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1章
13. 不吉な予感
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思いがけずシャーロットの好感を得ていたことにホッとしたローズは、改めて「野ばらのクローゼット~運命の貴公子とワルツを」のゲーム内で使われていたキャラクター設定やストーリーを思い出していた。
シャーロットは野ばらの咲く森の中の城で育った。両親と、弟妹が6人。勇者の子孫というだけあって、一家は心身ともに強く、朗らかで働き者だった。
オルコット家はその昔、勇者である先祖が魔王を討伐した功労を称えられ、王から三響の家格を授かり貴族入りした。
勇者は世界を救った英雄なのだから、王は五響を与えようとしたが他の貴族の反対にあって三響になったらしい。それというのも、四響以上の家格を与えるとき、王は国の領地の一部も一緒に与えるため、他の貴族たちは自分の領地が減るのを恐れたのだ。また、領地を得たことで勇者が権力を持ち既存の貴族たちの脅威になることも恐れた。いつの時代も、人間とは強欲で狭量だ。
そういうわけで、王は貴族たちと対立するよりは妥協することに決め、勇者に三響を、領地の代わりに神秘の森とその森にある城を与えた。その森には不思議な癒しの効果があり、悪用されないようにずっと国の管理下にあった。王はその森を、勇者のような立派な人物になら安心して託せると、そしてせめて領地の代わりにと、オルコット家に授けたのだ。
そんな歴史のある森に、シャーロットと一家はつましく暮らしていた。
その森の中の城に、王太子が病気療養のために長期滞在することとなる。シャーロットが8歳、王太子が12歳のときだ。二人はこのときに出会い、強い信頼関係を結ぶことになる。シャーロットの恋愛対象の中でも、レジナルド王子はメインストーリーに絡む本命中の本命だ。
この辺りまで、どうやらゲーム通りらしい。
ローズはふと、シャーロットのドレスに目を向けた。……見覚えがある。ゲーム内でも出てきたドレスだ。ローズのドレスに比べれば、素材も装飾もとても貧相な上、シルエットやデザインが古めかしい。でも、胸元の刺繍がとても見事なのだ。鎖骨が美しく見えるように計算された、デコルテの優美な曲線に沿って、美しいラインのつる草と丁寧に刺されたいくつもの花、そしてリスや兎などの小動物がバランスよく配置されている。その刺繍上に、一つだけ金で出来た小鹿のブローチが留まっている。まるで刺繍から浮き上がってきたようで、素敵なアクセントになっている。
「あなたの着ていらっしゃるドレス、素敵ね。刺繍がとても美しいわ。図案も糸の運びも秀逸ね。小鹿のブローチの輝きが、刺繍に生命を吹き込んでいるかのようだわ」
ローズは思わず、口に出してしまった。その賛辞を聞いたシャーロットは、ピンク色の頬を染めてお日様のように明るく笑った。
「ありがとうございます、ローズ様! とても質素で見劣りするのはわかっているのですが、このドレスは私の一番のお気に入りなんです。母が私に遺してくれたもので……母の刺したこの刺繍が、私に勇気を与えてくれるんです。今回の舞踏会のテーマにぴったりで、良かった」
「お母様は、お亡くなりに……? あっ、ごめんなさい」
ローズは知っていて、わざと話を振った。そうとは知らないシャーロットは、デリケートな話題にもかかわらず愛想のよい態度を崩さず答えた。
「いいえ、いいんです。両親が亡くなったのは、もう三年も前のことです。近くの村で豪雨災害に巻き込まれて……」
ゲームでは「事故で」としか表現されていなかったが、シャーロットが三年前に両親を亡くしたのはゲームと同じだ。それならこの三年、シャーロットは6人の弟妹を育てながら懸命に生きてきたはずだ。そうそう、確か……あしながおじさん的な人が現われて、金銭的な援助を申し出てくれたはず。その「父の親友」を名乗るあしながおじさんは実は大公で、シャーロットが気を遣うのを恐れて身分を隠し、こっそり援助を続ける……。こっそりしているので大金を送るわけにもいかず、シャーロットは貧乏なままだが、大公の援助のおかげで弟妹を充分食べさせることができている。そしてあしながおじさんである大公は、恋愛対象の一人で――
そこまで思い出して、ローズはハッと息を詰めた。
大公は現王の弟で、同時にローズの母の弟、つまりローズの叔父だ。
(そうだわ、叔父様がシャーロットのあしながおじさんだわ!!)
