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307. 『Fmすたーらいぶ春の陣!俳句女王決定選!』配信④
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307. 『Fmすたーらいぶ春の陣!俳句女王決定選!』配信④
『Fmすたーらいぶ春の陣!俳句女王決定選!』の配信は約半分が過ぎた。ちなみにオレはまだ呼ばれていない。彩芽ちゃんもだけど。
オレの俳句は……内容が内容だけに早く呼んでほしかったんだけどな……
コメント
『残り半分』
『まだ3期呼ばれてなくね?』
『本当だ』
「ここまで素晴らしい俳句が多かったねソフィアちゃん?」
「はい。個性が強い人もいましたけどね。でもどの俳句も良かったです!」
「残り半分のライバーさんの俳句も気になるね?」
「ひなた先輩。ここからはきっと真心を込めた素晴らしい俳句が披露されますよ?」
コメント
『お?』
『真心込めた?』
『期待できる』
「さて早速呼びましょうか。……もしもし?」
《おいガキ!お前やったな?》
「え?なんのことですかぁ?」
「あれ?なんで怒ってるのwとりあえず自己紹介して」
《Fmすたーらいぶ2期生、伊集院クララですわ。ひなた先輩、1つ聞いてもよろしくて?お題が変更になりますってそこのガキに2日前に聞いたんですけど?》
「え?お題の変更なんてないよw」
《このロリガキ!お前やったな!》
コメント
『まさかソフィたん……』
『やったのかw』
『もしかしてこの後もかw』
「クララちゃんちなみにお題はなに?w」
《……ましろ先輩ですわ》
「でも姫先輩ってFmすたーらいぶのライバーですよ?そこまで間違ってないですよぉ?」
《お前屁理屈言ってんじゃねぇぞ!》
「では。伊集院クララの俳句どうぞ!」
《おい!チッ……【いつの日か 追い越しますわ その背中】伊集院クララ》
コメント
『お嬢~!』
『ついていきます!』
『エモすぎw』
『ましろ姫好きだろこれw』
「わぁ。クララ先輩の熱い気持ちが込められたエモすぎ俳句ですね!素晴らしいので、説明お願いしますw」
《読めw分かるだろ》
「きっとましろちゃんも喜んでるよクララちゃん。良かったらひなたの背中も追い越してよw」
《弄るなwソフィアお前あとで覚えておけよ!》
「あ。帰っちゃったwソフィアちゃんもやるね?ならここからはそういう感じなのかな?」
「どうですかね?残ってるライバーさん次第じゃないですか?ちなみに3期生は同期として、疑惑を払拭したいかなって思ってるのでwこれは検証ですから!あとはリスナーさんの判断に任せますw」
コメント
『3期ガチ恋疑惑w』
『いやガチもおるだろ』
『てか姫なんで残ってんの?』
『姫はあるてぃ……』
『言うなw』
「エンターテイナーだねソフィアちゃんw本当に怖い後輩だw」
「それは褒め言葉として受け取っておきます。それじゃ次の人に繋ぎますね?もしもし?」
《ソフィアちゃん……信じてたのに……Fmすたーらいぶ3期生朽木ココアです。でも正直すごくほっとしました》
「どうかしたのココアちゃん?」
《ひなた先輩。さっきまで、みんなとココアのお題が違かったのでポンココしたのかと思って、何度もソフィアちゃんのディスコード確認してましたw》
「あはは。なるほどねw」
コメント
『可愛い』
『ココアちゃん良かったね』
『ポンココでも良かったw』
《良くないよw》
「ココアちゃんのお題は何かな?」
《とりあえずココアも、ましろ先輩でした。きちんとましろ先輩との思い出の俳句考えてきたのでガチ恋じゃないことを証明します!》
「それじゃ朽木ココアの俳句どうぞ!」
《はい!【暗闇に 光を射した 姫の声】朽木ココア!》
コメント
『伝説の召喚魔法来たw』
『まっしろココアw』
『まぁそうだよな』
「うんうん。ココアちゃんもクララ先輩と同じでガチ恋じゃないねこれは。……ただの親衛隊予備軍だねw」
