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ダイエット。
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なんと、気がつけばもう3連休最終日ではないか。
楽しい時間はあっという間である。
そして、今回は食料の調達と100均での小物を買いに出た以外はほぼ家の中である。
だが世間一般の皆様とは違い、とにかく家で過ごすのが好きで、ヒッキーを周囲にオープンにしている私だ。
当然ながら全く苦ではない。
むしろ趣味をやる以外は、晩年ネットで買い物を全て済ませて家から出ずに本を読んだりお絵描きしたりしてヒッキーなご隠居として暮らすにはおいくら万円貯めていればいいのか、貧乏人に金をばらまきたい身寄りのないお年寄りはいないのか、という幸せな老後を模索したりもしているので忙しいのである。
忙しいと言えば、この連休は家の掃除ついでにやっていた事がある。
ダイエット用のスープの具材を細かく切って冷凍室に突っ込みまくり、鳥のむね肉をすぐ食べられるように下ごしらえをしていた。
別にまた婚カツでもすっかー、という為ではない。
腰の為である。
何しろ激しい運動はストレッチ以外はしないと心に誓っている私は筋肉がよそ様より絶対的に少ない。
毎日チャリの立ちこぎはしているが、大リーグのマウンドに立ちたいとか引退後のウサイン・ボルトに勝ちたいとかの高尚な理由ではなく、単にかなりの坂道が駅や商店街に向かうまでに存在するからに過ぎない。
ふくらはぎだけはシシャモテイストなのだが、残念な事に腰には一切関係ない。
そして最近とみにヘルニア太郎がご機嫌が悪いのだ。
これはかなり体重を落とさねば腰に負担がかかって優雅な老後が病院通いになってしまう。
ただでさえ階段の登り降りや小走りをしてもトキメキが収まらないほど劣化している体力だ。
(綺麗に表現したが動機息切れである)
──ということで、思い立って数日前から真剣なダイエットをすることにしたのである。
米と麺類は週に2回はご褒美で許すが、後はスープとむね肉と豆腐、納豆、緑黄色野菜だけだ。
しっかし、スープ用のキャベツやエノキ、玉ねぎやニンジン、パプリカなどを黙々と荒みじん切りにするのは台所に野菜が飛び散って汚れるし、料理するのは好きな方だが二時間もやってると流石にいらっとしてくる。
でも平日はこんな面倒な事やりたくないので休みを利用するしかない。
お陰で昨日作った2、3日は食べられるスープ以外にも刻み野菜のストックが1週間分以上は貯まったので、次の週末まではのんびり出来る。
そしてむね肉だ。
私はむね肉がたんぱく質として有効でカロリーも少ない素晴らしい食材である事は理解している。
が、もっさりした味わいと固くなるところが好きではない。なので、出来る限りジューシーで柔らかく食べられる方法を調べた。
そして現在一番だと思うのが、ジプロックを使うやり方である。
やり方は簡単だ。
①むね肉の皮と脂の部分を取る
②テフロンなどくっつかないフライパンで油を引かずに表面だけ塩コショウして焼く(中は当然生焼けだ)
③その間鍋にお湯を沸かしておく
④沸騰したら火を消して、ジプロックになるべく空気を抜いた状態(最後ストローとかで吸うといい)のむね肉様をお湯にダイブさせる。
⑤300グラム程の肉なら20分、2袋とかダイブさせる場合30分ほど放置すれば完成。
これだけだ。
これで2、3ミリの薄さにも切れる大変柔らかくジューシーなむね肉様が降臨なさる。なむなむ。
ゴマだれかけて棒々鶏風にしてもポン酢で食べても美味しい。
そしてスープも基本はコンソメと塩コショウ、トマトホール缶ぶちこんでのミネストローネ状態だが、流石に延々と同じ味は飽きるので、私の場合は
コンソメ→トマト風味→カレー風味
などバリエーションを付ける予定だ。
だし汁にして薄めのウドンつゆみたいなのもイケるだろう。しょうゆ風味の方が私は飽きが来ない。
さあ年内までに何キロ減らせるだろうか。
