優しい手に守られたい

水守真子

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番外編

番外編 二年経っても恋してる (1)

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 結婚二年目は、一年目のような愚行は犯(おか)さない。

 亮一は部内の人間に共有されている自分のスケジュールの結婚記念日に、六か月前から「有給」と入力しておいた。可南子の了承を取って旅行を計画し、三カ月ほど前から休むと周りに念を押し続け、一泊二日で温泉旅行へと出掛けた。

 律儀に志波家への土産物を買った可南子は、お義母(かあ)さんに直接渡しましょうね、と土産が入った紙袋を肩の位置まで持ちあげて微笑んだ。
 白く美しい指が紙の取っ手を支える仕草のすべてが美しく、真夜中の濃い情交の残響が思考を絡めとり、嫌だという言葉を亮一は飲み込んだ。
 だが、その事を猛烈に後悔していた。

 ……俺がさっさと宅急便で送れば良かったんだ。

 玄関先で土産を渡し次第、可南子を車に押し込んで帰ろうとしていたのだが、案の定「一緒に、お茶をしましょう」と機嫌のよい朝子に勧められる。ルンルンとした声色だったが、亮一には命令に聞こえた。

 だから、可南子が「ご迷惑でしょうから、また今度」と言ったとき、亮一は柄にもなく心の中でガッツポーズを作った。だが朝子は笑顔を浮かべたまま『亮一が言わせているのだろう』と切れ長の目で亮一を睨みつけてきた。

 十分すぎるだろうと亮一は言いたかった。
 結婚してから実家に帰ることがあきらかに増えた。泊まってはいないが、盆暮れ正月には必ず顔を出している。
 おまけに可南子は少し遠出をすると必ず土産を買って志波家に出向く。亮一が実家に寄りたがらないので、可南子が気を使っているというのはあるかもしれない。

 朝子は最後の一押しのように、可南子の手を両手で取った。

「持っていこうと言ってくれたの、かなちゃんでしょう。本当に嬉しいのよ。かなちゃんの好きなお煎餅も買ってあるの」
「すいません。反対に気を遣わせてしまったようで」

 恐縮して目を潤ませた可南子に、朝子は息子に向けていた冷たい目とは違う、温かな色を浮かべた。

「可南子、帰ろう。その煎餅は腐らないだろ。また連休にでも来る」

 揺らいできた可南子を感じ取り、亮一は可南子を抱え込むように肩を抱く。
 だが、朝子は可南子の手を離さなかった。

「亮一さん」

 可南子は頬を赤く染めて、離して欲しいと目で訴えてくる。その可南子を愛しげに見つめると、可南子は諦めたような顔をして視線を足元に落とした。
 朝子が呆れかえった面持ちで亮一の顔を見ながら、可南子の手を離す。

 勝ち誇ったように亮一が片方の口角を上げると、朝子は腕を組んで対峙の姿勢を見せた。

 ……二人にしてくれよ。

 亮一は可南子に「帰ろう」と囁く。

 家に帰って可南子の華奢な膝枕に頭を預け身体を横たえる。伸びた絹のような髪を指に絡ませ、僅かに開く桃色の唇の動きを捉える。可南子の揺らめく瞳に映るのは自分の姿を見て、安堵の海に身を沈めるのだ。それから、たおやかな背中に手を回して細い腰を絡めとり、官能の息を少しずつ吹き込んで自分の腕に閉じ込めてゆく。
 その情景が鮮やかに浮かび下半身の熱情が大きくなるのがわかった。

「あ、かなちゃーーん!!!」

 周りの環境など顧みない、双子の女児の声に亮一は一瞬にして我に返り、額を抑えた。振り返らなくてもわかる、結衣の長兄の所の双子だ。
 すぐに帰ろうと玄関のドアを開けていたのが仇(あだ)になった。

「かなちゃんだ! かなちゃんだ!」
「おう、亮一」
「陽一(よういち)兄(にい)さん」

 亮一が逆らえない結衣の長兄の陽一が、双子の後ろから悠々と歩いてきた。亮一と変わらない背丈に体格。笑った時に出来る目元の皺は前よりも深くなったが、その魅力を失わせているわけではない。
 双子は亮一を押しのけるように可南子の腰に抱きついた。
 さすがに子供相手に意地になるわけにもいかず、亮一は可南子から離れる。

「かなちゃん、遊ぼう! 今日は結衣お姉ちゃんも来るんだよ。翔(かける)と一緒に」

 双子に視線を合わすように腰を低くしていた可南子は、翔の名前が出ると嬉しそうに亮一を見上げた。
 可南子のきらきらした笑顔を見て帰れなくなったと悟った亮一は、朝子が一歩も引かない人間であることを思い出す。
 朝子は勝者の笑みを浮かべていた。

