甘い寄り道

アリエッティ

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1日目・夜

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 「……あれ?」
 タクジは暗闇の布団の中で気が付いてしまった。美味しい魚料理を食べ、温泉にも浸かった。だが何もしていない。余りにも、情事が物足りない気がする。

「横に寝てんだけどな..手ェ伸ばしたら届くか...」
布団を敷き川の字の真ん中で寝ているタクジの左にユキが横になる。少し伸ばせば届きそうだ、暗闇の中手を伸ばし布団の中に入れ、手探りで大きな膨らみをがっしりと握る。

「あんっ!」(起きたか!?)
一瞬声を上げたが直ぐに寝息を立てた。なんとか起こさずに済んだようだ。手を胸に添えたまま、起こさないように一定のリズムで膨らみを揉み込む。

(あぁ~柔らけぇ..これが待ちに待った宝乳かぁ..!)
肉感が心地よく指に吸い付き感激を与える。
柔らかさが指に伝わるのと同時に股間は徐々に硬くなりそびえ立つ。

(これをオカズにシコっちまうか。)
モノを取り出し握りしめ、胸を揉むのと同時に擦り始める。

「吐き出しちまおう、余った欲を..」
己で絶頂へと導くべく胸を揉み擦り上げていると、突然部屋の襖が開き誰かが入ってくる。薄い光に照る人影を見て、モノをしまい、急いで寝たフリをかます。

「…あれ、寝ちゃった?
起きて..起きてハルカちゃん。..先に待ってるから」
寝ているハルカの肩を叩き、起こすと部屋の外へと消えていった。人影が消えたその直ぐ後、ハルカが布団から起き上がり応用に外へ出る。

「……ハルカちゃん?」
追うべきか、そうとも考えたが布団からは出ない。
何故だか追う気になれなかったのだ。タクジはそっと襖を閉めて、布団に潜った。

「…ん?」
布団の中へ戻ると、掛け布団の隙間から蠢く女の手首が浴衣の上からタクジの股間を撫でていた。

「二人っきりね、タクジくん?」
腕の伸びる隙間からユキが顔を見せ、パンツを脱がせて亀頭を咥える。

「あっ..!」

「声上げちゃって..かーわいい。」
暗くて顔は見えないが、いやらしく舌を動かす音が激しく部屋中に響く。視覚の無い快感、これもまた乙だ

「..ねぇ、一緒に舐めよ?」
身を乗り出し顔に跨った。暗闇でもわかる、愛液が滲み溢れて滴る泉で男を待ち構えている事が。

「ユキさんっ..!!」「あん!」
肉壺に口を合わせ、蜜を舐めては吸い上げた。甘く淫らな風味が口いっぱいに拡がり、股間を熱くさせる。

「大きい、しかも硬い...とっても美味そうね。」
根本まで頬張りむしゃぶり付いた。若い男の、血気ついた勇ましい味がする。

(あ~最高ォ~!! 
やっとユキさんとガッツリだ、おっぱい足に当たってるしデカパイスネで堪能させて貰ってます!)
あとは視界さえあれば即絶頂を迎えるだろうが最後の砦となり中々終わりは辿らない。

「..挿れたくなってきちゃった。
我慢しなくていいわよね?」

「...え?」
快感の波に乗っているタクジは虚な声で薄らに問いかける。それを無視するように浴衣を脱ぎ捨て、穴にモノを当てがうと馬乗りでカラダを上下し始める。

「どう? 年上騎乗位。」

「最高で~す...。」(ホンットにイキそうです..)
文字通り、限界を迎えそうだ。


 風呂場・浴場
 基本的には時間を設けておらず、いつの間も入浴が可能な旅館の風呂場には、忍んで密かに夜中に入る客も少なく無い。

「運良く、他の御客がいなくて良かったです。」

「..どうしたんですか、こんな時間に。」
ハルカの背中を湯で流しては、鏡越しに怪しく笑っている。女将の特権か、夜中の風呂の貸し切りは。

「私、女将なんて言っているけど、独身なんです。
なんでか、わかります...?」
背中を指でなぞり、肩を抱く。ハルカは何となく、女将の〝理由〟を理解していたが、知らないフリをした

「..私、女ですよ?」

「だから何です?
皆同じですよ、裸になれば..変わらない。」
右腕で胸を揉みながら、左腕で顔を振り向かせ唇を奪われる。そのまま押し倒され、顎に触れていた左の指は温かく濡れた秘部の元へ。

(あぁ..)

「仲良くしましょうよ、ね?」
慣れた手つきは男よりも繊細で優しく、何より気持ちいい。同じ女として、ツボをわかっているのだろう。

「女将さん!」
身を預けたハルカは、同じく妖艶な女体へ湯船へと誘われる。もう我慢はできない、それが未知の扉を開く事になったとしても。

(清掃員さん..ごめんね...)
自ら唇を重ね、舌を挿れ、絡める。それに応えるように、女将の舌が深く重なる。

「はっ..! 女将さん..」

「..シズクって呼んで、ハルカちゃん。」
湯の中で秘部に指を挿れる。ハルカのカラダが揺れる度、湯の水面が大きく歪み崩れる。

「もっとよく見せて..ほぅら。」
カラダを抱き寄せ湯船の縁部ぺ倒し足を広げ、股を湯の外へ出し大きく穴を拡げる。露わになったピンク色の秘部に指を挿れ動かし、同時に豆を口へ含む。

「あぁ..!! そこは..」

「..もっと喘いで、いいのよ?
私が満足させてあげる、かわいいわね。」
悶え頬を赤らめる姿を視姦しながら、刺激を与えて快楽を奉仕し続ける。

「シズクさん..!
わたしも...わたしも!」

「何、限界? いいのよ」

「違う..私も....私もあなたに!」「え?」

「あなたに...したいっ....!!」
カラダを起こし唇を合わせ、胸を揉みながら片方の手の指を秘部の元へ。先程奉仕されたやり方と同じやり方でシズクの女の部分を攻め始める。

「あん..ちょっと....ハルカちゃ..あんっ!」
足を広げ、カラダを倒して拡げた穴を攻めながら豆を含んで舐め上げる。

「..上がりましょ? 
私一緒に...イきたいから..。」

「…ええ。」
風呂から上がり、冷たい石畳の上。
暖かく柔らかな女のカラダが熱く求め合う。

「すっごい濡れてる..感じるのね。」

「言わないでよぉ..恥ずかしい」

「ふふ、お互い様よ。
始まりも..終わりも一緒。」
向き合い、棒を持たない指通しの快楽だが心地が良く全身で快楽を感じる。何故なら二人は、カラダでは無く感情でお互いを抱いている。

「あっ、イくっ!」

「私も..イっちゃう..」
細い刺激が、カラダの奥を貫いて果てを見せる。

「ああっ!!」

「ああんっ...!」
絶頂を迎えたカラダは重なり合い、息荒くお互いを抱き寄せ慰めあう。

「…はぁはぁはぁ..シズクさん....。」

「..お風呂、入り直そっか。ね?」
情事は湯気に、流され消える。


その頃カラダで抱き合う二人は...。

「あんあん..ああんっ!
イイわ、もっと....もっと頂戴っ!!」
バックで女を攻めていた。

(..これで何発目だ?)

「まぁいいや、全然イヤじゃねぇし! 寧ろ最高!
ユキさん、次駅弁やってみようぜ」

「いいわよ、幾らでも挿れて!」

「おっしゃあ~!!」「あんっ!」
(あとでパイズリもしてもらおっと。)
当分寝に入る事は無さそうだ。


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