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4. と、俺。
92 夜を超えたその先へ
しおりを挟む「シェラント警察特殊警務課警務員、ネル・ハミルトン。役職及び、銀時計を剥奪の上、国外追放に処す」
あの、騒動が落ち着いてから、一週間後のことだった。
休暇をもらってのんびり……そう、のんびりと、ほぼベッドで過ごした俺たちは、久しぶりに、特殊警務課に呼び出された。そして、そこにいたチェルシー第二皇女殿下に、改まった口調で、そう、告げられた。
俺は告げられた言葉に驚いて、目を瞬かせていた。だけど、それから、イラッとした様子で、付け足される。
「なんか……満ち足りた顔、してるわね」
「えっ」
「まあ、……それはね。三百年ぶりだから、許して欲しいけど」
どうやらチェルシーはネルの秘密も、俺の体のことも、全部課長から聞いたらしい。今までは混乱を避けるために、女帝陛下と課長の間で秘密にしていたことも多かったらしいが、女帝陛下とチェルシーも当たり前だが隠していることがあったので、ようやく、全ての謎が解けたと言った様子だ。
普通に会話を続けているチェルシーとネルの顔を交互に見ながら、でも! と、思いながら、俺は声をあげた。
「ね、ネル! 国外追放って」
「随分と、処遇を甘くしてもらったと思うよ。本来なら、地下牢に監禁だと思うからさ」
「で、でも! チェルシー! ネルは」
「わかってるわよ、そんなことは。でもまあ、仕方ないわよ。ネルの存在が脅威であることには変わりないんだから」
首を振るチェルシーを見ながら、そんな……と、絶句する。
ネルはこの国のために、誰よりも頑張ってきたのに、と思って、拳に力が入る。本当は、皇女殿下に楯突くなんて、俺の人生の中でも考えたこともなかったが、それでも、ネルがこの国にもう戻れないだなんて、それはかわいそうだと、そう思った。
どうにかしなくちゃと思って、思いついたままに言葉にした。
「も、もしネルが、隣国で軍隊でも形成して攻めてきたら、どうするの? 或いは、隣国で神になるとか」
「あら、言うじゃないの。それ言っちゃったら、ソーマはネルと一緒に、未来永劫監禁されて、檻の中で一生ベッドから起き上がれない運命になってしまうわよ」
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「ちょっ」
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「大丈夫よ。用意周到なそこの吸血鬼は、ずっと、ソーマと再会した時のために、ちゃっかり財産貯め込んでるから。他国にも拠点があるみたいだし。それに、あなたは別に国外追放にはなってないから、オルディス邸にもいつだって戻れるわ」
「で、でも!」
「ソフィア・オルディスの研究は、申し訳ないけど、レンツェルの研究と全て合わせて、この国ではもう、燃やさなくてはいけない。これだけ、渡しておくわ」
「え……」
チェルシーに古い書類を渡されて、首を傾げた。
でもその書類が、姉さんの文字で書かれていると気が付き、えっ、と動きを止めた。
「こ、これって!」
「そ。呪いの浄化がやらし~方法で終わったら、死にたかったら、死ねる……かもね? みたいなとこかしら」
「ソーマが生きてるのに、死にたいとか、絶対ないと思う」
「それは、わからないじゃない? ソーマに、好きな人ができちゃうかもしれないし」
書かれていた内容は、全ての魔術を無効にする剣が、この大陸のどこかに眠っているらしい、という情報と、俺とネルの魔術陣の無効化についての、姉さんが辿りついたところまでの研究が書かれていた。
最後に「あなたも、本当は研究者になりたかったでしょ。時間はたくさんありそうだから、ちゃんと研究しなさい」と書かれていた。どこまで俺のことを考えていてくれたんだと、姉の愛情の深さに、じわっと涙が滲みそうになる。
見て、と、ネルに向かって振り返ったら、そこには、じとっと俺のことを恨みがましい目で見ているネルがいて、チェルシーの言葉に、俺の浮気を疑っているのだと言うことがありありと見てとれた。
「おい。別にまだ何もしてないだろ」
「まだ…………」
