9 / 41
9 ブルーデン家
しおりを挟む
「ブルーデン家の歴史は、王家と同じくらい長いですわ。建国女王が精霊と契約し、この国が作られた時に、宰相となったのが始まりだと言われていますわね」
私は、にやにや笑いのアーサーをお茶とお菓子でもてなしながら、彼が喜ぶ話題を探した。
「ふん、分かってるじゃないか。俺様の家はえらいんだ。今は、他の貴族たちが大きな顔してるけど、この国一番の貴族は俺様のブルーデン家なんだ」
彼は、自分の家柄以外に誇れるものが何もないのだ。だから、ことあるごとに由緒正しいブルーデン家の次男であることを自慢する。
「おまえの母親のレドリオン公爵家なんて、昔はただの貧乏貴族だったんだからな。今は帝国に媚びを売って、金を稼いで王妃にまでなったが。あのレドリオン家の赤茶色の髪は、高貴とは程遠い。みすぼらしい」
「そうですわね。わたくしは、王家の金髪と紫の目に生まれて運が良かったですわ」
「ああ、おまえのその色がなければ、父上もさすがに、俺の婚約者にしようとはしなかっただろう。王族の紫は貴重だからな」
「ブルーデン家の青銀の髪と紺碧の瞳も美しいですわ」
「まあ、そうだろう。俺様の家は純血の貴族だからな。はは」
アーサーを適当におだてながら会話を続ける。そして、従者の様子を伺う。
ブルーデン家は、その血筋と歴史以外は何も残っていないのだ。アスラン様の代わりに家を継いだ弟は、あまり賢くなかったようだ。保守的で、今までの自分たちの生活を守ることしか考えなかった。結果、帝国と結びついたレドリオン家に権力や財力を持っていかれた。
でも、国民を奴隷にし、売ろうとしているレドリオン家に対抗できるとしたら、ブルーデン家しかない。
建国女王の時代から続く家柄は、国民には人気がある。そしてブルーデン家は純血主義で外国人を嫌っている。だから、私は彼を利用する。
「ブルーデン家のアスラン様についての書物を読みました。すばらしい方でしたわ。農業政策や食料生産計画、治水、防災等、大災害の時代に、多くの国民の命を助けたのです。そんな方を先祖に持つブルーデン家は、我が国の誇りです」
「おおそうか。よく分かってるじゃないか。うん、我が家はすごいのだ。ははは。で、アスランって誰?」
心からの称賛の言葉にアーサーはにんまり笑った後で、従者にアスランについて聞いた。
「四代前の当主の兄にあたられます。国民のために、数々の政策を提案しましたが、その後、家を出たとか」
「なんだ、うちから出て行ったのか。そんな奴はどうでもいいや」
従者の説明に興味をなくしたようなので、急いで付け加える。
「アスラン様は、大災害の時に生贄となった聖女様の婚約者だったのです。きっと聖女様が連れ去られた精霊界を探しに行ったのですわ。真実の愛を貫いたのですね。とても、ロマンチックですわ」
自分をこんな風に語るのは気恥ずかしいのだけど、アーサーはこういう恋愛小説を愛読している。
「なんだその話は。初めて聞いたぞ。おい、本当か?」
「はい。そのように伝わっております」
従者の返事に、アーサーは大いに興味を持ったようだ。
「生贄の聖女とその婚約者か。面白いな」
「アスラン様はとても賢くて、賢者と呼ぶにふさわしい方とか。そう、ちょうどアーサー様のように、ブルーデン家の特徴の青銀の髪と紺碧の瞳を持ってらしたようですわ」
「はは、俺の先祖が賢者か。いいな、その話。もっと聞きたい。うちに記録は残っているか? そうだ。小説を書かせて、皆にも知らせてやろうではないか」
「きっとベストセラーになりますわ」
「芝居を作ってもいいかもな。歌も作らせよう。最近はなんでも帝国の物がもてはやされるが、わが国の芸術はどこの国より優れているのだ。よし、ブルーデン家の先祖の賢者アスランの話を世界中で流行らせてやるぞ!」
アーサーはやる気に満ちた目をして、従者を急かして帰った。従者も頭の中で考えを巡らせているようだった。ブルーデン公爵家の地位を少しでも押し上げるのに利用できそうだとでも思っているのだろう。
こんなことでアスラン様の名前を使うのは、抵抗があるけれど。
でも、かつての栄光を忘れられない国民に、この話は響くだろう。
精霊の力に頼り切った国民は、労働するかわりに、芸術を愛することに時間を費やしてきた。美しい歌や踊り、絵や彫刻、物語。全ての美しい物を愛する国民たち。100年以上経った今でも、彼らの嗜好は変わらない。
生贄の聖女と賢者の悲恋物語は、きっと良い娯楽になるだろう。
「ルリ」
テーブルに影を作る大木を見上げて呼ぶ。
