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子猫 13
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朝はトースト、いつもはマーガリンだけど、休みなので、ツナマヨをのせてトーストした。
後は、キャベツと玉ねぎのコンソメスープと、キノコとほうれん草のオムレツ。
それをセイさんが食べれる大きさに切り分けたりして、ワンプレートする。
ジェドくん達には、小魚入りの餌をあげてみた。
『この玉子焼はウマイな。気に入ったから、また、作ってくれ』
ツナの方が気に入るかと思ったのに、玉子の方だったか…
『ツナの方もウマイが、もうちっと、薄味で頼む』
「あ、塩コショウしない方が良かったですか?」
『ああ、ちと辛いな』
「はい、覚えておきます…ん、リュクくんどうしたの?」
みんなで朝食、セイさんは、カウンターの端で食べてるから、自然とセイさんと話ながらたべる。
その下で、リュクくんとジェドくんが並んで食べている。セイさんの方を向きながら、何気に視線を下げたら、リュクくんが、器の中に前足を入れてチョイチョイと動かしてる。
「ナァ」
セイさんが声をかけると、動きを止め「みぃーみぃー」と何かを訴えてきた。
『ああ、今朝の餌に入っている小魚が嫌いらしい。取りたいらしいな』
「えっ、そうなの?」
リュクくんの側に行き、器から小魚を取り出す。
「残りのは食べられる?」
クンクン匂いを嗅いでから、食べ始めた。
「ジェドくんは?」
ジェドくんの方を見ると、既に半分は食べてあり小魚を避けてる感じはしない。名前を呼んだからか、チラッとこちらをみて、リュクくんの器から取り出した小魚の匂いを嗅ぎ口を開ける。
「ジェドくんは、お魚気に入ったのね」
これ幸いと、ジェドくんの器に小魚を移す。
今のところ、ジェドくんは、嫌いなものが無さそうで、鰹節が好物っぽいな。リュクくんは、小魚…煮干しとかがダメなのかな?昨日のチキンのは、キレイに食べたからチキンの方が好きかな?
やっぱり、一匹一匹好みが違うんだ。
面白いな。今日は、観察させてもらおう。
後は、キャベツと玉ねぎのコンソメスープと、キノコとほうれん草のオムレツ。
それをセイさんが食べれる大きさに切り分けたりして、ワンプレートする。
ジェドくん達には、小魚入りの餌をあげてみた。
『この玉子焼はウマイな。気に入ったから、また、作ってくれ』
ツナの方が気に入るかと思ったのに、玉子の方だったか…
『ツナの方もウマイが、もうちっと、薄味で頼む』
「あ、塩コショウしない方が良かったですか?」
『ああ、ちと辛いな』
「はい、覚えておきます…ん、リュクくんどうしたの?」
みんなで朝食、セイさんは、カウンターの端で食べてるから、自然とセイさんと話ながらたべる。
その下で、リュクくんとジェドくんが並んで食べている。セイさんの方を向きながら、何気に視線を下げたら、リュクくんが、器の中に前足を入れてチョイチョイと動かしてる。
「ナァ」
セイさんが声をかけると、動きを止め「みぃーみぃー」と何かを訴えてきた。
『ああ、今朝の餌に入っている小魚が嫌いらしい。取りたいらしいな』
「えっ、そうなの?」
リュクくんの側に行き、器から小魚を取り出す。
「残りのは食べられる?」
クンクン匂いを嗅いでから、食べ始めた。
「ジェドくんは?」
ジェドくんの方を見ると、既に半分は食べてあり小魚を避けてる感じはしない。名前を呼んだからか、チラッとこちらをみて、リュクくんの器から取り出した小魚の匂いを嗅ぎ口を開ける。
「ジェドくんは、お魚気に入ったのね」
これ幸いと、ジェドくんの器に小魚を移す。
今のところ、ジェドくんは、嫌いなものが無さそうで、鰹節が好物っぽいな。リュクくんは、小魚…煮干しとかがダメなのかな?昨日のチキンのは、キレイに食べたからチキンの方が好きかな?
やっぱり、一匹一匹好みが違うんだ。
面白いな。今日は、観察させてもらおう。
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