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277. 『ましララのパラレルワールド雑談』配信②

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277. 『ましララのパラレルワールド雑談』配信②



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『お嬢w』
『これ大丈夫なん?w』
『いつまで持つのかw』

「安心してここにいるのはいつもと違うクララちゃんだからさ。ちなみにクララちゃんのリスナーの執事とメイドさんはクララちゃんの裏の姿って気にならない?」

 《わたくしの裏の姿?》

「うん。ましろさ、この配信のために急いで集めたんだw協力してくれたライバーさんありがとね」

 《え。いやいや、わたくしの裏の姿とか面白くありませんわよ?》

「それは、リスナーさんが決めることだから。まずは……この人だね」

『クララ先輩とは年末の『すたライ』でご一緒させてもらいました。ユニットの中でもクララ先輩が一番先輩なので色々ダンスや振り付けのアドバイスをしてもらいました。みんなの練習に遅くまで付き合ってくれたり、クララ先輩おすすめのたい焼きをみんなで食べたのも思い出です。とても優しくて、時には厳しく、それでもとても後輩思いで大好きな先輩です。ぜひ今年はコラボしたいと思ってます。その時はよろしくお願いします』

 コメント
『お嬢w』
『本当に優しいよなw』
『これは恥ずかしいw』

「おお好印象だね。これはソフィアちゃんからだね」

 《まっまぁ……先輩として当たり前のことをしてるだけですわ》

「そう言えばクララちゃんってダンス得意だよね?何かやってたの?踊ってみたとかw」

 《ちょ……すぅー……はぁー……うぅん。持って生まれた才能ではないですか?決して踊ってみた動画とか前世にあげたことなんてありませんわよ?》

 コメント
『姫爆弾w』
『お嬢耐えろw』
『クララ。それ自分でバラしてるぞw』

「あれ?クララちゃん呼吸荒いけど大丈夫w」

 《なんか加湿器が。配信者として喉は重要ですので?》

「そうだよね~。じゃあ次の人見てみようか」

 《ある意味これが罰ゲームなんですけど……》

「あ?なんか言った?」

 《え?いや何でもありませんわよ?怖っ……》

 コメント
『あ?はやめてw』
『鬼姫出たw』
『これパラレルワールドだからw』

『クララさんは裏ではとても可愛らしくて、良く甘えてきます。まぁお姉さんだからかもしれませんがwそれでも同期としてはそれが嬉しくもあり、心強くもあります。いつも配信では『伊集院クララ』のキャラに支えてもらってばかりなので、そろそろお姉さんの威厳を出さないといけないなぁ……なんて思ったりしてます。Fmすたーらいぶのライバーとして、3年目を迎えたのでこれからも変わらずよろしくお願いします』

 コメント
『良い人w』
『泣ける……』
『泣いた』

「これはいのりさんだね。クララちゃんは同期で一番年下だもんね、甘えてるのかぁ可愛いねw」

 《甘えて!……なんかいませんことよ?》

「まぁソフィアちゃんといのりさん、この2人は優しいからね。ここからだよね面白くなるのは?」

 《なんですのその含みのある言い方はw》

 コメント
『暴露くるか?』
『クララ頑張れ』
『耐えろw』

「次は……この人だね」

『クララはいつも私に口うるさく色々言ってきます。でも可愛いところもあって、事務所で2期生がいると少し嬉しそうにしてたり、お泊まりする時は必ず一緒に寝たいと言ってきます。裏ではさみしがり屋の恥ずかしがり屋で、お嬢様キャラを演じているため、初めての人はきっとそのギャップに驚かされますw』

 《おい!バラ……》

「バラ?」

 《すぅー……はぁ……薔薇は美しいですわね?ごめんなさい、部屋に飾ってあった薔薇に目がいってしまいましたわ。どこかのヴァンパイアさんかしら?これは……嘘ですわね。彼女きっと日の光に当てられて記憶がおかしくなったんですわw》

「さみしがり屋の恥ずかしがり屋かぁw」

 《次!ましろ先輩次いきませんこと!?》

「あれ?声大きいなぁ?怒っちゃった?」

 《あら?マイクの音量が……嫌ですわ》

 コメント
『もう限界では?』
『怒っちゃったw』
『バラされて恥ずかしがってるw』

 そろそろ我慢の限界かもしれないな。でも……朝比奈さんには自分で大切なことに気づいてほしい。きっとそれが今の悩みを解決する方法だから
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