甘い寄り道

アリエッティ

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一日管理署長(前編)

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 大藤女学院、街で有名は女子校で美人が多い事からよく他校の男子生徒や変質者が訪ねて来る高校である
生徒の他はちらほら男性教師が在籍していたり、完全に男っ気が無いという訳でも無い。

「じゃあここの倉庫の荷物と、2階に上がった所の部屋の掃除、あと気になるところ適当にお願いね。」

「はい、わかりました。」
(よっしゃー! 女子校の整備のバイトだぜ!
まさか本当に出来るとはな、嬉しすぎるぞオイッ!)
変態を極めるとバイトが見つかる。といっても日雇いだが、校内のゴミ掃除や破損箇所チェックなど雑務をこなす体力は使うが単純な作業だ。

「じや、お願いね。」「はい!」
(おばさんの先生に言われてもモチベは上がらねぇけどこれは期待値高いぞ、貴重な体験もいいトコだ!)

「よし、まず女子トイレ行くか!」
変態といえば先ずは女子トイレ、臭いなど彼らにとってはご褒美に過ぎない。

「よし、行くぞ!」

「待ちなさいよ!」「....え?」
まさか感づかれたか、正体がバレた。いや、変態は実体があって無いようなもの、正体など存在しない筈。

「えじゃないの、何でここにいるのよ!」

「..お前、サツキ!?」
見慣れた顔と口元の少女が頬を膨らませて睨み付けながら立っていた、どうやらここの生徒だったようだ。

「なんでここにいるの!」

「なんでって、そりゃお前...派手な紫。」

「めくるな! この変態!
学校中の女の子にやるつもりじゃないでしょうね!」

「え、やるけど。」「最低!」
平然と答えるタクジに呆れどころか怯えすら覚える。

「次の時間なんだ?」

「ウチのクラスは..確か体育だけど。」

「体育!!」
目の色を変える、当然ピンク色だがそんな事はどうだっていい。

「スマホ持ってるよな?
着替え取ってきてくれ、な!」

「はぁ? そんな事する訳ないじゃん!
ましてや私のスマホで!」
当然断るが、ここで食い下がる変態では無い。

「お前の動画、いっぱいあるぞ?」

「...何よ、脅しのつもり?」

「脅しじゃない、配信かもな。」

「は、配信!?」
スライドショーで素敵なbgmで流すつもりだ。校内どころか世界へ進出するチャンスとなるだろう。

「ガンガンに撮って来てくれ、頼む!」

「…今回だけだからね、このド変態ッ!」
怒りながらも快諾して去っていった、やはり持つべき者は友というわけだ。

「さて、始めるか。まずは..」
有言実行トイレへ向かう。行うのは当然ゴミ掃除、変態にとっては、それが宝の極みとなるのだが。

「汚物入れとは良く言ったものだぜ、見ろ。こんなに溜まってる、最高だな女子校ってやつは!」
個室の小さな箱に入った大量のお宝を集め、纏めて匂いを鼻腔に注ぎ込む。芳醇な若い秘部の香りが心を癒し股間を勃たせていく、この上ない変態の至高である

「はぁ~。」

『ガチャ..』 「誰か来たか?」
トイレの扉が開き何者かが入ってきた。タクジは急いで個室のドアを閉め、鍵を掛けた。

「はぁ、授業ダルぅ..。」
(生徒か? サボってトイレに来たみたいだな。)
これはチャンスだとスマホを直ぐに起動する、この為にサツキには自分の端末を渡さなかった。

「彼氏んとこ行こっかな?
最近ご無沙汰だからな~、溜まってんだよね。」

(彼氏とご無沙汰!? たまらんなおい!)
我慢ならんとどうにかしたいが環境が悪過ぎる。ムービーを撮ろうにもどうしたものか、個室の都合上便座に座っていると仮定しても大したものは写せない。片方の太ももが大きく保存されるだけだ。

(どうにか昇華したいがどうすりゃいい..。)

「...あ..」(ん?)
何やら微かに声が聞こえる、吐息のような小さな声。

「..あっ...あっ..」
気のせいかと思い壁に耳を付けしっかり聴くと、確かに声を発している。

(何してるんだ..? もしかして...。)

「.....ヤバい、結構気持ちい..」

(やっぱりだー! 隣でオナニーしてる!!)
棚からぼたもち、相手が勝手に動いてくれた。しかし壁越しでは見えない、となると方法は一つ。

(上からかぁ、靴脱げばバレないか?)
ゆっくり警戒しながら靴を脱ぎ、便座の上に足を乗せる。多少軋む音が響くが相手は股間を弄るのに夢中でまるで気付いていない。

「..ヤバい...止まらないかも。」
パンツに手を突っ込んだ、この時点で上から見下ろし既に録画を作動させている。

(茶髪ギャルか..派手なパンティだな、シミ付いてる。余程溜まってたんだな。)
グチュグチュと音を立てパンツの中を指で掻き回している。足は大きく開き、ワイシャツははだけている。

「..あ、これ最高..!」(オレも最高..!)
共鳴し合うドスケベとドスケベ、足をおっ広げたドスケベはパンツを脱いで足に掛けると、ズボズボと指を穴に激しく出し入れし始めた。

「あっ、あっ、あっ...気持ち、止まんないっ..!」
汗をかくように流れ出る汁が指の勢いで跳ね飛び散る

(うっひゃあスゲェっ! アソコ丸見えだぜ!
綺麗なピンク、ギャルの割にいい色してんな。)
既に下半身ははち切れそうだがまだ我慢、ここで欲望を満たしてしまってはせっかく女子高に潜入した意味が無い。盛大に楽しむ為に、自を制さねば。

「はぁ...もしもし?」(ん、なんだ?)
スマホを耳に当てて、誰かに電話を掛けている。

『もしもし、なんだよ急に』

「私今、何してるかわかる?」(彼氏だな、多分。)

『何してるの?』「オナニー。」『はぁ?』
(彼氏に生オナニー配信ですかっ!)
興奮が身体を超え、電波にまで伝わった。卑猥な音と共に、相手の鼓膜に吐息を漏らす。

『お前何してんだよ..』「私がイク声聞いてて?」
指の動作と共に喘ぐ声が響く。聞いているのは二人、まさかもう一人耳を澄ませているとは思うまい。思い出は二通り、同時に保存される。

「あ..イクイクイクイクッ...!」『はぁはぁ..』
(こりゃあ後でいいオカズになるぞぉ!)

「あんっ!」『うっ!』(彼氏もか。)
身体を大きくピクつかせ秘部を露わに絶頂を迎える。
それと同時に録画を終了し、ゆっくり便座から下りる

(こりゃいいな、楽しい学校探検になりそうだ..!)

「やだぁ、パンツ汚れた。
..どうせ帰るしここに捨てよ」

(おみやげゲットォッ!)
彼の清掃業は、まだ始まったばかりだ。

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