枝に止まっていた青い鳥が、私の呼びかけに降りて来た。
「聖女さま。なに?」
青い鳥は、ティーカップの隣で、頭をかたむけて私に問いかける。
「もう読み終わったからこの本は返してきて。それと、他の本も適当に盗って来て」
テーブルの上の本をくちばしでつかんで、鳥の精霊はすっと、転移した。
精霊界で100年もの間、金色の卵を1人で温めるだけの日々を耐えられたのは、精霊のルリのおかげだった。迷い込んできた死にかけの下級精霊を神聖力で治療した。力を得て、上級精霊に変異したルリは、私のために今のように空間を移動して、帝国から本を持ってきてくれた。
様々な分野の書物を読むことで、私の知識は増えた。
そして、私の守るべき国のいびつさに気が付いた。
建国女王は、奴隷にされた人々を哀れに思い、ただ守ったのだ。
真綿にくるむような優しさで、彼らを保護し続けた。
誰からも脅かされない場所を作り、幸せだけを与えて。
私は、にやにや笑いのアーサーをお茶とお菓子でもてなしながら、彼が喜ぶ話題を探した。
「ふん、分かってるじゃないか。俺様の家はえらいんだ。今は、他の貴族たちが大きな顔してるけど、この国一番の貴族は俺様のブルーデン家なんだ」
彼は、自分の家柄以外に誇れるものが何もないのだ。だから、ことあるごとに由緒正しいブルーデン家の次男であることを自慢する。
「おまえの母親のレドリオン公爵家なんて、昔はただの貧乏貴族だったんだからな。今は帝国に媚びを売って、金を稼いで王妃にまでなったが。あのレドリオン家の赤茶色の髪は、高貴とは程遠い。みすぼらしい」
「そうですわね。わたくしは、王家の金髪と紫の目に生まれて運が良かったですわ」
「ああ、おまえのその色がなければ、父上もさすがに、俺の婚約者にしようとはしなかっただろう。王族の紫は貴重だからな」
「ブルーデン家の青銀の髪と紺碧の瞳も美しいですわ」
「まあ、そうだろう。俺様の家は純血の貴族だからな。はは」
アーサーを適当におだてながら会話を続ける。そして、従者の様子を伺う。
ブルーデン家は、その血筋と歴史以外は何も残っていないのだ。アスラン様の代わりに家を継いだ弟は、あまり賢くなかったようだ。保守的で、今までの自分たちの生活を守ることしか考えなかった。結果、帝国と結びついたレドリオン家に権力や財力を持っていかれた。
でも、国民を奴隷にし、売ろうとしているレドリオン家に対抗できるとしたら、ブルーデン家しかない。
建国女王の時代から続く家柄は、国民には人気がある。そしてブルーデン家は純血主義で外国人を嫌っている。だから、私は彼を利用する。
「ブルーデン家のアスラン様についての書物を読みました。すばらしい方でしたわ。農業政策や食料生産計画、治水、防災等、大災害の時代に、多くの国民の命を助けたのです。そんな方を先祖に持つブルーデン家は、我が国の誇りです」
「おおそうか。よく分かってるじゃないか。うん、我が家はすごいのだ。ははは。で、アスランって誰?」
心からの称賛の言葉にアーサーはにんまり笑った後で、従者にアスランについて聞いた。
「四代前の当主の兄にあたられます。国民のために、数々の政策を提案しましたが、その後、家を出たとか」
「なんだ、うちから出て行ったのか。そんな奴はどうでもいいや」
従者の説明に興味をなくしたようなので、急いで付け加える。
「アスラン様は、大災害の時に生贄となった聖女様の婚約者だったのです。きっと聖女様が連れ去られた精霊界を探しに行ったのですわ。真実の愛を貫いたのですね。とても、ロマンチックですわ」
自分をこんな風に語るのは気恥ずかしいのだけど、アーサーはこういう恋愛小説を愛読している。
「なんだその話は。初めて聞いたぞ。おい、本当か?」
「はい。そのように伝わっております」
従者の返事に、アーサーは大いに興味を持ったようだ。
「生贄の聖女とその婚約者か。面白いな」
「アスラン様はとても賢くて、賢者と呼ぶにふさわしい方とか。そう、ちょうどアーサー様のように、ブルーデン家の特徴の青銀の髪と紺碧の瞳を持ってらしたようですわ」
「はは、俺の先祖が賢者か。いいな、その話。もっと聞きたい。うちに記録は残っているか? そうだ。小説を書かせて、皆にも知らせてやろうではないか」
「きっとベストセラーになりますわ」
「芝居を作ってもいいかもな。歌も作らせよう。最近はなんでも帝国の物がもてはやされるが、わが国の芸術はどこの国より優れているのだ。よし、ブルーデン家の先祖の賢者アスランの話を世界中で流行らせてやるぞ!」
