56 / 101
SNSには想像力が必要だ。
しおりを挟む
今日のテーマは【SNS】である。
ソーシャルネットワーキングサービス、FacebookやTwitterなど、自分で会員登録して自ら発信したりするサービスだと思えば概ね間違いはないと思う。
ざっくりしすぎていて私にはYouTubeや一般のブログはどうなんだとかいうグレーゾーンがあったりするのだが、基本『深く掘り下げないで生きていけるならそのままでええやろ』のスタンスなので、特に困らない。
そんな感じのもの、というファジーな捉え方で問題はない。
SNSを活用するようになってかなり経つが、最近の子供たち(10代20代までは私にとっちゃ子供みたいなものだが)は、想像力がない子が多いように思う。
「こういう事をしたらこうなるだろう」
「こう言ったらどうなるか」
という想像をする事なく、無作為にノリとその場の感情と勢いで発信するので、乾いた小枝のように着火してよく燃え上がっている方も割と多い。
例えばバイト先で冷蔵庫に入ったりシンクで半裸で水に浸かるみたいな写真をアップするとか、食事をしに行った店で醤油さしを鼻に突っ込んだ写真をアップするような行為、自分の意見が絶対正義であるという根拠のない自信で人を貶める発言を繰り返すなどであろうか。
正直数え上げたらキリがない。
私は精神的ヒッキーでありオタクでもある。
当然ながら聖人君子でもない訳だが、少なくとも上記のような事をすれば、速攻で身バレして個人情報なんぞ家族の事情から本人の交遊関係、よく買いにいくショップから飼ってるペットの名前まで拡散され放題になり、家族友人に迷惑がかかる上にバイト先やディスった相手から損害賠償訴訟を起こされ、ほぼ確実に負けて経済的にも精神的にも大ダメージが起こりうるであろう事は容易に想像がつくのだが、想像力のない人というのはきっとそこの判断力が0メートル地帯なのだと思う。
個人情報保護法というのがあるからと安心するのは甘い。
実名や家族情報晒した人をプライバシーの侵害で訴える事は出来るかも知れないが、いくらそれで勝ったところで、1度晒された情報はあっという間に何十万、下手すれば何百万という人の目に晒され、ネットの海で広がった情報はほぼ消えることはないのだ。
表面上は消えたように見えてもちょろっと検索すればすぐ出てくる。Google先生を舐めてはいけない。
晒す人間も拡散する人間も自分なりの正義感を持ってたりするのがまたたちが悪いんだけれどもね。
晒し担当の方も、自分が訴えられる可能性もあるので、刺し違える覚悟があるかといっぺん心に聞いとくべきである。大概は「そこまでするほどコイツに愛はない」と思うハズだから。
まあ上記のような事を「ウケると思って」という概念で発信したのであれば、笑いのセンスが著しく低いしコメディアンの才能は皆無だと自覚した方がいい。
別に受け狙いで何かをする事が悪いとは思わないし、勝手にやればいいとは思う。
ただ、それが一般的に面白いと言えるのか、そこに道徳的・倫理観的に問題ないのか、犯罪的要素はないのか、これを晒すことで自分に(身内にも)負の要素はないのかぐらいは最低限想像してからにした方が、自分の身の為だろうなーと老婆心ながら忠告しよう。
最近では【匿名性】などというのは簡単にこじ開けられる人たちがネットには山のようにいるのだから。
表現の自由というのはもちろん大事だ。
人に迷惑がかからないのであれば好きにやればいいと思う。でも、何かあれば自分にも利息がついて返ってくるので、くれぐれも想像力だけは鍛えておくようお勧めする。
ちょっとイラッとしたら、冷静になるため犬か猫の写真をアップしておけば承認欲求が満たされるほどのイイネは貰えるので覚えておくといいかもしれない。
ソーシャルネットワーキングサービス、FacebookやTwitterなど、自分で会員登録して自ら発信したりするサービスだと思えば概ね間違いはないと思う。
ざっくりしすぎていて私にはYouTubeや一般のブログはどうなんだとかいうグレーゾーンがあったりするのだが、基本『深く掘り下げないで生きていけるならそのままでええやろ』のスタンスなので、特に困らない。
そんな感じのもの、というファジーな捉え方で問題はない。
SNSを活用するようになってかなり経つが、最近の子供たち(10代20代までは私にとっちゃ子供みたいなものだが)は、想像力がない子が多いように思う。
「こういう事をしたらこうなるだろう」
「こう言ったらどうなるか」
という想像をする事なく、無作為にノリとその場の感情と勢いで発信するので、乾いた小枝のように着火してよく燃え上がっている方も割と多い。
例えばバイト先で冷蔵庫に入ったりシンクで半裸で水に浸かるみたいな写真をアップするとか、食事をしに行った店で醤油さしを鼻に突っ込んだ写真をアップするような行為、自分の意見が絶対正義であるという根拠のない自信で人を貶める発言を繰り返すなどであろうか。
正直数え上げたらキリがない。
