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3章、初めての街的な所編
59、片指で倒せる・・・だと!?
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「何が・・・起きやがった!!?」
それは他ならないザルドのセリフ。
さっきまで目の前の女を取り囲んでいた味方は27人、それが今、全員が地に伏せておりそのほとんどが気絶していた。
その理由はわからないが原因こそは分かる。
おそらくは目の前の女によるもの、女の逆鱗に触れたことによるものだろう。
だが、それをザルドは理解こそしていたものの認められなかった。
自分が目の前の女に劣っているなど、自分のプライドが認められない。
だが地に膝をつけているとはいえ、流石は上級冒険者。勇馬の【威圧】にここまで耐えられるのは見事としか言えないだろう。
ザルドは自身の荒ぶる感情を押さえつけ、今の状況を整理する。
今残っている人数は3人、自身と銭ガバとアレンだ。
続いて敵はたった1人。もう1人が潜んでいる可能性もありうるが今のところはその気配はない。
「お前のミスは単純だ」
凛とした声がその場に響く。
その声にザルドはハッと顔を上げた。
「お前らが俺をキレさせた理由は2つある」
その顔には見上げたことにより少しだけ長髪の合間から見えた彼女の顔、それは能面のように無表情だった。
それは自分たちを倒すことに虫を潰すぐらいの感情しか持ち合わせていないことを表すようだった。
ザルドは改めて恐怖する。
目の前の女の本性の一片が見えたような気がしたのだ。
「1つ、俺のダチを誘拐したこと」
人差し指をピンと立てながら目の前の怪物は淡々と死を奏でるように音を奏でた。
「そして、2つ目」
顔を下に向け明らかに怒りの感情が湧き出ていた。
そして、その勢いのまま彼女はこう言った。
「俺は男っ、だぁああああああああ!!!」
・・・え?
ザルドの目は点になった。他の2人も同様である。
「さっきから聞いてりゃあ、性奴隷やらぶち壊すやら変なことばっか言いやがって!!こっちの身にもなってみろ!!散々、尻やら髪やらさらには股やら胸まで触りやがって!!ふざけんじゃねぇぞ!!!この社会的ゴミのこの世に一片の価値も見出せないような強いですオーラを振りまきながらも結局は残念なほどに雑魚な痛い方と煩悩まみれとウスノロとその他大馬鹿者どもがぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
まさしくそこには激しく、鬱憤を晴らすように喚き散らす女性に見える怪物がいた。
・・・えー、男なのー。みたいな雰囲気がそこら中に漂っていた。
「ふざけんな!男だよ!!ちゃんとついてますがな!!」
だがこの瞬間、勇馬に神法が乱れ飛んできた。
勇馬は容易く避ける。
もちろん発射源はチンピラ3人、この攻撃はザルドがメインのものであった。
たしかに3人とも実力差は嫌という程に理解している。だがしかし持っている上級冒険者としてのプライドがそれを許さない。
「バケモノぉ?上等だ!!ぶっ潰してやる!!」
・・・このセリフだけ聞けばどれほどこちらの方が主人公に見えることか。
「テメェら!俺はしばらく連射の準備するから時間稼いどけ!!」
「・・・わかった、やろう」
「りょーかぁーいーでーすー」
モヒカンが勇馬に迫った!
当然のごとく打ち出される勇馬のヤクザキック!!
頭に向かって打ち出されたその攻撃はモヒカンによって受け止められた。
決してモヒカンがキックのクッションになったわけではない。文字通りモヒカンが手の形になって受け止めたのだ。
「なっ!?」
「すきありぃー、“ヘビィ・ショット”ぉー」
そしてその本体の方は勇馬を殴りにかかっていた。
だが、勇馬には止まって見えた。【天眼】の能力によるものだ。
身体を脚を軸として回転させることでその攻撃を避ける。まるで天女が舞うかのようだ。
どうせなら多少の実力はありそうなので新技の実験台にすることを勇馬は決定した。
「“雷指”」
今回もまたボソッと呟く勇馬である。
そしてごく微弱な電気を纏った勇馬の指が彼の首元に触れる。そしてら、
「がぁーっ!」
モヒカンを痙攣させ、その後すぐに崩れ落とした。
“雷指”、この技は非殺傷のための技。単純に元の世界のスタンガンを連想し、生み出した技の1つ。
普通の【雷撃攻撃】ならば真っ黒焦げで即死亡なところをただの気絶に持ち込むには結構苦労したのだ。
賢者の書によるとまだ生きているようなので加減は成功したようである。
・・・にしても髪の毛が動くって・・・ワン《ピー》スの特殊暗殺者の方々でしょうか?
「“魔月の焔”」
勇馬が少しだけ昔読んだ漫画を思い出していたら、紫の焔が勇馬を取り囲んでいた。
「私を忘れてもらっては困りますね」
もちろん覚えてるけど?今だって俺の背後にいるザルド見えてるし。
さて、ここで急に最新の俺の新スキル、【地眼】の能力のご紹介です!
