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第5章第3話 やめて、お願い
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「このセーラー服、近所の女子校の制服だよな。交流あるの? 学校同士で?」
「今度うちの学校に来るの、いつかな? ほんものを見たいな」
近所の女子校の生徒だと、誤解されたみたい。まあ、そのほうがいいけど。恋野詩がボクだとばれてしまったら、はずかしすぎちゃう。
「うちの学校に来たら、くどいて、彼女にしよう」
ダメだよ。そんなこと。男なんだから。
「あっ!」
スマホで動画を見ていたメガネ男子が、大きな声を出した。
「いま、見えたよな」
「見えた、見えた」
太っちょ男子が、興奮しながら答えた。
「もう一度、動画もどして止めて。そこ、そこ。そこで静止」
「見えた、パンチラ!」
ああ~。知らなかった。パンツが見えてたなんて。
やめて、お願い。もう見ないで。はずかしすぎるよ。
「今度うちの学校に来るの、いつかな? ほんものを見たいな」
近所の女子校の生徒だと、誤解されたみたい。まあ、そのほうがいいけど。恋野詩がボクだとばれてしまったら、はずかしすぎちゃう。
「うちの学校に来たら、くどいて、彼女にしよう」
ダメだよ。そんなこと。男なんだから。
「あっ!」
スマホで動画を見ていたメガネ男子が、大きな声を出した。
「いま、見えたよな」
「見えた、見えた」
太っちょ男子が、興奮しながら答えた。
「もう一度、動画もどして止めて。そこ、そこ。そこで静止」
「見えた、パンチラ!」
ああ~。知らなかった。パンツが見えてたなんて。
やめて、お願い。もう見ないで。はずかしすぎるよ。
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