私は精神的ヒッキーでありオタクでもある。
当然ながら聖人君子でもない訳だが、少なくとも上記のような事をすれば、速攻で身バレして個人情報なんぞ家族の事情から本人の交遊関係、よく買いにいくショップから飼ってるペットの名前まで拡散され放題になり、家族友人に迷惑がかかる上にバイト先やディスった相手から損害賠償訴訟を起こされ、ほぼ確実に負けて経済的にも精神的にも大ダメージが起こりうるであろう事は容易に想像がつくのだが、想像力のない人というのはきっとそこの判断力が0メートル地帯なのだと思う。
個人情報保護法というのがあるからと安心するのは甘い。
実名や家族情報晒した人をプライバシーの侵害で訴える事は出来るかも知れないが、いくらそれで勝ったところで、1度晒された情報はあっという間に何十万、下手すれば何百万という人の目に晒され、ネットの海で広がった情報はほぼ消えることはないのだ。
表面上は消えたように見えてもちょろっと検索すればすぐ出てくる。Google先生を舐めてはいけない。
晒す人間も拡散する人間も自分なりの正義感を持ってたりするのがまたたちが悪いんだけれどもね。
晒し担当の方も、自分が訴えられる可能性もあるので、刺し違える覚悟があるかといっぺん心に聞いとくべきである。大概は「そこまでするほどコイツに愛はない」と思うハズだから。
まあ上記のような事を「ウケると思って」という概念で発信したのであれば、笑いのセンスが著しく低いしコメディアンの才能は皆無だと自覚した方がいい。
別に受け狙いで何かをする事が悪いとは思わないし、勝手にやればいいとは思う。
ただ、それが一般的に面白いと言えるのか、そこに道徳的・倫理観的に問題ないのか、犯罪的要素はないのか、これを晒すことで自分に(身内にも)負の要素はないのかぐらいは最低限想像してからにした方が、自分の身の為だろうなーと老婆心ながら忠告しよう。
最近では【匿名性】などというのは簡単にこじ開けられる人たちがネットには山のようにいるのだから。
表現の自由というのはもちろん大事だ。
人に迷惑がかからないのであれば好きにやればいいと思う。でも、何かあれば自分にも利息がついて返ってくるので、くれぐれも想像力だけは鍛えておくようお勧めする。
ちょっとイラッとしたら、冷静になるため犬か猫の写真をアップしておけば承認欲求が満たされるほどのイイネは貰えるので覚えておくといいかもしれない。
0
お気に入りに追加
34
あなたにおすすめの小説
「神の子はただの生贄」人間らしさとは何か
陽乃 さくら
エッセイ・ノンフィクション
世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)信者の子供達は二世と呼ばれる。
その中でも、合同結婚式により結婚し産まれた子供を『祝福二世』、信仰する前に結婚した両親の下に生まれた子供を『信仰二世』と呼ぶ。
統一教会の信仰二世として育った主人公・咲の、壮絶な半生を送りつつも、力強く生きていく姿をリアルにまとめた、一部ノンフィクション作品。
幼少期からの洗脳により、日本で生きていくための社会性の欠落、コミュニケーション能力にも乏しく、仮面を被るように生きてきた咲が、多くの精神疾患と向き合い、彼女なりに成長していく姿を書き記すことで、統一教会だけではなく、多くの宗教被害について、ぜひ皆さんにも考えていただくきっかけになればと思います。
子宮頸がんになりまして
☆よこやん☆
エッセイ・ノンフィクション
がんが見つかったのは30歳。さあこれから結婚、出産を本格的に考え始めた矢先の出来事でした。
今若い世代から増えている子宮頸がん。
当時の闘病、心情などを描いていきます。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
天空からのメッセージ vol.88 ~魂の旅路~
天空の愛
エッセイ・ノンフィクション
そのために、シナリオを描き
そのために、親を選び
そのために、命をいただき
そのために、助けられて
そのために、生かされ
そのために、すべてに感謝し
そのためを、全うする
そのためは、すべて内側にある
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
カルバート
角田智史
エッセイ・ノンフィクション
連想させるのは地下を走る水。
あまり得るものはないかもしれません。
こんな人間がいる、こんな経験がある、それを知る事でまたあなた自身を振り返る、これからのあなたを考える、そのお手伝いが少しでもできればいいかなと思っています。
また時折出てくる対人間関係のアドラー、フロム、ニーチェに感化された僕の考え方が今後の皆様の生活の参考になる事があれば、幸いです。
もし最後まで、僕にお付き合いされる方がいらっしゃれば、心より感謝致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる