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第57話 釣り

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 俺たちは、東を目指して湿地帯の横断を続けた。
 あれだけ降っていた大雨もいつしか上がり、空には獲物を狙う翼のある魔物たちの姿をちらほらと見かけるようになった。
 奴らは俺たちを獲物とみなして襲いかかってきたが、俺たちの敵ではない。来た奴は皆、返り討ちにしてやった。
 そう書くと何の変哲もない普段通りの旅をしているように見えるだろうが……アラヤが旅に加わったことによって、魔物の狩り方に若干の変化が起きた。
 というのも。
「ちょっと、レイ、駄目じゃないの、爆発魔法なんか使ったりしちゃ!」
 足下に転がった魔物の死骸を指差して、アラヤは俺に抗議した。
「レイクリザードは目玉が珍味なの! 頭を吹き飛ばしちゃったらせっかくの珍味が台無しじゃない!」
「いちいち食うことを考えて魔物と戦ってられるかよ! こっちは殺されないようにするのに必死なんだから!」
 咬み付こうと迫ってきた魔物を俺が爆発魔法で狙撃したのだが、アラヤはそれが気に入らなかったらしい。
 頭が吹っ飛んだ蜥蜴の死骸は、アラヤ曰く食べられる部分が残ってないそうで、こうなってしまうと魅力も何も感じないのだという。
 そんなことを言われても……食える部分を残そうとしてそれで怪我させられてたら目も当てられないっての。
 俺たちの言い合いを、横でソルとリンネが呆れ顔をして見つめている。
「別に狩り方なんてどうだっていいだろ? おれたちは魔物を食うために狩ってるわけじゃないんだからよ」
「せっかく晩御飯のおかずに一品増やせると思ってたのに……残念だわぁ」
「いくら珍味でも、目玉は食べたくないな……ボク」
 アラヤは四六時中こんな調子だった。
 彼女が料理に対して物凄い情熱を持っていることはよく分かったが、魔物との戦い方までいちいち指図されていたのではこっちの調子が狂ってしまう。
 彼女の料理の腕が欲しくて彼女を旅に誘ったのは俺だが、誘わない方が良かったかな……とちょっぴり思い始めていたことは内緒だ。

 それでも、飯時になるとその憂いが吹っ飛んでしまうことも事実だった。
 アラヤが提供してくれる料理は、とても野宿中に作ったものとは思えないほどの絶品揃いだった。
 野菜たっぷりの温かいスープ。ホーンラビットという兎の魔物の肉を使ったミートボール。薄切りにした燻製肉を特製の調味料で味付けし、こんがりと焼いたパンに挟んだサンドイッチ。
 まさか野宿で温かいスープや調理した肉が食えるようになるとは思っていなかった。
 これも、アラヤが大量の食材や調理道具を持ち歩いていたお陰である。
「ったく、ポーションは持ってないくせに野菜や調味料は持ち歩いてるとか……命より料理かよ。料理人の考えることって分からんな」
「料理人にとって食材は命、調理道具は大事な武器なのよ。貴女たち剣術士が剣を命だと思ってるようにね」
「ま、美味い料理を食わせてくれるなら何でもいいけどな。おれは」
 ソルは肩を竦めて、サンドイッチを大口で頬張った。
 ラグランブル沼の横断を始めて、三日目の夜。
 おそらくこれが此処での最後の野宿となるだろう。
 明日になれば、この鬱陶しい湿地帯ともお別れできる。そうしたら次の街だ。
 国境の街まで繋がっているという魔列車……俺が知っている鉄道とどう違うのか、目にするのが今から楽しみである。
「……釣りがしたいわ」
 ふと。野営地の横に広がっている池に目を向けて、アラヤが呟いた。
「此処の池にはヘルフットフィッシュが棲んでるの。見た目からは信じられないだろうけど、淡白な白身で美味しいのよ」
 ヘルフットフィッシュとは、主に水辺に棲んでいる魚の魔物である。魚とはいっても足が生えており、見た目はウーパールーパーに近い代物だが。
 魚ではあるが陸地でも呼吸ができる生き物で、普段は水中の小魚なんかを餌としているが時々餌を求めて陸地に上がってくることもある。基本的に臆病であまり人前に姿を見せないので、陸地にいる様子を見かけることができたらそれはとても運が良いことなのだ。
 それを、釣る? 今から? どうやって?
 俺は釣り道具なんて持ってないし、そもそも今は夜だ。ヘルフットフィッシュは昼行性の生き物だから、今は池の底で大人しくしてるんじゃないか?
