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115. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~⑤
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115. 『ましポん48』~因縁の対決!嘘を見抜けエピソードダウト!配信~⑤
コメント
『どれが嘘なのか』
『まったくわからんw』
『かのんちゃんのは二択だから』
「全然わからないんだけどw」
《こっちは二択だからよ?せいぜい頑張りな探偵さんよ?》
「うるせぇ!絶対当ててやるかんな!」
「あのポアロ先輩。かのんは分かりましたよ」
「え?マジ!?」
《さくら先輩。キサラももう分かりましたよ、今チャットに書きますね》
《おう!》
コメント
『なぜ話す方が分かってるんだw』
『探偵と警部w』
『なんの対決だっけこれ?』
「じゃあまずはポアかのから答えるから。キサラの嘘エピソードは……」
「怒ってます。同期のあの子が無茶ぶりしてきた件です!」
《なるほど理由聞こうじゃねぇかい》
「あのですね。まず3期生はキサラさんのこと信頼してて、そんな子供みたいに年齢のことはいじらないと思います」
《言われてんぞポアロ先輩?》
「ポアロのことじゃねぇだろw」
コメント
『いやポアロのリリィママいじりはいつも年齢』
『子供かw』
『まぁ実際年齢は下だしな』
『大人になれよ。ポアロ』
「ハプニング?すたフェスの裏話はたぶん本当じゃないですか?さくら先輩の反応ガチっぽいしプロレスには見えなかったので。『ラーメン』と『あるココの年齢いじり』であり得るのはラーメンだと思ったし、それにキサラさんは3期生のことを一番考えてるんですよ、配信とはいえ人の悪口を絶対言わないです。なのでそれにしました」
「素晴らしい推理力だかのんちゃん。ポアロも同じ考えだよ。それでこそポアロの相棒だね!」
《お前何もやってねぇだろwキサラに詐欺師かとか言ってたくせによw》
コメント
『探偵w』
『さすがかのんちゃん』
『当たりじゃないこれ?』
「とりあえずそっちの答えと理由聞こうかな?」
《おう!言ってやれキサラ!》
《ちなみにすぐ分かりました。嘘は逮捕案件。ましろん先輩の夜配信を観てて警察に怒られた件です。》
「どうしてそう思ったんですかキサラさん?」
《かのんちゃんがスマホで配信観るわけないでしょ。オフコラボの時もあんなに画面小さいって騒いでいたし、キサラの予想では絶対に間に合う時間に帰ったと思うし、もし仕事が長引きそうでも直談判しそうだし。それがかのんちゃんだよ》
《やるなキサラ。よく証拠を揃えてきたぜい!逮捕案件だろかのん。大人しく自首しな!》
「何偉そうに言ってんだよ!お前も何もやってねぇだろw……とりあえずせーので正解か不正解か言ってね?せーの!」
そして結果は両チーム正解だった。なんだかんだわちゃわちゃしていたが結局3期生の絆には嘘のエピソードは勝てなかった。探偵と警部の因縁の対決は次回に持ち越しとなり、配信は大盛り上がりで終了した。
時間は20時45分。2人は休む暇もなく次の配信準備をするために部屋を移動する。
「お疲れさま。飲み物用意してあるから飲んですぐ準備してくれ」
「颯太優しい!はい彩芽ちゃん」
「ありがとう……ございます」
「颯太配信観てた?」
「ああ準備しながら観てたぞ」
オレのその言葉を聞いて顔を赤くして俯く彩芽ちゃん。恥ずかしいんだろうな……姫宮ましろのエピソード話したし、オレも忘れていたがスパチャの件あったな。あれ彩芽ちゃんだったのか。
「ごめ……さい……スパチャ……ボイスも……」
「なんで謝るんだ?スパチャの件はまぁ……炎上しなかったし、ボイスの件は嫌なら録音しないから大丈夫だよ彩芽ちゃん」
「おいラブコメ始めんなwあたしもいるんだけど?」
「どこがだよ?始めてないだろ」
「じゃあガチじゃんwさてさて準備しないと」
そう言ってからかうように笑顔で日咲さんはオレと彩芽ちゃんに背を向けて作業を始めた。ふと横を見るとまだ顔の赤い彩芽ちゃんと目が合い、お互いに目を背けながら残りの飲み物を飲み干してからPCの前に座った。
