113 / 137
九章:風太
224.風太とレムニティ
しおりを挟む
――魔空将レムニティ
ヴァッフェ帝国でリクさんが倒した魔族の一人だ。
だけど確かにあの時、謁見の間で彼の首を僕は見た。さらに言えば目の前で灰にしたところも。
「……」
【腑に落ちない、という顔だな】
「そりゃ……そうなるよ。だってリクさんに倒されて死んだはずのあなたがこうしてここに居ること自体、おかしいんだし」
【そうだな。だけど勘違いして欲しくないが、私は最初から死んではいないのだ】
「え?」
僕の問いにフッと笑みを浮かべてそんなことを口にした。
「どういう……」
【言葉通りの意味だ。私と勇者は一騎打ちをし、私は敗れた。だが――】
◆ ◇ ◆
【フッ、私の……負けだ……トドメを刺せ】
「……」
【……? どうした】
勇者は私の顔に剣を向けたまま神妙な顔で止まっていた。なにかを計るような、そんな表情で。しばらく沈黙が続いた後、リクと呼ばれていた勇者はあろうことか剣を収めた。
【どういうつもりだ?】
「……ここでお前を殺す必要があるのかと思ってな。どうだレムニティ、俺と取引をしないか?」
【取引、だと……?】
ボロボロになった体を起こすと、リクはしゃがんでから私と目線を合わせてそう口にした。どうせ負けた身だ、話くらいは聞いてもいいと思っていた。……魔王様に影響を及ぼすような取引なら受けるつもりは無いが。
「簡単な話だ。お前、俺達についてこい」
【なんだと?】
「正直、お前が俺のことを覚えていないことがおかしくてな。セイヴァーも俺が倒した魔王の名だ。ということはこの世界に居る魔族は俺が知っている奴等ばかりのはず。なのにお前は俺を知らない」
【……】
何度か質問をされた話の繰り返しだった。私は本当にこの男を知らない。勇者と言われれば納得する強さだが、今まで生きてきた中で視たことはない。
「これは俺の推測だが、お前は違うんだ。聖女の婆さんがお前達も異世界からの来訪者と言っていたわけだが、セイヴァー以外はもしかするとこの世界で創り上げたか、召喚した可能性がある」
【創り……変えた、というならまだわかるが……召喚だと?】
気づけば私はリクの話を真面目に聞いていた。何度も自分を知らないかと尋ねるこの男に興味を覚えたのかもしれない。そして召喚と口にした。その意味は――
「……お前は俺が、俺達が居た世界から召喚されたんじゃねえかって思っている。お前を倒した記憶があるからパラレルワールドのお前だろうが」
【よく、わからないな……】
「こういうことさ――」
◆ ◇ ◆
【――そこでヤツが口にしたのは『並行世界のレムニティを召喚したのではないか』というものだったのだ】
「リクさんはあの時点でもうそのことに気付いていたのか……」
「わふ」
「わあ!? ファング、落ち着けって」
座り込んでいる僕にファングがじゃれてきて懐に抱っこする。するとレムニティはファングを指差して言う。
【そいつはリクがあの時、私の目の前で召喚したのだ。理論はできていたらしい】
「やっぱりリーチェの言う通り知っているファングだったのか……」
【いや、やはりパラレルなんとかと言っていた。リクや魔王様が居た世界とはずれているらしい】
「へえ……」
そういえば知っている個体より少し小さいみたいなことを言っていた覚えがある。
【そしてリクの言う魔王様の本当の目的を知るため、私は傷を癒すためにファングに憑依していたのだ】
「そうなの!? できるんだ……」
【なにを言う。アキラスとて姫の身体に入っていただろう?】
「ああ、そういえば」
そうだった。
アキラス以外はそういった手段を使っていなかったから失念していたなとちょっと考えを改めた。そこでもう一つの疑問を尋ねてみる。
「じゃああの首はなんだったんだい? 死んだ証拠として持ち帰ったものだけど……」
【あれはその辺の魔物を倒して変化させたものだ。よく分からないがそういう魔法と聞いている】
変貌かと僕はピンときた。瞬間、レムニティは首を振る。
【……魔族は絶命すると人間と違い灰になる。憑依している時はそのまま形が残るものだが、首だけにという状況は有り得ないのだ】
「そういえば……アキラスもドーナガリィもガドレイも灰になっていた……よくあんなことしたなあリクさん……」
一歩間違えれば疑いがかかる。レムニティを仕留めたという証拠は欲しいけど、恐ろしく派手な方法を選んだものだと背筋が冷えた。
【まあ、灰になるということを知っていれば『証拠は残らない』のだから確認のしようは無いのだが】
「確かに。でも、クラオーレ陛下達に確実な援助を求めるならそういう分かりやすい手を使うだろうなって気もするよ」
【ふん、なるほど。流石は奴の弟子というところか。よく分かっているな】
「どうも。あなたもよく協力してくれる気になったと思うよ」
【……不可解は不可解だったのでな。結果、そういうことだったわけだが】
レムニティは魔王がそうではなかったということを目を瞑って呟いていた。
実際、記憶のあるレスバやビカライア、ハイアラートといった人達は騙されていたと言っても過言ではないのだから。
それにしてもリクさんはあの時すでに召喚ができたのか……もしかしたらいつも読んでいた文献……あれになにかヒントがあったのかも? 今となっては確認しようも無い――
「って、そういえばここはどこだろう!?」
【そういえばとりあえずお前達を運んできただけだから場所までは気にしていなかったな】
「オッケー。……ふう、焦るな……ひとつずつ確認していけばいい――」
話の途中で飛ばされたからあの後どういった話になったか分からないけど、やることは一つしかない。
そう、もう一度あの島へ行く。そのためにはヴァッフェ帝国に行かなければならないのだ。
「とりあえず移動しよう。ファング、おいで。レムニティも来てくれるかい?」
「わん!」
【そうだな……私としても仲間が居るので戻るべきだと判断する。飛んで行った方が早いと思うが?】
「まずは情報収集をしないと。それに飛んでいたら魔族だって知られてしまう。今は人間を敵に回すのは避けたいんだ」
【……なるほど。では偽装するとしよう】
「助かるよ」
レムニティは理解したと騎士風の姿に変わった。レスバと同じく耳は短くなり、肌の色も概ね僕と同じになった。
「いいじゃない。レスバもそうだったけど、上手くすれば人間と共存できそうなんだけどなあ」
【それが魔王様の命令ならやらなくはない。私とて戦争をしたいわけではないのだから】
「……それもどうかと思うけど、ね」
【どういうことだ?】
自分が無い、か。なんとなくリクさんが魔族を見ていた目というのが分かった気がする。
ブライクさんやハイアラートなんかもそうだったけど、魔王ありきなんだなって。
逆に言えばレスバやメルルーサさんは特殊な感じだなと今ならそう思う。
……さて、それよりも先のことだ。どこかに町があるといいけど。
ヴァッフェ帝国でリクさんが倒した魔族の一人だ。
だけど確かにあの時、謁見の間で彼の首を僕は見た。さらに言えば目の前で灰にしたところも。
「……」
【腑に落ちない、という顔だな】
「そりゃ……そうなるよ。だってリクさんに倒されて死んだはずのあなたがこうしてここに居ること自体、おかしいんだし」
【そうだな。だけど勘違いして欲しくないが、私は最初から死んではいないのだ】
「え?」
僕の問いにフッと笑みを浮かべてそんなことを口にした。
「どういう……」
【言葉通りの意味だ。私と勇者は一騎打ちをし、私は敗れた。だが――】
◆ ◇ ◆
【フッ、私の……負けだ……トドメを刺せ】
「……」
【……? どうした】
勇者は私の顔に剣を向けたまま神妙な顔で止まっていた。なにかを計るような、そんな表情で。しばらく沈黙が続いた後、リクと呼ばれていた勇者はあろうことか剣を収めた。
【どういうつもりだ?】
「……ここでお前を殺す必要があるのかと思ってな。どうだレムニティ、俺と取引をしないか?」
【取引、だと……?】
ボロボロになった体を起こすと、リクはしゃがんでから私と目線を合わせてそう口にした。どうせ負けた身だ、話くらいは聞いてもいいと思っていた。……魔王様に影響を及ぼすような取引なら受けるつもりは無いが。
「簡単な話だ。お前、俺達についてこい」
【なんだと?】
「正直、お前が俺のことを覚えていないことがおかしくてな。セイヴァーも俺が倒した魔王の名だ。ということはこの世界に居る魔族は俺が知っている奴等ばかりのはず。なのにお前は俺を知らない」
【……】
何度か質問をされた話の繰り返しだった。私は本当にこの男を知らない。勇者と言われれば納得する強さだが、今まで生きてきた中で視たことはない。
「これは俺の推測だが、お前は違うんだ。聖女の婆さんがお前達も異世界からの来訪者と言っていたわけだが、セイヴァー以外はもしかするとこの世界で創り上げたか、召喚した可能性がある」
【創り……変えた、というならまだわかるが……召喚だと?】
気づけば私はリクの話を真面目に聞いていた。何度も自分を知らないかと尋ねるこの男に興味を覚えたのかもしれない。そして召喚と口にした。その意味は――
「……お前は俺が、俺達が居た世界から召喚されたんじゃねえかって思っている。お前を倒した記憶があるからパラレルワールドのお前だろうが」
【よく、わからないな……】
「こういうことさ――」
◆ ◇ ◆
【――そこでヤツが口にしたのは『並行世界のレムニティを召喚したのではないか』というものだったのだ】
「リクさんはあの時点でもうそのことに気付いていたのか……」
「わふ」
「わあ!? ファング、落ち着けって」
座り込んでいる僕にファングがじゃれてきて懐に抱っこする。するとレムニティはファングを指差して言う。
【そいつはリクがあの時、私の目の前で召喚したのだ。理論はできていたらしい】
「やっぱりリーチェの言う通り知っているファングだったのか……」
【いや、やはりパラレルなんとかと言っていた。リクや魔王様が居た世界とはずれているらしい】
