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第二部 エリミア編
87 反乱者
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スミは、自身の大陸とシュリオンの事が嫌いな元老院メンバーを饒舌な話術でガルクの味方になるように、仕向けて、スミをリーダーとした軍隊を創った。そして、ガルクがシュリオンの宮殿に攻め込むのと同時に、シュリオンの味方である各大陸に宣戦布告した
スミ達の突然の反乱に、シュリオンの味方である大陸は劣勢だった
「スミ。そっちの様子はどうだ?」
ガルクはシュリオンの宮殿を攻めながら、スミに連絡していた
「順調よ。情報によると、宮殿と互いに応援要請しているらしいわ。敵はパニックになっているわ」
「だろうな。突然の奇襲だ。対応できるわけないな」
「この戦いは、短期勝負よ。時間がかかれば、人数的に不利。早く、シュリオンを捜しだしなさいよ!」
「誰に、指図してんだ?!テメェ!」
ガルクは、唯一王直属の軍隊である人達を複数相手しだした
「少し、待ってろ」
ガルクは戦争により、殺意や悲しみ、憎悪。全ての負の感情を周囲から、全て吸収して自らを強化した。そして、吸収された方はガルク達を殺す殺意が消えた。吸収されたフェルムス隊員達も殺意は削がれていたが、人と戦う事が心の底から大好きであり、快楽にすら感じている人もいた。なので、殺意は削がれても、幸せのために敵を捕まえ、殺すことができていた
「終わったぞ。で、何の話をしてた?」
「シュリオンを早く倒しなさい!」
「あぁ。俺様もそうしたいんだ。だがな、あいつの執務室に行ったが誰もいない。その上、騒ぎを起こせば出てくるかと思ったが、現れん!」
「相手は五感を操る幻術使いよ。本当は目の前にいるのに、いないように見せることも可能。誰もいないのに、殴ったり、殺したりしてるようにさせる事も可能。何でもありの、強敵よ」
「リッゾルをこっちに連れてくれば良かった。誰だ?!リッゾルをリンドルズ学校に行かせたのは!」
「あなたよ」
「は?俺様がそんな命令出すわけないだろ」
「今、リッゾルの話題になったから話すけど。アイリンからの連絡で、リンドルズ学校の足止めは順調だって。ただ、リッゾルが猛獣に返り討ちにあい、怪我を負ったらしいわ」
「使えねぇ奴だな!お前はどうなんだ?」
「さっき、順調だと報告したじゃない!」
「違う。お前は、使える奴か?俺様に貢献できるのか?」
「豹変中のあなたさえも、褒めるような活躍してあげるわよ!」
スミはガルクとの通信を切った。今まで、スミは自分の能力を使った事があまりないが。前線に出て、自分という存在を証明するために、能力を使いだした
スミ達の突然の反乱に、シュリオンの味方である大陸は劣勢だった
「スミ。そっちの様子はどうだ?」
ガルクはシュリオンの宮殿を攻めながら、スミに連絡していた
「順調よ。情報によると、宮殿と互いに応援要請しているらしいわ。敵はパニックになっているわ」
「だろうな。突然の奇襲だ。対応できるわけないな」
「この戦いは、短期勝負よ。時間がかかれば、人数的に不利。早く、シュリオンを捜しだしなさいよ!」
「誰に、指図してんだ?!テメェ!」
ガルクは、唯一王直属の軍隊である人達を複数相手しだした
「少し、待ってろ」
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「終わったぞ。で、何の話をしてた?」
「シュリオンを早く倒しなさい!」
「あぁ。俺様もそうしたいんだ。だがな、あいつの執務室に行ったが誰もいない。その上、騒ぎを起こせば出てくるかと思ったが、現れん!」
「相手は五感を操る幻術使いよ。本当は目の前にいるのに、いないように見せることも可能。誰もいないのに、殴ったり、殺したりしてるようにさせる事も可能。何でもありの、強敵よ」
「リッゾルをこっちに連れてくれば良かった。誰だ?!リッゾルをリンドルズ学校に行かせたのは!」
「あなたよ」
「は?俺様がそんな命令出すわけないだろ」
「今、リッゾルの話題になったから話すけど。アイリンからの連絡で、リンドルズ学校の足止めは順調だって。ただ、リッゾルが猛獣に返り討ちにあい、怪我を負ったらしいわ」
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