中のビルから鉄骨が降ってきて死んでしまった少年が異世界、しかも女の子に転生してしまう。 さらに王太子の婚約者までいて… 困惑しながらも王太子に激愛される話です。 主人公は女ですが、転生前は男なので苦手な方はお気をつけください。 初投稿ですので至らないところもあるかと思いますがよろしくお願い致します

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

俺の婚約者は侯爵令嬢であって悪役令嬢じゃない!~お前等いい加減にしろよ!

ユウ
恋愛
伯爵家の長男エリオルは幼い頃から不遇な扱いを受けて来た。 政略結婚で結ばれた両親の間に愛はなく、愛人が正妻の扱いを受け歯がゆい思いをしながらも母の為に耐え忍んでいた。 卒業したら伯爵家を出て母と二人きりで生きて行こうと思っていたのだが… 「君を我が侯爵家の養子に迎えたい」 ある日突然、侯爵家に婿養子として入って欲しいと言われるのだった。

自称ヒロインに「あなたはモブよ!」と言われましたが、私はモブで構いません!!

ゆずこしょう
恋愛
ティアナ・ノヴァ(15)には1人の変わった友人がいる。 ニーナ・ルルー同じ年で小さい頃からわたしの後ろばかり追ってくる、少しめんどくさい赤毛の少女だ。 そしていつも去り際に一言。 「私はヒロインなの!あなたはモブよ!」 ティアナは思う。 別に物語じゃないのだし、モブでいいのではないだろうか… そんな一言を言われるのにも飽きてきたので私は学院生活の3年間ニーナから隠れ切ることに決めた。

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

ここは私の邸です。そろそろ出て行ってくれます?

藍川みいな
恋愛
「マリッサ、すまないが婚約は破棄させてもらう。俺は、運命の人を見つけたんだ!」 9年間婚約していた、デリオル様に婚約を破棄されました。運命の人とは、私の義妹のロクサーヌのようです。 そもそもデリオル様に好意を持っていないので、婚約破棄はかまいませんが、あなたには莫大な慰謝料を請求させていただきますし、借金の全額返済もしていただきます。それに、あなたが選んだロクサーヌは、令嬢ではありません。 幼い頃に両親を亡くした私は、8歳で侯爵になった。この国では、爵位を継いだ者には18歳まで後見人が必要で、ロクサーヌの父で私の叔父ドナルドが後見人として侯爵代理になった。 叔父は私を冷遇し、自分が侯爵のように振る舞って来ましたが、もうすぐ私は18歳。全てを返していただきます! 設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。

弱すぎると勇者パーティーを追放されたハズなんですが……なんで追いかけてきてんだよ勇者ァ!

灯璃
BL
「あなたは弱すぎる! お荷物なのよ! よって、一刻も早くこのパーティーを抜けてちょうだい!」 そう言われ、勇者パーティーから追放された冒険者のメルク。 リーダーの勇者アレスが戻る前に、元仲間たちに追い立てられるようにパーティーを抜けた。 だが数日後、何故か勇者がメルクを探しているという噂を酒場で聞く、が、既に故郷に帰ってスローライフを送ろうとしていたメルクは、絶対に見つからないと決意した。 みたいな追放ものの皮を被った、頭おかしい執着攻めもの。 追いかけてくるまで説明ハイリマァス ※完結致しました!お読みいただきありがとうございました!

噂好きのローレッタ

水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。 ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。 ※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです) ※小説家になろうにも掲載しています ◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました (旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)

処理中です...