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どんな親でも会ってみたいからその他の女はモブ扱い。
しおりを挟む『目を覚ましたら赤ん坊になっていた。』
まてまて、何をいきなり言い出すとか思わないで30年ほど時間をくれないか?
なに?30年は長いだと??
30年などあっという間に過ぎて大賢者まで成長出来るではないか!!
??今の人の世では不可能?!
なんと嘆かわしいことだ・・・。
ん?俺が誰だと??
まさか分からんでは無いだろうな?!
かのヴィスターバにて真祖と畏れられながらも、崇められた俺のことを知らないとか無いよな??
な??!!
え?!知らない!?
なんで!?
え!?ここヴィスターバじゃないの?!
これは我にも誤算である。
まぁ、我の魔眼の1つである力を使えば大人までスキップだ!!
スキップしてみたは良いものの、思い出す限り我は3歳で育児放棄にあい、そこから何故か海外の傭兵に育てられたが、言葉を覚える度に大人が変わっていった。
まぁ、この世も弱肉強食の焼肉定食位を頼む程度に人のは争いがあることが分かった。
しかし、18歳で親無し無職、フリーター?という現状は無視できぬ!
イヤイヤ、親無しと無職は我慢できてもフリーターという我には何も出来る仕事が無いと言うのは我慢できない。
先ずは仕事探しだと思ったが歌伎舞という世界で誇る繁華街でなんだかんだでホストを始めた。
真祖としての力を使い、記憶の薄い母と父を上から拝み倒す為日夜努力をする。
普通のホストはお客様に来て貰うために営業の連絡をするようだが、我は違う。
すれ違う女性達に一声かえ我の魔眼である魅惑の魔眼を会わせるだけの簡単な作業だ。
この魔眼で落とせなかった異性はただ一人。我の母しかおらぬ。
つまりこの魔眼で堕ちない者は我の母親と言うことになる。
我はゆるりとこの時間を楽しませて貰おう。
因みに、我はホストとしての楽しみであるNo.発表や組数発表では不動の一位でかれこれ5年を過ごしている。
我はシャンパンコールなるものよりも、ビールでワイワイとイッキ飲みのコールの方が良いんだが、これは我が幼いのか、周りが大人すぎるのかは未だに分からぬ謎だ。
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