「ああ、今日、かなちゃんが来るって結衣ちゃんにメールしたわね。そういえば」

 ……やられた。

 ギリッと睨んだが、後の祭りだった。



 結衣と広信は翔(かける)と一緒に本当に瀬名家に現れた。
 広信は亮一を見た途端に笑いを堪え、「何だ」と聞くと腹を抱えて笑い出した。

 女は女同士で固まり、その中心にいるのは子供だったので、巨大な壁が出来たかのように、亮一はますます可南子に近寄れなくなる。
 亮一がもうそろそろ帰ろうと可南子に声を掛けようとすると、双子は両手を広げて立ちふさがった。

『りょういちは、あっち!』

 昔の結衣が二人もいると、亮一は幼少時を思い出し眩暈を覚えて一歩下がる。
 父親からは部屋に棚を作りたいから手伝えと駆り出され、母親から食料の買い出しに車を出せと使われ、もちろんそばに可南子はおらず亮一は歯噛みする。
 大人数での夕食で隣に座ることも双子に阻まれた上に、食事の後も可南子は両手を引かれてどこかへ行ってしまった。
 さすがに可南子を取り戻そうとすると、父親からまた頼まれごとをされた。

 ……だから、家には寄りたくないんだ!

 亮一は適当に切り上げると、声を掛けて勝手知ったる瀬名家に入る。苦々しく思いながら可南子を探していると、一階の和室の前で身動きしない可南子を抱きかかえている陽一の後姿が目に入った。
 そのまま陽一が足を踏み入れたのは真っ暗な和室で、亮一は胃がかっと熱くなる。理性を介さないまま、先に口が動いていた。

「何をしてるんだ!」

 走って近寄ると肩を掴んで陽一を無理やり振り向かせた。
 陽一は亮一の形相に目を見開いた後、目尻に数本の笑い皺を作って静かに口を開いた。

「静かに。後、手伝え」

 そこで、亮一は可南子が完全に寝入っていることに気づいた。
 可南子は瀬名家の結衣の部屋で、食事の後も双子の遊びに付き合っていたらしい。よほど疲れたのか双子をベッドに寝かせると、自分はそのベッドに寄り掛かり肘下を枕にして、そのまま寝てしまったようだった。

 可南子を運ぶ前に亮一に連絡をした事、寝ながら咳をしていたので体調を優先した事などを淡々と説明され、子供に言い聞かせるような態度に、亮一はいたたまれなくなっていく。

 陽一がまったく起きる気配のない可南子を布団に寝かせると、亮一は起こさないように掛け布団を掛けた。
 
 廊下からの光が差し込むだけの暗い和室に、可南子の白い寝顔が仄かに浮かび上がる。
 深く寝入っている静かな呼吸に心配になり、亮一は手をかざして呼気を確認してから、可南子の顔にかかった髪を丁寧に払った。
 それを見ていた陽一は苦笑する。

「……だいたい、俺が亮一の奥さんをどうこうするわけがないだろ。広信から亮一が骨抜きにされたと聞いてたが目の当たりにしたのは初めてだな。昔は誰にも本気にならない」
「陽一兄さん、俺が悪かった。頼むから可南子の前でやめてくれ」

 寝息を確認したとしても、可南子に聞かせたくない事が沢山ある。
 陽一に促され和室を出ると、襖の中に可南子の姿が消えた。顔を歪ませると亮一は溜息をついた。

「自分はさんざん女を泣かせてきた癖にね。人の家で大騒ぎしてくれちゃって」

 突然、背後から現れた結衣は寝ている翔を抱いていた。
 思った以上に大きな声が出ていたらしい。亮一は結衣から目を逸らして、自分の口を撫でた。
 結衣の後ろでは楽しそうな笑みを湛えた広信が、手をひらひらとさせていて亮一はうんざりとしてしまう。

「……少ししたら、起こして連れて帰る」
「鬼(おに)」

 亮一がむっとして結衣を睨むと、結衣はそれを睨み返しながら重そうな翔を抱きなおす。日本人としては大きな体格の両親を持った翔は同年代の二歳児よりも大きいらしい。
 二人の睨み合いに苦笑しながら割って入ってきたのは陽一で、亮一の背中を一つ叩いた。