今まで意識していなかった事実に、ローズは震えた。
叔父様は32歳で、未だ独身の、クールダンディだ。実をいうと、ローズの前世「蕾」がこの乙女ゲームをプレイしていたときの二番手の推しがこの大公だった。
ローズとして生まれ変わってから、叔父様と会うたびに懐かしい胸のときめきを覚えていたのは、そのせいだったのか!――と、ローズは今頃になって気付き、更に「そういえば……」と不安に身じろぎした。
目の前でニコニコしながら乙女二人の会話を静かに聞いているこの第二王子フィリップも、そして王太子のレジナルドもシャーロットの恋愛対象だ。あとは第三王子のセドリック、王国の騎士ギルバート、そしてストーリー中盤以降に条件を満たせば登場する異国の王子。
セドリックはまだ10歳だが、ローズとはいとこ同志ということもあって、もう何度も会っている。ギルバートとは話をしたことはないが、面識はある。
ローズはいつの間にか、じわじわと包囲されているような気がしてきた。
まずい。非常にまずい。関わりが浮き彫りになってきている。この状態で、どうやってスルーしろと? やっぱり今すぐ恥もプライドもポイ捨てして「お腹が痛いんですぅ!」とか泣き叫びながらおうちに帰ってその後数年幻の令嬢と化して引きこもるべきじゃないかしら、という思いがローズの脳内に炸裂する。
漫画的表現をするなら額に縦線を1000個くらい刻みながら、ローズはたらたらと汗をかいていた。もちろん、表向きはごく平静を装いながら。
(それに……それに、何か、忘れている気がする。重要なことを)
シャーロットのこの、質素でありながら懐かしさを感じる繊細なドレス。
壊れた馬車。
舞踏会。
ローズはそれら一つ一つが、何かの警告のような気がした。
シャーロットは野ばらの咲く森の中の城で育った。両親と、弟妹が6人。勇者の子孫というだけあって、一家は心身ともに強く、朗らかで働き者だった。
オルコット家はその昔、勇者である先祖が魔王を討伐した功労を称えられ、王から三響の家格を授かり貴族入りした。
勇者は世界を救った英雄なのだから、王は五響を与えようとしたが他の貴族の反対にあって三響になったらしい。それというのも、四響以上の家格を与えるとき、王は国の領地の一部も一緒に与えるため、他の貴族たちは自分の領地が減るのを恐れたのだ。また、領地を得たことで勇者が権力を持ち既存の貴族たちの脅威になることも恐れた。いつの時代も、人間とは強欲で狭量だ。
そういうわけで、王は貴族たちと対立するよりは妥協することに決め、勇者に三響を、領地の代わりに神秘の森とその森にある城を与えた。その森には不思議な癒しの効果があり、悪用されないようにずっと国の管理下にあった。王はその森を、勇者のような立派な人物になら安心して託せると、そしてせめて領地の代わりにと、オルコット家に授けたのだ。
そんな歴史のある森に、シャーロットと一家はつましく暮らしていた。
その森の中の城に、王太子が病気療養のために長期滞在することとなる。シャーロットが8歳、王太子が12歳のときだ。二人はこのときに出会い、強い信頼関係を結ぶことになる。シャーロットの恋愛対象の中でも、レジナルド王子はメインストーリーに絡む本命中の本命だ。
この辺りまで、どうやらゲーム通りらしい。
ローズはふと、シャーロットのドレスに目を向けた。……見覚えがある。ゲーム内でも出てきたドレスだ。ローズのドレスに比べれば、素材も装飾もとても貧相な上、シルエットやデザインが古めかしい。でも、胸元の刺繍がとても見事なのだ。鎖骨が美しく見えるように計算された、デコルテの優美な曲線に沿って、美しいラインのつる草と丁寧に刺されたいくつもの花、そしてリスや兎などの小動物がバランスよく配置されている。その刺繍上に、一つだけ金で出来た小鹿のブローチが留まっている。まるで刺繍から浮き上がってきたようで、素敵なアクセントになっている。