オレは日咲さんの『ガチじゃん』その言葉が妙に頭から離れないでいた。
コメント
『どれが嘘なのか』
『まったくわからんw』
『かのんちゃんのは二択だから』
「全然わからないんだけどw」
《こっちは二択だからよ?せいぜい頑張りな探偵さんよ?》
「うるせぇ!絶対当ててやるかんな!」
「あのポアロ先輩。かのんは分かりましたよ」
「え?マジ!?」
《さくら先輩。キサラももう分かりましたよ、今チャットに書きますね》
《おう!》
コメント
『なぜ話す方が分かってるんだw』
『探偵と警部w』
『なんの対決だっけこれ?』
「じゃあまずはポアかのから答えるから。キサラの嘘エピソードは……」
「怒ってます。同期のあの子が無茶ぶりしてきた件です!」
《なるほど理由聞こうじゃねぇかい》
「あのですね。まず3期生はキサラさんのこと信頼してて、そんな子供みたいに年齢のことはいじらないと思います」
《言われてんぞポアロ先輩?》
「ポアロのことじゃねぇだろw」
コメント
『いやポアロのリリィママいじりはいつも年齢』
『子供かw』
『まぁ実際年齢は下だしな』
『大人になれよ。ポアロ』
「ハプニング?すたフェスの裏話はたぶん本当じゃないですか?さくら先輩の反応ガチっぽいしプロレスには見えなかったので。『ラーメン』と『あるココの年齢いじり』であり得るのはラーメンだと思ったし、それにキサラさんは3期生のことを一番考えてるんですよ、配信とはいえ人の悪口を絶対言わないです。なのでそれにしました」
「素晴らしい推理力だかのんちゃん。ポアロも同じ考えだよ。それでこそポアロの相棒だね!」
《お前何もやってねぇだろwキサラに詐欺師かとか言ってたくせによw》
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『探偵w』
『さすがかのんちゃん』
『当たりじゃないこれ?』
「とりあえずそっちの答えと理由聞こうかな?」
《おう!言ってやれキサラ!》
《ちなみにすぐ分かりました。嘘は逮捕案件。ましろん先輩の夜配信を観てて警察に怒られた件です。》
「どうしてそう思ったんですかキサラさん?」
《かのんちゃんがスマホで配信観るわけないでしょ。オフコラボの時もあんなに画面小さいって騒いでいたし、キサラの予想では絶対に間に合う時間に帰ったと思うし、もし仕事が長引きそうでも直談判しそうだし。それがかのんちゃんだよ》
《やるなキサラ。よく証拠を揃えてきたぜい!逮捕案件だろかのん。大人しく自首しな!》
「何偉そうに言ってんだよ!お前も何もやってねぇだろw……とりあえずせーので正解か不正解か言ってね?せーの!」
そして結果は両チーム正解だった。なんだかんだわちゃわちゃしていたが結局3期生の絆には嘘のエピソードは勝てなかった。探偵と警部の因縁の対決は次回に持ち越しとなり、配信は大盛り上がりで終了した。
時間は20時45分。2人は休む暇もなく次の配信準備をするために部屋を移動する。
「お疲れさま。飲み物用意してあるから飲んですぐ準備してくれ」
「颯太優しい!はい彩芽ちゃん」
「ありがとう……ございます」
「颯太配信観てた?」
「ああ準備しながら観てたぞ」
オレのその言葉を聞いて顔を赤くして俯く彩芽ちゃん。恥ずかしいんだろうな……姫宮ましろのエピソード話したし、オレも忘れていたがスパチャの件あったな。あれ彩芽ちゃんだったのか。
「ごめ……さい……スパチャ……ボイスも……」
「なんで謝るんだ?スパチャの件はまぁ……炎上しなかったし、ボイスの件は嫌なら録音しないから大丈夫だよ彩芽ちゃん」
「おいラブコメ始めんなwあたしもいるんだけど?」
「どこがだよ?始めてないだろ」
「じゃあガチじゃんwさてさて準備しないと」
そう言ってからかうように笑顔で日咲さんはオレと彩芽ちゃんに背を向けて作業を始めた。ふと横を見るとまだ顔の赤い彩芽ちゃんと目が合い、お互いに目を背けながら残りの飲み物を飲み干してからPCの前に座った。
オレは日咲さんの『ガチじゃん』その言葉が妙に頭から離れないでいた。
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