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溺愛
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一日中遊んだ三人は、夜八時過ぎにようやく家に帰ってきた。
食事も外で済ませていた為、智は家に入るなり、すぐにお風呂のお湯を溜め始めた。
「ユウさん、お風呂一緒に入ってもいいですか?」
莉愛はキッチンでお茶の準備をするユウに声をかけた。
「えっ、一緒に?」
ユウは驚いて、智の方を見たが
「莉愛、なんでユウちゃんと一緒にお風呂に入りたいの?」
「だって憧れてるんだもん」
という、莉愛の訳の分からない返答に頷き、あっさりと認めてしまった。
ユウも智が認めるなら仕方ないと、莉愛の希望を受け入れた。
「お風呂沸いたら二人で先に入ってね。
ワタシは後でいいから。」
「えっ、トモちゃん先に入りなよ」
「ううん。
ちょっとやる事あるし
それと、お姉ちゃんからメール来てて」
「えっ、美智香さんから?」
ユウは例の事件のとき、美智香と二人で解決に向けて動き、そのとき以来、固い絆で結ばれた同志という思いを持っていた。
「ママ、お姉ちゃんて、ワタシにとったら叔母さん?」
「うん。
そういえば、莉愛はお姉ちゃんと一度も会った事なかったね。
お姉ちゃんもワタシもお互いに色々あったから、なかなか会う事も少なかったし、ワタシら田舎に引っ越しちゃったから余計にね。」
「えー、会いたいなあ
美智香叔母さんに。
だって、血の繋がった親戚ってホントに少ない、てか、全然いないんだもん。」
「そうね。
何か話があるみたいで、明日会おうって言われてんだけど、二人共来る?」
「うん、行くー」
ユウと莉愛は声を揃えて言った。
「わかったわ。
そう伝えておくわ。
さあ、お風呂沸いたわよ
早く入ってきなさい」
「はーい」
ユウと莉愛はまた声を揃えて返事をした。
「うわー
ユウさん…
美しすぎる」
浴室で莉愛は、ユウの裸体をまじまじと見ながら感嘆の声を上げた。
「あんまり見ないでよ
恥ずかしいじゃん」
ユウは胸と股間を手で隠した。
莉愛も智というニューハーフの娘だけあって、ペニスのある女性の体は見慣れていた。
それもタマの無い竿だけのペニスを。
智も見事なプロポーションだが、ユウも全然負けていない。
いや、ユウの方が小柄で、より女っぽく感じた。
「莉愛ちゃんもおっぱい大きいねー」
ユウもまた、十六にしては完成されすぎた莉愛のカラダを見て驚きの表情を浮かべた。
「胸はママ似かなあ」
「えっ、どっちのママ?」
「トモママ」
「そうよねえ、トモちゃんの胸って豊胸してないのに大きいのよねえ
形もキレイだし。」
「ユウさんも豊胸してないんでしょ?」
「うん。
痛いの苦手だから、ワタシ」
「豊胸手術って痛いんだ」
「らしいわよ」
「怖っ」
二人は昔からの親友のように話が弾んだ。
食事も外で済ませていた為、智は家に入るなり、すぐにお風呂のお湯を溜め始めた。
「ユウさん、お風呂一緒に入ってもいいですか?」
莉愛はキッチンでお茶の準備をするユウに声をかけた。
「えっ、一緒に?」
ユウは驚いて、智の方を見たが
「莉愛、なんでユウちゃんと一緒にお風呂に入りたいの?」
「だって憧れてるんだもん」
という、莉愛の訳の分からない返答に頷き、あっさりと認めてしまった。
ユウも智が認めるなら仕方ないと、莉愛の希望を受け入れた。
「お風呂沸いたら二人で先に入ってね。
ワタシは後でいいから。」
「えっ、トモちゃん先に入りなよ」
「ううん。
ちょっとやる事あるし
それと、お姉ちゃんからメール来てて」
「えっ、美智香さんから?」
ユウは例の事件のとき、美智香と二人で解決に向けて動き、そのとき以来、固い絆で結ばれた同志という思いを持っていた。
「ママ、お姉ちゃんて、ワタシにとったら叔母さん?」
「うん。
そういえば、莉愛はお姉ちゃんと一度も会った事なかったね。
お姉ちゃんもワタシもお互いに色々あったから、なかなか会う事も少なかったし、ワタシら田舎に引っ越しちゃったから余計にね。」
「えー、会いたいなあ
美智香叔母さんに。
だって、血の繋がった親戚ってホントに少ない、てか、全然いないんだもん。」
「そうね。
何か話があるみたいで、明日会おうって言われてんだけど、二人共来る?」
「うん、行くー」
ユウと莉愛は声を揃えて言った。
「わかったわ。
そう伝えておくわ。
さあ、お風呂沸いたわよ
早く入ってきなさい」
「はーい」
ユウと莉愛はまた声を揃えて返事をした。
「うわー
ユウさん…
美しすぎる」
浴室で莉愛は、ユウの裸体をまじまじと見ながら感嘆の声を上げた。
「あんまり見ないでよ
恥ずかしいじゃん」
ユウは胸と股間を手で隠した。
莉愛も智というニューハーフの娘だけあって、ペニスのある女性の体は見慣れていた。
それもタマの無い竿だけのペニスを。
智も見事なプロポーションだが、ユウも全然負けていない。
いや、ユウの方が小柄で、より女っぽく感じた。
「莉愛ちゃんもおっぱい大きいねー」
ユウもまた、十六にしては完成されすぎた莉愛のカラダを見て驚きの表情を浮かべた。
「胸はママ似かなあ」
「えっ、どっちのママ?」
「トモママ」
「そうよねえ、トモちゃんの胸って豊胸してないのに大きいのよねえ
形もキレイだし。」
「ユウさんも豊胸してないんでしょ?」
「うん。
痛いの苦手だから、ワタシ」
「豊胸手術って痛いんだ」
「らしいわよ」
「怖っ」
二人は昔からの親友のように話が弾んだ。
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