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しおりを挟む「お前なぁ、、、何してっ、ー」
口を塞がれる。視界いっぱいに日向の顔が映る。唇に温かさを感じる。
「ー、、、」
一瞬だっかもしれないが、時が止まったかのように感じた。
「っ!な、に、、してんだよ、、、」
「へへ、さっき出来なかったからしちゃった」
「おま、えなぁ、、、!」
キーンコーンカーンコーン
次は本鈴がなった。
「「あ」」
2人の声が重なり、顔を見合い笑う。
「あはははっ!」
「はぁー、たっく、、、ほら、立て」
俺は先に立ち上がり、日向に手を差し出す。
「ははっ、ありがとう」
そう言いながら、日向は俺の手を掴む。
「ほら、早く行くぞ」
俺は日向を引っ張って走る。
「やっぱ大和はかっこいいね」
「っ、んな事言ってる余裕あんのかよ、これから2人で仲良く怒られるんだぜ?」
「大和と一緒ならいいよ」
日向はそう言って、とても幸せそうな笑顔で笑った。
俺も、日向と一緒ならいいか、、、
なんて思うほど、こいつに惚れてると気づいてしまった。
「っ、置いてくぞ、、、」
そして2人は教室に向かった。その間も手を繋いだままだった。
その後、生徒指導の先生にめちゃくちゃ怒られたのは言うまでもない。
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