37 / 377
第四部:ルーナの秘密
登場人物 サブキャラサイド【第三部時点】※警告この時点までのネタバレあり
しおりを挟むイルズ(36)
ジョブ:ギルド職員の皮を被った重戦士 レベル 82
得意武器:クレイモア
趣味:コーヒーを飲みながら新聞を読む フォルティスをからかう
【概要】
アルファの町にある冒険者ギルドの受付に座るインテリ感が漂う職員。
新人冒険者への注意は怠らず、しっかりとルールと危険性を伝えてくれる職員の鑑だったりする。
その一方で、酒を飲むと陽気になりノリが非常に良くなるという面がある。
ルーナが登録する時かなり世話をしたので、頑張ってほしいと思いつつ出しゃばらないよう見守っている。
侯爵であるフォルティスへ軽口を叩ける人物の一人。
ギルドマスターのファロスと共に、パーティを組んでいたことがあり、その頃からの付き合いでかなり苦労をかけられた様子。そのためこれくらいはいいだろうとからかっている。
冒険者を止めて4年経つが腕は衰えておらず、第一部では大剣・クレイモアを担いでスタンピードに参加するなどまだまだ現役で戦える。
ファロス(48)
ジョブ:ギルドマスターの皮を被った槍術師 レベル85
得意武器:槍
趣味:ギルドに来る冒険者とダーツで勝負すること
【概要】
アルファの町にある冒険者ギルドのギルドマスター。一人称は「僕」で、その温和な人柄が冒険者達に慕われている。
しかし怒ると冷酷無比の冒険者時代の顔を見せる事もしばしばあるそうだ。
第一部ではフレーレを助けた後、一人残ったルーナを救援に行くなど、冒険者達に危険があるとその足で助けに行くほど面倒見がいい。
かつてイルズとパーティを組んでいたが、年を取ってしまったとギルドマスターになった。
槍捌きはアルファの町で右に並ぶものは居ないレベルで洗練されており、弟子希望も後を絶たないが笑いながら断っていると言う。
フォルティス(24)
ジョブ:裁判監督官 レベル (冒険者時代は15)
得意武器:剣 本
趣味:ボードゲーム(チェス系統) アフタヌーンティー ルーナを追う事
【恩恵】
<平等>
【概要】
その22で初登場。
ルーナに一目惚れをし事あるごとに追いかけているが何度も躱されている不憫な侯爵。
基本的には平等の恩恵があるため、冷静に物事を見る事ができるが、ルーナが絡むと冷静さを失い、度々執事のパリヤッソに止められている。
普段は女性の誘いを断る【鋼の男】と言われているため、ルーナ相手にしつこく言い寄るのは珍しいとイルズは面白がっており、行く末を見守られていたりする。第二部ではルーナを襲った伯爵を調べさせるなど、権力を行使することもある。「使えるものは使う」派。
ルーナ達が旅立つ際に必ず現れるのも上記の「使えるものは使った」結果なのだがイマイチ活かせない……。
4年前は冒険者として活動していたが向いていないときっぱり諦め今の仕事をするようになる。
もっとも冒険者は長く続けるつもりは無かった。リクエストがあれば外伝を書くかも?
ソフィア(28)
ジョブ:メルティの母
得意武器:怒っている時に出す微笑み
趣味:料理
【概要】
メルティとメアリの母。
夫を亡くし、一人で子供育てている母親だが、メルティが長く生きられない事を知り、可哀相だと思いながらも精一杯生きて欲しいとある程度は好きにさせていた。
その結果、アントンに出会いメルティを早く失ってしまう事に……。
アントンのせいでメルティが、と思っていないわけではないが、家へ招いたりメルティの相手をしてもらったりと我儘を聞いてもらっていたりしており、恨んでも生き返る訳ではないと割り切っている。
レイドに蘇生はしないのかと聞かれた際に生き返っても長く生きられないと言っていたが本心は二度も娘が死ぬところを見たくないという感情があったようだ。
パリヤッソ(35)
・ジョブ:執事(マスターシーフ) レベル60
・得意武器:ダガー 弓
・趣味:特に無し
【概要】
フォルティスに仕える執事。正体は名のあるマスターシーフでファロスとイルズと何かしら関係があるらしい。
調査・諜報・潜入とシーフ技能が格段に高いため、フォルティスの仕事の手伝い(証拠集め等)をするには相性が良いため仕えている部分もあったりする。
第二部ではルーナを襲った人物と伯爵邸の調査。第三部ではフォルティスを旅立たせないように止める等、意外と出番は多い。
茶髪を後ろで束ねていて細身ながら筋肉質という痩せマッチョ。おっさんの割にモテる。
フィオナ(19)
・ジョブ:戦士 レベル 24 (リタイア)
・得意武器:剣
・趣味:酒を飲む 新しい剣を眺めに武器屋行く事
【概要】
ルーナが最初に入ったパーティメンバーの一人。
豪快な性格で、人の言う事を鵜呑みにする傾向があり、ディーザにルーナ無い事無い事を吹き込まれて追放を支援してしまう。
アントンに好意があり、盲目レベルで好きだった様子。
ルーナ自体はアントンに興味が無かった様子を見ていたので、追放するまではルーナとは普通に接していた。
女性ばかりで気は楽だったとのこと。
剣士で鎧を着るので胸は邪魔だとよく文句を言っていた。かなり大きく、フレーレを上回る。
第一部で隻眼ベアに肉を齧られ標的にされ、さらに隻眼ベアと再会した際にアントン・ディーザに見捨てられてしまい精神を壊した。
ルーナとフレーレに助けられ、一命は取り留めているが、第一部の隻眼ベア討伐後アントンとディーザをナイフで刺すという凶行に及んだ。
背が高く、ツリ目でオレンジの髪を二つ結びにして垂らしていた。胸は大きく、性格も豪快だったため人気があったが今は病院でひっそりと暮らしていて、あまり喋らなくなってしまった。ギリギリ奴隷にはならなかった。