「レイ、ちょっと付き合ってちょうだい。食材は確保できる時にしておきたいの」
 アラヤは立ち上がると、池の方まで行ってしまった。
 俺が張った結界は、池の方にまでは効力が及んでいない。水の魔物にも夜行性のものはいるので、それがいきなり姿を現して彼女に襲いかかることがないとは言い切れない。
 彼女のことを放置しておくわけにもいかず、俺も渋々と池の方へと向かった。
 夜の池は、まるで闇を入れている巨大な入れ物のように見えた。黒々としている水面には、照明魔法の光とそれに照らされている俺たちの姿がぼんやりと陽炎のように映っている。
「レイ、サンダーストームって使える?」
 池を指差しながら、アラヤがそんなことを問うてくる。
 サンダーストームっていったら……雷魔法の最上位のやつだ。強烈な雷撃を広範囲に渡って放つ効果があり、心臓が弱い奴が食らったら一発でショック死するほどの威力を持っている上位魔法である。
 俺は勇者だから、当然使うことはできるが……正直に言うと、この場でその魔法を使うことは気乗りしない。
 これだけ水浸しの地面の上にいるのである。そんな強烈な雷魔法を撃ったら、間違いなくその余波はこちらにも及ぶ。それが少々ぴりっとする程度なら良いのだが、下手をしたら痺れて動けなくなってしまう。
 アラヤは一応魔道士としての知識も持っているのだから、流石にそのことを知らないはずはないのだが……
「一応使えるけど……危ないだろ、こんな場所でそんな魔法を使ったら」
「大丈夫よ、私に考えがあるから。撃ってちょうだい」
 アラヤは何やら自信満々だった。
 そこまで言うなら、信用するけど……俺の魔法はその辺の魔道士が使うやつよりずっと強いぞ。どうなっても知らないからな?
 俺は池の中央めがけて魔法を撃った。
「サンダーストーム!」
 かっ!
 辺りが昼間のような眩い光に包まれた。
 まるで密林のような密度で発生した何十本もの雷の槍が、荒れ狂いながら次々と水面に突き刺さる。激しい音が鳴り、焚き火の前で食事をしていたソルたちがびっくりした様子でこちらに振り向いてきた。
「な、何だ!?」
 雷の帯が水面を這って俺たちの方へと迫ってくる。
 やばい、このままでは直撃コースだ。
 俺は身構えた。その横で、平然と立ちながらアラヤが声高に魔法を唱えた。
「アイアンウェポン!」
 俺たちの目の前で魔力が収束し、ひとつの形を作り出す。
 それは瞬く間に一本の鉄の槍となり、ざくっと杭のように池の前に突き刺さった。
 それに、水面を奔っていた雷の帯が絡み付く!
 光の柱となった槍は砕け散り、元の魔力の欠片となって虚空に消えていった。
 アイアンウェポン──魔力を束ねて鉄の武器を作り出す魔法である。本来は戦闘中に武器を失った仲間に間に合わせの武器を渡すために使う魔法なのだが、アラヤは作り出される武器が鉄と同質の性質を持っていることを利用して、作り出した武器を避雷針代わりに使ったのだ。
 鉄は、電気を引き寄せる。それは雷とて例外ではない。
 ただ武器を作るだけの魔法に、こんな使い方があったとは。俺には思い付きもしなかった。
「だから言ったでしょ、大丈夫だって」
 アラヤは腰に手を当ててふふっと笑った。
 そうか……自分で雷魔法を撃ったら今の防御手段が間に合わなくなるから、俺に雷魔法を撃たせたのか。
 二人で役割を分担して、一人が攻撃を行い、一人が余波を防御する役目を担う。
 魔法の使い手が二人いると、そういう戦い方ができるようになるんだな。覚えておこう。
「やっぱりサンダーストームクラスの威力になると成果が違うわね。大漁よ」
 俺が感心した目をアラヤに向ける中、彼女は既に『釣り』の成果に興味を向けていた。嬉しそうに池を指差しながら、うきうきと声を弾ませている。
 水面には──大量の魚が白い腹を見せてぷかぷかと浮かんでいた。目的のヘルフットフィッシュだけではなく、他の魚の姿も結構見受けられる。
 寝ているところに超強力な雷の一撃だもんな。いくら魔物とてこれはひとたまりもなかっただろうな。
 せめて安らかに眠って下さい。
「アクアウォーク」
 アラヤは水上歩行の魔法を唱えて、池の上を歩き回りながら次々と魚を回収していった。
 数分ほど池を歩いて戻ってきた時には、彼女の両手は数多の魚で一杯になっていた。
 ちゃんと食用になるものだけを選んで獲ってきたようだが……中には本当に食えるのかって思いたくなるような見てくれのものもある。
 魔物食って奥が深いんだな。
「これで当分、魚には困らないわ。うふふ……どんな料理にしようか、悩んじゃうわねぇ」
 アラヤは鼻歌を歌いながら、御機嫌で焚き火の傍へと戻っていった。
 この世界では魚料理って基本的に海か川の傍の街でしか食えないものらしいから、そう考えたら俺たちって結構贅沢な食生活を送ってることになるんだな。
 これからも美味い料理を作ってもらうために、余裕がある時はなるべく食材調達に協力してやろう。
 魚の腹で白くなった池を眺めながら、俺はそう独りごちたのだった。
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