「子供が懐くからって子守りさせすぎた。悪かった。亮一が帰らないといけないなら、明日(あす)、かなちゃんは俺が送るよ」

 陽一が可南子を愛称で呼んだことに、亮一のこめかみが震えた。陽一が昔から異性に人気があった事を知っている亮一は、あからさまな拒否を顔と態度で示す。

「俺が一緒に帰るからいい。今日は泊まる」
「自分の部屋で寝てよ。ここで翔と私も寝るんだから」
「誰もここで寝るなんて言ってないだろう」

 ぶはっと結衣の後ろで、事の成り行きを見守っていた広信が堪えきれなくなったように噴き出した。

「まあまあ。落ち着いてよ、亮一君。かなちゃんが寝たのは、疲れていたのもあるだろうけど気を許してる証拠だよね。とりあえず、起こすのは止めよう。結衣がいた方が起きた時にかなちゃんも戸惑わなくて済む。合理的に考えようよ、いつもみたいに」

 広信がちょっとした嫌味を含ませてきたことで、亮一は勘づく。何か、言いたい事があるのだ。

「……広信はどこで寝るんだ」
「ここでは寝ないよ~。やだもう、その目怖い。僕は亮一と、亮一の部屋で寝るから大丈夫だよ」
「俺は大丈夫じゃない」
「もう朝子さんに了解とってるよ」

 広信の不穏な笑みに、亮一は天を仰いだ。言いたい事どころか説教だ。
 結衣は「可南子を大事にしているのは良いけど」とぼそりと言って和室に入っていった。
 陽一は亮一の肩をぽんと叩いて、頭を掻きながらその場を去っていく。

「あの亮一がなぁ」

 陽一のその一言は、重く響いた。
 ここには自分の過去がしっかりと根付いている。
 近寄りたくないのは、そのせいなのかもしれない。



 広信に引きずられるように志波家に戻ると、朝子が玄関で仁王立ちしていた。
 陽一に声を荒げた話がもう回ってきているらしい。どのルートかを考えるのも面倒だった。 

「あなたはかなちゃんをお歯黒(はぐろ)にでもすれば気が済むの? そして、鳥籠に閉じ込めておくの? ……ほんとに、結婚して二年も経つのに恥ずかしい」

 亮一は瀬名家の方向を見て、隣にいない可南子を思い眉間に深い皺を作った。

 ……鳥籠。

 可南子なら光沢のある羽を持った白くて美しい鳥だろう。
 きっと太陽にかざすと、羽は銀色に輝くはずだ。
 桃色の嘴で盛り上がった胸を啄み、丸く黒い目でまっすぐ前を見る。
 そして、肩に乗ったまま、羽を動かしはするが羽ばたかない。

 ……飛び立とうとすれば。

 亮一はじっと手を見る。 

「そういう趣味、僕は大反対!!」

 珍しく広信が足で蹴ってきた。太ももの裏に蹴りをくらって、亮一は前によろめいた。

「ほんっと、一度ちゃんと話そうと思ってたんだ。いい機会だよ」

 広信が自分の家のように気軽に靴を抜いて家に上がっていく。
 夜も長そうだと、亮一は自分も靴を脱いだ。



 朝子がドアをノックして部屋の前置いて行った缶ビールとポテトチップスは、大学時代によくつまんだものだった。
 気づけば三十二歳だ。亮一は懐かしさを感じながら、昔広信と二人でよく囲んだローテーブルの上に置く。
 それから亮一は片膝を立ててベッドに背を預け、本棚を懐かしげに見ていた広信はテーブルのそばに座った。

「片思い三年、家に連れ込んで一年、結婚して二年。もう相殺だ。そろそろ落ち着けよ」

 家に連れ込んでという箇所に亮一は顔をしかめる。
 広信が不意打ちで突然投げてきたビール缶は手に冷たかった。受け取ったビールを憮然と床に置くと、カーテンを閉めた窓の瀬名家の方向に視線をやる。

「ビールを投げるな。あと、落ち着いてる」

 その視線の先を見て、広信がくつくつと喉を鳴らす。

「ここで僕が結衣の相談をしていたのに。懐かしいな」

 ポテトチップスの袋を破りながら「コンパを頼まれてるんだ。亮一も来いよ」と気軽に広信は口にした。耳を疑ったが、開けた袋の口をこちらに向けている広信の表情から汲み取れるものはない。

「コンパと聞こえた」
「コンパって言ったよ。近藤、いるだろ。太って熊化してる面白い奴。周りが結婚し始めて焦ってて、紹介しろって煩いんだ」
「……俺、関係あるのか」
「あるかなぁ。近藤、かなちゃんを狙ってたね。亮一よりも先に、直接口説いてたよ」