《えぇ!?ココア親衛隊予備軍じゃないよw》
「でもココアちゃん文才あるね。この時の様子が目に浮かぶよw」
《ありがとうございますひなた先輩!ココア国語得意なので!あの高学歴のえるるちゃんよりも高得点ですから!》
コメント
『学力王マウント可愛い』
『あれそう言えば、さっきの団長の俳句って……』
『触れるなw』
『漢字一文字もなかっただろw』
『言うなw』
「ありがとうココアちゃん」
《はい!では》
「良かったですね。ソフィア判断だとクララ先輩もココアちゃんも憧れているだけでガチ恋じゃないです。親衛隊予備軍ですけどw」
「ましろちゃん喜んでるね。じゃあサクサクいこうかソフィアちゃん」
「はい。問題なのは次からですよね……あ。もしもし?」
《ソフィたん!ひどいよ!あるとガチ恋じゃないから!》
コメント
『ゴスロリだ』
『いやゴスロリは怪しい』
『限りなく黒に近いw』
「あるとちゃん。自己紹介お願い」
《あ。Fmすたーらいぶ3期生、可愛いは正義!ゴスロリ美少女海原あるとです!》
「あるとちゃんのお題はポアロちゃんかな?」
《そうですけど……おかしいと思ったんだよ、2日前にいきなりソフィたんからお題ポアロ先輩でって言われて。本当にイヤなんですけどw》
「でも、あるとちゃんガチ恋じゃないんでしょ?ここで詠まないとガチなんじゃないってリスナーさん思うんじゃないかなぁ?……俳句詠もうねw」
《雁字搦めなんですけどw》
「それじゃ海原あるとの俳句どうぞ!」
《……【嬉しくて 時間忘れた 初コラボ】……海原あると》
コメント
『あるアロ~!!』
『てぇてぇすぎ!』
『甘すぎて糖尿病になるわw』
『ガチ恋確定!』
《なんでだよwココアと変わらないだろ!》
「そうかなwココアちゃんのはましろちゃんへの感謝とか尊敬とかで、あるとちゃんのは……一緒の配信が時間忘れるくらい楽しくて、ポアロちゃん好きって言ってるのと同じじゃない?w」
《ひなた先輩やめてw》
「残念だよあるとちゃんw」
《違うって!あると本当にガチ恋じゃないから!》
なぜかガチ恋俳句選手権になりつつあるが、配信は続いていく。
『Fmすたーらいぶ春の陣!俳句女王決定選!』の配信は約半分が過ぎた。ちなみにオレはまだ呼ばれていない。彩芽ちゃんもだけど。
オレの俳句は……内容が内容だけに早く呼んでほしかったんだけどな……
コメント
『残り半分』
『まだ3期呼ばれてなくね?』
『本当だ』
「ここまで素晴らしい俳句が多かったねソフィアちゃん?」
「はい。個性が強い人もいましたけどね。でもどの俳句も良かったです!」
「残り半分のライバーさんの俳句も気になるね?」
「ひなた先輩。ここからはきっと真心を込めた素晴らしい俳句が披露されますよ?」
コメント
『お?』
『真心込めた?』
『期待できる』
「さて早速呼びましょうか。……もしもし?」
《おいガキ!お前やったな?》
「え?なんのことですかぁ?」
「あれ?なんで怒ってるのwとりあえず自己紹介して」
《Fmすたーらいぶ2期生、伊集院クララですわ。ひなた先輩、1つ聞いてもよろしくて?お題が変更になりますってそこのガキに2日前に聞いたんですけど?》
「え?お題の変更なんてないよw」
《このロリガキ!お前やったな!》
コメント
『まさかソフィたん……』
『やったのかw』
『もしかしてこの後もかw』
「クララちゃんちなみにお題はなに?w」
《……ましろ先輩ですわ》
「でも姫先輩ってFmすたーらいぶのライバーですよ?そこまで間違ってないですよぉ?」
《お前屁理屈言ってんじゃねぇぞ!》
「では。伊集院クララの俳句どうぞ!」
《おい!チッ……【いつの日か 追い越しますわ その背中】伊集院クララ》
コメント
『お嬢~!』
『ついていきます!』
『エモすぎw』
『ましろ姫好きだろこれw』
「わぁ。クララ先輩の熱い気持ちが込められたエモすぎ俳句ですね!素晴らしいので、説明お願いしますw」
《読めw分かるだろ》
