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normal life
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伊東家の人々は借金返済と農業を軌道に乗せるため、休みも取らずに必死に働き続け、三年が経過する頃には収益を出し始め、状況は少しずつではあるが好転し始めた。
智も既に三十五歳となり、こっちに来てから美容面に気を使わない分、その美貌に若干の衰えが生じてきた。
敦は三十四歳、莉愛は十二歳になった。
三人はこの田舎生活にもすっかり慣れ、東京ですごした喧騒の日々がまるで嘘のように感じる今日この頃であった。
だが、智と吉川との体の関係は依然として続いており、今ではそれが生活の一部となっており、今日も組合事務所の和室を訪れ、待ち受けていた吉川と合流した。
「ねえ、血圧が高くなってるって聞いたけど、どうなの?」
「いや、大した事ねえよ。
薬飲んで今は安定してるしな。」
「こんなところでセックスしてる場合でもないでしょ?
もう歳なんだから体を労わらなきゃ。」
「それとこれとは別じゃて。
早よっケツ出せ。」
「ホント、好きよね。
恐れ入るわ」
三年も関係を続けているだけあって、吉川も智も言葉使いに遠慮がなくなり、もはや夫婦の会話のようだった。
六十を過ぎても相変わらず元気な吉川と性欲旺盛な智は、カラダの相性が抜群で、飽きもせずに頻繁に会ってセックスを重ねている。
後背位で挿入し、智の乳房を荒々しく揉みしだきながら腰を激しく振る吉川
「この締まりだけはたまらんよ。
女には決してマネできん代物じゃ」
「あはんっ!あっ!あっ!
気持ちいいっ!」
「イクッ」
吉川は苦悶の表情を浮かべ、思いっきり射精した。
「はぁ、はぁ…」
呼吸を乱しグッタリと崩れ落ちた智に、吉川は
「もう少ししたら復活するべ。
もう一発やらせてくれ」
と、迫った。
「ムリムリ…だって、町のスーパーに買い物に行くって出てるのよ。
あんまり遅いと心配されるもの。」
「そうか、それは残念じゃ」
「ワタシは今日もいっぱいイケたし、満足よ」
「トモがそう言うんだったらしゃあないな。」
「りょうちゃんも早く帰って、たまには奥さん孝行してあげなさい。」
「うむむ、そだな」
吉川はようやく諦めてパンツを履いた。
「ほら、これ」
パンティを履こうとする智に、吉川は財布から二万を取り出し、手渡した。
「ん?」
「まだまだ収入も安定せんだろ。
これでスーパーで肉でも買ってやれ」
「えーっ、りょうちゃん…
ありがとう」
智は吉川に抱きついて頬にキスをした。
「やめれ。
まあ、気持ちだよ、トモに対するワシの…」
吉川は照れくさそうに言った。
「りょうちゃん、ワタシ、最初は借金の事で仕方なくって気持ちだったけど、今は大好きなのよ、りょうちゃんのこと。
優しいし、カラダの相性はすごく良いし
本当に感謝してる。」
「まあ、褒められた事はしてない自覚はあるが、トモを見てたら自分の欲求を抑えられんでな。」
「そうそう。ガマンはカラダに毒よ」
智は吉川の股間を撫でながら言った。
「だからやめれって!
また勃ってきただろうが」
「その元気さも好きよ」
智はもう一度吉川にキスをした…
今度は唇に。
智も既に三十五歳となり、こっちに来てから美容面に気を使わない分、その美貌に若干の衰えが生じてきた。
敦は三十四歳、莉愛は十二歳になった。
三人はこの田舎生活にもすっかり慣れ、東京ですごした喧騒の日々がまるで嘘のように感じる今日この頃であった。
だが、智と吉川との体の関係は依然として続いており、今ではそれが生活の一部となっており、今日も組合事務所の和室を訪れ、待ち受けていた吉川と合流した。
「ねえ、血圧が高くなってるって聞いたけど、どうなの?」
「いや、大した事ねえよ。
薬飲んで今は安定してるしな。」
「こんなところでセックスしてる場合でもないでしょ?
もう歳なんだから体を労わらなきゃ。」
「それとこれとは別じゃて。
早よっケツ出せ。」
「ホント、好きよね。
恐れ入るわ」
三年も関係を続けているだけあって、吉川も智も言葉使いに遠慮がなくなり、もはや夫婦の会話のようだった。
六十を過ぎても相変わらず元気な吉川と性欲旺盛な智は、カラダの相性が抜群で、飽きもせずに頻繁に会ってセックスを重ねている。
後背位で挿入し、智の乳房を荒々しく揉みしだきながら腰を激しく振る吉川
「この締まりだけはたまらんよ。
女には決してマネできん代物じゃ」
「あはんっ!あっ!あっ!
気持ちいいっ!」
「イクッ」
吉川は苦悶の表情を浮かべ、思いっきり射精した。
「はぁ、はぁ…」
呼吸を乱しグッタリと崩れ落ちた智に、吉川は
「もう少ししたら復活するべ。
もう一発やらせてくれ」
と、迫った。
「ムリムリ…だって、町のスーパーに買い物に行くって出てるのよ。
あんまり遅いと心配されるもの。」
「そうか、それは残念じゃ」
「ワタシは今日もいっぱいイケたし、満足よ」
「トモがそう言うんだったらしゃあないな。」
「りょうちゃんも早く帰って、たまには奥さん孝行してあげなさい。」
「うむむ、そだな」
吉川はようやく諦めてパンツを履いた。
「ほら、これ」
パンティを履こうとする智に、吉川は財布から二万を取り出し、手渡した。
「ん?」
「まだまだ収入も安定せんだろ。
これでスーパーで肉でも買ってやれ」
「えーっ、りょうちゃん…
ありがとう」
智は吉川に抱きついて頬にキスをした。
「やめれ。
まあ、気持ちだよ、トモに対するワシの…」
吉川は照れくさそうに言った。
「りょうちゃん、ワタシ、最初は借金の事で仕方なくって気持ちだったけど、今は大好きなのよ、りょうちゃんのこと。
優しいし、カラダの相性はすごく良いし
本当に感謝してる。」
「まあ、褒められた事はしてない自覚はあるが、トモを見てたら自分の欲求を抑えられんでな。」
「そうそう。ガマンはカラダに毒よ」
智は吉川の股間を撫でながら言った。
「だからやめれって!
また勃ってきただろうが」
「その元気さも好きよ」
智はもう一度吉川にキスをした…
今度は唇に。
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