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秘密

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宴会が終わり、解散してそれぞれが部屋に戻っていった。

二回目の温泉に行き、部屋に戻ってきた貴島は、有り得ないものを目にした。

酔い潰れた智が布団で寝ていたのだが、着ていた浴衣がはだけており、乳房が露出していたのである。
見事なまでに膨らんだそれは、女性と全く同じであった。

「‥」

貴島は、頭が真っ白になり、その場でしばらく固まってしまった。

気配に気づいたのか、智は目を開け、ゆっくりと起き上がった。
顔が真っ赤でかなり泥酔しているようだ。

「貴島さん‥すいません‥
ワタシ飲み過ぎちゃって」

女声で話す智に、ますます訳がわからなくなる貴島だったが、なんとか気を取り直し

「吉岡くん
えっ、あの、その胸」

と、ぎこちなく言った。

「あ、コレですか。
内緒にしてたんですけどぉ、ワタシ、ここでお世話になる前、ニューハーフだったんです。」

と、智はケラケラ笑いながら言った。

「えっ、そうなの?

でも、奥さんと子供がいるって言ってたよね??」

「あー
奥さんと一回別れてるんですよー、ワタシ。

その後にニューハーフになったんですけど、離婚するときにはお腹にワタシとの赤ちゃんがいたらしくて‥
それから紆余曲折あって再入籍して、今に至るって感じー」

「マジか!
なんという波瀾万丈な人生」 

「ワタシ、ホントは今も男の人の方が好きなんです。
貴島課長、タイプですっ」

とろんとした目をしながら、智は艶かしい雰囲気を漂わせて言った。

そう言われた貴島は、もう智が女にしか見えず、いつの間にか勃起してる自分に焦りを覚えた。

だが、智はそれを見逃さず

「課長、おちんちん大きくなってますよー」

と言うと、浴衣の上から摩りながら上目遣いで貴島の顔を見つめた。

貴島自身、智ほどではないが、酒に酔っている事と、旅行に来て開放的な気分になっていること、智と二人だけの閉鎖された空間にいるということで、瞬く間にタガが外れた。

「お口でしていい?」

智が浴衣を掻き分けて、パンツを下ろさせながら言うと、貴島は言葉を発せず、ただ頷いた。

智はその大きくなった逞しいペニスを見つめると、舌先で先端をチロチロと舐め、唾液がいっぱいの口中に導き入れた。

「うっ」

貴島はすぐに声を出した。
智のフェラのレベルは、これまで自分が経験した全てと比較しても、圧倒的に凌駕しており、腰が砕けるような衝撃を受けた。

イキそうになるのを必死でこらえ、フェラが終わると、智を裸にして強く抱きしめた。

貴島自身、フツーに女性が好きで、男性には一切関心がない。
ニューハーフとも経験した事はない。

だが、豊満な乳房があり、化粧などしなくても十分に美しいその顔を見ると、智が男か女かなんて、小さな事でどうでもいいと思った。

貴島は智の乳房を揉みしだき、吸うと

「あっ、あんっ、気持ちいいっ」

と、智のエロい喘ぎ声が部屋に響き渡った。

女性とするときであれば、そろそろ濡れたアソコを指でいじったり、舐めたりして
挿入の準備を始めるのだが、智にはタマの無い小ぶりなペニスが恥ずかしげに付いていて、ここからどうするかわからない。
でも、智のペニスは毛もなく、そして男性としての荒々しさもなく、貴島はそのビジュアルに余計に興奮した。

「課長、ホントだったらアナルに挿れて欲しいんだけど、今日はローションも無いし、浣腸も持ってきてないから、ワタシのスペシャルなテクでイカせてあげる」

智はそう言うと、大きな貴島のペニスを自分の内股で挟み込み、手を後ろに回して亀頭部分を触った。

「どう?素股っていうんですよ、女の子のアソコみたいでしょ?

ホントはローションとかあったらもっと気持ちいいんだけどね」


「いや、もうヤバい

イクっ」

貴島は二分と耐えられず、夥しい精液をぶちまけた。

「いっぱい出ちゃいましたね」

智は自分のお腹に付着した精液を指で撫でながら貴島に言った。

貴島は恥ずかしそうにティッシュで自分と智を拭いた。
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