「きっとましろちゃんも喜んでるよクララちゃん。良かったらひなたの背中も追い越してよw」
《弄るなwソフィアお前あとで覚えておけよ!》
「あ。帰っちゃったwソフィアちゃんもやるね?ならここからはそういう感じなのかな?」
「どうですかね?残ってるライバーさん次第じゃないですか?ちなみに3期生は同期として、疑惑を払拭したいかなって思ってるのでwこれは検証ですから!あとはリスナーさんの判断に任せますw」
コメント
『3期ガチ恋疑惑w』
『いやガチもおるだろ』
『てか姫なんで残ってんの?』
『姫はあるてぃ……』
『言うなw』
「エンターテイナーだねソフィアちゃんw本当に怖い後輩だw」
「それは褒め言葉として受け取っておきます。それじゃ次の人に繋ぎますね?もしもし?」
《ソフィアちゃん……信じてたのに……Fmすたーらいぶ3期生朽木ココアです。でも正直すごくほっとしました》
「どうかしたのココアちゃん?」
《ひなた先輩。さっきまで、みんなとココアのお題が違かったのでポンココしたのかと思って、何度もソフィアちゃんのディスコード確認してましたw》
「あはは。なるほどねw」
コメント
『可愛い』
『ココアちゃん良かったね』
『ポンココでも良かったw』
《良くないよw》
「ココアちゃんのお題は何かな?」
《とりあえずココアも、ましろ先輩でした。きちんとましろ先輩との思い出の俳句考えてきたのでガチ恋じゃないことを証明します!》
「それじゃ朽木ココアの俳句どうぞ!」
《はい!【暗闇に 光を射した 姫の声】朽木ココア!》
コメント
『伝説の召喚魔法来たw』
『まっしろココアw』
『まぁそうだよな』
「うんうん。ココアちゃんもクララ先輩と同じでガチ恋じゃないねこれは。……ただの親衛隊予備軍だねw」
《えぇ!?ココア親衛隊予備軍じゃないよw》
「でもココアちゃん文才あるね。この時の様子が目に浮かぶよw」
《ありがとうございますひなた先輩!ココア国語得意なので!あの高学歴のえるるちゃんよりも高得点ですから!》
コメント
『学力王マウント可愛い』
『あれそう言えば、さっきの団長の俳句って……』
『触れるなw』
『漢字一文字もなかっただろw』
『言うなw』
「ありがとうココアちゃん」
《はい!では》
「良かったですね。ソフィア判断だとクララ先輩もココアちゃんも憧れているだけでガチ恋じゃないです。親衛隊予備軍ですけどw」
「ましろちゃん喜んでるね。じゃあサクサクいこうかソフィアちゃん」
「はい。問題なのは次からですよね……あ。もしもし?」
《ソフィたん!ひどいよ!あるとガチ恋じゃないから!》
コメント
『ゴスロリだ』
『いやゴスロリは怪しい』
『限りなく黒に近いw』
「あるとちゃん。自己紹介お願い」
《あ。Fmすたーらいぶ3期生、可愛いは正義!ゴスロリ美少女海原あるとです!》
「あるとちゃんのお題はポアロちゃんかな?」
《そうですけど……おかしいと思ったんだよ、2日前にいきなりソフィたんからお題ポアロ先輩でって言われて。本当にイヤなんですけどw》
「でも、あるとちゃんガチ恋じゃないんでしょ?ここで詠まないとガチなんじゃないってリスナーさん思うんじゃないかなぁ?……俳句詠もうねw」
《雁字搦めなんですけどw》
「それじゃ海原あるとの俳句どうぞ!」
《……【嬉しくて 時間忘れた 初コラボ】……海原あると》
コメント
『あるアロ~!!』
『てぇてぇすぎ!』
『甘すぎて糖尿病になるわw』
『ガチ恋確定!』
《なんでだよwココアと変わらないだろ!》
「そうかなwココアちゃんのはましろちゃんへの感謝とか尊敬とかで、あるとちゃんのは……一緒の配信が時間忘れるくらい楽しくて、ポアロちゃん好きって言ってるのと同じじゃない?w」
《ひなた先輩やめてw》
「残念だよあるとちゃんw」
《違うって!あると本当にガチ恋じゃないから!》
なぜかガチ恋俳句選手権になりつつあるが、配信は続いていく。
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