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WHITE~盲の嘆き。
癒し
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目を塞いでいた
両手がかじかんで
いつのまにか
冷たくなっていた
寂しい気持ちなんて
とっくのとうに
捨ててしまったから
今更なにを
言うこともなく
今頃なにも
言いたくもなくて
始めに戻った
ただそれだけの
昨日と同じ灰色の空
吸い込まれるように
遠くて遠くて…
遠くて………
本当は声をあげて
泣きたいのに
泣き方を
忘れてしまった
君の上には今でも
空が広がっていて
もう
見あげることも
目を細めることも
あまりなくなって
君のことを
思い出す回数も
少しずつ
なくなって
すれ違ったことさえ
やがて
気づかなくなるだろう
それは
息をするような
癒やしの力で…
すべては夢の彼方で
ふと一瞬
見上げただけの
空の断片なんだと
両手がかじかんで
いつのまにか
冷たくなっていた
寂しい気持ちなんて
とっくのとうに
捨ててしまったから
今更なにを
言うこともなく
今頃なにも
言いたくもなくて
始めに戻った
ただそれだけの
昨日と同じ灰色の空
吸い込まれるように
遠くて遠くて…
遠くて………
本当は声をあげて
泣きたいのに
泣き方を
忘れてしまった
君の上には今でも
空が広がっていて
もう
見あげることも
目を細めることも
あまりなくなって
君のことを
思い出す回数も
少しずつ
なくなって
すれ違ったことさえ
やがて
気づかなくなるだろう
それは
息をするような
癒やしの力で…
すべては夢の彼方で
ふと一瞬
見上げただけの
空の断片なんだと
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