アーサーはやる気に満ちた目をして、従者を急かして帰った。従者も頭の中で考えを巡らせているようだった。ブルーデン公爵家の地位を少しでも押し上げるのに利用できそうだとでも思っているのだろう。
こんなことでアスラン様の名前を使うのは、抵抗があるけれど。
でも、かつての栄光を忘れられない国民に、この話は響くだろう。
精霊の力に頼り切った国民は、労働するかわりに、芸術を愛することに時間を費やしてきた。美しい歌や踊り、絵や彫刻、物語。全ての美しい物を愛する国民たち。100年以上経った今でも、彼らの嗜好は変わらない。
生贄の聖女と賢者の悲恋物語は、きっと良い娯楽になるだろう。
「ルリ」
テーブルに影を作る大木を見上げて呼ぶ。
枝に止まっていた青い鳥が、私の呼びかけに降りて来た。
「聖女さま。なに?」
青い鳥は、ティーカップの隣で、頭をかたむけて私に問いかける。
「もう読み終わったからこの本は返してきて。それと、他の本も適当に盗って来て」
テーブルの上の本をくちばしでつかんで、鳥の精霊はすっと、転移した。
精霊界で100年もの間、金色の卵を1人で温めるだけの日々を耐えられたのは、精霊のルリのおかげだった。迷い込んできた死にかけの下級精霊を神聖力で治療した。力を得て、上級精霊に変異したルリは、私のために今のように空間を移動して、帝国から本を持ってきてくれた。
様々な分野の書物を読むことで、私の知識は増えた。
そして、私の守るべき国のいびつさに気が付いた。
建国女王は、奴隷にされた人々を哀れに思い、ただ守ったのだ。
真綿にくるむような優しさで、彼らを保護し続けた。
誰からも脅かされない場所を作り、幸せだけを与えて。
17
お気に入りに追加
409
あなたにおすすめの小説
追放された聖女の悠々自適な側室ライフ
白雪の雫
ファンタジー
「聖女ともあろう者が、嫉妬に狂って我が愛しのジュリエッタを虐めるとは!貴様の所業は畜生以外の何者でもない!お前との婚約を破棄した上で国外追放とする!!」
平民でありながらゴーストやレイスだけではなくリッチを一瞬で倒したり、どんな重傷も完治してしまうマルガレーテは、幼い頃に両親と引き離され聖女として教会に引き取られていた。
そんな彼女の魔力に目を付けた女教皇と国王夫妻はマルガレーテを国に縛り付ける為、王太子であるレオナルドの婚約者に据えて、「お妃教育をこなせ」「愚民どもより我等の病を治療しろ」「瘴気を祓え」「不死王を倒せ」という風にマルガレーテをこき使っていた。
そんなある日、レオナルドは居並ぶ貴族達の前で公爵令嬢のジュリエッタ(バスト100cm以上の爆乳・KかLカップ)を妃に迎え、マルガレーテに国外追放という死刑に等しい宣言をしてしまう。
「王太子殿下の仰せに従います」
(やっと・・・アホ共から解放される。私がやっていた事が若作りのヒステリー婆・・・ではなく女教皇と何の力もない修道女共に出来る訳ないのにね~。まぁ、この国がどうなってしまっても私には関係ないからどうでもいいや)
表面は淑女の仮面を被ってレオナルドの宣言を受け入れたマルガレーテは、さっさと国を出て行く。
今までの鬱憤を晴らすかのように、着の身着のままの旅をしているマルガレーテは、故郷である幻惑の樹海へと戻っている途中で【宮女狩り】というものに遭遇してしまい、大国の後宮へと入れられてしまった。
マルガレーテが悠々自適な側室ライフを楽しんでいる頃
聖女がいなくなった王国と教会は滅亡への道を辿っていた。
【完結】虐待された少女が公爵家の養女になりました
鈴宮ソラ
ファンタジー
オラルト伯爵家に生まれたレイは、水色の髪と瞳という非凡な容姿をしていた。あまりに両親に似ていないため両親は彼女を幼い頃から不気味だと虐待しつづける。
レイは考える事をやめた。辛いだけだから、苦しいだけだから。心を閉ざしてしまった。
十数年後。法官として勤めるエメリック公爵によって伯爵の罪は暴かれた。そして公爵はレイの並外れた才能を見抜き、言うのだった。
「私の娘になってください。」
と。
養女として迎えられたレイは家族のあたたかさを知り、貴族の世界で成長していく。
前題 公爵家の養子になりました~最強の氷魔法まで授かっていたようです~
逆行令嬢は聖女を辞退します
仲室日月奈
恋愛
――ああ、神様。もしも生まれ変わるなら、人並みの幸せを。
死ぬ間際に転生後の望みを心の中でつぶやき、倒れた後。目を開けると、三年前の自室にいました。しかも、今日は神殿から一行がやってきて「聖女としてお出迎え」する日ですって?