ディーザ=アンベルス(19)
・ジョブ:属性魔法使い レベル24
・得意武器:ロッド
・趣味:自分磨き 化粧 パーティで優越感に浸る
【魔法】
<フレイムストライク>
【概要】
ルーナをパーティから追い出した元凶。
アントンを独り占めしたいがために、フィオナとフレーレを焚き付けた。
実力が普通だったにも関わらず、豪華な生活を捨てられなかったため、デッドリーベアの討伐へと赴くも失敗。
顔に傷を負う、フィオナに刺されるなどそれなりの罰を受け、実家へと強制送還されてしまう。
アンベルスという家名を持つ貴族で、親バカの父が居る。
ルーナはあの時追放していなくても何らかの方法で結局は追いだしたであろう、第一部のある意味裏ボス。
クラウス(24)
・ジョブ:剣士 レベル67
・得意武器:剣 斧 大剣
・趣味:ナンパ
【概要】
パーティ”ブラックブレード”のリーダー。
基本的に言動と行動はチャラい男だが、戦闘能力は高く、割と常識人だったりする。
ルーナを可愛いと思いつつ、脈が無いと思えばすぐに引っ込める潔さも。
アルファの町に所属しているわけではなく、あちこちのギルドへ渡り歩いたり、個別で依頼を受けたりするのでアルファの町に居ることは稀。
イルズと仲が良く、酒場へと繰り出すこともあるとか。
パーティメンバーはプリースト、シーフ、ハンターとバランスが良いが魔法使いが居ないので硬い敵は苦手。
---------------------------------------------------
登場人物紹介はこれでひとまず終了です。
キャラ個別の話が見たいなどあれば感想などでお知らせくださいませ。
それでは引き続き「パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!」をお楽しみください。
0
お気に入りに追加
4,187
あなたにおすすめの小説
晴れて国外追放にされたので魅了を解除してあげてから出て行きました [完]
ラララキヲ
ファンタジー
卒業式にて婚約者の王子に婚約破棄され義妹を殺そうとしたとして国外追放にされた公爵令嬢のリネットは一人残された国境にて微笑む。
「さようなら、私が産まれた国。
私を自由にしてくれたお礼に『魅了』が今後この国には効かないようにしてあげるね」
リネットが居なくなった国でリネットを追い出した者たちは国王の前に頭を垂れる──
◇婚約破棄の“後”の話です。
◇転生チート。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
◇人によっては最後「胸糞」らしいです。ごめんね;^^
◇なので感想欄閉じます(笑)
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
ざまぁ返しを全力回避したヒロインは、冒険者として生きていく~別れた筈の攻略対象たちが全員追ってきた~
ひよこ1号
ファンタジー
卒パでざまぁ返しされそうな、悪役である正ヒロインのミーティシアの身体に入り込んでしまったのは、恋愛脳とは程遠い現実的な女子だった。全力で攻略対象たちを振り切って、記憶喪失のまま冒険者になって旅に出る。前世の記憶もあやふやだし、この世界が何のゲームか物語かなんて知らない。でも冒険者になって人生楽しもう!色々な人と出会いながら、暮らしていたミアの元に続々と集まる攻略者達。それぞれの思いと計略と打算を抱えたポンコツ達をミアはどうする?!
※たまにBLやGL的な台詞があるので苦手な方はご注意を
※攻略対象が合流するのは少し進んでからです
妹しか愛していない母親への仕返しに「わたくしはお母様が男に無理矢理に犯されてできた子」だと言ってやった。
ラララキヲ
ファンタジー
「貴女は次期当主なのだから」
そう言われて長女のアリーチェは育った。どれだけ寂しくてもどれだけツラくても、自分がこのエルカダ侯爵家を継がなければいけないのだからと我慢して頑張った。
長女と違って次女のルナリアは自由に育てられた。両親に愛され、勉強だって無理してしなくてもいいと甘やかされていた。
アリーチェはそれを羨ましいと思ったが、自分が長女で次期当主だから仕方がないと納得していて我慢した。
しかしアリーチェが18歳の時。
アリーチェの婚約者と恋仲になったルナリアを、両親は許し、二人を祝福しながら『次期当主をルナリアにする』と言い出したのだ。
それにはもうアリーチェは我慢ができなかった。
父は元々自分たち(子供)には無関心で、アリーチェに厳し過ぎる教育をしてきたのは母親だった。『次期当主だから』とあんなに言ってきた癖に、それを簡単に覆した母親をアリーチェは許せなかった。
そして両親はアリーチェを次期当主から下ろしておいて、アリーチェをルナリアの補佐に付けようとした。
そのどこまてもアリーチェの人格を否定する考え方にアリーチェの心は死んだ。
──自分を愛してくれないならこちらもあなたたちを愛さない──
アリーチェは行動を起こした。
もうあなたたちに情はない。
─────
◇これは『ざまぁ』の話です。
◇テンプレ [妹贔屓母]
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング〔2位〕(4/19)☆ファンタジーランキング〔1位〕☆入り、ありがとうございます!!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。