ぎゅっと、腹にネルの腕が回ってきて、抱きしめられた。でも、ここは特殊警務課の部屋だし、目の前にチェルシーもいるし、俺は恥ずかしくて、ギクッと体をこわばらせた。そして、暴れながら、俺の肩口に顎を埋めているネルに、伝える。
「だから、してないだろ!」
「……そんな……ソーマに、ソーマに好きな人ができたら、僕は絶対すぐ死にたくなる」
「そんな時のために、これがあります!」
「………………ちょっと、チェルシー……」
言ってることは微妙だけど、チェルシーの顔は晴れやかで、なんだか彼女の顔を見ていたら、全ての悪夢は終わったんだなっていう実感と、それから、きっと彼女がこの後、この国を導いていくんだなっていう、そんな希望みたいなものを感じた。
「チェルシー。また、会いにきても、いいんだよね」
「うん、いつでも遊びにいらっしゃい。私がしわしわになる前に来て欲しいけどね」
「そっか、うん。色々、ありがとう。女の子なんだから、無茶したらだめだよ」
「ソーマあああああああ♡」
隣でネルが虚ろな瞳で「ソーマ正気? すごいな」と言っていたけど、俺はまあ、当たり前だけどあの姉さんに育てられて、完全なフェミニストなんだろうと思う。チェルシーは皇女殿下でもあるのに、あんまり危ないことはしないで欲しい。
それから、チェルシーの後ろの机の上で、にこにこしている課長にも挨拶をする。
「課長も、お世話になりました……って、あれ? 課長は、これからどうするんですか?」
「ソーマあああああ。そう、そうなんだよ。実はだね、これはカラスの形の『式神』というものに、私の魂を定着させているのだが、私も君たち同様に、とりあえずは不老不死ってことになっててね。今まではネルがいたからよかったんだが、これからは、完全に孤独な人生を歩むことになる! この一週間、よく考えてみたんだが、カラスだからね。君らのように、恋人を作ることもできないのだよ。カラスだからね! 同じ血筋の刑事課のクラークくんにでも憑依すれば、有益な人生が送れなくもなさそうだが、彼がいくら女性にモテないからって、魂を乗っ取るのも可哀想だろ。それで考えたんだが、――」
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そこまで課長が言いかけた時に、ネルが、妙にしっかりとした口調で言った。
「嫌ですよ」
「え? 何? ネル」
「え、嫌ですからね。課長と三人で旅に出るのは」
「………………え? あ、課長、一緒に来たかったんですか?」
じわっとカラスの目に涙が浮かび、そのまま、だばっと溢れ出した。
嫌そうな顔でその様子を見ているチェルシーとネル。それと、俺の腕に縋りつくように泣き崩れるカラス。俺はどうしていいのか分からずに、おろおろとしていたが、ネルが切り裂くように鋭利な声色で言った。
「別に課長は、術を解けばいいだけでしょ」
「そ、そんな! 一緒に百年もがんばってきた仲じゃないか」
「もうレイナを一人にしておけないとか言ってたじゃないですか」
「ま、まさか……死ねと? 死ねと言ってるのか! ひどい。ひどすぎる!」
その二人の様子を見て、ふふっと笑ってしまう。
よくわかんないけど、きっと、課長も同じ気持ちなんじゃないかなと、思ったのだ。百年間は長かっただろう。課長にとっては、信じられないくらい長い百年間だっただろう。もちろん、ネルにとってもそうだったと思う。だからこそ、少しくらい、課長だって、外の世界を見て、のんびりしたいと思っているのだと、そう思った。
(俺も……そう、思ってる。きっと、ネルだって)
思わず笑みを浮かべてしまった俺のことを見て、ネルの顔に深い深い皺が寄った。それから、信じられないほど嫌そうな顔をして、そのまま目を細めて、動きを止めた。
多分だけど、にこにこしてしまってる俺のことを見て、これから、どうなるかを悟ったんだと思った。「そーまああ」と、縋るようなカラスの声が聞こえて、うるうるとしたつぶらな瞳でじっと見つめられた。
思わず、ぶはっと吹き出してしまう。
「課長も、一緒に剣探しますか?」
「ソーマああああ♡」
「………………はー……」
ネルのデフォルトでもある、深い深いため息が、聞こえた。
でもチェルシーだって、仕方ないなって感じで笑っている。そういえばザカリーさんは……と思ったら、課長の机の影に膝を抱えてしゃがんでいるらしいザカリーさんの革靴が見えた。
「ザカリーさんも、ありがとうございました」