ヘルニア太郎よ、それまで大人しくしててくれ。
オイチャン頑張るから。
楽しい時間はあっという間である。
そして、今回は食料の調達と100均での小物を買いに出た以外はほぼ家の中である。
だが世間一般の皆様とは違い、とにかく家で過ごすのが好きで、ヒッキーを周囲にオープンにしている私だ。
当然ながら全く苦ではない。
むしろ趣味をやる以外は、晩年ネットで買い物を全て済ませて家から出ずに本を読んだりお絵描きしたりしてヒッキーなご隠居として暮らすにはおいくら万円貯めていればいいのか、貧乏人に金をばらまきたい身寄りのないお年寄りはいないのか、という幸せな老後を模索したりもしているので忙しいのである。
忙しいと言えば、この連休は家の掃除ついでにやっていた事がある。
ダイエット用のスープの具材を細かく切って冷凍室に突っ込みまくり、鳥のむね肉をすぐ食べられるように下ごしらえをしていた。
別にまた婚カツでもすっかー、という為ではない。
腰の為である。
何しろ激しい運動はストレッチ以外はしないと心に誓っている私は筋肉がよそ様より絶対的に少ない。
毎日チャリの立ちこぎはしているが、大リーグのマウンドに立ちたいとか引退後のウサイン・ボルトに勝ちたいとかの高尚な理由ではなく、単にかなりの坂道が駅や商店街に向かうまでに存在するからに過ぎない。
ふくらはぎだけはシシャモテイストなのだが、残念な事に腰には一切関係ない。
そして最近とみにヘルニア太郎がご機嫌が悪いのだ。
これはかなり体重を落とさねば腰に負担がかかって優雅な老後が病院通いになってしまう。
ただでさえ階段の登り降りや小走りをしてもトキメキが収まらないほど劣化している体力だ。
(綺麗に表現したが動機息切れである)
──ということで、思い立って数日前から真剣なダイエットをすることにしたのである。
米と麺類は週に2回はご褒美で許すが、後はスープとむね肉と豆腐、納豆、緑黄色野菜だけだ。
しっかし、スープ用のキャベツやエノキ、玉ねぎやニンジン、パプリカなどを黙々と荒みじん切りにするのは台所に野菜が飛び散って汚れるし、料理するのは好きな方だが二時間もやってると流石にいらっとしてくる。
でも平日はこんな面倒な事やりたくないので休みを利用するしかない。
お陰で昨日作った2、3日は食べられるスープ以外にも刻み野菜のストックが1週間分以上は貯まったので、次の週末まではのんびり出来る。
そしてむね肉だ。
私はむね肉がたんぱく質として有効でカロリーも少ない素晴らしい食材である事は理解している。
が、もっさりした味わいと固くなるところが好きではない。なので、出来る限りジューシーで柔らかく食べられる方法を調べた。
そして現在一番だと思うのが、ジプロックを使うやり方である。
やり方は簡単だ。
①むね肉の皮と脂の部分を取る
②テフロンなどくっつかないフライパンで油を引かずに表面だけ塩コショウして焼く(中は当然生焼けだ)
③その間鍋にお湯を沸かしておく
④沸騰したら火を消して、ジプロックになるべく空気を抜いた状態(最後ストローとかで吸うといい)のむね肉様をお湯にダイブさせる。
⑤300グラム程の肉なら20分、2袋とかダイブさせる場合30分ほど放置すれば完成。
これだけだ。
これで2、3ミリの薄さにも切れる大変柔らかくジューシーなむね肉様が降臨なさる。なむなむ。
ゴマだれかけて棒々鶏風にしてもポン酢で食べても美味しい。
そしてスープも基本はコンソメと塩コショウ、トマトホール缶ぶちこんでのミネストローネ状態だが、流石に延々と同じ味は飽きるので、私の場合は
コンソメ→トマト風味→カレー風味
などバリエーションを付ける予定だ。
だし汁にして薄めのウドンつゆみたいなのもイケるだろう。しょうゆ風味の方が私は飽きが来ない。
さあ年内までに何キロ減らせるだろうか。
ヘルニア太郎よ、それまで大人しくしててくれ。
オイチャン頑張るから。
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