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76話 みんなでシャワータイム①
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部室の中を冷蔵庫の裏から壁や床まできれいに掃除して、全員が漏れなく汗まみれ。念のため体操服に着替えておいてよかった。
さすがにベタベタして気持ち悪いので、シャワーを浴びようという話に。
この学校には更衣室の奥にシャワールームがあり、部活動単位で使わせてもらうことができる。
部長である姫歌先輩が職員室で申請と手続きをしてくれている間に、残った私たちは戸締りと掃除道具の片付けを済ませておく。
支度を済ませたら部室を出て、昇降口で姫歌先輩と合流。靴を履き替えて体育館に移動する。
更衣室に入って適当なところに陣取り、肌に貼り付く汗臭い体操服を脱ぐ。
「服を脱ぐだけでも、スッキリした気分になりますね」
「うふふ❤ そうねぇ❤ 好きな人に裸を見られる感覚、癖になっちゃいそう❤」
部室の外とはいえ、施錠して誰も入って来れない密室状態。発言が部活中と同じぐらい大胆だ。
「いや、そういう意味で言ったわけじゃないんですけど」
隣の姫歌先輩にツッコミを入れつつ視線を向けると、一糸まとわぬ裸体に思わず目を奪われる。
これまでにも何度か見たことはあるけど、あまりにも魅力と刺激が強すぎて理性が危ない。
「隙ありっ」
「ひゃわぁああぁっっ!」
背後から葵先輩に胸を揉まれ、突然の出来事に情けない悲鳴を上げてしまう。
なんてことはないスキンシップの一つだけど、気持ちよすぎて頭がどうにかなってしまいそうだ。
「ゆ、悠理、かわいい」
「録音して何度も聞きたくなる悲鳴だったわね」
アリス先輩と真里亜先輩は落ち着いた様子でこちらを見守っている。
二人ともすでに裸で、失礼だと分かっていてもつい凝視してしまう。
「驚かせちゃってごめんね~。あーしのおっぱいも揉んでいいよ!」
胸から手が離れ、声につられて後ろを向く。
葵先輩は腰に手を当て、屈託のない笑顔を浮かべている。
例に漏れず暴力的なまでの美しさに心を奪われ、感動に打ち震えながらも網膜と脳にしっかりと目の前の光景を刻み込む。
「あらあら❤ だったら、わたしも揉んでほしいわ❤」
「あ、アリスも、揉んでほしい。も、揉むほど、ないけど……」
「あたしは思いっきり爪を立てて乱暴に掴まれたいわね」
葵先輩の発言をきっかけに、姫歌先輩たちも同様のことを申し出てくれた。
願ってもない素敵な提案だけど、シャワー室の利用は一度につき一時間。そんなに余裕があるわけではない。
今回はひとまず、本来の目的を優先することにした。
さすがにベタベタして気持ち悪いので、シャワーを浴びようという話に。
この学校には更衣室の奥にシャワールームがあり、部活動単位で使わせてもらうことができる。
部長である姫歌先輩が職員室で申請と手続きをしてくれている間に、残った私たちは戸締りと掃除道具の片付けを済ませておく。
支度を済ませたら部室を出て、昇降口で姫歌先輩と合流。靴を履き替えて体育館に移動する。
更衣室に入って適当なところに陣取り、肌に貼り付く汗臭い体操服を脱ぐ。
「服を脱ぐだけでも、スッキリした気分になりますね」
「うふふ❤ そうねぇ❤ 好きな人に裸を見られる感覚、癖になっちゃいそう❤」
部室の外とはいえ、施錠して誰も入って来れない密室状態。発言が部活中と同じぐらい大胆だ。
「いや、そういう意味で言ったわけじゃないんですけど」
隣の姫歌先輩にツッコミを入れつつ視線を向けると、一糸まとわぬ裸体に思わず目を奪われる。
これまでにも何度か見たことはあるけど、あまりにも魅力と刺激が強すぎて理性が危ない。
「隙ありっ」
「ひゃわぁああぁっっ!」
背後から葵先輩に胸を揉まれ、突然の出来事に情けない悲鳴を上げてしまう。
なんてことはないスキンシップの一つだけど、気持ちよすぎて頭がどうにかなってしまいそうだ。
「ゆ、悠理、かわいい」
「録音して何度も聞きたくなる悲鳴だったわね」
アリス先輩と真里亜先輩は落ち着いた様子でこちらを見守っている。
二人ともすでに裸で、失礼だと分かっていてもつい凝視してしまう。
「驚かせちゃってごめんね~。あーしのおっぱいも揉んでいいよ!」
胸から手が離れ、声につられて後ろを向く。
葵先輩は腰に手を当て、屈託のない笑顔を浮かべている。
例に漏れず暴力的なまでの美しさに心を奪われ、感動に打ち震えながらも網膜と脳にしっかりと目の前の光景を刻み込む。
「あらあら❤ だったら、わたしも揉んでほしいわ❤」
「あ、アリスも、揉んでほしい。も、揉むほど、ないけど……」
「あたしは思いっきり爪を立てて乱暴に掴まれたいわね」
葵先輩の発言をきっかけに、姫歌先輩たちも同様のことを申し出てくれた。
願ってもない素敵な提案だけど、シャワー室の利用は一度につき一時間。そんなに余裕があるわけではない。
今回はひとまず、本来の目的を優先することにした。
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