「へえ……」
そういえば知っている個体より少し小さいみたいなことを言っていた覚えがある。
【そしてリクの言う魔王様の本当の目的を知るため、私は傷を癒すためにファングに憑依していたのだ】
「そうなの!? できるんだ……」
【なにを言う。アキラスとて姫の身体に入っていただろう?】
「ああ、そういえば」
そうだった。
アキラス以外はそういった手段を使っていなかったから失念していたなとちょっと考えを改めた。そこでもう一つの疑問を尋ねてみる。
「じゃああの首はなんだったんだい? 死んだ証拠として持ち帰ったものだけど……」
【あれはその辺の魔物を倒して変化させたものだ。よく分からないがそういう魔法と聞いている】
変貌かと僕はピンときた。瞬間、レムニティは首を振る。
【……魔族は絶命すると人間と違い灰になる。憑依している時はそのまま形が残るものだが、首だけにという状況は有り得ないのだ】
「そういえば……アキラスもドーナガリィもガドレイも灰になっていた……よくあんなことしたなあリクさん……」
一歩間違えれば疑いがかかる。レムニティを仕留めたという証拠は欲しいけど、恐ろしく派手な方法を選んだものだと背筋が冷えた。
【まあ、灰になるということを知っていれば『証拠は残らない』のだから確認のしようは無いのだが】
「確かに。でも、クラオーレ陛下達に確実な援助を求めるならそういう分かりやすい手を使うだろうなって気もするよ」
【ふん、なるほど。流石は奴の弟子というところか。よく分かっているな】
「どうも。あなたもよく協力してくれる気になったと思うよ」
【……不可解は不可解だったのでな。結果、そういうことだったわけだが】
レムニティは魔王がそうではなかったということを目を瞑って呟いていた。
実際、記憶のあるレスバやビカライア、ハイアラートといった人達は騙されていたと言っても過言ではないのだから。
それにしてもリクさんはあの時すでに召喚ができたのか……もしかしたらいつも読んでいた文献……あれになにかヒントがあったのかも? 今となっては確認しようも無い――
「って、そういえばここはどこだろう!?」
【そういえばとりあえずお前達を運んできただけだから場所までは気にしていなかったな】
「オッケー。……ふう、焦るな……ひとつずつ確認していけばいい――」
話の途中で飛ばされたからあの後どういった話になったか分からないけど、やることは一つしかない。
そう、もう一度あの島へ行く。そのためにはヴァッフェ帝国に行かなければならないのだ。
「とりあえず移動しよう。ファング、おいで。レムニティも来てくれるかい?」
「わん!」
【そうだな……私としても仲間が居るので戻るべきだと判断する。飛んで行った方が早いと思うが?】
「まずは情報収集をしないと。それに飛んでいたら魔族だって知られてしまう。今は人間を敵に回すのは避けたいんだ」
【……なるほど。では偽装するとしよう】
「助かるよ」
レムニティは理解したと騎士風の姿に変わった。レスバと同じく耳は短くなり、肌の色も概ね僕と同じになった。
「いいじゃない。レスバもそうだったけど、上手くすれば人間と共存できそうなんだけどなあ」
【それが魔王様の命令ならやらなくはない。私とて戦争をしたいわけではないのだから】
「……それもどうかと思うけど、ね」
【どういうことだ?】
自分が無い、か。なんとなくリクさんが魔族を見ていた目というのが分かった気がする。
ブライクさんやハイアラートなんかもそうだったけど、魔王ありきなんだなって。
逆に言えばレスバやメルルーサさんは特殊な感じだなと今ならそう思う。
……さて、それよりも先のことだ。どこかに町があるといいけど。
354
お気に入りに追加
8,615
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界召喚に巻き込まれたおばあちゃん
夏本ゆのす(香柚)
ファンタジー
高校生たちの異世界召喚にまきこまれましたが、関係ないので森に引きこもります。
のんびり余生をすごすつもりでしたが、何故か魔法が使えるようなので少しだけ頑張って生きてみようと思います。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
老竜は死なず、ただ去る……こともなく人間の子を育てる
八神 凪
ファンタジー
世界には多種多様な種族が存在する。
人間、獣人、エルフにドワーフなどだ。
その中でも最強とされるドラゴンも輪の中に居る。
最強でも最弱でも、共通して言えることは歳を取れば老いるという点である。
この物語は老いたドラゴンが集落から追い出されるところから始まる。
そして辿り着いた先で、爺さんドラゴンは人間の赤子を拾うのだった。
それはとんでもないことの幕開けでも、あった――
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。