「はい。大丈夫ですよ。別に、悲しくなんて思っていませんから。この課の人間は、大体刑事課に戻るんです。僕もその予定ですからご心配なく。別に、ソーマくんと、ハミルトンさんと、課長が、仲良く旅に出ると聞いても、別に問題ないですから。お気遣いなく」
「ザカリーさん。立ち寄る時は、何かお土産買ってきますからね」
「ソーマくんんん……」
クラークさんは、奇人変人の巣窟、だなんて言ってたけど、でも、みんなみんな、優しい人たちだったな、と、俺は思った。俺は本当に、ネルに言われた通り、この課に来た時には、人と距離をとっていたけど、それでも、こんなにも温かな人たちと出会えて、よかったなと思った。
ぎゅっと横から手を握られて、少し上に目線をあげる。
そこには、優しい空色の瞳があって、それもう、前みたいに隠されてなんかいなかった。
それから、最後に、姉さんの墓の前で手を合わせて、「本当にありがとう」ってお礼を言う。でも、きっと姉さんは、どこかの国の男爵令嬢になってるだろうから、ここにいるような気はしなかった。
荷物をまとめて、家を後にする。
庭に姉さんと一緒に植えた、ヒメウツギの木は、これからの寒さで、寂しげな丸裸になってしまうだろうな、と思う。ふと、そういえば、と思い出して、ネルに言った。
「俺さ、前世で、まだ親父が生きてた頃、小さいネルに会ったことあるよ。ヒメウツギの花、渡したことがある。覚えてない?」
「…………え?」
「あの時のネルは、小さくてかわいかったな。話してみたら、庭師の俺にも優しくしてくれて、昔は素直でいい子だった~」
小さく驚いたような顔をするネルを見て、くすくす笑うと、「じゃ、いこっか」と言って、家の門を開け、俺は外に踏み出した。振り返ってみたら、何故かネルが、庭でぽつんと立っていて、俺は首を傾げた。ぴゅうっと冷たい風が吹き抜けて、寒くて、俺はさっさと、馬車に乗り込んだ。リズヴェールの端の門で、課長と合流しないとなあ、なんて考えていた俺には、ネルの呟きは、聞こえなかった。
「ソーマ……僕は、幼い頃は屋敷から出してもらえなかったから。君に、花をもらったことは……なかったよ」
そんなネルの呟きも、風に流れて、どこかへ飛ばされて行った。
俺が「ネル早く!」と叫んだら、ネルは、にこっと笑って、馬車へと乗り込んだ。
リズヴェールの端の門には、大荷物の上に腰掛けたカラスが待っていて、これから、課長とネルと、三人でいろんなところに行くのかと思うと、俺は、やっぱり、楽しみだった。
「姉さんが、男爵令嬢になって、王子に見初められるんだー! って意気込んでたからさ。どこかで会えるんじゃないかと思ってて」
「あはは、ソフィアなら本当になってそうだ」
国外追放なんていう措置が、こんなにも明るく希望に満ちたものであるだなんて、思わなかった。
もう、向かいではなく、隣に座っているネルの手をぎゅっと握りしめる。
「ネル、楽しみだね。――外の世界」
「うん。楽しみだね」
近づいて来たネルの唇が、俺の唇に重なって、それだけで、俺はうっとりしてしまった。
美しい空色の瞳。その空はもう、翳ってなんかいなかった。
だけど、渋い声が鳴り響く。
「私もいるんだからな!!!」
「……カラスは放っておいていいよ」
「あっ ん、ネル……」
「ちょっと!!!」
これからどれくらいの時間、一緒に過ごせるのかは分からない。それでもきっと、三百年間の吸血鬼の悲しみを埋めることができるくらいは、ずっと、一緒にいられるはずだった。
「好きだよ、ネル」
「うん。僕も、――愛してるよ、ソーマ」
吸血鬼と、俺の旅は続く。
でもそれはきっと、この恋の終焉へと続く旅なのだ。
身分違いの、男同士の、秘められた恋は、きっと姉が太鼓判を押す、ハッピーエンド保証なはずだった。唇が何度も角度を変えて触れ、俺の心臓は、どきどきと脈を刻んだ。
好きな気持ちが溢れる。それはきっと、ネルも。
こうして、二人しか乗っていないはずなのに、やたらとギャーギャーうるさい馬車は、国境を超えて、隣の国へと向かって行ったのだ。
妙に渋いカラスの鳴き声は、いつまでも鳴り響いていた。
「ちょっとおおおおおおおお!!!」
おわり!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後まで読んでいただき、本当に、本当に、ありがとうございました!!!
