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倒錯の世界

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美智香と美沙は向かい合わせになり、お互いの顔が見える状態から、バックで突き上げられながら大きな喘ぎ声を上げ続けた。

すっぴん同士で顔を突き合わせた状態で、お互いの顔がまともに目に入ってきたが、お世辞にもその顔はキレイとは言えなかった。
額に汗をかき、眉間に皺を寄せて喘ぎまくるその顔は獣のようであったが、あまりの快感とそのシチュエーションに興奮しすぎた二人は、全く気にする事もなく自らに迫り来る快感を貪り食った。

真弥と翔はそこからさらに激しく腰を動かし、ついには美智香と美沙のおでこがぶつかってしまった。


それに気付いた翔は

「美沙、美智香さんとキスして」

と、美沙に命令をした。

美沙は激しく喘ぎ、息を切らしながら、とろんとした眼で美智香の唇に吸い付いた。

美智香もそれにつられるかのように美沙の唇を激しく舐めて、そのまま舌を絡み付かせた。

バックで責められる快感と、同性の友人とディープキスをする背徳感で気がヘンになりそうな美智香であったが、そこで、美沙が翔の責めに耐えられず、イッテしまった為、美智香の唇から離れていき、その場に崩れ落ちてしまった。

痙攣を起こす美沙を見て、自分もこんな風なのかと少しだけ冷静な視線を浴びせる美智香だったが、すぐに自分もイク瞬間を迎え、忽ち快感の渦の中に落ちていった。

「あーっ!イクイクイク!」

美智香はこの日一番の大きな声を出して絶頂に達してしまった。

美智香もまた美沙と同じように、体をピクンピクンさせて、迫り来る快感の波を噛み締めた。



女二人はいとも簡単にイッてしまったが、男達はまだイッテない。


翔は何やら真弥に耳打ちし、真弥も頷き承諾した。


そして、翔は美沙の耳元で

「ねえねえ、美沙と美智香さんのレズプレイが見たいんだけど、いい?」

と、聞いた。

完全にスイッチが入り、獣と化した美沙は素直に頷いた。

美智香もまた、真弥に促され、美沙に近づき二人は抱き合った。

とろんとした目で、美智香と美沙は見つめ合い、唾液たっぷりのキスをした。
舌と舌を絡め合い、卑猥な音を立てながら、互いの喘ぎ声が漏れ聞こえてきた。

美智香は美沙の乳房を舐め回し、攻守が代わって美沙もまた美智香の乳首を吸った。

四十女の激しく大きな声が部屋中に響き渡り、続いて二人は自然にシックスナインの体勢になった。

二人の熱く、そしてとろけそうな割れ目から大量の愛液が垂れ流れていた。
美智香と美沙はその愛液を舌で掬い取り、ほぼ同時に即イキした。
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