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かわいそうのくにの のぞみ
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さいごに、およぐのが とくいな のぞみさんを しょうかいします。
のぞみさんは あるくことができません。
だから ぼくのくにのひとたちは のぞみさんを かわいそうっていうよ。
「のぞみは あるけないから、このくにの すばらしいばしょに いくことができなくて かわいそう」
「のぞみは あるけないから、ともだちと はしって あそべなくてかわいそう」
でも、ぼくは のぞみと いっしょに およぐことが だいすきなんだ。
ぼくがみたことのないふかいうみのことをおしえてくれたり。
まだ みたことの ないさかなのことをはなしてくれたりするよ。
それを きくとぼくは とっても こころがうれしくなったり。
じぶんも いつか そのさかなたちを みたくなったりするよ。
それでね ぼくはときどき のぞみと うみにしずんでいく たいようを みながら とおいくにのはなし をするんだ。
のぞみは それを とってもよろこんでくれて。
いっしょに いったことのないくに にいこうって いってくれる。
ぼくは そのたびのことを かんがえると とってもうれしいきもちに なるんだ。
それでね のぞみは ぼくに おしえてくれるんだ。
「わたしはあるけないけれど、あなたといっしょにいろんなばしょにいけるよ。
たとえば、うみにかこまれた みなとまちで うみどりの うたをきけるよ。
たとえば、こおおりのうみへもいけるし なんごくのうみにもいける。
たとえば、たべたこともない おいしいりょうりも たべられるかもしれない」
そして、のぞみは ぼくといっしょに およいで だれもしらない ちいさなしまを おしえてくれたり
ぼくに もっとじょうずに およぐほうほうを おしえてくれる。
だから ぼくは のぞみが だいすき。
だけど、ぼくが のぞみを かわいそうと いわないから。
わたしのくにのひとたちは わたしにあるけないひとをおもいやるこころがない。
ぼくのことをかわいそうなこっていうよ。
のぞみさんは あるくことができません。
だから ぼくのくにのひとたちは のぞみさんを かわいそうっていうよ。
「のぞみは あるけないから、このくにの すばらしいばしょに いくことができなくて かわいそう」
「のぞみは あるけないから、ともだちと はしって あそべなくてかわいそう」
でも、ぼくは のぞみと いっしょに およぐことが だいすきなんだ。
ぼくがみたことのないふかいうみのことをおしえてくれたり。
まだ みたことの ないさかなのことをはなしてくれたりするよ。
それを きくとぼくは とっても こころがうれしくなったり。
じぶんも いつか そのさかなたちを みたくなったりするよ。
それでね ぼくはときどき のぞみと うみにしずんでいく たいようを みながら とおいくにのはなし をするんだ。
のぞみは それを とってもよろこんでくれて。
いっしょに いったことのないくに にいこうって いってくれる。
ぼくは そのたびのことを かんがえると とってもうれしいきもちに なるんだ。
それでね のぞみは ぼくに おしえてくれるんだ。
「わたしはあるけないけれど、あなたといっしょにいろんなばしょにいけるよ。
たとえば、うみにかこまれた みなとまちで うみどりの うたをきけるよ。
たとえば、こおおりのうみへもいけるし なんごくのうみにもいける。
たとえば、たべたこともない おいしいりょうりも たべられるかもしれない」
そして、のぞみは ぼくといっしょに およいで だれもしらない ちいさなしまを おしえてくれたり
ぼくに もっとじょうずに およぐほうほうを おしえてくれる。
だから ぼくは のぞみが だいすき。
だけど、ぼくが のぞみを かわいそうと いわないから。
わたしのくにのひとたちは わたしにあるけないひとをおもいやるこころがない。
ぼくのことをかわいそうなこっていうよ。
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