【完結】醜い駐在さんと醜い私

 ここには、人が暮らしている

 動物が暮らしている



 木々は青々と生い茂り、しかし文明の発達により縦横無尽に人が行き来出来る世界

 世界の隅々までを人は暴こうと足掻き、そして現実にその殆どが人に曝された世界



 線路は続く

 世界の果て無き球体の上を



 空は近い

 飛び回る命を持たない大きな鳥が人々を空へ誘うから



 そう、ここは私たちが暮らす世界にとても似通っている

 けれど、ほんの少しだけ、私たちの暮らす世界とは違う世界



 ――これは、そんな世界の小さな国の小さな物語――


 容姿にも性格にもコンプレックスのある人間の女性(行き遅れ)と、竜人男性のもちゃもちゃたしたお見合い結婚物語。
 2万7千字程度の軽い読み物です。


 2012年になろうにあげていた作品ですが、言い回しを直した箇所があります。
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