それと、最後の最後で、ひと匙の苦味を入れてしまったのですが、お嫌いだった方がいたら、ほんっと、すみません!!!
3月6日からアルファポリスで、「死に戻りの悪魔王子は、愛されるための実験をはじめることにした。」という新作を書き始める予定です。こちらは、切なさは多少あるかもしれないのですが、苦味は全くないラブコメで、ソフィア姉さんも太鼓判の超絶ハッピーエンド保証です。
更新状況は、随時Twitterで報告しております!
Twitterでしか公開してない短編・番外編もあるので、
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本当に、本当に、本当に!!!!
ありがとうございました!!!!!
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どれを読んでも引き込まれる〜!!!
確かにこちらは他のお話と少し違う感じかなぁ🤔
初めの数ページはあれ?あれ?ほんとに嫌いなの?いつもの深い愛は??って感じでちょっと戸惑いました( ˙༥˙ )笑笑
ストーリーも異世界ものよりはミステリアス?他作品より謎解きが遥かに多い感じ??
自分の語彙力で表現出来ないのが辛い😭
何回も目次に戻って前の節をもう一度復習してみたり(*/ω\*)笑笑
でも読み終わった時にはやっぱりばつ森先生だぁ😍!!!
って感じでした!
もう。。なんてゆーか。。この世界の完璧なまでの出来上がりがほんとすごいです。。
いつもと違う感じ。確かに!!って感じでした。でもハマります!
結果。。ばつ森先生は何を書いても凄いんです!!につきました🤣
愛も深かったです(*/ω\*)
次は死に戻りの〜読んできます🙋♀️
素敵な作品をたくさん読ませて頂けて幸せです!ありがとうございます🙇♀️
わ!ゆ、ユキさん!
わ、この話まで読んでくださって、本当にありがとうございます😭
どうしよう……こんなにたくさん読んでくださって、本当に嬉しいです。
そうなんです。謎解きとか伏線とかが大好きなもので、
世界を巻き込んだ運命の愛みたいなのが書きたいみたいなんですよ。
ううう、楽しんでくださって、本当に嬉しい😭
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実は、ムーンとPixivにしか置いてないんですけど、死ぬほど鬼畜外道な長編がありまして(これはほんと地雷原なのでだすすめているわけではないです)の、ライトバージョンのイメージで書いてます……って!最初書いたんですけど、間違えっちゃった!ユキさん引きこもも読んでくださってるんだった。
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本当にありがとうございます!!これからもがんばります!
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しっかり骨組みがある感じがめっちゃ好きです!!!
読ませていただいてありがとうございます!!
わわわ!ミアさん……!
わ、どうしよう。嬉しいです……!
たくさん読んでくださって、本当にありがとうございます😭🫶✨
これはほんと、書いてるとき自分との戦いって感じだったので、
楽しんでいただけて本当に嬉しい……😭ありがとうございました!!
今は悪魔王子が更新停滞中なんですけど、それもすごい謎が謎を呼ぶ構成なのでぜひぜひ。今年中には完結する予定です!
ご感想、ありがとうございました!!
読んでいて止まらなくなり、徹夜をして読み終えました。
このお話は謎があり、倒したい相手がいて、そして切なくて、先が気になってしかたがなく、ハッピーエンドを目指して読み終えて本当に良かったと思える作品です。
書籍にして保存したい程です。
ソフィアお姉さま、いいですね。
大好きになってしまいました。
ネルもソーマも、課長もみんなみんな魅力的で大好きな作品です。
葉紋さん!
わああ、読んで下さってありがとうございました!
楽しんでいただけてよかったです!自信ないなあ…と思いながら書いてた話だったので、葉紋さんにそう言っていただけて、本当に嬉しいです!
キャラクターも気に入っていただけたみたいでよかった。
自分も書いててソフィア姉さんにはたくさん救われてました😌
最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました!
感想、どうもありがとうございました!!