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ライブの後は……

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 アンコールを終えて、ふらふらのヒロトがステージ裏に戻ってくる。今日は機嫌が良かったのか、ストリップショーをステージでしたようで、ヒロトは黒のTバックの下着姿になっていた。


 ステージで脱ぐ癖があるヒロトは、常に見せパンツを穿いており、それが黒のTバックなのだ。それを履けばヒロトの股間は観客から形が透けて見えるので、ヒロトのストリップはいつも好評だった。


 メンバーの一番後ろを楽屋に向かって歩くヒロトだったが、急に何かに引っ張られ、そのまま廊下の隅に連れ去られる。何か大きな影にヒロトはいきなり羽交い締めにされた。


「んぐぅ……! い、いきなりなんだよ! 時貞……」


 時貞を押しのけるヒロトは、少し火照った顔を横に向けた。


「み、見てたのか? 俺のステージ」

「ああ、見てた……。お前、ちょっとコッチに来い!」


 時貞は近くにあったトイレにヒロトを引っ張り込む。少し抵抗するヒロトだったが、力では時貞にはかなわない。トイレの個室にヒロトを押し込んで自分も入り、時貞はドアの鍵を掛けた。


「尻を出せ! 今すぐハメたい」

「はあ? 俺、今さっきステージ終わった所で、汗だくだし、そんな……!」

「黙れ!」


 時貞は乱暴にヒロトを後ろに向けさせて尻を掴む。Tバックの下着では、少しずらせばヒロトの後孔は丸見えだった。息の荒い時貞は「フーフー」と息を吐きながら、自身のガチガチに反り立つ男根を、スラックスのファスナーを開け中から取り出す。それに唾を付けた時貞は、下準備もしていないヒロトの穴目掛けて一気に突き刺すのだ。


「うがぁ! いっ、いでぇーー! や、やめ……、抜けよ!」


 ヒロトの尻肉をかき分けて中を進んで行く極太男根は、大きく発達した亀頭が腸壁を擦り上げていく。その快感を十分な程に知っているヒロトは、激痛よりも別のモノを既に優先しだした。


「ああ……、あぁぁぁ!」


 時貞の腰の動きに合わせて自分の腰を振るヒロトは、もう快楽を貪るだけの人形に成り下がっている。パンッパンッとトイレに響く肌と肌がぶつかる音と、ブチュブチュと音を出す2人の結合部分。時貞がヒロトの項に軽く噛みついた時、トイレの入り口から声が聞こえてくる。


「ヒロト? お前、ここに居るのか?」


 タカが急に居なくなったヒロトを探しに来たのだ。ビクッと震えたヒロトが「あ、ああ。急に便所に行きたくなったんだ……」と声を出す。


「急に居なくなるからビックリしたぞ。なあ、打ち上げに行くから早く出てこいよ!」


 ヒロトと時貞が入っている個室の前に来たタカが、ドアの前で声を上げたのだ。ヒロトは近いと焦って、ゴクリと生唾を飲み込むが、時貞はニタリと笑ってゆっくりと腰を動かし続ける。


 その振動でガタガタと揺れるドア。タカが「……何してんだ?」と怪訝そうな声を上げた。ヒロトは後ろの時貞を睨むが、時貞は知らぬ存ぜぬと腰の動きを止めない。


「ちょ、ちょと、腹が痛くて……。ひゃぁ……! まだ、時間掛かるから、先に行っててくれないか? んぁ……! あ、後でいくぅーーから……。はぅ!」

「そ、そうか……。随分と大変そうだなあ。まあ、お大事に……」


 タカがようやくトイレから出て行き、ヒロトが「た、助かった……」と声を上げる。


「お前、結構見られるの好きだろう? さっきの奴がドアの前に来たときに、尻穴がギュッと締まったぞ」

「そ、それはビビったからだよ。あぁぁぁ! やめ、激しーーーー!」


 ヒロトの片足を上に引っ張るように持ち上げた時貞は、ヒロトに怒濤の突きをお見舞いしていた。この体勢は男根が奥深くまで入り込む。普段は届かない場所に時貞の亀頭が当たり、ゴリゴリと中を抉るのだ。


「だめ! だぁめだーー! いぐぅ……」


 堪えきれなくなってヒロトは声を上げる。いよいよ高まりくる射精感に、時貞は猛然と腰の動きを加速させた。激しく腰を動かし、更に奥まで届くほどに亀頭を突入させる。


「イケ……!」


 ガブリとヒロトの首筋に激しく噛みついた時貞。瞬間に膨張した時貞の肉棒から白濁が飛び散り、ヒロトの腸壁を白く染める。ヒロトもまた「あぁぁぁ!」と声を上げながら白濁を噴射するのだ。トイレのドアにぶち当たったそれは、ポタポタと音を立てて床に滴り落ちていくのだった。
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