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羞恥
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「気持ちいいっ!
もっと激しく突いてえっ」
真弥は朦朧とする意識の中で、智の求めに応じてバックから激しく突き上げた。
「うっ、あああっ!」
今まで経験したの事のない快感が真弥の全身を襲い、呻くように大きな声を上げた。
二人のセックスは既に何時間にも及び、その痴態を桐山がカメラに収めた。
「最高の画が撮れたよ。
きっと美智香さんも喜んでくれるはずだ。」
桐山の言葉は、脳が麻痺している二人には届かず、獣のような絡み合いが終わる事はなかった。
「懲りもせずによく続けられるよ。
まあ、男の方は若いし体力もあるから、どれだけやってもやり足りないみたいだ。」
桐山は達也がいる部屋に戻ると、笑いながら言った。
「桐山さん、美智香と会うのは何時頃ですか?」
「今、夕方の六時だから、二時間後ですね」
「そうですか」
「場所は昨日とは変えてあります
今夜は金の確実の受け渡しの念押しと、旦那とトモちゃんの写真と動画を見てもらいます。」
「二人が絡み合うところですか?」
「まあ、それもありますが、一番は二人が自らヤクを注射する場面です。
これが美智香さんの動きを封じる抑止力になります。」
「美智香は本当に警察に行ったりしてないでしょうか。」
「大丈夫でしょう。
それだけなら多少の不安もありますが、彼女が一番恐れているのは、佐藤さん、あなたですよ」
「私を?」
「ええ。追い込まれたあなたは何をするかわからない。
こちらの要求を美智香さんが受け入れない場合、彼女の最愛の人間を、あなたは躊躇なくその手で殺めてしまう可能性が高い。
彼女にとって、それが一番最悪のシナリオであり、そうなる事への強い恐怖心を持っています。」
「…」
「まあ、こちらにとってもそんな結末を迎えるのは最悪な事に変わりありませんので、きっちりお金をいただいて、二人を解放するつもりでいます。」
「そうですね…」
「では、少し早いですが、私は美智香さんを呼び出した場所に行きます。」
「もう行くんですか?」
「早めに行って、向こうが変な動きをしないか、よく見ておく必要があります。」
「わかりました。
お気をつけて」
「佐藤さんも、二人に逃げられないようにお願いしますよ。
外から施錠をして置きますが、万が一外に出る場合は決して忘れないように。」
「はい。
それは、勿論…」
「行ってきます」
桐山はそう言うと、車のキーを手にして部屋を出ていった。
達也は桐山の後ろ姿を見つめていたが、部屋を出たのを確認すると、智と真弥の様子を見るために立ち上がった。
だが、桐山が外から施錠したのかが気になった為、先ずはそちらの確認のために出口に向かった。
だが、桐山はまだ外に出ておらず、開いたドアから傾れ込んできた複数の男達に羽交締めにされていた。
もっと激しく突いてえっ」
真弥は朦朧とする意識の中で、智の求めに応じてバックから激しく突き上げた。
「うっ、あああっ!」
今まで経験したの事のない快感が真弥の全身を襲い、呻くように大きな声を上げた。
二人のセックスは既に何時間にも及び、その痴態を桐山がカメラに収めた。
「最高の画が撮れたよ。
きっと美智香さんも喜んでくれるはずだ。」
桐山の言葉は、脳が麻痺している二人には届かず、獣のような絡み合いが終わる事はなかった。
「懲りもせずによく続けられるよ。
まあ、男の方は若いし体力もあるから、どれだけやってもやり足りないみたいだ。」
桐山は達也がいる部屋に戻ると、笑いながら言った。
「桐山さん、美智香と会うのは何時頃ですか?」
「今、夕方の六時だから、二時間後ですね」
「そうですか」
「場所は昨日とは変えてあります
今夜は金の確実の受け渡しの念押しと、旦那とトモちゃんの写真と動画を見てもらいます。」
「二人が絡み合うところですか?」
「まあ、それもありますが、一番は二人が自らヤクを注射する場面です。
これが美智香さんの動きを封じる抑止力になります。」
「美智香は本当に警察に行ったりしてないでしょうか。」
「大丈夫でしょう。
それだけなら多少の不安もありますが、彼女が一番恐れているのは、佐藤さん、あなたですよ」
「私を?」
「ええ。追い込まれたあなたは何をするかわからない。
こちらの要求を美智香さんが受け入れない場合、彼女の最愛の人間を、あなたは躊躇なくその手で殺めてしまう可能性が高い。
彼女にとって、それが一番最悪のシナリオであり、そうなる事への強い恐怖心を持っています。」
「…」
「まあ、こちらにとってもそんな結末を迎えるのは最悪な事に変わりありませんので、きっちりお金をいただいて、二人を解放するつもりでいます。」
「そうですね…」
「では、少し早いですが、私は美智香さんを呼び出した場所に行きます。」
「もう行くんですか?」
「早めに行って、向こうが変な動きをしないか、よく見ておく必要があります。」
「わかりました。
お気をつけて」
「佐藤さんも、二人に逃げられないようにお願いしますよ。
外から施錠をして置きますが、万が一外に出る場合は決して忘れないように。」
「はい。
それは、勿論…」
「行ってきます」
桐山はそう言うと、車のキーを手にして部屋を出ていった。
達也は桐山の後ろ姿を見つめていたが、部屋を出たのを確認すると、智と真弥の様子を見るために立ち上がった。
だが、桐山が外から施錠したのかが気になった為、先ずはそちらの確認のために出口に向かった。
だが、桐山はまだ外に出ておらず、開いたドアから傾れ込んできた複数の男達に羽交締めにされていた。
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