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第6章第4話 ホンキになっちゃう
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「舞姫ちゃんと、恋野詩ちゃん、桜林の中に立って、ポーズ取って」
写真部長に、指示された。
指示されるままに、さまざまなポーズを取った。
写真部員たちのカメラのシャッターが、パシャパシャと鳴った。
からだが、熱くなってきちゃうよ。色っぽいしぐさをしながら、写真を撮られていると。
それに、映研がビデオカメラで、動画を撮影しているし。
「いいよ~、詩ちゃん、表情が、のってきたねえ」
写真部長に、ほめられちゃった。
はずかしぃ~。
「濃い演技、濃い演技、いいねえ」
演劇部長からも、ほめられちゃった。
ますます、からだが熱くなっちゃう。
こんなの、こまっちゃう。
「それじゃあ、舞姫ちゃんと詩ちゃん、お互いに見つめあって。手を取りあいながら」
見つめあった。手を取りあって。
カメラのシャッターが、パシャパシャと鳴った。
その次の瞬間だった。
キスされちゃった。くちびるに。
頭の中が、真っ白になっちゃう。
写真部長に、指示された。
指示されるままに、さまざまなポーズを取った。
写真部員たちのカメラのシャッターが、パシャパシャと鳴った。
からだが、熱くなってきちゃうよ。色っぽいしぐさをしながら、写真を撮られていると。
それに、映研がビデオカメラで、動画を撮影しているし。
「いいよ~、詩ちゃん、表情が、のってきたねえ」
写真部長に、ほめられちゃった。
はずかしぃ~。
「濃い演技、濃い演技、いいねえ」
演劇部長からも、ほめられちゃった。
ますます、からだが熱くなっちゃう。
こんなの、こまっちゃう。
「それじゃあ、舞姫ちゃんと詩ちゃん、お互いに見つめあって。手を取りあいながら」
見つめあった。手を取りあって。
カメラのシャッターが、パシャパシャと鳴った。
その次の瞬間だった。
キスされちゃった。くちびるに。
頭の中が、真っ白になっちゃう。
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