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445. 『あかくま50』~妄想劇場開幕!可憐に優雅に!華麗なる一族三姉妹のお茶会配信~③
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445. 『あかくま50』~妄想劇場開幕!可憐に優雅に!華麗なる一族三姉妹のお茶会配信~③
配信はその後も続く。初めてのコンセプト配信なので心配したが、かなりの盛り上がりをみせていた。
「他はどうなんですのソフィー?」
《あとは裏で暗躍しているゴスロリのレジスタンスがいますわw》
「レジスタンス!?物騒ねこの電脳世界はw」
《でもお姉様。レジスタンスはどこぞのウサギの用心棒しかおりませんわ。叩けますわw》
「クラリス。もし勝負がFPSならどうするの?今の私たちではすぐにやられてしまいますわ。確実に勝てないとダメですわ」
コメント
『草』
『レジスタンスとかw』
『確かにウサギは用心棒』
《そうするとあとは何かのお仕事をされている方しかいませんわジャンネお姉様》
「お仕事は大事よ。邪魔は出来ないわ。この電脳世界を回しているのだもの仕方ないわ」
《お姉様あなた倒すつもりありますのw》
「クラリスあなた……すぐにそうやって逆らってwお姉様に対する私への口の聞き方がなってないわよ」
コメント
『探偵、警部、シスター……』
『確かにw』
『仕事は大事だからな』
「結局どうしたらいいのかしら。ソフィー?」
《え?ソフィーですか?》
「油断してんじゃないわよあなたw早く考えを言いなさい。本当にノロマなんだからw」
《そうよ。そんなんじゃ一等星なんかなれませんわよw》
《申し訳ありませんわwそれならやはり戦うのではなく、交渉して仲間に加わって貰うしかないと思いますわw》
コメント
『交渉w』
『仲間w』
『組織みたいw』
《ソフィー。あなたナイスアイデアよ。さすがね》
《ありがとうございます。クラリスお姉様》
《それじゃ早速順番に……神社の見習い巫女からいきますわ》
「ダメよクラリス!……見習い巫女はやめときなさいw」
《え?ジャンネお姉様?》
「彼女はとてつもない強大な獣を飼っているわ、まだ早いと私の心が叫んでるのよw」
コメント
『強大な獣w』
『昨日の引きずりすぎw』
『まぁあれ怖かったからな』
《お姉様びびってますの?》
「びびってるわ!後回しにしなさい」
《素直ですわw》
「というかソフィー。時間的にそこにそろそろ集まっているでしょうに。その方々に交渉しなさい気がきかないわね。本当にダメな子なんだからw」
《ジャンネお姉様申し訳ありませんわwすぐに確認しますわw》
コメント
『ジャンネw』
『ダメw』
『草』
《確認しましたわジャンネお姉様。残念ですけど、ここにいる方々は全員姫陣営と魔界陣営でしたわw》
「えwなんと恐ろしいのwこれだけ集まって全員が陣営とは。この電脳世界はどうなっているのかしら」
《お姉様。こうなったらやはり見習い巫女に交渉するしかありませんわw》
「しつこいわよクラリスwあなたしつこい女は嫌われますわよw」
コメント
『しつこいw』
『ジャンネw』
『どうするの?』
《あ。あのお姉様がた?ソフィーはそろそろ次のお戯れの準備が必要みたいですわw》
「お戯れはやめなさいw」
《ソフィー行く前に1ついいかしら?》
《なんですかクラリスお姉様》
《あなた良い子すぎよw最初に意地悪三姉妹でやろうって言ったじゃない!あなただけ声も可愛くてズルいわよ!》
「そうよ!そうやって私とクラリスを意地悪お姉様みたいにして、自分だけ可愛くみせるのやめなさいwあなたが1番設定守ってないわよw」
《違いますわ。これがソフィーですわよw設定なんかありませんわw》
コメント
『設定w』
『お疲れソフィたん』
『いってらっしゃい』
『お戯れ頑張ってねw』
《それじゃ行ってきますわw》
「本当にズルい子ねあの子。でも可愛いから許すわw」
《それはそうですわねお姉様w》
「……」
《……》
コメント
『無言w』
『喋れw』
『我に返ったのかw』
「ごめん遊ばせ。少し疲れてしまったわ。クラリス、私のお紅茶がもうないので、そろそろお茶会は終わりにしますわよ?」
《そうですわね頃合いですわw》
「また次の機会があるかはわかりませんけど、お茶会を開くときは庶民の皆さんも参加して結構よ」
《お姉様。わたくしの経験上次回は絶対ありますわw》
「ですよねwじゃなかった。次のお茶会は内容を煮詰めて開きますわw」
《それでは皆さんご機嫌よう。お相手は華麗なる一族でした。また次のお茶会でお会いしましょう!》