これは以前持っていた【視覚拡張】の進化バージョンです。
これは見える範囲が俺の周りの全領域を見えられるようになった上、そこで映る標的のすべての動きを完・全・に・理解できるというものだ。
これによって俺をたとえ全方位から攻撃したとしても避けられるようになっているのだ!
とはいえザルドは真正面から潰した方が後で揉めずに済みそうなので完膚なきまでに叩き潰す予定だ。
なので今のターゲットはお坊さんのみ!軽くやられてくれ。
焔が渦巻き俺を包囲する。どうやらこのままジワジワと俺を炙りたいようだ。
・・・甘いな。
「“水月”」
瞬間起こる旋風
それが燃え滾っていた焔を霧散させた。
これは水平方向に行う回転蹴りだ。全方位を攻撃できることから汎用性は高い。
「!?」
そして続いて
「“陽炎”」
俺からの認識を外し、一瞬で坊さんの背後に回り込む。
そして仕上げに!
「“雷指”」
モヒカンと同様、泡を吐いて崩れ落ちた。
残るは痛い方だけだ。
「・・・ふふふ、たしかにテメェは強えらしいな。だがな!!俺の連射から逃れられるやつなんざいねぇ!!覚悟しな!!」
そうして腕に集まった神力をザルドは開放した。
「“フレイム・テンペスト”!!!」
そうして放たれた数十の炎
直進方向で俺に襲いかかる。
・・・【鑑定】
・・・弱。
いや、これ何も付与能力ないじゃん。
ランだったら【爆発】と【加速】、さらに【自動追尾】まで加えてくるってんのに。
とりあえず全部避けるか。これたしかに全面的に炎ばら撒いてるけどあるところだけないんだよね。すなわち上である。
まずは普通にジャンプ。これで第一波を避ける。
痛いのがニヤリと口角を上げる。
「甘かったなぁ!!まだ神力は残ってんだよ!!」
そうして俺に向けて神法を放つ。ここで油断なく俺の周りを囲むように発射したことは褒めよう。だが・・・
「“飛脚”」
俺には意味がないんだ。
空中から俺は離脱する。
俺に当たるはずだった神法はあっけなく神力切れで消滅した。
「なぁ!!?」
読みが外れたザルドの驚愕の声があがる。
“飛脚”は空中を足場にする技。【空間機動】を“技”によって進化させたことによって生まれた技だ。
ちなみにこの技は使用を停止するか地面に着くまで発動され続ける。だから空中を蹴るたびに技名を言わなくていいのです。
そしてこれが俺の目当ての技だ。
これで俺は一旦地面に着地。その上で“陽炎”と“雷指”のコンビネーションで倒す。
結果、あっけなくやられる痛い方。
よし、これで全員気絶だな。
「あっちの方はどうかな?」
俺はふと、賢者の書に問いかけた。
それは他ならないザルドのセリフ。
さっきまで目の前の女を取り囲んでいた味方は27人、それが今、全員が地に伏せておりそのほとんどが気絶していた。
その理由はわからないが原因こそは分かる。
おそらくは目の前の女によるもの、女の逆鱗に触れたことによるものだろう。
だが、それをザルドは理解こそしていたものの認められなかった。
自分が目の前の女に劣っているなど、自分のプライドが認められない。
だが地に膝をつけているとはいえ、流石は上級冒険者。勇馬の【威圧】にここまで耐えられるのは見事としか言えないだろう。
ザルドは自身の荒ぶる感情を押さえつけ、今の状況を整理する。
今残っている人数は3人、自身と銭ガバとアレンだ。
続いて敵はたった1人。もう1人が潜んでいる可能性もありうるが今のところはその気配はない。
「お前のミスは単純だ」
凛とした声がその場に響く。
その声にザルドはハッと顔を上げた。
「お前らが俺をキレさせた理由は2つある」
その顔には見上げたことにより少しだけ長髪の合間から見えた彼女の顔、それは能面のように無表情だった。
それは自分たちを倒すことに虫を潰すぐらいの感情しか持ち合わせていないことを表すようだった。
ザルドは改めて恐怖する。
目の前の女の本性の一片が見えたような気がしたのだ。
「1つ、俺のダチを誘拐したこと」
人差し指をピンと立てながら目の前の怪物は淡々と死を奏でるように音を奏でた。
「そして、2つ目」
顔を下に向け明らかに怒りの感情が湧き出ていた。
そして、その勢いのまま彼女はこう言った。
「俺は男っ、だぁああああああああ!!!」
・・・え?
ザルドの目は点になった。他の2人も同様である。
「さっきから聞いてりゃあ、性奴隷やらぶち壊すやら変なことばっか言いやがって!!こっちの身にもなってみろ!!散々、尻やら髪やらさらには股やら胸まで触りやがって!!ふざけんじゃねぇぞ!!!この社会的ゴミのこの世に一片の価値も見出せないような強いですオーラを振りまきながらも結局は残念なほどに雑魚な痛い方と煩悩まみれとウスノロとその他大馬鹿者どもがぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
まさしくそこには激しく、鬱憤を晴らすように喚き散らす女性に見える怪物がいた。
・・・えー、男なのー。みたいな雰囲気がそこら中に漂っていた。
「ふざけんな!男だよ!!ちゃんとついてますがな!!」
だがこの瞬間、勇馬に神法が乱れ飛んできた。
勇馬は容易く避ける。
もちろん発射源はチンピラ3人、この攻撃はザルドがメインのものであった。
たしかに3人とも実力差は嫌という程に理解している。だがしかし持っている上級冒険者としてのプライドがそれを許さない。
「バケモノぉ?上等だ!!ぶっ潰してやる!!」
・・・このセリフだけ聞けばどれほどこちらの方が主人公に見えることか。
「テメェら!俺はしばらく連射の準備するから時間稼いどけ!!」
「・・・わかった、やろう」
「りょーかぁーいーでーすー」
モヒカンが勇馬に迫った!