「あなたの着ていらっしゃるドレス、素敵ね。刺繍がとても美しいわ。図案も糸の運びも秀逸ね。小鹿のブローチの輝きが、刺繍に生命を吹き込んでいるかのようだわ」
ローズは思わず、口に出してしまった。その賛辞を聞いたシャーロットは、ピンク色の頬を染めてお日様のように明るく笑った。
「ありがとうございます、ローズ様! とても質素で見劣りするのはわかっているのですが、このドレスは私の一番のお気に入りなんです。母が私に遺してくれたもので……母の刺したこの刺繍が、私に勇気を与えてくれるんです。今回の舞踏会のテーマにぴったりで、良かった」
「お母様は、お亡くなりに……? あっ、ごめんなさい」
ローズは知っていて、わざと話を振った。そうとは知らないシャーロットは、デリケートな話題にもかかわらず愛想のよい態度を崩さず答えた。
「いいえ、いいんです。両親が亡くなったのは、もう三年も前のことです。近くの村で豪雨災害に巻き込まれて……」
ゲームでは「事故で」としか表現されていなかったが、シャーロットが三年前に両親を亡くしたのはゲームと同じだ。それならこの三年、シャーロットは6人の弟妹を育てながら懸命に生きてきたはずだ。そうそう、確か……あしながおじさん的な人が現われて、金銭的な援助を申し出てくれたはず。その「父の親友」を名乗るあしながおじさんは実は大公で、シャーロットが気を遣うのを恐れて身分を隠し、こっそり援助を続ける……。こっそりしているので大金を送るわけにもいかず、シャーロットは貧乏なままだが、大公の援助のおかげで弟妹を充分食べさせることができている。そしてあしながおじさんである大公は、恋愛対象の一人で――
そこまで思い出して、ローズはハッと息を詰めた。
大公は現王の弟で、同時にローズの母の弟、つまりローズの叔父だ。
(そうだわ、叔父様がシャーロットのあしながおじさんだわ!!)
今まで意識していなかった事実に、ローズは震えた。
叔父様は32歳で、未だ独身の、クールダンディだ。実をいうと、ローズの前世「蕾」がこの乙女ゲームをプレイしていたときの二番手の推しがこの大公だった。
ローズとして生まれ変わってから、叔父様と会うたびに懐かしい胸のときめきを覚えていたのは、そのせいだったのか!――と、ローズは今頃になって気付き、更に「そういえば……」と不安に身じろぎした。
目の前でニコニコしながら乙女二人の会話を静かに聞いているこの第二王子フィリップも、そして王太子のレジナルドもシャーロットの恋愛対象だ。あとは第三王子のセドリック、王国の騎士ギルバート、そしてストーリー中盤以降に条件を満たせば登場する異国の王子。
セドリックはまだ10歳だが、ローズとはいとこ同志ということもあって、もう何度も会っている。ギルバートとは話をしたことはないが、面識はある。
ローズはいつの間にか、じわじわと包囲されているような気がしてきた。
まずい。非常にまずい。関わりが浮き彫りになってきている。この状態で、どうやってスルーしろと? やっぱり今すぐ恥もプライドもポイ捨てして「お腹が痛いんですぅ!」とか泣き叫びながらおうちに帰ってその後数年幻の令嬢と化して引きこもるべきじゃないかしら、という思いがローズの脳内に炸裂する。
漫画的表現をするなら額に縦線を1000個くらい刻みながら、ローズはたらたらと汗をかいていた。もちろん、表向きはごく平静を装いながら。
(それに……それに、何か、忘れている気がする。重要なことを)
シャーロットのこの、質素でありながら懐かしさを感じる繊細なドレス。
壊れた馬車。
舞踏会。
ローズはそれら一つ一つが、何かの警告のような気がした。
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