 開いた口からは何も言葉が出なかった。喉に何かが詰まった気がしたが、気管が収縮でもしたのだろうと、静かに手を握ったり開いたりを繰り返す。
 いつの話だ、と思う。だが、聞いたところでどうするのだとも思う。付き合いそうになったのか。頭の中に墨がこぼれて斑(まだら)を作っていく。

「だから、怖い顔をするなよ。ちなみに夕食の後、かなちゃんに女の子を集められるかと聞いたら、ちょうど友達に頼まれていたらしくてすぐにメールしてくれたよ。で、友達から同席しろと言われているみたいで困ってた。気軽に相談できる旦那じゃないのかなぁ」
「……」
「旦那が丁度いい歳、男前、会社が良い。これだけ揃えば、気軽なコンパの打診は多かっただろうけど。なんでだろう」

 嫌味でしかない物言いに、うんざりとする。
 なぜ結衣に頼まなかったんだ、と言いかけて、結衣の肩に頭を預けて寝ていた翔の顔を思い出して止める。 

「亮一は、かなちゃんが日頃どんな様子で人と接しているのか見たらいいんだ。身内の間ではなくて」

 身内、と言いながら、広信は人差し指で円を描いた。志波家や瀬名家を指(さ)したのだろう。

 確かに、可南子が友達といる所は知らない。問題はそこではなかった。
 本当にコンパの話があったのだろうか。言い出せなかったのだろうか。

 広信がポテトチップスを噛んだ音で我に返る。部屋の天井を見つめる広信の顔に苦笑が浮かんでいた。今日、顔を合わせた人間に何度も向けられた表情だ。残像があざ笑うかのように、ぐるりと脳裏を一巡した。
 
「本当なら、かなちゃんを見(・)たいように見(・)える場所に縛り付けていたいんだよ。この変態」

 違う、と絞り出した声は不思議と弱かった。視線を落とした先で、缶ビールが汗をかいている。水滴が缶ビールの底に輪を描いてた。

 出張は相変わらずだった。地方の担当を増やされて毎週どこかに行っている。週末を跨ぐことは無いが月曜日から木曜日までも珍しくない。可南子と離れている時間が長くなる。帰宅して会う度に可南子は綺麗になっている気がした。笑顔が眩しく、心が満たされていく感覚はまったく色褪せない。

 メールをして返事があると嬉しい。可南子に『おかえりなさい』と言われると疲れが飛ぶ。可南子の笑顔を独り占めしたいとは思っている。

 そういった思考が蜘蛛の糸のように飛び出し、可南子に巻き付いて身動きを制限するのだろうか。可南子の細い指先がピクリと動くたびに、その縛りを強く、巻き付ける糸の繊維を太くしているのか。

「違う」

 亮一は首を振った。疲れていると思った。

「なら、コンパに行けるよね」
「可南子が行くなら行く。その前に、当事者同士で話をするようにできるだろ。子供じゃあるまいし。だいたい、結衣は広信がコンパ行くこと、なんて言ってるんだ」
「『こんちゃんを救ってあげて』」
「……尚更、コンパのセッティングまでしたなら、後は近藤の努力だろ」
「合理的だねぇ」
「そこまでお膳立てしてもらおうというのが甘い。自分で」
「それ、君が言えちゃうのかなぁ」
「……おい」
「僕がさ、三次会で『亮一!』って言ってあげなかったら、どうなってたんだろう」

 痛いところを突かれた。亮一は慎重に言葉を選ぼうとしたが見つからない。
 広信は大袈裟に瞬きを繰り返し、腕を組んで首を傾げている。
 亮一は立ち上がるとベッドの上に腰かけて広信をねめつけた。

「可南子が行くなら、行く。そこは変えない」
「了解。日にちは決め打ちで、居酒屋予約はさすがに近藤にさせるよ」

 広信はにっと笑って、腕を伸ばして背伸びをした。

「亮一が、陽一さんまで敵視するのは見ものだったね」
 
 広信は亮一が瀬名家の長兄を慕っているのを知っている。
 深くしみじみとした広信の声が耳の中にざらりと残って、羞恥が胸の中で多足類の姿を模して這いまわる。

 ……結婚して二年か。

 もっと、可南子といたい。
 好きな女から、好きと言われる。その多幸感は鎮まることなく、一定の余韻を常に体中に残し続ける。

 ……甘い菓子は苦手だったんだけどな。

 亮一は缶ビールを手に取ると、不意打ちで広信に投げた。
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