聖女なんてお断りです!
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から「破壊神」と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
誰も信じてくれないので、森の獣達と暮らすことにしました。その結果、国が大変なことになっているようですが、私には関係ありません。
木山楽斗
恋愛
エルドー王国の聖女ミレイナは、予知夢で王国が龍に襲われるという事実を知った。
それを国の人々に伝えるものの、誰にも信じられず、それ所か虚言癖と避難されることになってしまう。
誰にも信じてもらえず、罵倒される。
そんな状況に疲弊した彼女は、国から出て行くことを決意した。
実はミレイナはエルドー王国で生まれ育ったという訳ではなかった。
彼女は、精霊の森という森で生まれ育ったのである。
故郷に戻った彼女は、兄弟のような関係の狼シャルピードと再会した。
彼はミレイナを快く受け入れてくれた。
こうして、彼女はシャルピードを含む森の獣達と平和に暮らすようになった。
そんな彼女の元に、ある時知らせが入ってくる。エルドー王国が、予知夢の通りに龍に襲われていると。
しかし、彼女は王国を助けようという気にはならなかった。
むしろ、散々忠告したのに、何も準備をしていなかった王国への失望が、強まるばかりだったのだ。
【完結】精霊に選ばれなかった私は…
まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。
しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。
選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。
選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。
貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…?
☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
【完結】復讐姫にはなりたくないので全て悪役に押し付けます
桃月とと
恋愛
預言により未来の聖女としてチヤホヤされてきた伯爵令嬢アリソンは、新たな預言により男爵令嬢デボラにその地位を追われ、婚約者である王太子も奪われ、最後は家族もろとも国外追放となってしまう。ズタボロにされた彼女は全ての裏切り者に復讐を誓った……。
そんな『復讐姫アリソン』という小説の主人公に生まれ変わったことに、物語が始まる直前、運よく頭をぶつけた衝撃で気が付くことができた。
「あっぶねぇー!」
復讐なんてそんな面倒くさいことしたって仕方がない。彼女の望みは、これまで通り何一つ苦労なく暮らすこと。
その為に、とことん手を尽くすことに決めた。
別に聖女にも王妃になりたいわけではない。前世の記憶を取り戻した今、聖女の生活なんてなんの楽しみも見いだせなかった。
「なんで私1人が国の為にあくせく働かなきゃならないのよ! そういうのは心からやりたい人がやった方がいいに決まってる!」
前世の記憶が戻ると同時に彼女の性格も変わり始めていた。
だから彼女は一家を引き連れて、隣国へと移住することに。スムーズに国を出てスムーズに新たな国で安定した生活をするには、どの道ニセ聖女の汚名は邪魔だ。
そのためには悪役デボラ嬢をどうにかコントロールしなければ……。
「聖女も王妃も全部くれてやるわ! ……だからその他付随するものも全て持って行ってね!!!」
「アリソン様……少々やりすぎです……」
そうそう幼馴染の護衛、ギルバートの未来も守らなければ。
作戦は順調に行くというのに、どうも思ったようには進まない。
円満に国外出るため。復讐姫と呼ばれる世界を変えるため。
アリソンの奔走が始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる