上 下
162 / 377
最終部:タワー・オブ・バベル

その183 破滅②

しおりを挟む


 神裂の世界崩壊演説は各地で行われた。サンドクラッド、アプアステップ、蒼希、そしてレイドとセイラの両親の故郷でルーナ達が足を踏み入れなかった国、ヴィオーラは騒然となった。

 
 <サンドクラッド>


 「なんてこと……国がまとまろうとしている時に……」

 サンドクラッドの姫、リアラはよろよろとソファに腰掛けながら青い顔をして座り込む。王のオットブレはいつもの怯えた様子を見せながらもリアラの肩に手を置いて告げる。

 「今はそう言っている場合ではない、これはもはや国どころか世界の危機だ……人間同士が協力せねばならん事態だぞ……」

 「そうですね……ニアを呼んでください。今後の話しをします」

 リアラは大臣に声をかけ、サンドクラッドはどうするか考える必要がある。塔に行くにしても、冒険者の力は必須だからだ。

 
 慌しく準備を進めるサンドクラッド。もちろん他の国も対策を始めていた。




 <蒼希>


 「して、どうする? サイゾウよ」

 「罠であることは承知。しかし打って出る以外に道はありますまい」

 「神裂、生きていたとは……」

 神裂の宣言を受けて、オデ城へと招かれていた師範ことサイゾウ。蒼希の国王である、ヤスイエに知恵を貸せという。

 そして祝言をあげたばかりのベルダーが疑問を口にする。

 「しかしヤツは何故こんなことを……」

 「お主からその神裂とやらの話しを聞く限り、頭は良さそうじゃ。だが、狂気の男の考える事など我等には想像も及ばんと思うぞ」

 それより、とサイゾウはベルダーの思考を中断させて対策を提案する。

 「念の為こちらも戦力を残し、塔へはサムライ・ニンジャを中心に冒険者と向かいましょう。戦闘と補給、斥候と万が一のため戻ってくる隠密の四つへ部隊を分け、塔の入り口でキャンプを作り、慎重に進めば全滅は免れるかと……」

 「……そうじゃな。町を護る戦力も必要か、よし編成は任せる。サムライ衆を集めい! ワシから説明をする!」

 「俺は……」

 「すまぬが、ユリのため。お主は町の護りに入ってくれ。代わりにわしが前線へ行く。何かあったときは……頼むぞ」

 「……は、はい……(ディクライン、お前達も動いているのか? だとしたら俺は……)」


 <アクアステップ>

 「すまんが怪我人を運ぶのが先だ! 道を開けてくれ!」

 「な、何だったんだあれは……ひ、一つ目の巨人が棍棒を……」

 「喋るな、腕がぐしゃぐしゃなんだぞ!」

 
 

 「お父さん……」

 「さっきのあれは一体なんだったのだろうか……」

 回復はしたが、念の為病院に通っているニーナとホープ親子は道端で演説を聞くことになった。そして病院に到着するなり、冒険者が担ぎこまれるという異様な事態に巻き込まれていた。

 冒険者は口々に「見たことも無い魔物」と戦い負傷し、倒されたという。町の中にまでは入ってこず、あくまでも遭遇した時のみ攻撃を受けるのだそうだ。

 「……俺はマズイと思い、すぐ逃げる指示を出した。町に入った途端あいつらはどっかへ行ったよ。見たこと無い鳥で、仲間の一人がくちばしでやられたんだが、腕が石になったんだ……!」

 「ソキウス様達、大丈夫かしら……」

 「彼らは強い、きっと無事な姿を見せてくれるよ」

 もしかすると倒してくれるかもしれない、そんな希望を抱きながら二ーナは両手を組み祈るように目を瞑った。



 <エクセレティコ>


 「ファロスは居るか!」

 「ニコラス国王!? ……先ほどの件ですか?」

 国王になったニコラスがアルファの町の冒険者ギルドの扉を開け中へ入ってくる。イルズは一瞬おどろくが、冷静になって向き直ろ神裂の演説についてか尋ねた。

 「そうだ。ハダスとレイラにも話しをしないといけない。これは世界の危機だ」

 「同感です。ただ、間が悪いことにギルドマスターはビューリックに行ってましてね……」

 「ビューリック? ……ああ、誘拐された冒険者の救出か。まいったな……よし、レイラとハダスを呼ぼう。城で会議をするぞ」

 「分かりました。では早速……」

 イルズが手続きを進めようとしたその時、事態が起きた。冒険者の一人が駆け込んできたのだ。

 「イ、イルズさん!? 森に変な魔物がうじゃうじゃいる! しかもやたらと強いんだ!」

 「なんだと?」

 「お、森の奥でマンティスブリンガーと戦っていると、フッとランタンを持ったフードの人影が現われたんだ。
マンティスブリンガーを倒した後、そいつがゆっくり近づいてきたかと思ったら……後ろ手に持っていた包丁で襲われた……。疲弊していたのもあったけど、たかだか包丁で俺の剣を返してくるんだ!? 恐ろしくなって逃げたよ! 逃げる途中、こうもりのような姿をした魔物や、髭の長い虎みたいなヤツもいた……」

 あまりに衝撃だったのか、冒険者はその場にへたり込んでしまう。

 「マズイな……とりあえず今いるて手だれを組ませて様子見をしよう。町の外に出ないよう、一般人に通達を。」


 「レイラとハダスに召集をかけるのも厳しいか?」

 「分かりません。少なくとも、冒険者が勝てないような魔物がいるなら、ここまで来るのも命がけ。さらに森に入れないなら食料の調達も怪しくなりますよ。商人も歩かせられない……」


 それを聞いてニコラスの顔が曇る。まずはどの程度の魔物がいるのか、それを確認するのが先決だと、一度城へ戻った。

 
 <近隣の森>


 「おいおい、そりゃねぇだろ……」

 「お、お兄ちゃん……」

 近隣の森へキノコ狩りへ来ていたアントンとメルティ。森で神裂の宣言を聞き、すぐ町へ戻ろうとしたが、運悪く神裂の生み出した魔物に遭遇してしまっていた。

 グルルル……

 「町まで後少しだが……!?」

 ギャオウウウウ!

 二足歩行のドラゴンのような魔物が尻尾を振り回し、アントンへ攻撃を仕掛けてきた! 速い! アントンは腰に下げた剣を抜いて一旦伏せる。

 バキバキバキ……

 尻尾はするどい剣のようになっており、大木がスパッと切れてなぎ倒される。ドラゴン(?)は雄たけびをあげ、今度は尻尾をアントンへ突き刺しにかかる。

 「くそが!」

 剣で弾くと、尻尾が欠けた。ギョッとするドラゴン(?)


 「こいつが効くってことはドラゴンか! でも今はメルティを逃がすのが先か……走るぞ!」

 「うん! ひゃあ!?」

 右手に剣、左手にメルティを抱えて一目散に走り出す。それを見た尻尾が剣のドラゴンが目を細めて舌なめずりをした。あれは弱い、今日のディナーが決定したとばかりに。

 ドスドスドス!

 「木が邪魔で走りにくいだろ! うお!?」

 アントンは木と木の間を縫いながら走り、走行妨害を促すが、尻尾で木を切り倒しながら迫ってきていた。

 「マジか!? でもスピードは鈍い、いけるか?」

 「お兄ちゃん前!」

 メルティが叫ぶと、今度は目の前に良く知った魔物、ブルホーンがいた。肉はうまいが構っている暇は無いと横へ逸れると、ドラゴンはブルホーンへ食らいついた。

 ブルオオオオン!?

 出会い頭に噛まれたブルホーンは背中を噛まれ、一瞬で背骨を折られて絶命した。肉を咀嚼する音が聞こえアントンが戦慄する。

 「(冗談じゃねぇ……デッドリーベアなんざこいつに比べたら可愛いもんだぞ!? 標的が変わった今のうちに……)」

 ダッシュしながら振り返りそんなこと考えていると、目の前にいきなり尻尾が現われ激突してしまった!

 グルルル……

 尻尾で進路を防がれ、メルティとアントンが転んでしまう。ブルホーンを食べるのを止めてドスドスと近づいてきた。

 「メルティ走れ、ここは俺がおさえておく!」

 「で、でも……」

 「いいから! んで誰か呼んでこい! 俺が死ぬ前に!」

 死ぬ、と聞いて体をこわばらせるが、メルティは町まで走り始めた。それを見たアントンは安堵し、ドラゴンに向き直る。

 「お前に対してはいい威力を発揮するみてぇだからな、ぶっ殺してやる!」


 

 そしてメルティを逃がして数十分、アントンは……


 「げえ……つ、強すぎる……」
 
 ズタボロにされていた。確かに斬れる剣だが、最初に尻尾を斬ったのはまずかった。警戒して近づいてこず、尻尾でズタズタにされてしまったのだ。

 「ダ、ダメか……まさか二回も死ぬはめになるなんてなぁ……まあ、あいつは逃がせたから……いいか……」

 今度はメルティを助けられた。それについて満足したアントンはせめてと、特攻を決めた。

 「その尻尾、叩き折ってやるぁ! ぐああああ!」

 グオォォォォ!

 最後のアタックを弾かれ、木に叩きつけられるアントン。ドラゴンは満足し、アントンを食らうため近づいてきた。

 「こ、ここまでか……」

 カパッと口を開け、ドラゴンが襲い掛かった! 目を瞑るアントン!

 だが、その直後、轟音が響き渡った! ドラゴンの開けた口が突然爆発したのだ! 突然の事にドラゴンはその巨体を地面に横たえる。

 そしてアントンの後ろから声が聞こえてきた。

 「やれやれ、借りを返さないまま死なれては困りますねぇ? <シニアヒール>」

 「て、てめぇは……!?」

 アントンを救った人物は一体?



 そして、その頃、町を出発したファロス達も苦戦を強いられていた。

 「羽を生やした獅子だと……!?」

 「こっちは全身炎に包まれている……気味が悪いわ……」

 「毛皮が硬い、狙うなら顔だ!」

 ファロスがシルキーを守り、クラウスがメンバーと共に獅子へと向かう。だが、飛ぶこともできる獅子を捉えるのは非常に厳しかった。

 「ダメだクラウス、こっちの気持ち悪いのは武器が効いていない! ぎゃあ!?」

 炎をまとった人影に腕を掴まれ、焼け焦げた匂いが立ち込める。シルキーが急いで水属性の魔法、ウォーターを使い人影を後ろに下げ、回復魔法を使った。

 「す、すまんな」

 「ファロスさん、これは準備しないと勝ち目がありません。逃げましょう」

 「そうだな、クラウス馬車に乗れ!」

 「チッ、俺が逃げる事になるとはな!」

 シルキーが荷台から魔法で援護し、全員が乗り込むと一気に馬車を走らせた。炎をまとった人影は動きが遅いのですぐに小さくなったが、羽の生えた獅子は追いかけてくる。

 「しつこいったら!」

 ハンターが弓で顔を狙うと、一本が顔に刺さり、ドスンと落ちてきた。トドメをさせそうだが他に何が襲ってくるか分からないためすぐにその場を離れた。

 「あんなのが徘徊していたら……塔に近づく事など……」

 ファロスが焦燥した顔で呟く。

 ファロスの予想通り、塔どころか魔物を倒す事がままならず、人間が反撃をするにはこの日からしばらくかかることになる。



 そして三ヶ月経過した現在、ルーナ達は……。
 
しおりを挟む
感想 1,620

あなたにおすすめの小説

魔兵機士ヴァイスグリード

八神 凪
ファンタジー
惑星歴95年。 人が宇宙に進出して100年が到達しようとしていた。 宇宙居住区の完成により地球と宇宙に住む人間はやがてさらなる外宇宙にも旅立つことが可能となっていた。 だが、地球以外にも当然ながら知的生命体は存在する。 地球人の行動範囲が広がる中、外宇宙プロメテラ銀河に住む『メビウス』という異星人が突如として姿を現し、地球へ侵攻を開始。 『メビウス』は人型兵器を使い、地球からもっとも遠い木星に近い宇宙居住区を攻撃。実に数千万の命が失われることになった。 すぐに対抗戦力を向ける地球側。 しかし、地球人同士の戦争やいざこざが多少あったものの、比較的平和な時を過ごしてきた地球人類にこの攻撃を防ぐことはできなかった。 さらに高機動と人間を模した兵器は両手による武装の取り回しが容易な敵に対し、宙用軍艦や宙間戦闘機では防戦一方を強いられることになる。 ――そして開戦から五年。 日本のロボットアニメを参考にして各国の協力の下、地球側にもついに人型兵器が完成した。 急ピッチに製造されたものの、『メビウス』側に劣らず性能を発揮した地球性人型兵器『ヴァッフェリーゼ』の活躍により反抗戦力として木星宙域の敵の撤退を成功させた。 そこから2年。 膠着状態になった『メビウス』のさらなる侵攻に備え、地球ではパイロットの育成に精を出す。 パイロット候補である神代 凌空(かみしろ りく)もまたその一人で、今日も打倒『メビウス』を胸に訓練を続けていた。 いつもの編隊機動。訓練が開始されるまでは、そう思っていた。 だが、そこへ『メビウス』の強襲。 壊滅する部隊。 死の縁の中、凌空は不思議な声を聞く。 【誰か……この国を……!】 そして彼は誘われる。 剣と魔法がある世界『ファーベル』へ。 人型兵器と融合してしまった彼の運命はどう転がっていくのか――

現代に転生した勇者は過去の記憶を取り戻し、再び聖剣を持って戦いへ赴く

八神 凪
ファンタジー
神緒 修(しゅう)はどこにでもいる普通の男子高校生。  しかし彼は小さいころからおかしな夢……自分が別の人間として過ごす夢を見ることが多かった。 〝自分〟は勇者と名乗り、仲間と旅をするおかしな夢を。  だがある日、修の夢に最後の瞬間が訪れる。凄惨な自分の死と大切な人を守れなかったという後悔の中で息絶える‟彼„の人生の終わり――  それは修にとって遠い出来事、自分には関係のない世界……それでも不思議と気になる夢だったが、その日を境に夢を見なくなる。  また平穏な毎日が繰り返される。  そう、思っていた――

政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~

つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。 政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。 他サイトにも公開中。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

うちのAIが転生させてくれたので異世界で静かに暮らそうと思ったが、外野がうるさいので自重を捨ててやった。

藍染 迅
ファンタジー
AIが突然覚醒した? AIアリスは東明(あずまあきら)60歳を異世界転生させ、成仏への近道を辿らせるという。 ナノマシンに助けられつつ、20代の体に転生したあきらは冒険者トーメーとして新たな人生を歩み始める。 不老不死、自動回復など、ハイスペックてんこ盛り? 3つの下僕(しもべ)まで現れて、火炎放射だ、電撃だ。レールガンに超音波砲まで飛び出した。 なのに目指すは飾職兼養蜂業者? お気楽冒険譚の始まりだ!

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。

秋月乃衣
恋愛
旧題:幼妻の白い結婚 13歳のエリーゼは、侯爵家嫡男のアランの元へ嫁ぐが、幼いエリーゼに夫は見向きもせずに初夜すら愛人と過ごす。 歩み寄りは一切なく月日が流れ、夫婦仲は冷え切ったまま、相変わらず夫は愛人に夢中だった。 そしてエリーゼは大人へと成長していく。 ※近いうちに婚約期間の様子や、結婚後の事も書く予定です。 小説家になろう様にも掲載しています。

まじぼらっ! ~魔法奉仕同好会騒動記

ちありや
ファンタジー
芹沢(せりざわ)つばめは恋に恋する普通の女子高生。入学初日に出会った不思議な魔法熟… 少女に脅され… 強く勧誘されて「魔法奉仕(マジックボランティア)同好会」に入る事になる。 これはそんな彼女の恋と青春と冒険とサバイバルのタペストリーである。 1話あたり平均2000〜2500文字なので、サクサク読めますよ! いわゆるラブコメではなく「ラブ&コメディ」です。いえむしろ「ラブギャグ」です! たまにシリアス展開もあります! 【注意】作中、『部』では無く『同好会』が登場しますが、分かりやすさ重視のために敢えて『部員』『部室』等と表記しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。