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伴侶
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「と、いうわけなの
智、どう思う?」
「最高じゃん、真弥クンと結ばれて、それが最高に気持ち良くて、さらにプロポーズされて、向こうのお母さんにも話が通ってる…
これが最高と呼ばずして何という?」
またしても美智香に家に呼び出された智はコーヒーを一口飲むと、ニヤニヤしながら言った。
「もう、マジメに聞いてよ。
私、訳わかんなくなっちゃって。」
「今の自分の気持ちに正直に生きるべきだと、ワタシは思うよ。」
「彼の事、信じていいのかなあ
彼には信じるって言ったの
信じていいよね?」
「それも、お姉ちゃんがよく考えて決めればいいと思うよ。
ワタシも今やってる仕事が終わったら田舎に帰るのよ。
こうして、お姉ちゃんの相談にも乗れなくなるし、心配だけど…」
「ううん。
ありがとう、智
色々アドバイスくれて助かったわ。
私一人だったら悩みすぎて押し潰されていたと思う。」
「ワタシの希望は、お姉ちゃんが幸せになる事。
真弥君は誠実だし、素敵だし
ワタシは信じてもいいんじゃないかって思うよ。」
「わかった。
智、私…信じてみるわ
もう悩まない。だって一度はもうどうでもいいって捨てた人生だもん。
失うものなんて何もないものね。」
「そうそう。
その意気よ」
「ところで、こんな事聞いていいのかわかんないんだけど…」
「どうしたの?」
「フェラってどうやったら上手く出来るの?」
「えっ、フェラって、あのフェラ」
「彼にしてあげたくなって、やってみたんだけど
私、あんまりした事がないから、ちゃんと出来ていないような気がして」
「ウケる!」
「ちょっと、智
人が真剣に悩んで話してるのに」
「歯とか立ててないでしょうね?」
「うん。それはしてない」
「ちょっと痛いくらいがいいと思ってそういう事するのは愚策だね。
でも、痛くないように刺激する方法もあるのよ。」
「えっ、どういうの?」
「まあ、言うなれば吸引力…というか
バキュームフェラってやつね。」
「えーっ、そんなのあるんだ
詳しく教えてよ」
美智香はまるで少女のように目を輝かせて、智に教えを請うた。
智は長年の風俗勤務で培った技術を余す事なく美智香に伝えた。
フェラについては女性よりもニューハーフの方がはるかに高いレベルを誇っているのだから。
だが、口で説明するのは思ったほど易しくないのもまた事実なわけで…
「うーん…
お姉ちゃん、ちょっとワタシのを使って練習してみる?
言葉では上手く伝えられないもん。」
「えーっ!」
美智香は悲鳴にも近い声を上げた。
智、どう思う?」
「最高じゃん、真弥クンと結ばれて、それが最高に気持ち良くて、さらにプロポーズされて、向こうのお母さんにも話が通ってる…
これが最高と呼ばずして何という?」
またしても美智香に家に呼び出された智はコーヒーを一口飲むと、ニヤニヤしながら言った。
「もう、マジメに聞いてよ。
私、訳わかんなくなっちゃって。」
「今の自分の気持ちに正直に生きるべきだと、ワタシは思うよ。」
「彼の事、信じていいのかなあ
彼には信じるって言ったの
信じていいよね?」
「それも、お姉ちゃんがよく考えて決めればいいと思うよ。
ワタシも今やってる仕事が終わったら田舎に帰るのよ。
こうして、お姉ちゃんの相談にも乗れなくなるし、心配だけど…」
「ううん。
ありがとう、智
色々アドバイスくれて助かったわ。
私一人だったら悩みすぎて押し潰されていたと思う。」
「ワタシの希望は、お姉ちゃんが幸せになる事。
真弥君は誠実だし、素敵だし
ワタシは信じてもいいんじゃないかって思うよ。」
「わかった。
智、私…信じてみるわ
もう悩まない。だって一度はもうどうでもいいって捨てた人生だもん。
失うものなんて何もないものね。」
「そうそう。
その意気よ」
「ところで、こんな事聞いていいのかわかんないんだけど…」
「どうしたの?」
「フェラってどうやったら上手く出来るの?」
「えっ、フェラって、あのフェラ」
「彼にしてあげたくなって、やってみたんだけど
私、あんまりした事がないから、ちゃんと出来ていないような気がして」
「ウケる!」
「ちょっと、智
人が真剣に悩んで話してるのに」
「歯とか立ててないでしょうね?」
「うん。それはしてない」
「ちょっと痛いくらいがいいと思ってそういう事するのは愚策だね。
でも、痛くないように刺激する方法もあるのよ。」
「えっ、どういうの?」
「まあ、言うなれば吸引力…というか
バキュームフェラってやつね。」
「えーっ、そんなのあるんだ
詳しく教えてよ」
美智香はまるで少女のように目を輝かせて、智に教えを請うた。
智は長年の風俗勤務で培った技術を余す事なく美智香に伝えた。
フェラについては女性よりもニューハーフの方がはるかに高いレベルを誇っているのだから。
だが、口で説明するのは思ったほど易しくないのもまた事実なわけで…
「うーん…
お姉ちゃん、ちょっとワタシのを使って練習してみる?
言葉では上手く伝えられないもん。」
「えーっ!」
美智香は悲鳴にも近い声を上げた。
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