当然のごとく打ち出される勇馬のヤクザキック!!
頭に向かって打ち出されたその攻撃はモヒカンによって受け止められた。
決してモヒカンがキックのクッションになったわけではない。文字通りモヒカンが手の形になって受け止めたのだ。
「なっ!?」
「すきありぃー、“ヘビィ・ショット”ぉー」
そしてその本体の方は勇馬を殴りにかかっていた。
だが、勇馬には止まって見えた。【天眼】の能力によるものだ。
身体を脚を軸として回転させることでその攻撃を避ける。まるで天女が舞うかのようだ。
どうせなら多少の実力はありそうなので新技の実験台にすることを勇馬は決定した。
「“雷指”」
今回もまたボソッと呟く勇馬である。
そしてごく微弱な電気を纏った勇馬の指が彼の首元に触れる。そしてら、
「がぁーっ!」
モヒカンを痙攣させ、その後すぐに崩れ落とした。
“雷指”、この技は非殺傷のための技。単純に元の世界のスタンガンを連想し、生み出した技の1つ。
普通の【雷撃攻撃】ならば真っ黒焦げで即死亡なところをただの気絶に持ち込むには結構苦労したのだ。
賢者の書によるとまだ生きているようなので加減は成功したようである。
・・・にしても髪の毛が動くって・・・ワン《ピー》スの特殊暗殺者の方々でしょうか?
「“魔月の焔”」
勇馬が少しだけ昔読んだ漫画を思い出していたら、紫の焔が勇馬を取り囲んでいた。
「私を忘れてもらっては困りますね」
もちろん覚えてるけど?今だって俺の背後にいるザルド見えてるし。
さて、ここで急に最新の俺の新スキル、【地眼】の能力のご紹介です!
これは以前持っていた【視覚拡張】の進化バージョンです。
これは見える範囲が俺の周りの全領域を見えられるようになった上、そこで映る標的のすべての動きを完・全・に・理解できるというものだ。
これによって俺をたとえ全方位から攻撃したとしても避けられるようになっているのだ!
とはいえザルドは真正面から潰した方が後で揉めずに済みそうなので完膚なきまでに叩き潰す予定だ。
なので今のターゲットはお坊さんのみ!軽くやられてくれ。
焔が渦巻き俺を包囲する。どうやらこのままジワジワと俺を炙りたいようだ。
・・・甘いな。
「“水月”」
瞬間起こる旋風
それが燃え滾っていた焔を霧散させた。
これは水平方向に行う回転蹴りだ。全方位を攻撃できることから汎用性は高い。
「!?」
そして続いて
「“陽炎”」
俺からの認識を外し、一瞬で坊さんの背後に回り込む。
そして仕上げに!
「“雷指”」
モヒカンと同様、泡を吐いて崩れ落ちた。
残るは痛い方だけだ。
「・・・ふふふ、たしかにテメェは強えらしいな。だがな!!俺の連射から逃れられるやつなんざいねぇ!!覚悟しな!!」
そうして腕に集まった神力をザルドは開放した。
「“フレイム・テンペスト”!!!」
そうして放たれた数十の炎
直進方向で俺に襲いかかる。
・・・【鑑定】
・・・弱。
いや、これ何も付与能力ないじゃん。
ランだったら【爆発】と【加速】、さらに【自動追尾】まで加えてくるってんのに。
とりあえず全部避けるか。これたしかに全面的に炎ばら撒いてるけどあるところだけないんだよね。すなわち上である。
まずは普通にジャンプ。これで第一波を避ける。
痛いのがニヤリと口角を上げる。
「甘かったなぁ!!まだ神力は残ってんだよ!!」
そうして俺に向けて神法を放つ。ここで油断なく俺の周りを囲むように発射したことは褒めよう。だが・・・
「“飛脚”」
俺には意味がないんだ。
空中から俺は離脱する。
俺に当たるはずだった神法はあっけなく神力切れで消滅した。
「なぁ!!?」
読みが外れたザルドの驚愕の声があがる。
“飛脚”は空中を足場にする技。【空間機動】を“技”によって進化させたことによって生まれた技だ。
ちなみにこの技は使用を停止するか地面に着くまで発動され続ける。だから空中を蹴るたびに技名を言わなくていいのです。
そしてこれが俺の目当ての技だ。
これで俺は一旦地面に着地。その上で“陽炎”と“雷指”のコンビネーションで倒す。
結果、あっけなくやられる痛い方。
よし、これで全員気絶だな。
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