と配信は終了した。SNSでは『#華麗なる一族』がトレンド入りするくらい反響が大きいものになった。こういったコンセプト配信もこれから流行るかもしれないよな。
……まぁ配信するほうは大変かもしれないけどな。
配信はその後も続く。初めてのコンセプト配信なので心配したが、かなりの盛り上がりをみせていた。
「他はどうなんですのソフィー?」
《あとは裏で暗躍しているゴスロリのレジスタンスがいますわw》
「レジスタンス!?物騒ねこの電脳世界はw」
《でもお姉様。レジスタンスはどこぞのウサギの用心棒しかおりませんわ。叩けますわw》
「クラリス。もし勝負がFPSならどうするの?今の私たちではすぐにやられてしまいますわ。確実に勝てないとダメですわ」
コメント
『草』
『レジスタンスとかw』
『確かにウサギは用心棒』
《そうするとあとは何かのお仕事をされている方しかいませんわジャンネお姉様》
「お仕事は大事よ。邪魔は出来ないわ。この電脳世界を回しているのだもの仕方ないわ」
《お姉様あなた倒すつもりありますのw》
「クラリスあなた……すぐにそうやって逆らってwお姉様に対する私への口の聞き方がなってないわよ」
コメント
『探偵、警部、シスター……』
『確かにw』
『仕事は大事だからな』
「結局どうしたらいいのかしら。ソフィー?」
《え?ソフィーですか?》
「油断してんじゃないわよあなたw早く考えを言いなさい。本当にノロマなんだからw」
《そうよ。そんなんじゃ一等星なんかなれませんわよw》
《申し訳ありませんわwそれならやはり戦うのではなく、交渉して仲間に加わって貰うしかないと思いますわw》
コメント
『交渉w』
『仲間w』
『組織みたいw』
《ソフィー。あなたナイスアイデアよ。さすがね》
《ありがとうございます。クラリスお姉様》
《それじゃ早速順番に……神社の見習い巫女からいきますわ》
「ダメよクラリス!……見習い巫女はやめときなさいw」
《え?ジャンネお姉様?》
「彼女はとてつもない強大な獣を飼っているわ、まだ早いと私の心が叫んでるのよw」
コメント
『強大な獣w』
『昨日の引きずりすぎw』
『まぁあれ怖かったからな』
《お姉様びびってますの?》
「びびってるわ!後回しにしなさい」
《素直ですわw》
「というかソフィー。時間的にそこにそろそろ集まっているでしょうに。その方々に交渉しなさい気がきかないわね。本当にダメな子なんだからw」
《ジャンネお姉様申し訳ありませんわwすぐに確認しますわw》
コメント
『ジャンネw』
『ダメw』
『草』
《確認しましたわジャンネお姉様。残念ですけど、ここにいる方々は全員姫陣営と魔界陣営でしたわw》
「えwなんと恐ろしいのwこれだけ集まって全員が陣営とは。この電脳世界はどうなっているのかしら」
《お姉様。こうなったらやはり見習い巫女に交渉するしかありませんわw》
「しつこいわよクラリスwあなたしつこい女は嫌われますわよw」
コメント
『しつこいw』
『ジャンネw』
『どうするの?』
《あ。あのお姉様がた?ソフィーはそろそろ次のお戯れの準備が必要みたいですわw》
「お戯れはやめなさいw」
《ソフィー行く前に1ついいかしら?》
《なんですかクラリスお姉様》
《あなた良い子すぎよw最初に意地悪三姉妹でやろうって言ったじゃない!あなただけ声も可愛くてズルいわよ!》
「そうよ!そうやって私とクラリスを意地悪お姉様みたいにして、自分だけ可愛くみせるのやめなさいwあなたが1番設定守ってないわよw」
《違いますわ。これがソフィーですわよw設定なんかありませんわw》
コメント
『設定w』
『お疲れソフィたん』
『いってらっしゃい』
『お戯れ頑張ってねw』
《それじゃ行ってきますわw》
「本当にズルい子ねあの子。でも可愛いから許すわw」
《それはそうですわねお姉様w》
「……」
《……》
コメント
『無言w』
『喋れw』
『我に返ったのかw』
「ごめん遊ばせ。少し疲れてしまったわ。クラリス、私のお紅茶がもうないので、そろそろお茶会は終わりにしますわよ?」
《そうですわね頃合いですわw》
「また次の機会があるかはわかりませんけど、お茶会を開くときは庶民の皆さんも参加して結構よ」
《お姉様。わたくしの経験上次回は絶対ありますわw》
「ですよねwじゃなかった。次のお茶会は内容を煮詰めて開きますわw」
《それでは皆さんご機嫌よう。お相手は華麗なる一族でした。また次のお茶会でお会いしましょう!》
と配信は終了した。SNSでは『#華麗なる一族』がトレンド入りするくらい反響が大きいものになった。こういったコンセプト配信もこれから流行るかもしれないよな。
……まぁ配信するほうは大変かもしれないけどな。
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