甘い寄り道

アリエッティ

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乱暴の願望

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 夜の街では直ぐに過ちが起こる。人が起こすのか環境が起こすのか、理由を把握するより前に次の過ちが起こるため、原因はいつも分からず終いだ。

「ふぃ~ごちそうさん。
..まだヤりたんねぇな、外で探すか」
ベッドの上でヘトヘトになりながら無様な姿を晒して伸びる女が一人、男に揉みくちゃにされ寝転がる。

「本番ダメだって言ったのに..。」

「うるせぇな、気持ち良かったろ。
カラダよく洗えよ? そんで誰にも言うな」
ホテルに呼んだヘルス嬢を無理矢理押し倒し犯した。欲望の赴くままに腰を振り穴を液体で満たした後は、次なる標的を求めて外へと駆り出す。

「気持ちはいいけど、やっぱプロより素人だな。
..どっかに手頃な女はいねぇもんかね」
散々出したモノを再びおっ立てながら外の街を徘徊していると、犬の散歩をしている高貴な女が横切った。

「……上玉発見。」
見るからに上流階級のその女は、服に光沢が張られ月の光で全身が輝き主張している。連れている犬もかなり高級感が噴出した毛並みの綺麗なポメラニアンだ。

「プライドの高い女か、面白ぇじゃねぇか。」
少し行った先に公園がある。そこまで後を尾ければトイレに連れ込める、モラルなど欠片も無い。

「あの手の奴は声を掛けてもつっけんどんだろ。..だとすりゃ方法は一つだな」
背後からひっそりと近付き、カラダを押さえる。
そのまま引きずり込むようにトイレへと誘う。

「きゃあ! 何するのっ! 誰よアナタ!?」
無理矢理連れ込み壁に突き飛ばしたというのに悲鳴を上げるどころか怒鳴り返して来た。

「プライド高いだけじゃなく気まで強いのか」

「ワン! ワンッ!!」

「うるせぇ!」「クウゥ~ン..。」
やはり戦闘向きには育てられていない。可愛がられ、承認欲求の糧となるのみの獣だ。

「ふんっ! お前乳でかいな! どんくらいだ?」
ワンピースの上から派手に突き出て主張する膨らみの一つを乱暴に掴み揉みしだく。女は恥じらい顔を背けるも微妙に感じているようにも見える。

「……!」

「なんだよ、気持ちいのか?」

「ふざけた事言わないで...この変態っ!」

「..そうかよ。」
あくまでも強い態度を取り続ける女に興奮が増し、落としてやりたいと思った。

「オレの事知ってるか?
箱崎っていってよ、最近じゃちと有名人なんだ」

「箱崎..連続レイプ魔っ!
いやよ、直ぐに離れなさいこの犯罪者!!」

「喚くなよ、結構評判いいんだぜ?」
恥じらいが怯えになり感情が崩れ出した。箱崎はワンピースをめくり下着に手を滑らせる。

「ここにたっぷり出してやるよ..!」

「ふざけないでっ!」
顔を思い切り平手打つ。しかし直ぐに手首を掴まれ、掌をズボンの中へ入れられる。

「握れ、じゃなきゃ怪我するぞ?」

「……。」「…よし」
物理的な脅しにはやはり恐怖を覚えるようだ。
竿を根本近くからがっしりと握り、頼んでもいないのにしごき出す。

「..ちっ、すっかりその気かよ。
まぁこっちも準備は出来てるしな」
パンツの中の秘部既に濡れて糸を引いていた。恐怖の状況で愛液を漏らしモノを求めている。

「お前もしかして、変態か?」

「…違うわよ。」

「だったらしゃぶれ。
直ぐに終わらせて欲しいならな」
ズボンを下ろしモノを完全に露出させる。女はしゃがみ標準を合わせると、一気に根本まで咥え舐め上げる

「はっ、ノリノリかよ。
..見てるかぁ犬公、お前の飼い主愉しそうだぞ?」

「クウゥ~ン..。」
無理矢理のつもりが変態と出会えた好機、夜の街は何が起こるか分からない。

「もぅ我慢できねぇ、服脱いで壁に手をつけ!
奥までしっかり挿れてやる!」

「……いいえ、私が上よ?」「あん?」
ワンピースを脱ぎ捨てポメラニアンに掛け、箱崎を便座に押し倒す。その後上からかさなりモノを嵌め、上下にカラダを動かした。

「うぉ....積極的だなっ..!」

「あっ..はぁんっ!」
強姦魔を圧している、抑制している訳では無い。振り上げて、性を昇華させている。

(この女、つくりが良すぎる..なんだこの穴っ!)

「もうダメだ、イクぞっ!!」

「はぁんっ!!」
噴水の如く、一気に放射される。亀頭が大きく動く度に欲望が失われ吸い上げられていく。

「あぅ..あ...あ..。」
果てると男は勝手に満足し、気を失った。

「ふぅ..疲れるわ。
..でも随分効くわね、まさかこんな所に塗るとはね」
特殊な睡眠薬を膣に塗り、男を眠らせた。
精液を出す事で女の分は多少和らいだが、それでも粘膜に塗った効力は絶大だ。

「終わったか」

「早く連れていって、私はちょっと無理..。」
数人のスーツを来た男が箱崎の体を支え、外へ連れ出す。女は空いた便座の上へ座る。

「..あ、ポメちゃんもお願いね...」

「わかってますよ、ゆっくり休んで下さい。」

「ありがと..」
粘膜に残った薬をトイレで抜くべく眠りについた。

「ふぅ..漸くか、準備は出来てるのか?」
眠る箱崎を車に乗せて、エンジンを掛けながら傍の部下に音が問いかける。

「出来てなければあんなに大胆な事はしませんよ。」

「…そうだな、直ぐに行こう。
〝獣《けだもの》の巣〟へ

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